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自民が公明に打診、東京２１区を譲渡

　自民党は昨夏の衆院選で公認候補が落選した「空白区」の東京２１区を公明党に明け渡すことを打診していたことが２５日、分かった。自民党が自党の候補擁立を見送り、公明党候補を支援することで「自公協力」を堅持する狙いだ。ただ、公明党側は提案への態度を明確にしていない。衆院東京２１区の現職議員は民主党の長島昭久前防衛政務官。

産経新聞より

いったい自民党は何を考えているのでしょうか？公明党に明け渡すのではなく、自らが候補を立てるべきでしょう。

そこまでしてなぜ公明党にこだわるのか理解しかねます。

保守政党というのであれば、本来であればたちあがれ日本、日本創新党と連携を組むべきでしょう。それとも自民党は立党精神を忘れたのでしょうか

　政治は国民のもの、即ちその使命と任務は、内に民生を安定せしめ、公共の福祉を増進し、外に自主独立の権威を回復し、平和の諸条件を調整確立するにある。われらは、この使命と任務に鑑み、ここに民主政治の本義に立脚して、自由民主党を結成し、広く国民大衆とともにその責務を全うせんことを誓う。

自民党立党宣言より引用

自主独立の権威を回復というのは自主憲法の制定を意味するのではないのでしょうか。

また自民党は

外国人参政権：反対
夫婦別姓法案：反対
人権侵害救済法案：慎重

逆に公明党は

外国人参政権：賛成
夫婦別姓法案：賛成
人権侵害救済法案：賛成
個人通報制度：推進派

これだけ見ても公明党は明らかに民主党寄りであり、これでは真の保守などあり得ません。

先の衆院選で公明がなぜ選ばれなかったのかを考えれば、公明と組むよりも少なくともみんなの党、たちあがれ、日本創新党、並びに民主党内の保守層を引き込むようにすべきではないかと思うのですが、どうでしょうか。

公明と連携を取るようであれば、個人的には手放しに自民党を支援することなどできません。