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1月13日、防衛省・統合幕僚監部は、PFI方式により契約している民間船舶による 災害派遣活動について、発表しました。

以下、発表本文です。

自衛隊は、令和6年能登半島地震に係る災害派遣活動において、PFI方式により契約している民間船舶「はくおう」を七尾港に派遣し、東部方面隊（埼玉県朝霞市）PFI船舶支援隊が石川県と協同して、令和6年1月14日（日）から当面の間、被災された方々への休養施設を開設します。
同日より、被災された方々にご利用いただく予定です。
また、民間船舶「ナッチャンworld」も被災市町に派遣されている国及び県内外の自治体職員が、情報収集・共有をする災害対策拠点として活用します。


既に両船とも現地入りしている模様です。

PFI方式（Private-Finance-Initiative（プライベート・ファイナンス・イニシアチブ））とは、公共事業を実施する為の１つの手法で、民間資金と経営により、公共施設等の設計・建設・改修・更新や維持管理・運営を行う公共事業の手法です。
発注者は、地方公共団体になります。

「はくおう」（総トン数：17,345 t）は、元新日本海フェリーの初代すずらんで、新日本海フェリーでの定期運航を終えたのち、2012年から防衛省にチャーターされ輸送業務に就いていましたが、2016年3月にPFI法に基づいて設立された「高速マリン・トランスポート」に所有が移り、防衛省と2025年12月末まで10年間の輸送使用契約を締結しています。

「ナッチャンWorld」（総トン数：10,712 t）は、双胴式の高速フェリーとして青函航路で活躍した後、こちらも「はくおう」と同じく2016年から「高速マリン・トランスポート」が所有し、防衛省と使用契約が締結されています。




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