新型レガシィアウトバックの安全性能レビュー【改良されたアイサイトの性能はどう?】
新型レガシィアウトバックにはアイサイトという運転支援システムが装備されています。マイナーチェンジにより、アイサイトがver2から、ver3に進化。より安全に関して充実した装備となりました。この記事ではそのアイサイトについて、説明していきたいと思います。2017/12/13
カメラの視野が広がり、安全性能がアップ
衝突の危険があるとシステムが判断した場合、ドライバーに注意喚起を行います。それでも回避操作がない場合はブレーキ制御を行い、自動的に減速、停止するシステムです。前方車両との速度差が50km/h以下の場合、衝突回避または被害を軽減する機能があります。
クルーズコントロールは前のクルマとの車間距離を維持するシステムです。自動でブレーキやアクセルを操作し、車間距離を一定に保ちます。0~120km/hの幅広い車速域で機能するので、高速道路を走行中やノロノロ運転が続く渋滞時の疲労を軽減します。
高速道路や自動車専用道路での走行時、ステレオカメラで走行車線両側の区画線を認識し、ステアリング操作のアシストを行います。
約60km/h以上で走行している場合、車線中央付近を維持するようにステアリング操作のアシストを行い運転負荷を軽減します。
駐車スペースから出る時などの、シフトレバーやペダルの誤操作による急な飛び出しを抑制。発進だけでなく、後進も対応しているのが特長です。
後退時、車体後部に装着されたソナーセンサーが障害物を検知。衝突の可能性がある場合は、ナビゲーション画面への警告表示と警報音で段階的に注意を喚起します。回避操作が無い場合は自動的にブレーキをかけ、衝突回避または被害を軽減させます。
左右後方の死角も解消
レガシィアウトバックは前方だけの安全だけでなく、左右後方の安全にも力を入れています。以下のシステムで、左右の死角を軽減します。
車体後部に内蔵されたセンサーによって、自車の後側方から接近する車両を検知。衝突の危険があるとシステムが判断した場合、ドアミラー内側のLEDインジケーターや警報音でドライバーに注意を促します。
左右折時やコーナーリング時に視界の妨げにならないよう、フロントピラーの形状やサイドミラーの位置が最適化され、さらに三角窓がドアに内蔵されています。これにより死角が少なくなっています。
ステアリング連動ヘッドランプは、カーブや交差点を曲がる時、ステアリング操作に連動してヘッドランプの光軸を動かし、夜間の安全性を高めます。
実際に乗ってみた感想
スバルの安全性能のアイサイトは、様々な機能が装備されています。さすがに、全ての機能を試乗で試すことは出来ませんでしたが、一部の機能については確認できました。
スバルリヤビークルディテクションは、左右後方から接近する車両を認識する機能です。サイドミラーに装備されているLEDLEDインジケーターが点灯し、死角にいる車両を認識することができました。
車両が接近している状態で、車線変更しようとすると、LEDインジケーターが今度は点滅状態になりますが、それに関しては、危険なので、流石に試せなかったです。
全車速追従機能付クルーズコントロールはについても試してみました。速度を40km/hに設定してみましたが、前車との距離を一定に保つことで、快適に安全に運転することが出来ました。もちろんアクセルブレーキなしでの運転です。それ以外の機能に関しては、試せなかったですが、万が一のことを考えると安心ですね。
スバルの安全運転支援システムは一度味わってしまうと、装着していない車には戻れないかもしれません。特に全車速追従機能付クルーズコントロールなどはあると渋滞時の走行が楽です。もちろんアイサイトなどを過信しての運転は危険ですが、運転時の軽減を軽減してくれるシステムは素晴らしいと思います。
新型レガシィアウトバックの人気色をご紹介!【ディーラーに聞いてみた】
2017年10月にマイナーチェンジをおこなった、レガシィアウトバック。新色を含めて10色ものカラーラインアップがあります。この記事では、各カラーの特長と人気色について、説明していきたいと思います。2017/12/13
カラーバリエーションは10色もあり、豊富
カタログやホームページでのイメージカラーとなっているのが、新色として追加されたワイルドネスグリーン・メタリックです。この色は、簡単にいうと、深緑を若干明るくしたメタリックカラーで、アウトドアに非常に似合うデザインとなっております。草原が似合うカラーでもありますね。
深いグレーと、シルバーを混ぜたようなカラーで、こちらも、草原が非常に似合うカラーだと感じました。
茶色がかったカラーで、塗料にパールが含まれています。
深みのある落ち着いた赤色で、こちらも塗料にパールが含まれています。通常のカラーより32,400円高くなります。
いわゆるホワイトです。普通のホワイトより、パールが含まれているぶん、輝きが増しています。こちらも通常のカラーより32,400円高くなります。
深い青色で、どちらかというと、紺色という表現が似合いそうなカラーです。こちらも塗料にパールが含まれています。
スバルのシルバーといえばどのモデルでもこの色が基本となります。一般的なシルバーよりも若干青みがかったカラーとなります。
一般的なシルバーよりも少し濃い感じのカラーです。
プラチナグレー・メタリックよりもさらに濃いシルバーです。ブラックメタリックという表現がわかりやすいかもしれません。
いわゆる普通のブラックですね。どのカラーも大人っぽく、コンパクトカーによく設定されている明るいポップなカラーはありません。レガシィアウトバックには、落ち着いた大人っぽい色が似合いますね。
ディーラーに人気色を聞いてみました。
さて、レガシィアウトバックの人気のある色についてですが、筆者最寄りのディーラー含めて、何店舗かに、人気色をうかがってみました。
一番の人気色は、これは、どのメーカーもどのモデルにも当てはまりますが、クリスタルホワイト・パール、クリスタルブラック・シリカの白、黒系の色だそうです。その次に人気のある色はアイスシルバー・メタリックだそうです。
人気の理由についてですが、やはり買い替えや売却の際のリセールバリューに関係があるそうです。白、黒、シルバーは、買取や査定でも人気があるので、新車購入時でもそれらの色を選択する人が多いとのことです。要は、高く売れる色が人気があるということですね。
それ以外の人気のあるカラーですが、カタログでも使われているイメージカラーの「ワイルドネスグリーン・メタリック」をカタログを見て「この色いいね」となる方も多いそうです。
マイナーチェンジ前では、薄いグレーのタングステン・メタリックや、茶系のオークブラン・パールも人気があったそうですが、新色が追加された今後はどうなるのでしょうか?しばらくして、またディーラーに聞いてみても、いいかもしれないですね。
レガシィアウトバックには、落ち着いたカラーのクルマがたくさん用意されています。大人っぽいデザインの車なので、色も落ち着いたものを用意したのでしょう。大人っぽい色が似合うレガシィアウトバックですから、運転も大人っぽく、落ち着いた運転でのドライブが似合いそうですね。
新型レガシィアウトバック荷室レビュー【荷室の広さ、使い勝手はどう?】
レガシィ アウトバックは、ワゴンタイプですので、荷室の広さも期待できます。今回は、荷物の積みやすさや、使い勝手について説明していきたいと思います。2017/12/18
824mm×1175mmの大容量
レガシィ アウトバックの荷室の幅と高さは、荷室高が824mm、荷室開口部最大幅が1175mmです。高さのある荷物や幅のある荷物も楽に積むことができます。例えば、9インチのゴルフバックであるなら横に4つ、大型スーツケースも4つ収納できる能力があります。4人乗車でのゴルフや旅行では困ることはなさそうですね。
荷室の奥行きはシートを倒さない5人乗り状態では1062mm。後部座席を倒した状態では1653mmの長さがあり、かなりの長くて大きいものが収納できる形になっています。メーカーのホームページまたはカタログでは、170.2cmの釣り竿やフレームサイズ420mmの自転車が積まれている様子も紹介しています。
またシートアレンジにより、後部座席は片側だけ倒すことができます。後部座席の片側にのみ長い荷物を載せたいという場合に便利です。
車中泊にも向いている
シートを倒せばフルフラットになる形状ですので、車中泊にも向いています。シートを倒した状態でのフロントシートバックから荷室ボード後端までの数値は1974mm。工夫をすれば2人横になることも可能になると思います。
多少の汚れなら大丈夫だけど、水には弱そう
荷室の素材、触り心地に関してですが、荷物を積んでも、痛みにくいような素材でできています。擦れや引っ張りには強そうな素材のようですね。ただ、濡れや汚れにはあまり強くないかもしれませんので、濡れたものや汚れたものを積む際には、カーゴトレーマットや荷室のカバーなどを使うといいでしょう。
荷室の床下には、大型のサブトランクが設置されています。この大型サブトランクは、47Lの容量を確保しており、荷物の汚れなどを気にせず積み込むことが出来ます。
パワーリアゲートなので、荷物が詰め込みやすい
レガシィ アウトバック リミテッドには、電動で開閉できるパワーゲートが標準装備されます。荷物などで手がふさがっている時や離れた場所からでもスイッチ一つで荷室を開閉することができます。締まる音や作動音も静かなのでどのようなシーンでも使うことができます。
またメーカーオプションで、リヤゲートの開度を任意で設定できるメモリー機能も搭載しています。後方にスペースが無い場所など、リヤゲートが外に接触してしまうような時でも役に立ちます。
リヤゲートインナーグリップはリヤゲート内側のハンドルをグリップタイプとすることによって、握りやすさと閉めやすさに配慮した作りです。衣服やランプを吊り下げられるようになっており(耐荷重3kg)アウトドアシーンで役に立ちます。
様々なシーンで役に立ちそうなレガシィ アウトバックの荷室ですが、使い勝手も非常にいい作りです。フラットな作りで荷物も積みやすく荷室長もあるので、長尺物やかさばる荷物も積みやすいですし、車中泊に使えそうです。
ある程度のサイズの自転車ですと、後部座席を倒せば、車輪を外さずに積み込めることも非常にありがたいですね。リヤパワーゲートに関しても、荷物で両手がふさがっている場合などで、非常に役に立ちます。
欲をいうならば、今流行でもあるバンパー下に足をかざすだけで、リヤゲートを開閉できる機能があれば、なおいいかもしれませんね。
新型レガシィアウトバック試乗レビュー【アウトドアでの走りはどう?】
マイナーチェンジされた新型レガシィアウトバックのスペック、試乗した感想についてご紹介します。2017/12/14
新型レガシィアウトバックのスペックは?
2.5リッターDOHCエンジンを積むアウトバックの最大出力は175ps、最大トルクは24.0kgf-mとなります。2.5リッターエンジンとしては平均的なパワーですね。
新型レガシィアウトバックは全グレードで4WDとなり、さらにX-MODEというシステムが装備されます。では、X-MODEとは、どんなシステムなのでしょうか、ここではその特長などについて紹介していきたいと思います。
X-MODEは、あらかじめスイッチをONにしておくことで作動し、雪道や山道などのタイヤが空転してしまうような場面で、エンジン、トランスミッション、AWD、VDCを統合制御します。4輪の駆動力やブレーキなどを適切にコントロールし、悪路からスムーズに脱出することが出来ます。
また、下り坂などで車速が急にあがってしまうような場面では、ヒルディセントコントロールが作動し、ブレーキ操作に気をつかう雪道や砂利道の下り坂などでも、常に一定の車速を維持しながら下ることが出来ます。
スリップしやすい場所や急な下り坂などで、制御を車側に任せられドライバーはステアリング操作に集中できるのは、安心ですね。特にヒルディセントコントロールなどは、積雪がある街中でもかなり役に立つ装備だと思います。
走りが安定しており、悪路でも安心
新型レガシィアウトバックはシンメトリカルAWDという4輪駆動システムを採用しています。
シンメトリカルAWDとは、水平対向エンジンと左右対称のパワートレーンで構成されたスバル独自のAWDシステムです。
重心位置が低く前後左右の重量バランスに優れています。悪路では安心感を、高速道路では安定した走りを実現することが出来、コーナーなどではスポーティーなハンドリングを楽しむこともできます。
さらにAWDシステムには路面や走行状況に応じて前後輪に最適なトルクを配分するアクティブトルクスプリットAWDを採用。安定してコーナー進入ができ、滑りやすい路面での発進を助けます。
実際に試乗した際には、タイヤが制御されているという感覚はないのですが、気づかないところで、うまく制御してくれるのが素晴らしいところですね。
3つのドライブモードを搭載
レガシィアウトバックには、スバル独自のシステムとして、SI-DRIVEというものが搭載されています。これはどんなシステムかというと、気分やシーンに合わせて3つの走行性能を自在に選択できるシステムです。
インテリジェントモード(I):燃費や環境に配慮した運転が出来ます。
スポーツモード(S):素直で気持ちいい加速を楽しめます。
スポーツ・シャープモード(S♯):アクセル操作に対するダイレクトな反応と刺激的な加速を感じることが出来ます。
SI-DRIVEを順に試してみましたが、はっきりわかるほどの違いがありました。もちろん通常はインテリジェントモード(I)で十分です。これで不満に思うことは無いですね。
しかし、少しキビキビ走りたい時はスポーツモード(S)にすれば、スポーティーに走ることが出来ます。
スポーツ・シャープモード(S♯)を選択すると、アクセルレスポンスもかなり早くなり、気分が高揚します。とにかくエンジンを回して走りたいという時には、ぴったりではないでしょうか。
スポーツモード(S)や、スポーツ・シャープモード(S♯)は楽しめば楽しんだだけ、燃費も悪化する恐れがありますのでご注意ください。
スバルといえばAWDといわれるくらい有名ですが、実際に運転してみて感じたことは、特にAWDということを意識せずに運転できることでした。
AWDシステムやX-MODEが完全に黒子に徹している感じです。しかし、悪天候や滑りやすい道などで、レガシィアウトバックではない車と乗り比べればその差は歴然だと思います。
もし次回それらを試せる機会があれば、その時はまたレビューにてお知らせできればと思います。
新型レガシィ アウトバックの維持費【乗り出し価格、燃料代、月々のローン、車検費用はいくらぐらい!?】
2017年10月にマイナーチェンジされたレガシィ アウトバック。この記事では乗り出し価格、燃料代、月々のローン、車検費用についてご紹介します。2017/12/12
JC08モード燃費は、14.8km/l
レガシィ アウトバックは2.5リッターDOHCのエンジンを搭載するAWD(常時全輪駆動)モデルです。
最高出力は175ps、最大出力24.0kgf-mです。
2.5リッターエンジンとしては、標準的な出力とトルクといったところでしょうか。
ガソリンはレギュラーガソリンを使用します。
燃費に関してですが、JC08モード燃費は、14.8km/lです。
実燃費について、筆者の最寄りのスバルディーラーに聞いたところ、街乗りで7~8km/l、高速道路でおよそ12km/lだそうです。
なお実燃費に関しては、乗り方や環境によっても異なりますのでご注意ください。
月々の燃料代は?
では、月々の燃料代について紹介します。
ガソリン代はレギュラーの平均価格が約140円(2017年12月11日時点)なので、リッター140円で試算します。
燃費は実燃費を参考に街乗りと高速道路の間をとって10km/lとします。
月1,000km走行した場合、
1,000÷10×140=14,000円
月々の燃料代は約1万4,000円となります。
乗り出し価格はいくらぐらい?
さて、レガシィ アウトバックの乗り出し価格ですが、どれくらいになるのでしょうか?
スバルのホームページのオンライン見積もりを使って試算してみました。
レガシィ アウトバックのグレードにはアウトバックと上級グレードのアウトバックリミテッドがあります。
今回はアウトバックで見積もりを出しました。ボディーカラーはアイスシルバーメタリック、内装色はオフブラックです。
メーカーオプション、ディーラーオプションは載せない形での算出となります。
車両本体価格 3,294,000円
メーカーオプション 0円
ディーラーオプション 0円
自賠責保険料 36,780円(37か月)
自動車重量税 22,500円
自動車取得税 65,800円
自動車税(12月登録) 11,200円
登録諸費用 45,740円
リサイクル料金 13,900円
支払い総額 3,489,920円
以上の計算により、乗り出し価格は348万9,920円となります。
レガシィ アウトバックの月々のローン代は?
次に、月々のローンの支払いに関して、こちらもスバルのホームページで試算してみました。
ローンシミュレーションは、販売店によって異なるので、筆者は最寄りの販売店を選択して行う形で算出しました。
支払い総額348万9,920円に関して、頭金43万8,660円、ボーナスなしで、36回払いと、60回払いで試算してみました。
クレジット所要資金(商品代金から頭金を引いた金額)が305万円以上での支払いシミュレーションが出来なかったため、頭金43万8,660円となりました。
※金利に関しては、販売店、時期によって、変更される可能性もあります。
■36回払いの場合
クレジット所要資金 3,050,000円
金利 3.9%
初回支払額 90,309円
2回目以降支払額 89,900円×35回
クレジット支払総額 3,236,809円
■60回払いの場合
クレジット所要資金 3,050,000円
金利 3.9%
初回支払額 57,764円
2回目以降支払額 56,000円×59回
クレジット支払総額 3,361,764円
以上の価格で、ローンを算出してみましたが、値引きや、金利、オプションによっても異なりますので、参考程度でお願いいたします。
レガシィ アウトバックの月々の車検代は?
さて、レガシィ アウトバックを購入すると、まずは購入後から3年後、それ以降は2年ごとに車検を受けなければなりません。
では、車検にかかる費用はどのくらいなのでしょうか?
諸費用含めて、分かる範囲で、筆者の最寄りディーラーに聞いてみました。
3年目の初回車検でかかる費用(概算)
重量税 34,200円
自賠責保険料(24か月分)25,830円
車検更新手数料 10,800円
印紙代 1,100円
整備代金 おおよそ40,000円~50,000円
初回車検では、以上のような金額がかかるようですが、新車購入時に5年のメンテナンスパックにあらかじめ入っていれば、整備代金、車検更新手数料などが無料になるそうです。
税金以外の車検費用に関しては、販売店によって異なってくる可能性もありますので、参考までにしていただけるとありがたいです。
まとめ
レガシィアウトバックは2.5リッターエンジンでAWDのため、それほど燃費は良くないイメージですが、一昔前の同じクラスの車と比べると、燃費はいい方だと感じました。
車検に関しても、ボディの重さで異なる重量税以外は、他のクラスの車とそこまで変わらないので、維持費をそこまで気にする必要なく乗れるのではと思いました。
新型レガシィ アウトバック外装レビュー【 ライトが動いて夜道の見やすさがアップ!】
2017年9月にマイナーチェンジが発表された、レガシィ アウトバック。今回の記事では、見た目や機能の変化について、お伝え致します。※画像はすべてアウトバックリミテッドです。2017/12/12
フロントマスクの変更はほとんどない
今回のマイナーチェンジでは、グリル、バンパーを含めたフロントマスクについては、ほとんど変更ありません。それだけ完成されたデザインだということでしょう。
ヘッドライトに変更点が…
変更されたのはヘッドランプです。安全性に重点を置いた変更が行われました。太陽光に近い白色光のLEDハイ&ロービームランプを標準装備し、夜間やアウトドアでも明るく照らすことが可能です。
このLEDハイ&ロービームランプは、アダプティブドライビングビームを採用し、ヘッドランプに内蔵されたシェードによって、前方車両に当たる部分を遮光し、そのほかの部分はハイビームで照射することが出来ます。
ステアリング連動ヘッドランプを装備
またステアリング連動ヘッドランプも装備されています。ステアリング操作に連動しヘッドランプの光軸を動かすので、カーブや交差点など見通しの悪い場所で、車両や歩行者を素早く認識することができます。
上記以外に、ポップアップ式ヘッドランプウォッシャーが標準装備され、ヘッドランプの汚れを瞬時に取り除くことが出来ます。
フォグランプ周りはブラックの樹脂で覆われて、SUVらしい見た目となります。
アンダーカバーも装備され、アウトバックはブラックの樹脂、アウトバックリミテッドはシルバーが施されます。
ドアミラーが暗闇でも目立つ新デザインに変化
レガシィアウトバックには暗闇でも目立つLEDサイドターンランプ付電動格納式リモコンカラードドアミラー(ターンインジケーター付)が標準装備されます。
ホイールについてですが、標準グレードには17インチ、リミテッドには18インチのダークメタリック塗装+切削加工ホイールが標準装備されます。
サイドスカートは、アウトドア使用を想定された、ブラック塗装の樹脂製となります。
そのためか、アウトバックのサイドの外観はかなりワイルドです。
サイドスカートの上部に配置されるクラッディングですが、アウトバックはブラックの樹脂製、アウトバックリミテッドはメタル調のガーニッシュとなります。
ドアハンドルは、アウトバック、アウトバックリミテッドともに、ボディ同色のドアハンドルとなり、アウトバックリミテッドのドアハンドルに関しては、照明付きとなります。
リアのデザインはほぼ変更点なし
リアのデザインに関しては、マイナーチェンジでの変更はほぼありません。
LEDリアコンビネーションランプを標準装備し、LEDの光により悪天候でも後続車に自車の存在をアピールすることが出来ます。
なお、濃霧の際に役に立つリアフォグランプについても、標準装備されます。
マフラーに関してですが、マフラー自体が存在を主張することはなく、控えめに下方向に向いた形状となります。
リアのクラッディングについてですが、アウトバックはブラックの樹脂で出来ており、アウトバックリミテッドに関しては、メタル調のガーニッシュとなります。
ルーフスポイラーも標準装備され、キャリアに載せた荷物が当たっても傷が目立ちにくく実用性を高めた作りとなっています。
まとめ
今回のマイナーチェンジは、安全装備を中心に変更が行われたため、フロント、サイド、リアともに、見た目の変更はほとんどありません。それだけに完成されたデザインだと言えるでしょう。
SUVとして、アウトドアがとても似合う力強いデザインですが、それでいて街中でも違和感ないようなモデルだと思います。
スバルのフラッグシップモデルとして高級感も抜群で、見た目の満足感もかなりのものでしょう。
原文が2017年12月のモノっていうんだから古くて当たり前かw
【スバル伝家の宝刀】新型アウトバック準備万端 日本発売は2020年初頭か
セダンの新型レガシィ(日本名レガシィB4)が2019年2月のシカゴショーで発表されたが、本命のクロスオーバーモデル、アウトバック(日本名レガシィアウトバック)はまだ発表されていない。
レガシィアウトバックは、ステーションワゴンをベースにリフトアップし、フロントバンパーガードやサイドステップ、リアバンパープロテクターなどを装備して、クロスオーバースタイルに仕立てたもので、1994年に登場したレガシィグランドワゴンがこのジャンルの先駆けだ。
ボルボV70XC(1997年登場)やアウディオールロードクワトロ(1999年登場)とともに、北米を中心に日本でも人気モデルとなっている。
そこで、ちょっと気が早いかもしれないが、新型レガシィB4ベースで、新型レガシィアウトバックをCGで製作。レガシィアウトバックがどんなモデルになるのか、迫ってみたい。
文/ベストカー編集部
写真/スバル
初出/ベストカー2019年3月26日号
CGイラスト/ベストカー編集部
■新型プラットフォーム、SGP採用で劇的に変わる!!!
新型レガシィ(北米仕様)
2019年2月8日のシカゴショーでワールドプレミアされた新型レガシィ(日本名レガシィB4)。歴代7代目となる新型は、エクステリアをキープコンセプトとしながら洗練性を高め、より上級移行を意識した内容となっているのだが、こうなってくると気になるのがクロスオーバーモデルとなるアウトバック(日本名レガシィアウトバック)だ。
初代アウトバックは日本では2代目レガシィのグランドワゴンとして登場、以後は3代目レガシィでランカスター、4代目レガシィ以後はアウトバックに改称されて一定層から熱烈な支持を得てきた(ちなみに、グランドワゴンから日本での3代目アウトバックまでは北米でセダン仕様も存在した)。
グローバルではアセントに続き、ターボモデルでスバルグローバルプラットフォームを採用することになる新型レガシィB4だが、当然レガシィアウトバックもその恩恵にあずかることとなり、走りの性能や剛性感などはかなりレベルアップしてくるだろう。
具体例を挙げると、新型レガシィB4ではボディ骨格を強固に組み立ててからアウターパネルを溶接する「フルインナーフレーム構造」をスバルモデルとして初採用、軽量化と高剛性化を両立して、動的質感を大きく向上。
また、足回りではアルミ製ロアアームや新設計ダンパーを採用し、ハンドリング性能と乗り心地を大きく進化させているが、アウトバックもレガシィB4同様に進化するはず。
ボディサイズ自体はレガシィB4も現行型(全長4800×全幅1840×全高1500mm)から新型(同4840×1840×1500mm)へはさほど変わらず、ホイールベース2750mmは新旧同じであり、アウトバックも現行からサイズは大きく変わらないだろう。
新型レガシィアウトバック(予想CG)
■3.6L、6気筒が廃止され2.4L、4気筒ターボに置き換わる
新型レガシィにはブラッシュアップされた2.5L、NA水平対向4気筒のFB25型に加え、北米専売の3列シートSUV、アセントにも搭載されている264ps/38.2kgmの水平対向4気筒直噴2.4Lターボ、FA24型が、従来の6気筒3.6L、NA(EZ36型、日本仕様はなし)に換わって採用されている。これらのパワートレーンが新型アウトバックにも搭載されることは、ほぼ間違いないだろう。
■大型のタッチパネル式縦型ディスプレイが特徴!!
インテリアも新型レガシィに準ずるものになるだろう。3層のソフトパッドが採用され、質感が向上したインパネのほか、11.6インチのタッチパネル式縦型大型ディスプレイ、スマートフォン感覚で快適に操作できるHMI(ヒューマン・マシン・インターフェイス)を備えたインフォテイメントシステムもアウトバックにも採用されるはずだ。
北米仕様の新型レガシィには「Apple CarPlay」「Android Auto」に対応するほか、「SUBARU STARLINK」を拡充して新たに「Smart Device Link」に準拠するアプリに対応。スマホのOSを問わず、多彩なアプリ体験を提供するという。
もちろん、最新のアイサイトや、ドライバーの居眠りや脇見運転を検知して安全運転を支援し、ドライバーごとに登録したシートポジションやドアミラー角度、空調設定をドライバーを検知して自動調整するドライバーモニタリングシステムも採用している。
北米だけでなく日本での販売面の主力もレガシィ(B4)ではなく、アウトバックであることから新型アウトバックへの期待は大きい。
車名に関しては、現在北米など海外ではレガシィ、アウトバック、日本ではレガシィB4、レガシィアウトバックとなっているが、世界共通の車名にすることが世界の潮流になっているので、日本での車名がレガシィB4のB4を取ってレガシィに、レガシィアウトバックも単なるアウトバックになるかもしれない。
新型アウトバックの登場は2020年初頭! 早くその進化ぶりを試してみたい!
フォレスターとかとの住み分けを考えりゃ2.4のターボオンリーで良いんじゃないかい?
Posted at 2019/03/20 19:45:31 | |
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富士重工 | 日記