
12月9日、ハローワークに求人票の本登録を行いに行きました。
そもそも厚生労働省の労働基準監督署以外の機関との相性が悪いのと、以前、求人票を登録しようとして、あまりにも実態とかけ離れた規定に愕然として無駄な時間を使いたくなくて取り止めたことがあり、最初から嫌な予感がしかありませんでした。
今回、どうしても求人票を登録しなければならない事情があり、我慢して手続きしたのですが、案の定いろいろとありました。
まず勤務形態
うちは派遣は原則やらないので、我々の業界の通例で請負と書いたのですが、これが規定上の請負じゃないと始まりました。
仕事の流れとしては、発注元の依頼を受けて、依頼内容に即した作業を行う契約なんですが、これは下請けで請負じゃないとのこと
下請けって請負作業をしているんじゃないんですかね
????だらけです(苦笑)
次に休暇
土日、祝祭日以外に、GW期間(祝日が連続しないような場合、連続して休めるように休日設定を行っている)、夏季期間(7~9月の期間に概ね5日休めるように配慮している)、年末年始期間(システム切替等で対応が必要な場合以外は、金融機関営業日を参考に休日指定し、システム切替等で対応した場合は、1月に代替日を指定し休めるようにしている)に、休めるように配慮しているのですが、これが固定でない(日にち限定でない)として、年間休日日数に含めるなとのこと
ここ数年の実績を示したんですけどね(苦笑)
賃金も大きな認識齟齬
当方は年俸制ですが、労働基準監督署の指導により、ベースとなる時間給相当の額を規定し、その金額に月の平均時間数160時間をかけ、さらに見込み残業として40時間分を時間給相当の額に1.5倍をかけた(通常残業は1.25倍、深夜、休日は、1.5倍なので、障害対応等で連続することを考慮し1.5倍を一律にかけている)金額で算定し、両方を合算し、ベースの月額としています。
これが多く支払い過ぎていると始まりました(苦笑)
年俸制なんで、例えば年俸240万、月額相当20万と計算できないとダメ
いやいや、それじゃダメって、ハローワークさんと同じ管轄省配下の労働基準監督署の指導なんですけどね
また、手当もいろいろと
大きかったのは、交通費
当方は、複数個所に立ち寄る場合があるので、申請された通勤ルートの定期代を超える額を交通費相当として支給しているのですが、これがダメ、実費しか払うな…
挙句、世の中の平均賃金より多過ぎる…
業界的には、安い方で、申し訳なく思っていたんですけどね
もうなにを言って良いのか分かりません。
更に福利厚生
当方は、試用期間が終わった方には、会社負担で共済の傷病保険に加入して頂き、万が一の病気や怪我(勤務中であるか否かは問わず)に備えています。
この制度が曖昧って指摘されました。
更に、希望者には年金型の共済加入を斡旋し、その掛け金に相当する分を支給していますが、これも額が固定じゃないので…とか(苦笑)
結局、かなり実態とは異なる内容になりましたが、面倒なのでハイハイと聞ける部分は聞いて、言われるままに訂正しましたが、多く休暇を与えたり、多く賃金を払うこと、福利厚生を手厚くすることで、ダメって言われるのは予想外でした。
あと、こんなにイヤな想いをして求人票を登録したいと思います?
ハローワークって、雇用促進、雇用改善を阻害することに命を懸けているのではないか、失業率が悪化するのは彼らの仕事の仕方も一因じゃないかと、改めて思いました。
127195
Posted at 2020/12/13 04:41:56 | |
トラックバック(0) |
今日の出来事 | 日記