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Heero Yuyのブログ一覧

2011年02月24日 イイね!

亡国フォーラムにしか聞こえません

26日から開国フォーラム 政府がTPP参加への地ならし

 政府は26日から全国9カ所で、自由貿易に関する公開討論会「開国フォーラム」を開催する。政府は「平成の開国」の意義を直接国民に訴えることで、6月の環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)参加判断への地ならしとしたい考えだ。ただ、TPPをめぐっては農林族を中心に政府内でも慎重論が根強い。政府自身の腰が定まらないようでは、国民理解を得るまでの道のりは遠い。

 開国フォーラムは26日のさいたま市以降、3月21日まで、北海道、福岡など全9回の開催が予定されている。TPPの参加判断を前に、玄葉光一郎国家戦略担当相や海江田万里経済産業相ら関係閣僚自らが農業従事者の多い地方を巡り、経済連携の必要性を説く。経済界や農業専門家による討論会も行い、不安を払拭(ふっしょく)したい思惑もある。

 菅直人首相は24日に開かれた経済連携に関する閣僚会合で、開国フォーラムについて「農業の再生も含めて経済連携についてしっかりと国民の意見を聞き、こちらからも説明したい」と意欲をみせた。

 ただ、菅政権は閣内一致とはほど遠い。農林水産省の松木謙公政務官は同日、TPPへの参加反対などを理由に辞表を提出。同省の篠原孝農水副大臣もフォーラムについて「仕方ないから一回だけ出る」と、気乗りしない様子だ。

 また山田正彦前農水相らは同日、「TPPを考える国民会議」の設立を発表し、開国フォーラムと同じ26日から、全国約10カ所で対話集会を開くと発表した。野党議員も含め、200人前後の国会議員が参加を見込んでおり、日本弁護士連合会や日本医師会などにも参加を呼びかける。

 同国民会議は農林漁業への甚大な影響や食料安全保障、景観の維持に対する危惧を抱くとして、「TPPへの拙速な参加でなく、真に国益にかなう経済連携を求める」と主張している。

産経新聞より

>  政府は26日から全国9カ所で、自由貿易に関する公開討論会「開国フォーラム」を開催する。

まず第一に日本はこれ以上無いくらい開国しておりますし、関税なども他国に比べてはるかに低いのですが。ということで江戸時代の開国以来、鎖国などしておりません。なので、このフォーラム自体が無駄なのですが、どうも仕分けすらされてませんね。

> TPPの参加判断を前に、玄葉光一郎国家戦略担当相や海江田万里経済産業相ら関係閣僚自らが農業従事者の多い地方を巡り、経済連携の必要性を説く。経済界や農業専門家による討論会も行い、不安を払拭(ふっしょく)したい思惑もある。

メンバーも香ばしいですが、これじゃあまるっきり参加判断どころか、参加するから認めろと言わんばかりの説得行為にしか見えませんが。
参加判断が主だとするのであれば、TPP参加に関するメリット・デメリットを明確にするべきかと。

> また山田正彦前農水相らは同日、「TPPを考える国民会議」の設立を発表し

まだ生きてたんですか?この輩は。しかもどこの国民を指しているんでしょうかね?

> 「TPPへの拙速な参加でなく、真に国益にかなう経済連携を求める」

お前が国益なんて言葉を使うんじゃないって言いたくなります。
宮崎の畜産を壊滅させておきながら国益なんてどの口が言うのか。

こんなフォーラムを開いたり、国民会議なんか開くよりも解散総選挙をすべきかと思いますが。
Posted at 2011/02/24 22:25:33 | コメント(2) | トラックバック(0) | 時事関係 | 日記
2011年02月24日 イイね!

銃火器や兵器を使うだけが戦争ではない

水、土地…中国、やまない“日本乗っ取り”

 無防備な日本にヒタヒタと迫る黒い影。「外資による森林買収は北海道29件、神戸市1件の計30件(昨年12月・林野庁)」との調査報告があったが、これは“日本買い”の氷山の一角にすぎない。

 届け出が不要な1ヘクタール未満の私有林を次々と買い足す場合、日本で登記したダミー会社による買収、ファンド会社を通じて帰化人が買収した場合などもカウントされない。昨年夏、シンガポール在住の外国人男性が、山形県を横断する最上川の源流、小野川温泉の南西に広がる私有林約10ヘクタールを購入したことも、最近になって判明している。

 何より、外資であろうとなかろうとその多くが中国(&アジア系)マネーという事実&疑いは晴れない。なのに、日本は能天気すぎる。世界広しといえども、食堂やカフェで水が無料でサービスされ、ジュースに氷が入っている国は(ほぼ)日本だけなのだ。空気と同様、われわれにとって水はタダ同然の資源との位置付けかもしれないが、世界の水不足の現実、価値観とは大幅にズレている。森林法の改正はもちろん、国土と資源に絡む包括的な法整備をしない限り、調査に手間暇をかけるだけでは現在進行形の“日本乗っ取り”はやまない。

 今後、水源&水利、土地を奪取した中国に乱開発され、環境汚染&高い水を購入という悪(あ)しき時代が来るかも…(涙)。また、リゾートホテルや温泉旅館に宿泊を申し込んでも、日本人であるが故に「満室」と断られる事態もありえる。事実、中国系ホテルは“中国人(&華人)団体様御用達”で、日本人の宿泊客など、はなから考えていない。もっとも、せきがゲホゲホ吹っかけられた中華バイキングを、ガヤガヤうるさい食堂で食べるのは、こっちも御免だけれど。

 こわもてのロシアは、中国や韓国企業に対して北方領土への投資の誘致にも乗り出している。大国の欲望&実効支配の恐ろしさすらイメージできない、無為無策でヨレヨレな菅内閣には引導を渡したい。

産経新聞より

まずはじめに申しておきますが

戦争はとっくに始まっているんですよ。気づくのが遅かっただけ。

実際には始まっているのではなく、終わってないという方が正しいのですが。
何も銃火器を使ったドンパチだけが戦争ではありません。侵略戦争は経済的にも可能です。その実例がこの記事に載っていると思います。

> 世界広しといえども、食堂やカフェで水が無料でサービスされ、ジュースに氷が入っている国は(ほぼ)日本だけなのだ。

フランスの場合はレストランに言った際、水が欲しければCarafe d'eau(水道水の入ったボトル)を要求しないと出てきません。ただしジュースに氷は入っております。

こういう感じで上記の様なサービスを受けられるのは先進国でも極少数だと思います。ましてや日本の様に冷たい水が出てきたりとか公園とかでも飲めるというのは本当に少ないと思います。それだけ日本の上水道というのは発達しており、誰の手にも届くものとなっております。

> 今後、水源&水利、土地を奪取した中国に乱開発され、環境汚染&高い水を購入という悪(あ)しき時代が来るかも…(涙)。また、リゾートホテルや温泉旅館に宿泊を申し込んでも、日本人であるが故に「満室」と断られる事態もありえる。

かつて沖縄や日本のあちこちでゴルフ場の乱開発が起き、大きな問題になったのはそんなに遠い昔ではありません。あの乱開発が再度起き、水は一部の人間に堰き止められ、今までは誰でも手に入れられたものが、水源地が私有地となり、水道代+その水源地の使用料を払わなければ水が手に入らないという時代が来る可能性は非常に高いのです。また、その水源地が汚染されたり、最悪な場合は潰される可能性すらあります。ここは私有地だからという理由で。

また、日本人にとって温泉とのゆかりは深いですが、こちらのCATV系のテレビ局の一つであるLuxe TVというところでは以前、何度か温泉、煎茶道、茶道は支那起源だと言っている位ですから、温泉宿や源泉が乗っ取られた場合、日本人には法外な値段をふっかけたり、支那人の団体が来た際にはその時だけかけ流しにして、日本人のところには循環設備を導入せざる負えなくなる可能性すらあります。

支那人に和を尊ぶという意識などありません。利益を重視している以上、すべてがビジネスとして捉えられるでしょう。
平たく言えば

堀江貴文の様な拝金主義者によって水源地等が抑えられる

ということになるのです。

「水源が危ない」 狙われた最上川の源流 外国人が森林購入

木更津に「中華街?」 中国の土地買収深刻 ニッポンの無警戒さ浮き彫り

北海道の森林 外資が33カ所取得 自衛隊施設望む高台も

日本列島が日本人のものでなくなる

あなたに想像できますか?現在進行形で侵略は進んでいます。
Posted at 2011/02/24 19:26:49 | コメント(10) | トラックバック(1) | 時事関係 | 日記
2011年02月24日 イイね!

在外邦人を見捨てた政権

邦人退避へチャーター機派遣検討 日本政府

 日本政府は29日、エジプト滞在中の邦人旅行者らを帰国させるため、チャーター機を派遣する検討に入った。菅直人首相は同日、ダボス会議出席のために訪問中のスイスから前原誠司外相と枝野幸男官房長官に電話をかけ、「万全の対応をとるように」と指示した。

 前原氏は同日夕、訪問先の那覇市で記者団に対し、奥田紀宏駐エジプト大使から電話で邦人退避のためのチャーター機派遣の検討を要請されたことを明らかにし、「必要になった場合には対応できるように準備を指示した」と述べた。前原氏によると、エジプトに滞在する邦人は、旅行会社の団体旅行客だけでも2300人超。枝野氏は同日、首相官邸で記者団に対し、邦人の安否について、「悪い情報はない」と述べた。

 一方、外務省は同日午前、「中東・北アフリカ情勢に関する緊急対策本部」(本部長・前原氏)を設置して初会合を開いた。会合では、邦人保護などについて協議し、エジプト全土への渡航延期や滞在中の邦人に国外退避を勧める「危険情報」を出した。また、前原氏は同日昼から1泊2日の日程で沖縄を訪問していたが、同夜開催された2回目の対策本部の会合に出席するため、急遽(きゅうきょ)、日程を短縮して帰京した。

 菅直人首相は同日、スイスで開かれているダボス会議の講演で、「ムバラク大統領は改革をすると言っている。多くの国民と対話して国民が広く参加する政権をつくり、市民生活の平静を取り戻すよう期待している」と述べた。

産経新聞より

邦人500人が空港足止め 外相、駐日大使に対応要請

 前原誠司外相は30日午前、外務省にアブデルナーセル駐日エジプト大使を呼び、騒乱状態となっているエジプト国内情勢への憂慮を伝え、平和的解決を要請した。同時に、カイロから成田、関西両空港へ向かうエジプト航空便が欠航となり、約500人の日本人観光客が空港で足止めされていることを指摘、早期に対応するよう求めた。

 これに対し大使は面会後、記者団に「外出禁止令が解除された後、欠航した分も含め便を飛ばし、日本人を帰国させられるか検討したい」と述べた。

 前原氏は面会で「政府と国民双方が暴力的な行動を自制し、話し合いで安定した政権をつくることを強く望む」などと強調。「日本政府は、観光客や不要不急の在留邦人には、いったんエジプト国外に出てもらう決断をした」と説明し、早急に航空便を手配するよう要請した。

産経新聞より

少々古い話題で申し訳ありません。実は見落としておりましたOTL
何気にこの記事には落とし穴がありまして

http://twitter.com/#!/h_hirano/status/40177415451840512
菅首相がダボス会議に行ったのは1月28日。実はそのときエジプトでは約500人の邦人がカイロ空港で足止めされていた。そこで外務省が政府専用機を邦人救出に使おうと提案したところ菅首相がキレた。専用機はオレが使う。勝手にエジプトに行った奴をなぜ助けるのか、と。「週刊朝日」3/4より

http://twitter.com/#!/h_hirano/status/40179085019717632
困った外務省は前原外相と相談。外相は首相を説得したが、首相は聞き入れず、28日夕に出発し、30日午後に帰国。ここで許せないのは「勝手に外国に行った奴を政府専用機まで使ってなぜ救うのか」という発言。一国を代表する宰相の言葉とは信じられない。「週刊朝日」3/4より

http://twitter.com/#!/h_hirano/status/40180219956432896

外務省関係者の言。「国民を切り捨てるなんて首相として許しがたい。他国では救援機を送っている。一体何のための飛行機で費用はどこから出ていると思っているのか」と。これが市民派宰相、菅直人の正体である。「週刊朝日」3/4より

http://twitter.com/#!/h_hirano/status/40181419753873408

ついでにもうひとつ。政府専用機は2機あり、不測の事態に備えて1機は空のままついて行く。これを使ってダボス会議の帰りにエジプトに立ち寄り邦人を救出できたはずである。そうすれば話題になり、支持率も向上したと思われる。しかし、菅首相の頭の中には邦人救出の4文字はなかったのである。

天漢日乗様より引用

元が週刊朝日なので信ぴょう性に欠けるところがありますが少なくとも

1)政府専用機でダボスに行ったのは事実
菅首相、スイスへ出発=「第3の開国」決意表明へ
菅直人首相は28日夜、世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)に出席するため、スイスに向け政府専用機で羽田空港を出発した。

2)時期的にも合致
出発が1月28日、帰国が1月30日(リンク先が削除されておりますが、複数のメディアで30日帰国の文字が確認)

3)500人全員は運べないとしても、一部の人間を運ぶことは可能(少なくとも1機派遣することは可能)

4)政府専用機の本来の主旨から外れている(要人輸送だけのものではない)

特別輸送機B-747-400は、昭和62年に導入が決定され、「政府専用機検討委員会」において機種などの検討が行われ、購入が決定された大型輸送機です。主に内閣総理大臣などの要人輸送の際に運用されるほか、必要に応じて緊急時の在外邦人などの輸送に使用されます。平成16年度予算では通信航法装置改善として2機分の予算が付けられました。

航空自衛隊HPより引用

菅の発言の信ぴょう性は置いておいて、在外邦人の救出はしない(する気もない)、政府専用機を私物化している
参考:ダボスで響いた「開国」「絆」「最小不幸社会」
今、ダボス会議(世界経済フォーラム)から日本に戻る移動中に書いている。
(筆者注:政府専用機からインターネットへのアクセスも可能)

阪神大震災で日本国民を見殺しにした村山内閣とどこが違うのか

これが子ども手当、高速道路無料化、高校無償化等に釣られて選んだ民主党の正体なんですよ。

日本国民の生活も、日本国民の安全よりも、権力にすがりつき、自らの保身、党利党益のみを追求しているのが

民主党

なんですよ。チャーター機の手配で迅速な対応?ダボスにいるのであれば国民の救助こそ最重要課題なのではないのか。
あなたの生活が脅かされても民主党を支持しますか?

ちなみに阪神大震災のような大災害が起きても、これではっきりしたように、日本国民の命など軽視しているのですから。
Posted at 2011/02/24 17:49:34 | コメント(6) | トラックバック(0) | 時事関係 | 日記
2011年02月24日 イイね!

プジョー508 - どう見てもパクリ車にしか見えないんですが

【新型プジョー508】日本導入は6月、エンジンは1機種

 プジョー407と607の後継モデルとして開発された「508」のメディア向け試乗会が、スペインのアリカンテで開催された。ここでは試乗会に参加した自動車ジャーナリスト、岡崎五朗氏からの報告をニュース形式でお伝えしていく。

 プジョーの新しいデザイン言語を採用した新世代フラッグシップカーである「508」。その日本デビューは6月が予定される。

 ボディタイプはセダンとSW(ステーションワゴン)の2種類。エンジンは3種類の4気筒ディーゼル(1.6、2.0、2.2リッター)および1種類のガソリンの合計4種類を用意するが、日本仕様は1.6リッター直4・直噴ガソリン(156ps)のみ。トランスミッションは6速ATを組み合わせる。

 燃費や市場からの要求度を考慮した結果、すべて4気筒エンジンとし、6気筒の採用は見送った。ただし、ハイパワー志向の顧客のため、さらなる高性能エンジンの導入も検討しているという。プジョーは明言を避けたが、将来的には「RCZ」が搭載している200ps仕様の1.6リッター直4・直噴ガソリンも加わる可能性が高そうというのが岡崎氏の見解。また、2012年を目処にディーゼルハイブリッドの搭載も予定している。

Carviewより

かなり久々の車ネタです。まともに書けるかどうか…(;´Д`)
まずはこちらを御覧ください



これフランス版のロードテストなんですが外装のデザインや内装の感じをよく覚えておいてください。





どうみても、フロントと内装はAUDI、リアとサイドが3シリーズっぽいと思うのは自分だけでしょうか?

顕著なのが508の内装、特にナビの操作部分がAUDIのMMIを意識していますし、サイドのデザイン(特にセダン)がBMWのホフマイスターキンクそっくりだと思うのは気のせいでしょうか。

最近どうも安直に他社のデザインをパクッたのが多いと思うんですよね…(プジョー・シトロエン)

例1

New Citroen C4



VW Golf



例2

Citroen DS3



AUDI A1



MINI



日本車も個性がないと言いましたが、フランスも落ちたものですOTL
よっぽどルノーのほうが個性を感じると思うのは気のせいでしょうね。

Renault Megane


Renault Twingo RS


Renault Laguna Coupe
Posted at 2011/02/24 02:03:09 | コメント(5) | トラックバック(0) | プジョー | 日記
2011年02月23日 イイね!

小沢コージの支那工場見学記 - 違和感しか感じられない

中国工場見学記 レポート

「マジメさはもう日本人以上ですよ」

 私は東風日産の花都工場から立ち去る時、ずっと心に引っかかっていた質問を現地駐在員にぶつけてみた。

…ぶっちゃけ、中国製のクルマの品質ってどうなんですか?

「もう、日本の工場と全然変わらないですよ。パーツ品質は既に世界トップレベルですし、不具合率も5ppm、つまり発生率で100万分の5と日本と全く変わりません」

…でも労働者の質ってあるじゃないですか。

「それってイメージですよね? 今となっては中国人労働者の方が勤勉かもしれないですよ。今や日本の若い人の3K嫌いや労働意欲低下は止まらないし、中国人は元々がマジメな上に、上下関係は日本のサラリーマン以上。失敗した時のプレッシャーは物凄いんです」。

…じゃ、労働の量や安さだけでなく、質でも日本は負けてるってことですか?

「差があるとしたら働いてるのが30年のベテランか、6年目の新人かってことでしょうね。経験の差はいかんともしがたいし、いわゆる現場の“カイゼン”力では負けるかもしれない。その点は、離職率の高い中国は相変わらず不利でしょうけど」。

 私は中国工場に対して抱いていたイメージがバラバラと崩れるのを感じた。漠然と感じていた中国産=B級品のイメージ。それは未だに一部の服とか電化製品はそうで、明らかにデザインや質が悪いものも多い。だが、既にユニクロは中国産だし、先日会ったゲームプロデューサー曰く「プレイステーションは今やすべて中国製ですよ」。

 考えてみれば当たり前だが、今の問題は産地よりも、プロデュースが中国か外国かということの方が大きいのだ。実際、モーターショーで見ても同じ中国産でありながら、日本ブランド車の品質は高く、『CHERRY』『GELLY』など中国車はイマイチ。問題は設計クオリティにある。

 ついでになぜ中国産の日産車を入れないのかと聞いたところ、「単純に台数です。中国はずっと生産が販売が追いつかないので、日本に出す余裕がないんです」とあっさり。うーむ、もはやモノ作りの現場において、日本の優位性はほとんど残されていないのであーる。

2010年アメリカを抜き、最重要市場に!

 実は不肖・小沢コージは去年末、広州モーターショーに行った時、幸運にも2つの工場を見学する機会をいただいた。1つは飛ぶ鳥を落とす勢いの東風日産の花都工場。というのも日産は今や中国で一番成功している日本メーカー。2010年は初の100万台越えの102万台を発売、アメリカ市場を抜いて同社最大の販売国となった。伸び率にして実に35.5%!  09年がリーマンショックで落ち込んだ影響もあるが、とにかくハンパじゃない。

 そしてここ花都工場は広州市の上側、つまり北側に位置し、昨年は東風日産として年間66万台を生産。これは日本の九州工場と並ぶ同社最大級の規模であり、2012年には第二工場を増設して年産100万台レベルまで増強するという。東風日産は日本メーカーとしては遅めの2003年にスタートし、当時は年間6万台レベルだったというから、わずか7年で実に約15倍!! にまで広がったことになる。まさに驚異的な伸び率だ。

 具体的には、主にコンパクトカー系のティーダ、シルフィ、マーチや中国専用車のリビナほか、今回の広州で発表された新型サニーも作る予定で、従業員数は約5000人。

 そして2つ目は広汽ホンダ。こちらは広州に3つも工場があり、中国市場向けは黄埔工場と増城工場の2つで、今回行ったのは増城工場。こちらではアコードを始め、フィット、シティ、オデッセイなどを作っており、まだ年間12万台程度の生産だが、将来48万台程度にまで持って行く予定で、これまた超右肩上がり。

 とはいえ日産に比べると伸び率に差があり、聞くところによるとこれはホンダに広州汽車と別の、東風汽車と組んだ『東風ホンダ』があることに起因しているという。

 知らなかったが、今の日産が強いのは組む相手が東風汽車のみだからで、ホンダのように広州汽車と同時に東風汽車とも組むと、中国メーカー同志の足の引っ張り合いとなり、人気車種の取り合いが起きてマイナスもあるという。具体的には広汽ホンダでは日本版アコードを作っているが、東風ホンダではアメリカ版アコードという具合だ。見栄っ張りの中国ならではのトラブルだ。

 そのあたりの駆け引きは実に政治的で、日産はおそらく、カルロス・ゴーンという世界的タフ・ネゴシエイターがいればこその中国市場での成功とも考えられるようだ。

このままではクオリティでも中国に負ける?

 さて肝心の現場だが、今回、東風日産の花都工場で中に入れたのは完成車の組立ライン。塗装が終わったマーチやティアナと思われるボディに、ドアやインパネ、シートなどを取り付けていくわけだが、明らかにわかるのは人の多さ。ご存じの方も多いが、中国工場の最大のポイントは自動化率(機械がやる工数の割合)の違いで、塗装のような難しい現場はともかく、例えば組み立てラインの場合、日本工場の自動化率が98%なのに対し、中国工場では半分程度だったり、広汽ホンダの場合は溶接工程が一番異なり、日本では自動化率100%なのに中国では61%だったりするそうな。

 これは明らかに人件費の安さとフレキシビリティが原因であり、例えば広汽ホンダの場合、18歳の新入社員の月給は1700元+手当で2200元(2万6000円前後)と安い。しかも、人の場合、突発的に不具合があっても対応力があるため「先日機械が止まった時も驚くほどスムーズに流れた」(ホンダ)とか。

 とはいえもちろん給料は上がる一方で、感覚的には「年に10%ぐらい上がってる」と語る関係者もいるし、これが延々と続くとも思えない。しかし、中国は今ようやっと沿岸域の経済が世界レベルに追いつき始めただけで、内陸部はまだまだ。「今後は労務費が安いところを求めて、中へ中へと行くはずです」(ホンダ)とも言う。

 2010年に年間1806万台を発売し、1159万台のアメリカを抜いてとうとう世界トップの自動車消費国になった中国。聞けばその65%がビギナー、つまり“初の自家用車購入者”であり、20%が“増車”で、残りわずか15%が買い換えユーザーという恐ろしいデータもある。

 まさに老人と子供、日本とは全くメンタリティーが違うのだ。しかし、海を隔てた隣国で、しかも世界最大の“ビギナー消費者大国”。確かに目を付けない理由はない。

 今後私は、ますますもって中国自動車ウォッチャーになろうと誓った今回の工場見学だったのである。

Carviewより

正直、全文読んだ感想は違和感しか感じられませんでした。

> 「もう、日本の工場と全然変わらないですよ。パーツ品質は既に世界トップレベルですし、不具合率も5ppm、つまり発生率で100万分の5と日本と全く変わりません」

そのパーツを最初に作ったのはどこの国で生産したからでしょうか?はじめから支那でパーツを作ったなんてとても考えられません。

> 「それってイメージですよね? 今となっては中国人労働者の方が勤勉かもしれないですよ。今や日本の若い人の3K嫌いや労働意欲低下は止まらないし、中国人は元々がマジメな上に、上下関係は日本のサラリーマン以上。失敗した時のプレッシャーは物凄いんです」。

所謂ブルーカラーのイメージを不当に貶めたり、労働意欲を削いだのはどこのどなたでしたっけ?
希望が感じられない会社で労働意欲等わきますかね?
それに支那人は真面目だといいますが、その表向きの真面目さに騙されて、機密情報盗まれたりしませんでしたっけ?

> 例えば広汽ホンダの場合、18歳の新入社員の月給は1700元+手当で2200元(2万6000円前後)と安い。しかも、人の場合、突発的に不具合があっても対応力があるため「先日機械が止まった時も驚くほどスムーズに流れた」

その安さに釣られて支那進出して、人件費がさらに上がった際はどうするんでしょうか?仮に内陸地に進出したとしても、多額の投資をしている以上、撤退もままならない、人員削減もできない、技術流出はすでに起きているでしょうし、最終的には乗っ取られる可能性はかなり高いのですから。

>  2010年に年間1806万台を発売し、1159万台のアメリカを抜いてとうとう世界トップの自動車消費国になった中国。聞けばその65%がビギナー、つまり“初の自家用車購入者”であり、20%が“増車”で、残りわずか15%が買い換えユーザーという恐ろしいデータもある。

ちなみに支那はいつバブル崩壊するかわからない上に、支那でも反政府デモが始まりつつある以上、下手したら大混乱に陥り支那の経済が停滞する可能性も否定出来ないのですが。ましてや狂暴でモラルも低い支那人が多数いる以上、工場内でのサボタージュ行為等が起きてもおかしくありません。

参考:バブル、格差拡大、世界と軋轢…危うい経済大国・中国が世界を左右

あくまでも個人的な予測ですが、支那に進出した企業、バブル崩壊後はとても支那に残っていられるような状態ではないと思います。
どう考えてもこの記事

支那製自動車輸入に対する警戒感を下げるためのプロパガンダにしか見えません。
Posted at 2011/02/23 23:18:36 | コメント(10) | トラックバック(0) | 自動車関係 | 日記

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「スバル・三菱・スズキのAWD性能を比較してみた http://cvw.jp/b/205797/48144383/
何シテル?   12/15 22:42
どうも、在仏歴2X年を終えて帰国したHeeroと申します。 最近、みんカラの活動はほぼ冬眠状態です(;´Д`)
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