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2015年05月14日 イイね!

戦略的互恵関係となるか?

トヨタとマツダ、業務提携に向け基本合意
-クルマの魅力を向上させるための具体的な協業の検討を開始-

 トヨタ自動車株式会社(以下、トヨタ、本社 : 愛知県豊田市、社長 : 豊田 章男)とマツダ株式会社(以下、マツダ、本社 : 広島県安芸郡府中町、社長 : 小飼 雅道)は、本日、「クルマが持つ魅力をさらに高めていく」ことを念頭に、両社の経営資源の活用や、商品・技術の補完など、相互にシナジー効果を発揮しうる、継続性のある協力関係の構築に向けた覚書に調印したと発表しました。

 今後、両社で組織する検討委員会を立ち上げ、環境技術、先進安全技術といった分野をはじめとする、互いの強みを活かせる具体的な業務提携の内容の合意を目指していきます。

 トヨタとマツダは、これまでもトヨタのハイブリッドシステム技術のライセンス供与や、マツダのメキシコ工場におけるトヨタの小型車生産などで業務提携を行ってきました。

 今回の協業検討の合意は、「もっといいクルマづくり」を掲げ、持続的成長に向けた真の競争力強化のために会社を挙げた構造改革に取り組むトヨタと、「カーライフを通じて人々に人生の輝きを提供する」という企業理念を掲げ、「SKYACTIV技術」と「魂動デザイン」を導入し、お客さまに「走る歓び」を提供することを目指しているマツダの思い・姿勢とが一致したことにより、従来の提携の枠組みを超えて「クルマの新たな価値創造」に向けた中長期的な相互協力を目指すものです。

 トヨタの豊田章男社長は、「マツダは、『SKYACTIV技術』『魂動デザイン』など、基本にこだわったクルマづくりを進めるとともに、次代を担うクルマ・技術に挑戦し続けておられるクルマ会社と思っています。私たちのめざす『もっといいクルマづくり』を実践されている会社であり、志を同じくする企業同士で新しい『クルマの魅力向上』に取り組めるという期待感で一杯です。取り組みを通じて『次の100年もクルマは楽しいぞ!』というメッセージを世界に発信できれば、こんなに素晴らしいことはありません」と語りました。

 マツダの小飼雅道社長は、「トヨタは、地球環境保全、モノづくりの将来に責任を果たされようとする強い意志を持たれた企業です。また、『もっといいクルマづくり』という目標に向け、さらなる革新をされようとする真摯な姿勢に尊敬の念を抱いております。さらには、創業以来地元を大切にし、地元から愛されていることにも共感します。本協業により、さらなる『クルマの魅力向上』が実現でき、お客様にとっての真の価値の向上と広島のモノ造り力の向上にもつながることを期待しています」と語りました。

トヨタオフィシャルサイトより

トヨタは2社と走りに力をそそんでいる自動車メーカーと提携することになります

・富士重工(スバル)
・マツダ

スバルとは、86(BRZ)、ラクティス(トレジア)を共同開発し、マツダにはすでに上記の記事にも書かれているようにTHSをアクセラに供給しております。車好きからしてみると、これらの提携がどういう結果に繋がるかということだと思いますが、トヨタ車で乗って楽しいと思える車作りは少しずつながら結果は出てきていると思います。

具体例といたしましてはアクアでして、MC後のアクアは実際に試乗しましたが、決して悪くないと思います。ただ、まだまだという点もありまして、マツダの場合はスカイアクティブテクノロジーも然りなのですが、何よりもコンパクトカーでもドライビングポジションが抜群によい(というか、かなりBMW等に近い)のがありまして、実際にシートポジションを取った際、今のマツダ車だとかなり理想的なシートポジションが取れます。
これは何もCX−5とかだけではなくデミオでも同じことが言えます。

逆にこの辺はトヨタやスバルはまだまだという感じがするので、今回のこの提携で、見える部分だけではなく、見えにくい部分にも良い影響を与えられることを期待しております。

逆にマツダがトヨタ化するのではないかという懸念もありますが、現在の豊田社長のやり方を見ているとそこまで提携会社に強要している様には見えません。実際、提携中のスバルのレヴォーグにしてもかなり走りに特化したワゴン車ですし、WRXも然りです。敢えて言えば、レガシィ、インプレッサが少し走りから乗り心地重視に振った感じが否めませんがそもそもの走りの質が高い次元にあるので、あまり気にならないと思います。

マツダも走りの文化が根付いているので、そう簡単に金太郎飴みたいな車にはならないと思います。逆にトヨタ生産方式やトヨタの品質管理を生かしたことにより相乗効果はあると思います。
具体例としてはスバルの場合だとFA20エンジンでして、通常スバルのエンジンというと水平対向特有のオイルの滲みがロッカーカバーあたりからあると言うのはある意味スバリストの間では常識となっていましたが、トヨタと提携したことにより、この部分が改善されたと聞いています。
同じ様にマツダのエンジン製作、仮にトヨタ車でロータリーエンジン車を出すとしたら、マツダ車であったから許されてきたこと(オイルの過剰な消耗や定期的なOH等)が、トヨタ車では許されないことになりますのでこの辺が改善されるかもしれません。

敢えて言えば、今回、豊田章夫社長の基で提携をしたことによりトヨタにとっても、マツダにとってもよい関係が生まれると期待しております。

願わくばこの関係により、トヨタ、マツダ間のみならず、ダイハツやスバルにも波及すると良いんですけどね…
そうすればこういう車が復活してくれるのではないかなと思うんですよね





Posted at 2015/05/14 11:29:56 | コメント(2) | トラックバック(0) | トヨタ | 日記

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