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Heero Yuyのブログ一覧

2010年11月06日 イイね!

フランスにおける報道

先の記事では多くの方からイイネやコメントを賜り、誠にありがとうございます。
その中で海外から見た視点はどうなのかという声もありましたのでフランスでの報道をお伝えしたいと思います。

現在、フランスに胡錦濤が来ているという事で、フランスのTV系メディアでは胡錦濤のニュースだけが流れております。



胡錦濤の来仏ですが国賓扱い、また、普段ではあり得ないことが起きました。
胡錦濤の出迎えにサルコジ自ら、Orly空港にいると言う事です。



国賓である以上、シャンゼリゼ通りのパレードも行いました。



晩餐会にはフランスの大臣夫妻をよび、盛大なディナーも行いました。

何気にこれには訳があります。
先ず今回の尖閣沖の衝突ビデオの件ですが、今朝の7時のニュースでは流されていたものの7時半のニュースでは消されました。

また現時点でこの問題を取り上げているのは

AFP、RFIとTF1くらいだけです。

まずRFIから。

La vidéo de la discorde entre le Japon et la Chine

A quelques jours d'un sommet des chefs d'Etat de la région Asie-Pacifique à Yokohama, des fuites sur internet de documents classés ultra-secret sur la lutte antiterroriste et une vidéo d'un accrochage naval entre un chalutier chinois et des garde-côtes japonais embarrassent le gouvernement japonais. Le président américain Barack Obama, le président chinois Hu Jintao et le président russe Dmitri Medvedev sont attendus pour ce sommet de l'APEC. La police japonaise a ouvert une enquête sur l'origine de ces fuites.

Seul le Premier ministre Naoto Kan et deux ou trois parlementaires avaient pu voir cette vidéo prouvant que le chalutier chinois avait délibérément percuté les deux navires japonais. Le gouvernement japonais n’avait pas voulu rendre publique cette vidéo de peur d’ajouter de l’huile sur le feu dans la crise la plus grave entre Tokyo et Pékin.

Aujourd’hui, vendredi 5 novembre 2010, la vidéo est sur YouTube et le président chinois, Hu Jintao, pourrait renoncer à se rendre au Japon.

Le Japon est embarrassé par une autre fuite sur internet. Des documents révèlent l’identité de personnes coopérant avec la police ou d’étrangers soupçonnés de terrorisme au Japon. Certains de ces documents proviendraient du FBI américain.

La fuite ne serait pas accidentelle. Les informateurs de la police japonaise risquent d’être menacés de mort. Les agences de renseignement étrangères hésiteront à fournir au Japon des informations sur les réseaux terroristes.

Le gouvernement japonais de centre gauche est accusé d’avoir capitulé devant la Chine et la Russie à propos de disputes territoriales et d’avoir perdu la confiance du protecteur américain.

RFIより

なるべく意訳をかまさないでまとめると

1)日本で国家機密レベルの国際テロリスト情報の流出と尖閣諸島沖の衝突ビデオが流出した
2)日中間にこれ以上、火に油を注がないため、ビデオの公開は行わなかった
3)現在FBIから入手した極秘資料が流出。その結果、その情報を暴露した警察官は殺害通告まで受けている
4)この流出は意図的に行われたものである
5)日本政府は中・露間ともめている間に米国の信用を失った

次にTF1ですが

Chine-Japon : la vidéo de l'incicent naval relance la crise

Une vidéo de la collision entre un chalutier chinois et des garde-côtes japonais, au centre d'une crise diplomatique, a été mise sur internet et était reprise par les télévisions nippones vendredi, alors que Tokyo avait refusé de la divulguer pour ne pas irriter Pékin.

Des extraits de cette vidéo, filmée par les garde-côtes, avaient été montrés auparavant au Premier ministre japonais Naoto Kan et à quelques parlementaires, mais les autorités avaient jugé préférable de ne pas diffuser ces images au public afin de ne pas rajouter de l'huile sur le feu dans la crise avec Pékin.

Les relations entre les deux géants asiatiques traversent depuis deux mois leur plus grave crise de ces dernières années, en raison de cet incident survenu dans les parages d'un groupe d'îles de la mer de Chine orientale, administrées par le Japon, mais revendiquées par la Chine et Taïwan. Le capitaine du chalutier, accusé d'avoir délibérément percuté deux navires des garde-côtes japonais, avait été arrêté le 8 septembre, mais devant le

déferlement de protestations, de menaces et de représailles de la Chine, le Japon l'avait finalement libéré le 24 septembre.

TF1より

こちらの記事もまとめると

1)支那の漁船と日本の海上保安庁の船が衝突したシーンが収められたビデオが流出した
2)日本政府は支那に対しこれ以上の怒りを覚えさせないためにもビデオ公開を自粛
3)日中関係を重んじることにより管直人はビデオの公開は火に油を注ぐと判断
4)尖閣諸島沖の問題は日中関係に重大な亀裂を入れた
5)尖閣諸島は日本が管理しているが支那と台湾が領土の主張をしており係争中
6)海上保安庁は漁船の船長が意図的に衝突してきたと言う事で8日に逮捕
7)しかし、反日デモと禁輸措置などに屈指、24日に釈放した

どちらも同じことを語っていますが、今のフランス政府、特にサルコジは現日本政府は語るに値せずとみなし、極東地域は支那とやり取りを中心とするとまで言ったことがあります。

ちなみに、フランスに仏中共同のビジネスセンターを作る話があるという話を少ししましたが、詳細はこちら

Quand la Chine s'installe à Châteauroux

1) ChateaurouxはもともとNATO最大の軍事基地の一つだった
2) 軍備縮小の関係で軍用地をChateauroux Business Districtと名付け仏中友好のため、支那投資と、支那の経済的進出を促進するために2007年から計画
3)このビジネスセンターにはかつての軍用空港が併設されているため大型の輸送機の離着陸も可能となる
4)この計画が実現すれば4000人の雇用が確保される

つまりフランスのメディアは1にも2にも支那のイメージアップに加担しております。

これが今日の時点でのフランスでの報道です。
これらに関して当方のコメントは差し控えます。御意見、ご感想を頂ければ幸いです。あえて差し控える理由は動画と当方の拙い訳ではありますが、そこから何を感じたのかを知りたいが故、当方の先入観を入れないためにあえて大幅なコメントはしないと言う事です。
Posted at 2010/11/06 04:42:33 | コメント(16) | トラックバック(0) | フランス関係 | 日記
2010年10月21日 イイね!

洒落にならない状況なフランス - 対岸の火事ではない

御存じかもしれませんが、只今、フランスでは年金の年齢の上限の引き上げでもめております。現在ゼネスト状態です。

その結果、製油所へのブロックが行われ、4000件近くのガソリンスタンドが空になっております。







ちなみに一部の製油所のデモ隊は今日、機動隊によって強制解放されました



また、こっちのデモ隊に紛れて暴動が起きていたりします





まぁこういう感じで洒落にならない状況でありますが、事の発端はなんなのかというと先にも書いた通り年金でして、現在のフランスの定年は60歳となっております。

また、フランスの公務員の比率が高く、フランスの公務員、国鉄社員等は過剰ともいえるほど優遇されていたりします。

現在のフランスの状態では60歳定年だと

確実に破たん

します。その根本たる原因は

手厚い福祉制度

にあります。

1)貧困層(似非も含む)は医療費は無料、当然税金は納めない、電気代などは踏み倒し、問題があれば所謂市民団体が抗議して電気のカットはされない。また家を貸した場合、家賃を踏み倒しても冬の間はそこに住み続けることが可能
2)社会党政権時代に公社化したり、企業に重い税金をかけすぎたことにより生産拠点を海外に積極的に移行、その結果深刻な空洞化
3)社会党政権時代に大量な不法移民の受け入れを行い、生活保護や家族手当のバラマキ、それによって民族衝突
4)35時間法によってサービス残業の慢性化
5)収入のみの条件での奨励金のバラマキ

まぁ他にもありますが、財源無きバラマキという名の権利の結果、年金制度、社会保障制度が破たん寸前となっております。

デモ、ストライキ、暴動が起きる根底に関して言えば

1)そもそも道徳教育というものがない
2)道徳教育がない上に、貧困層は子供の教育はすべて学校に丸投げ。問題があればそれは学校の責任と親の責任逃れに必死
3)高校生から政治的デモに参加

3は誤解を招きかねないので釈明させていただきますが、学生が政治に興味を持ったり、自らの将来につながることであればデモに参加することは否定しません。むしろ、若くして政治に興味を持つことはいいことだと思います。しかし、一部の政治勢力(フランスでは社会党、共産党)のいいなりとなって政治的なデモはいかがなものかと思います。また道徳教育がないので善悪がつかない人間が参加したら暴動に発展しやすい以上、規律の取れたデモであればいざ知らず、規律も取らずにデモを行うのは問題だと思います。

4)ストライキは憲法で保障されているのだから何をしてもかまわないと勘違いし、今回のように働く人間は強制的に休みを取ったり、かなり大変な思いをしながら働きに行かなければならない
5)組合自体が政治的意図が非常に強いのでフランスのストライキの大半は政治的なものが多い。また組合があるから労働者の権利が守られているかというのはこれまた懐疑的なものがある(特に民間系では組合員のみ優遇されていることが多々ある)
6)ストライキの結果、フランス経済が破たん寸前になっても、それは自らが招いたという認識がなくすべて政府が悪いとする

そして、フランスの財政・経済の状況ですが

1)バラマキが多いので社会保障などは慢性的な財政赤字
2)一時期55歳定年を推奨した結果、年金制度が崩壊しつつある
3)いわゆるシルバーセンターやベテランの働き口がないので50歳以上でも働きたい、再雇用されたい人間は働けないので年金がどんと下がる(50歳以上は金がかかるというので雇いたくない企業が多い)
4)そしてここはかなり重要なポイントなんですが、フランスの借金はユーロ建ては当然のこと、US$、UK£、日本円等の海外から借り入れがかなりある(つまりギリシャと同じリスクを背負っている)
5)負債が多いのでかなりの税金が借金の返済に回っている
6)超高所得層には脱税しやすい仕組みになっており、いわゆる貧困層は優遇措置が多々あるので、中産階級は重税に喘いでいる

とにかく、今のフランスの主だった問題点を並べてみました。
日本との共通点もあると思います。

つまり今の民主党政権が続くと

1)日教組教育が進むことで思考能力の低下、権利の主張ばかりになるので他人の迷惑を考えなくなる
2)道徳教育や心ノート等のような精神面の教育が薄れることで将来的にデモが起きた場合、フランスや支那などの暴動になりやすくなる。
3)バラマキという名の権利が増えれば増えるほど将来的に首が締まるのは自らの首に他ならない
4)上記の3つを合わせることによって一度与えられた権利は一生ものという風に考えるようになり権利の見直しを行おうとしたら暴動を起こしてでも維持しようとする。最終手段は暴力で訴える以上、暴力で抑え込むようになる

それが日本人が望むものでしょうか。
現在、日本で起きている反中デモは世界にも稀に見るくらい規律のとれた抗議デモです。また、今の日本人の間にはまだまだ規律や礼儀を重んじる方がまだまだ多いと思っております。

本気で今、何ができるのか、何をせねばならないのか考えましょう。
このままでは愚民となりさがるか、属国となり民族洗浄されるか、生き残ったとしても独裁政権の下で自由な発言などできなくなります。

今の生活が謳歌できる根底は

自由

というものがあり

民主主義

がこの国の政治の根底です。
自らの生活をこれ以上不安に覆われたくない、少なくとも今の生活をこれ以上悪くしたくないと思うのであれば何ができるか考えましょう。

今、日本国、並びに日本国民の良識が試されていると言っても過言ではないと思います。
Posted at 2010/10/21 01:06:55 | コメント(14) | トラックバック(0) | フランス関係 | 日記
2010年10月17日 イイね!

パリモーターショーで気付いたこと

先のブログでも少々書いたのですが、体調がすぐれなかったのですべてのスタンドを見たわけではないのですが、人の集まり具合が非常に特定化したいた感じがします。

ブース別でみると次のような感じです

満員御礼:AUDI、Porsche、Ferrari
大人気:Peugeot、Citroen、Renault、VW、BMW、Mercedes
中人気:Skoda、SEAT、Toyota、Fiat、Alfa Romeo、Lancia、Ford、Nissan
閑古鳥:Mazda、Mitsubishi、Suzuki、Honda、Hyundai、Infinity

本当に人が少なかったです、日本車ブースは2年前と比べるとマツダは大幅ダウン、三菱は若干のアップ(ASX効果)、ホンダに関して言えば

ほとんど誰も来ていない、見に来ない、若干CR-Zで人が来るくらい

という感じでした。FCX Clarityの写真を撮る人は皆無、ましてやFit HVには人だかりどころか一人か二人見に来ていたくらいです。

逆にAUDIはスタンドに行くこと自体がもはや大変でした。つまり

日本車は見限られつつある

という感じが否めませんでした。

中人気のトヨタ、日産もトヨタはVWグループと同じ建物だったのでVWグループを見た後での人がなんとなく見に来たような感じでしたし、日産はルノーと隣り合わせだったので辛うじてルノーに行った人が日産を見に行くという感じでした。

マツダはフォードと隣り合わせなのにフォードを見た人間はFiatグループに行ったり、あるいはBMWやMercedesに行ったりという感じでした。

マツダやスズキ、三菱は損している感じが否めませんでしたが、ホンダは惨敗状態、トヨタ、日産はおこぼれをもらっているという感じが否めません。
何しろトヨタの車を見た人はちらちらとVWやSkoda、Seatと見比べて、Skoda、Seatに行った人も多々いるくらいですから。ましてやLexusに関して言えば担当の人間は退屈そうにしていました。ほとんどのお客がAUDIとVWを見たらロータスとかポルシェあるいはBMWなどのある建物の方に見に行ったりしているくらいなのですから。

しかもスズキ、三菱と現代は隣り合わせだったのですが、同じ閑古鳥でも、まだ現代の方が人が多かった気がします。

これがどういう意味をさすのか。今のままでは日本車の未来は相当暗いとしか言いようがないです。しかしそれを望んだのは他でもない

コスト削減を効率化の手段としてではなく目的としたメーカー自身

だと言っても過言ではないと思います。
こちらの車番組でもBMW、AUDI、Mercdes、VW、Ferrariなどは取り上げられても日本車は辛うじてトヨタのVerso-S(ラクティス)とASX、i-MiEVがとりあげられたくらいですから。しかもi-MiEVはどちらかというとプジョーとシトロエンに出しているOEM版の方が大々的に取り上げられていたくらいですから。

このままだと日本車は忘れ去られる感じがしてなりません。

ちなみにこういうこと、某国際ジャーナリストとかは取り上げるんでしょうかね?
Posted at 2010/10/17 08:32:49 | コメント(11) | トラックバック(0) | フランス関係 | 日記
2010年10月01日 イイね!

憂国派の視点で見る Mondial de l'automobile (パリモーターショー)

間もなくParis、Porte de VersailleにてMondial de l'automobile 2010(パリモーターショー)が開催されようとしています。

当然個人的には楽しみではありますし、ここでも

トヨタ、パリショーで新型ラクティスを発表

ベントレー、新型コンチネンタルGTを発表

【パリモーターショー10】BMW 6シリーズ クーペ新型、デザインスタディとして登場

等、様々な記事が取り上げられております。

このようなイベント、まず第一に楽しめる理由としては

安心、安全

が確保されていないとできません。
ちなみに現在フランスは

Plan Vigipirate(対テロ警戒対策)

が実行されております



参考情報:海外安全ホームページ

フランス:テロの脅威に伴う警備強化に関する注意喚起 (2010/09/23)
1.報道によると、フランス当局は「信頼できる情報として、重大なテロの
 危険性を示す深刻な兆候がある。」として、当地における差し迫ったテロ
 の脅威の存在につき言及するとともに、現在、警戒態勢を強化している旨
 言及しています。

2.今回のフランスにおけるテロの脅威は、モーリタニアでのアルカイーダ
 組織(AQIM[イスラム・マグレブ諸国のアルカイーダ])掃討作戦の結果、
 同組織がフランスに強く敵対していることなどが背景にあると考えられま
 す。その後、ニジェールにおいてもフランス人等の誘拐事件が発生してい
 ます(2010年9月17日付スポット情報「ニジェール:外国人誘拐事件の発
 生に伴う注意喚起」参照)。

3.ついては、フランスに渡航・滞在される方におかれては、上記の内容に
 十分留意し、テロ事件や不測の事態に巻き込まれることのないよう、最新
 の関連情報の入手に努め、百貨店を含む大勢の人の集まる施設や地下鉄駅
 その他交通機関を利用する際には十分警戒する、周囲の状況に注意を払う
 など安全確保に十分注意を払ってください。

この警戒対策の内容としては

1)入国管理の強化
2)地下鉄、空港内、観光地区におけるパトロール強化

等が実施されており、現在のレベルはNiveau Rouge(レッドアラート)です。
この状態になると、警察、憲兵隊、場合によっては軍人もパトロールに参加します。つまり、現在フランスはテロリストの標的とされており、いかなる脅威も排除するという意思を見せております。

しかし、なぜ、このような対策をとるのでしょうか、すべては国民並びに在仏外国人および観光客を守るために他なりません。つまり

いかなる犠牲を払おうとも国民を守る

ということなのです。

たとえばの話、バグダッド、カブールでモーターショーやったら行きますか?
とても怖くていけませんよね?
それだけ国としての威信がかかわっているのです。

そしてモーターショーの意義ですが当然、自社の最新の車、技術を展示することですが、もう一つの意義は

開催国が市場としての魅力があるからこそ参加する

覚えていらっしゃいますでしょうか

【東京モーターショー09】不参加メーカーリスト

寂しいものでしたよね?
それでいて支那で行われたモーターショーでは東京では不参加のメーカーがこぞって参加しましたよね。

つまりそれだけ日本という市場は魅力を失ったわけです。
いくら東京モーターショーで最新技術を展開したとしても海外からの特派員は限られます。つまり日本の最新技術をどれだけアピールしたとしても伝わりません。
あまりにもデフレ傾向が強いのですから、輸入車の売れ行きは減る一方でしょうし、安いものが欲しい以上輸入車よりも国産車、セダンやワンボックスよりも軽自動車やコンパクトカーにシフトしていくと思います。

別に国産車がいけないとか輸入車を買えとか、軽自動車よりも大きい車を買えなんてとは言いませんし、言えません。しかし自動車開発は世界的な競争です。

欧州車は年々信頼性、耐久性、内装や塗装の品質を上げ、より良いものを作っております。Renault Laguna、Citroen C5、Peugeot 508なんかはドイツのBMW、メルセデス、アウディやかつての日本車に刺激されドイツ車などと遜色のない作りこみが始まっています。無論DaciaのLoganやSandero等のような低価格な車作りもしております。

逆に日本車はどうでしょうか?支那市場こそが活路としてコスト削減を絶対とし、上を見ないで下の方ばかりを見るようになりました。その結果かつては

トヨタ セルシオ、日産 セフィーロ、ホンダ NSX、マツダ RX-7(FD)、スバル アルシオーネ、三菱 GTO

等のような個性的な車造りから

ワンボックスカーやエコカーなどの没個性車

が増えました。誤解を招かないためにも釈明いたしますが、ワンボックスカーにはワンボックスカーの利点、エコカーにはエコカーの利点があります。現に日本版インサイトは嫌いな車ではないですし、マツダのプレマシーも案外好きな車の一つです。

しかし今の日本車を見ても

ルノーのカングーやシトロエンのベルランゴのような遊び心のある車はあるでしょうか?(しいて言えばホンダ フリードスパイクが対抗馬?)

BMW3シリーズやメルセデスCクラス、AUDI A4のような長く乗っても喜びを感じられる車はありますか?

AUDI R8、BMW 1シリーズ Mクーペのようなスポーツカーありますか?

こういってはなんですが、現在の日本車は移動手段としては他メーカーと遜色はないと思います。しかし、クルマとしての魅力を感じられる車があまりにも少なすぎます。

こういう感じで、世界を驚かせたりする車がどんどん減っています。
また欧州ではディーゼルエンジン主流になりつつあるのにも関わらず、日本ではクリーンディーゼル乗用車の土壌が皆無といってもいいくらいです。

日本の言う世界に通用する車というのは支那、東南アジア、インド、ブラジル等のような途上国向けであり真の意味での世界に通用する車ではありません。

そのインドや支那ですら、安物大衆車よりも徐々にBMWやメルセデスなどのプレミアムカーまで手が広がっています。つまり、時代は安物車ではなく、真に世界に通用する車が必要なのです。つまり安車の時代は終焉を迎えようとしつつあると思います。

また

翻弄される経済の生命線 イラン油田撤退

のように今後さらにガソリンの価格が上がり家計を逼迫するでしょう。そうなるとさらに安い車、燃費のいい車、おまけに

環境自動車税、軽自動車は4倍強の増税に

の関係上、日本国民は非常に苦しい事態に追い込まれます。

1)世界的にも見放され
2)脅威や不安に脅かされ
3)経済はさらに停滞

子供手当や高速道路無料化が生活を楽にしますか?雇用対策もままならず、領土は失っても生活できますか?

カーライフというのは単に車云々だけじゃない、生活まで及ぶと言いたかったのはここなんですよ。

生活が成り立って初めてカーライフというのは成り立つんですよ。
安全、安心があるからこそオフ会とか車弄りができるんですよ。

別にオフ会、LED(車弄り)、ラーメンをしちゃいけないとは言ってないんです。なぜそういうことができるのか、そこを考えてほしいんですよ。

兄弟のSnakeの言葉を使うと

一度立ち止まり考えるきっかけになっていただければ幸甚で御座います。

これを前々から訴えているんです。
いたずらに皆様の不安を煽っているわけではないんです。
無理に当方のような記事を書けとも言ってません、ちょっと立ち止まって現実を見よう、考えようと言ってるのです。

本気で考え、行動しないと

カーライフってのがあったんだなと過去形で語るようになりますよ。
Posted at 2010/10/01 01:31:36 | コメント(6) | トラックバック(0) | フランス関係 | 日記
2010年08月30日 イイね!

クラシックカーオンパレード

土曜日に毎週のごとく、ゴルフに行ってきたのですが、ゴルフ場前のホテルから大量のクラシックカーが( ゚Д゚)ヒョエー

カメラ、持ち合わせていなかったので写真を取れなかったのですが、見ただけでも

Delorean(あの Back to the Futurに使われた車)とか、古いコルベットとか…

クラシックカー好きにはたまらんかもしれませんね。
なお詳細は、関連URLをご覧くださいません
Posted at 2010/08/30 18:15:01 | コメント(1) | トラックバック(0) | フランス関係 | 日記

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