
←ドラミでコース解説をする高木真一選手。
(前回までのあらすじ)
雨の中、まだ暗い午前6時に続々と鈴鹿に集結する参加者たち。どうなるモニャゾー!?
続々と参加者が集結しつつあっても、鈴鹿のピットは数がかなりある。狙いどおり参加者用ピットの中で最もコントロールタワーに近いブロックをゲットし、走行準備開始。7時から受付開始でエントリー表を見ると各クラス35台ずつくらい。これなら自分のペースで走れそうだ。
8時からドラミで旗の説明。鈴鹿はなぜ青旗を使用しないのだろう? ところで、今日のゲストドライバーは誰かな? 前日にもてぎでS耐があったし、今週末は鈴鹿でFポンがある。「S耐にもFポンにもエントリーしていないGTドライバー」という予想をしていたら、正解!!
ARTAガライヤの高木真一選手だった。
高木真一選手と言えば、1991年鈴鹿のあんぐさんのレースリザルトに名前が載っていた人だ。あんぐさんはすごい人と同じ土俵で戦っていたんだなーと実感。
走行前の高木選手の注意事項の要旨は次のとおり。
・今日みたいなウェット時は、路面は乾いても縁石は濡れていて滑るので注意。
・プロはコーナリング速度をギリギリまで詰めるのでアウトに飛び出るケースが多いが、アマチュアは立ち上がりのイン巻きが多いので注意。
・特にイン巻きが多いのは、2コーナー、逆バン、スプ2。
ドラミの後は同乗走行希望者によるジャンケン大会。モニャゾー、見事に勝って、
同乗走行ゲット!! しかし、どの枠で同乗走行してもらいたいかというと、考えることは皆同じ。1回自分で走ったあとの2枠目の前が希望だったが、ジャンケンに負けて、1枠目の前か最終4枠目の前のどちらかを選択することに。4枠目の前では遅すぎると思って、それならということで1枠目の前を選択。
あとで冷静に考えると、1枠目の前ということは、慣熟走行もまだしていない冷え切ったクルマをプロにドライブしてもらうことになる。しかも、路面は乾きつつあるとはいえ、まだセミウェットかもしれない。どうせならドライ時にドライブしてほしい。
まあ、決まったことは仕方がない。9時にCグループの走行から開始。路面はドライになっていた。ピットはこの段階でもまだ空いていた。キャンセルがある程度出て、キャパ135台に対して参加台数が100台ちょいなので、空きがあるのも当然。
最もコントロールタワー寄りのピットはREV取材車両用で、モニャゾー号はその隣のブロックだったのだが、REVピットではゲストの高木真一選手のほか、取材車両をドライブする加藤寛規選手。現役引退した田中実さんなどの顔が見える。
わずか一週間前の富士GT最終戦で壮絶な戦いの果てに年間王者を逃した高木真一選手と加藤寛規選手。そのレース記事が掲載された週刊オートスポーツ誌を昨夜鈴鹿のホテルで読んで寝たのだが、今日はその戦いの主役たちが目の前にいる。
同乗走行をしてもらう前に少しでもクルマを温めておこうと思い、パドックの駐車場をグルグル回って、ウォームアップ。10ヶ月ぶりの鈴鹿は、自らの慣熟走行ではなく、いきなりプロドライバーの同乗走行から始まる。
高木選手にあいさつし、簡単にクルマの仕様を伝え、「岡国の近くに住んでまして・・」などと自己紹介。「ところで今日は何周してもらえるんでしょうか?」と尋ねると、「さ~、何周なんだろうね? 何も聞いてないんだけど。何周してほしい?」とのこと。
意外にアバウトなREV走行会。とてもいいです(笑)。「
時間がある限り目いっぱい周回してください!!」と答えてクルマに乗り込む。
「今回は鈴鹿何回目なの?」と高木選手。「あ、17回目ですっ!!」と答えると
「え゛ーっ!! そんなに走ってんすかーっ!?」とめちゃめちゃ驚かれました。それもそのはず、先ほどのドラミで高木選手が「鈴鹿初めての人、手を挙げて」と言ったら半分以上の人が手を挙げてましたので。
さ~、Bクラスの慣熟走行が終わったところで、Bクラスに混じっての同乗走行スタートです。次回、高木真一選手が鈴鹿フルコースでモニャゾー号をドライブ!! 一体どんなことになるのか、乞うご期待!!
~つづく~
Posted at 2007/11/15 19:54:56 | |
トラックバック(0) |
鈴鹿 | クルマ