iTunes Storeでも1位に!初音ミクの音楽イベントをネット生配信
3月8日、9日にTOKYO DOME CITY HALLで開催される初音ミクの音楽イベント「ミクの日大感謝祭」が、ニコニコ生放送でライブ配信されることが決定した。
ニコニコ生放送では、「ミクの日大感謝祭」から、3月8日の「初音ミクライブパーティー2012 よる(ミクパ)」、9日の「初音ミクコンサート 最後のミクの日感謝祭 ファイナル」をライブ配信する。視聴料金は各2,000円。2日間通しチケットは3,500円となっている。視聴チケットの発売は1月20日20時から。
Google ChromeのキャンペーンCMソング「Tell Your World(livetune feat.初音ミク)」がiTunes Storeの総合ランキングで1位を獲得するなど、ますます注目を集める初音ミク。今回のライブも話題となりそうだ。
RBB Today より
キャンペーンソングはこちら
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想像以上に人気がある初音ミクのTell your worldですが、この曲、海外でも売られているか確認しましたがiTunes Store Franceでも発売されておりました。
さすがにランクインはしていないですが、すでにフランスでもこの曲に対する評価は高いものになっております
Popurarite(人気度)はMax、イイネは288とフランスではプロモーションも何もされていないのにまずまずの滑り出しと思います。
よく、日本の歌手は海外進出しても売れないとか言われますが、それを決めるのはリスナーであって、レーベルとかが勝手に決めることじゃないと思います。実際、由紀さおりさんの1969
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アメリカではヒットしているみたいですがフランス版iTunes Storeではイイネが15しかありません。
要は実際に外に出ないとわからないことが多々あるんですよ。
フランスで日本のサブカルチャーというとJapan Expoが引き合いに出されますがJapan Expoではすでに
X-Japan
モーニング娘。
AKB48
聖飢魔II
等、色々な歌手、アイドルグループ(インディーズも含める)が参加しております。
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モーニング娘。
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AKB48
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X Japan (Japan Expo 2010)
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X Japan (Paris Live 2011)
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聖飢魔II
こんな感じでフランスにも来てそれなりの評価があるのにも関わらずフランスでは売られていません(あってもごくごく限られたルートのみ)
となると入手方法は
1)オリジナルを通販で手に入れる(価格が異様に高い)
2)劣化コピーのCDを通販やショップで手に入れる
3)違法ダウンロード
この3つになってしまうんですよ。何故そうなっているのか?少々古い記事ですがこちらを御覧ください。
なぜ韓国にできて日本はできない? 音楽産業の生き残り策「海外輸出」
米Googleが運営する世界最大の動画サイト「YouTube」に、K-POPミュージックの専用チャンネルが誕生することが明らかになった。YouTubeが特定の国の音楽専用チャンネルを設けるのは初。Googleのエリック・シュミット会長が韓国大統領府で李明博大統領と面談し、「専用チャンネル開設を含め、韓国文化コンテンツの世界進出支援プロジェクトを準備している」と伝えている。
日本にも、東方神起や少女時代、KARA、BIGBANGなどの韓流アーティストが大挙して上陸し、一大旋風を巻き起こしているが、この流れを世界に拡大させる狙いがあるようだ。
「韓国は国家を挙げてエンタメ産業の輸出に取り組んでおり、専用チャンネルの開設によってK-POPをブランド化し、販売対象を世界各国に広げようとしています。YouTubeで無料でPVを流し、知名度を高めることで海外での音楽売上やライブ動員につなげるという戦略をとっていましたが、公式チャンネルが開設されれば世界的な売上を獲得できる可能性もあります」(音楽関係者)
ネットの普及によってエンタメ産業もグローバル化しているが、韓国はその流れに国家を挙げていち早く乗ったということか。
一方の我が国・日本は、音楽産業の海外進出は全く進んでおらず、韓国に水をあけられる形になっている。なぜ韓国にできて、日本にできないのか。
「韓国が音楽の海外輸出に躍起になる最大の理由は、国内の市場規模にあります。日本は売上が縮小傾向にあるとはいえ、音楽関連で3,400億円ほどの市場規模がありますが、韓国は日本の30分の1程度しかない120億円ほど。韓国国内だけでは、十分な収益が見込めないため、どうしても海外で売る必要が出てくるのです。また、韓国も経済が落ち込んでいますから、エンタメ産業で外貨を獲得したいという政府の思惑とも一致しました」(前同)
日本のアーティストやレコード会社は、国内だけで十分な利益を得ることができたため、わざわざ海外に出るという道を選択する必要がなかったわけだ。しかし、音楽売上は急速に落ち込んでおり、音楽活動だけでは生計が立てられないミュージシャンや経営が悪化するレコード会社が増加している。このまま国内だけに閉じこもっていれば、いずれ音楽産業の崩壊を招きかねない。
音楽に関しては"引きこもり"の日本だが、アニメやホラー映画などの分野では海外にも進出しており、政府の支援を受けて海外に売り込んだこともある。
「そういった場合でも、あくまで『海外で日本のアニメが人気らしい』『海外で日本のホラーが人気らしい』という評価が先にあって、後から政府が売りだしに協力したに過ぎません。国を挙げて海外に売り込んでいる韓国と比べると、かなり遅れをとっています。日本はエンタメ産業に対する公的な評価が低く、外国に評価してもらって初めて自信を持てる。『エンタメでは海外にかなわない』という負け犬根性が染みついていて、良いものを自分から外国に売り込むという意識がないのです」(芸能関係者)
絶対的な技術力を武器に、工業製品などの輸出で世界有数の先進国となった日本。しかし、輸出産業にも陰りが見え始めた今、優れたエンタメを新たな輸出産業として育てることも、一つの選択肢なのかもしれない。
Men's Cyzo より
K-POOPなどどうでもいいのですが
> 日本のアーティストやレコード会社は、国内だけで十分な利益を得ることができたため、わざわざ海外に出るという道を選択する必要がなかったわけだ。しかし、音楽売上は急速に落ち込んでおり、音楽活動だけでは生計が立てられないミュージシャンや経営が悪化するレコード会社が増加している。
もし国内だけで十分な利益を得ることができるというのであれば
− 何故これほどまでに著作権にうるさいのか?
− 何故、DRMを仕組んだり、日本独自の規格で縛るのか?
− 何故、配信は日本限定にするのか?
まず著作権法ですが通則の第一条には
この法律は、著作物並びに実演、レコード、放送及び有線放送に関し著作者の権利及びこれに隣接する権利を定め、これらの文化的所産の公正な利用に留意しつつ、著作者等の権利の保護を図り、もつて文化の発展に寄与することを目的とする。
こう書かれておりますが、どうも今の日本状況を鑑みると権利ばかりを主張して、文化の発展に寄与など全く考えていないようにしか思えません。
文化の発展に寄与するという意味ではJapan Expo等に参加するというのは意義がありますが、Japan Expoに参加した人たちが日本のアーティストのCDや曲を買いたいといっても
売ってない
のですから。要は参加したらあとは野となれ山となれと言う状態が文化の発展に寄与などありえません。
また、やたらYoutubeやニコニコで初音ミク等のようなVocaloidを使った二次創作物まで著作権侵害で削除するというのは実際にはそれほど売れていない、だから利益が減りかねないものは潰すというのが本音じゃないんでしょうか。まぁカスラックみたいな著作権ヤクザがのさばっているのですから、そりゃ、自分たちの利益を食い荒らされたくないというのはあるでしょうけど。
それにYoutubeとかで動画を載せた場合、ある種の宣伝効果にもなるんですけどね。この初音ミクの曲なんかいい例で、フランスでさほど知られているとは思えないのにも関わらず、発売されて数日でイイネが300近くあるのですから。
要は未だにCDのような古い媒体や権利にしがみついているから海外進出もままならないわけで、J-POPと言う名前は場所によっては定着しているのですから、オンライン販売、特にiTunes Storeみたいなのを活用すればあえてCDをプレスする必要も無いですし、広告費も少なくて済むのですから。それに
実際に売ってみない限り、売れる売れないなどわかるわけないのですし、価格が適正か否かはリスナーがきめること何ですけど。
それをはじめから、海外では売れないとか、日本国内だけで売れていればいいとかなんて思ってるから日本の芸能界のレベルは下がる一方なんですけどね。それに海外で通用しなくても
そのアーティストが死ぬわけじゃない
のですから。まぁ、今の日本のレーベルにこんなこと期待しても無理でしょうけどね。何しろ芸能界を衰退させてるのは他でもない
今の日本のレーベル、芸能事務所、著作権団体
なのですから。所詮は今の日本の大企業と大差ないんですけどね。