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やんぢのブログ一覧

2016年06月29日 イイね!

そして今日は…

ビートルズ・デー(日本限定・笑)です。

50年前の今日、ビートルズのメンバーが日本の土を踏みました。


いくつかの新聞は、今日の「社説」で取り上げています。

ローリング・ストーンズ、マイケル・ジャクソン、プリンス、テイラー・スイフト…
明らかなトップアーティストであっても、そしてその動向が一般紙の記事になることすらある存在であっても、日本の新聞の社説に登場することはまず無いでしょう。

新聞の社説というものが持つ“存在意義“のようなものを考えるに、これはやはり他のアーティストとは一線を画すと言わざるを得ません。




産経抄
ペートルって何者だ? 50年前、国論を二分した騒動 6月29日

国論を二分する、といっても昨今の英国の話ではない。50年前の今日、マッシュルームカットに法被(はっぴ)姿で羽田空港に降り立った、4人の若者をめぐる日本の騒動である。ビートルズの人気はすさまじかった。3日間計5回の公演のチケットを求めて、抽選への応募は21万枚に達した。

 一方、当時の教育関係者にとっては、不良の象徴である。多くの中学・高校では、公演に行かないよう警告が出た。武道の殿堂として建てられて間もない、日本武道館を会場とすることにも批判の声が上がった。「ペートルって、何者だ。あんな連中に使わせるわけにはいかない」。公演を主催する読売新聞社主で、武道館会長でもあった正力松太郎が息巻く場面もあった。

 記者会見でこの件について記者から質問されたとき、ポール・マッカートニーの答えは見事だった。「ロンドンの王立劇場で日本の舞踊団が公演しても、誰もおかしいとは思わない。英国も日本と同様に伝統を重んじる国だ」。

 公演会場には若者にまじって、三島由紀夫の姿もあった。もっとも、キャーキャーという騒ぎで、歌はほとんど聞こえない。「舞台に背を向けて、客席を見てゐるはうがよほどおもしろかつた」(『ビートルズ見物記』)。

 女の子たちは、髪をかきむしり、やがて泣き出しながら、「ジョージ!」などと叫び出す。公演が終わっても、ホテルの屋上から両足を友達につかまれ、逆さづりになってメンバーの泊まる部屋をのぞき込もうとした、「命知らずの少女」もいたらしい。

 そんな彼女たちも今では、アイドルのコンサートにせっせと通う孫を持つ年代になっているかもしれない。今宵(こよい)は久しぶりにアルバムに耳を傾け、青春の日々を懐かしむのだろうか。





サンケイ新聞はかつては「全国紙」の立場をうかがう存在でしたが、右翼紙になるにつれ社会への影響力が無くなってきました。

今では“自民党の機関紙”と揶揄される始末で、いつも「産経の主張するような日本になったら、日本という国も終わりだよな」と思いながらも、反対勢力の主張をチェックするために見る、という感じなのですが、今日の産経抄(社説)はいつもと違い楽に読めました。

ひとつ、ツッコミどころというか、面白いなと思ったのは
武道館の描写で「ジョージ!」と叫ぶという部分です。
「ジョ~ン!」でも「ポール!」でも「リンゴ!」でもなく「ジョージ!」。

ちょっと不思議(笑)






もうひとつ、中日(東京)新聞の社説です。



来日から50年 ビートルズに教わった

 ♪居場所のない者よ、お前は誰も見たことのない景色を見てる。世界は道を示している…。日本公演の九曲目に歌った「ひとりぼっちのあいつ」。あれから五十年。ビートルズは今も、そこにいる。

 五十年前のきょう未明、ビートルズが初めてアジアにやってきた。台風4号の影響で一日遅れの到着だった。“二つの台風”と新聞は書いていた。

 デビューから四年。“世界を変えた”四人もまだ二十代半ば。熱狂する若者に大人たちの多くは戸惑った。きっと恐れもあったのだろう。エレキは不良、長髪は不潔、ロックはただの騒音と決めつけた。

 しかし若い世代は、それまでに聞いたことのない音楽や見たこともないスタイルから、新しい価値観をはぐくんだ。「こんなことができるんだ。してもいいんだ」と気づかされたのだ。

 自分で作った楽曲を、自分で演奏してもいい。髪の毛を伸ばしても、襟なしスーツを着るのもいい。戦争に反対するのも、勲章をもらうのもいいだろう…。

 時あたかも、いざなぎ景気と学園紛争真っただ中、戦中戦後の抑圧から解き放たれた若者たちが、主張を始めたころだった。

 滞日わずか百三時間。東京・日本武道館限定。一ステージ三十分余の五回公演。チケットの抽選に全国から二十三万通の応募はがきが寄せられた。

 愛知県西部の県立高校では、当選した一人の女子のため、交通費をカンパした。東海道新幹線は二年前に開通していたが、東京はまだ遠かった。クラスみんなの気持ちを武道館へ送りたかった。

 開演。悲鳴の中に歌声が入り交じる。七曲目の「イエスタデイ」が始まると、場内がシーンとなった。「世界中の時が止まった」と、客席の多くが感じていた。

 都内の女子大生は、武道館に空き瓶を持って行き、ビートルズと一緒に吸った空気を詰めて封をした。五十年解いていないという。

 去年再来日したポール・マッカートニーのショーには、その孫の世代も詰め掛けた。

 あの日の風が封印された小瓶のように、ビートルズは今も、時空をつないでいるのだが、時代は再び変わり目を迎えているようだ。

 来日時の記者会見で「富と名声を得て、次にほしいものは」と問われ、ジョン・レノンはひと言、「ピース(平和)」と言った。

 あれから半世紀。ジョンの望みは、まだかなえられていない。





この中日の社説は素晴らしいと思います。

産経抄がやや表層的、つまり当時のニュース資料をなぞれば書ける範囲にとどまっているのに対して、“筆者の視点”があり、独自取材も交えつつ、情緒に訴える部分もあり、そして最後に
>ジョンの望みは、まだかなえられていない。
という締めは、ビートルズの心を受け継いでいる者ならではの筆致です。



産経新聞支持者のビートルズファンの方にぜひ申し上げておきたいのは

ジョンが望んでいた“ピース”は
「自分が強い軍備を持っていれば敵が攻めてこないから、“平和”が保たれる」
なんて状態を言っているのではない


ということです。
Posted at 2016/06/29 08:43:05 | コメント(1) | トラックバック(0) | THE BEATLES | 日記
2016年06月27日 イイね!

ビートルズ・ウィーク?

ビートルズ・ウィーク?ちょっと前に、今さらのようにビートルズは単なるポップミュージックではない存在になっているということを書いたのですが…

今年は来日50周年ということで、イベントや特別番組が目白押しですが、実際に日本に来たのは6月29日の未明。
つまり、今日がビートルズ・デーというわけでもないのに、今日の朝刊では複数の全国紙が取り上げていました。
(中日と東京は同文なので全国紙扱いってことで)
ビートルズ・ウイークって感じでしょうか。






中日新聞  中日春秋 (東京新聞 筆洗  も同文)

 十代の女の子がインターネットの動画サイトで、あるロックバンドを発見した。見たことがないので、どうやら新人らしいのだが、実にカッコいい

 ハンサムだし、第一、こんなに刺激的な音楽を聴いたことがない。女の子はすっかり夢中になって、動画のコメント欄にこう書き込んだ。「この新人バンドについてもっと教えてください」

 この実話のオチはこうである。女の子を魅了したのは、「新人バンド」ではなく、ビートルズだった。約半世紀前の四人の演奏映像をたまたま見て、新しいと感じたらしい。今なお若者を魅了し続ける音。古いカブトムシファンなら「そうだろう」と胸を張りたくなる話かもしれない

 一九六六年六月の来日から五十年である。武道館で黄色い歓声を上げていたお嬢さんが当時二十歳だったとすれば、現在は七十歳である

 当たり前の計算だが、その方が時代を経て今なお「デイ・トリッパー」を聴き、子どもやお孫さんに愛と平和の音楽について語っていると想像すれば、四人の音楽の大きさが分かるだろう

 若いファンはおばあちゃんやおじいちゃんに聞くといい。ひょっとしたら長年のファンで「武道館ではポールのマイクが振動で動いて大変だった」なんて教えてくれるかもしれぬ。ああ見えて、不良になると叱られても若者の情熱の音楽を愛した、わが国最初のロック世代なのである。



中日はストレートです。

武道館でのポールのマイクの件はマニアの間では有名な話ですが、詳しくない人が軽く検索したくらいでは出てこない話かもしれません。
それを書いているということは、筆者も間違いなくビートルズファンなのでしょうね。

「今なおデイ・トリッパーを聴き」という文章も、武道館での演奏曲の中から例示しています。
ここで、レット・イット・ビーとかヘイ・ジュードとかを出しては興醒めです。
イエスタデイも武道館での演奏曲なんですけど、深いファン(マニア)ほどイエスタデイを避けるでしょうね。
その気持ちは良く分かります(笑)




ビートルズそのものを主題にした中日新聞に対して、毎日新聞はちょっと斜めから、搦め手から別の話を持ってきました。

毎日新聞   余禄

 半世紀前の6月30日のことだ。人気絶頂のザ・ビートルズが初の日本公演を行った。会場の日本武道館に若者が押し寄せる。同じ日、事件は当時の静岡県清水市で起きた

 みそ製造会社の専務宅が全焼し、一家4人の遺体が見つかった。従業員で元プロボクサーの袴田巌(はかまだいわお)さん(80)が強盗殺人などの容疑で逮捕される。無罪を主張したが死刑が確定し、再審請求を繰り返した。2014年3月、静岡地裁が警察による証拠捏造(ねつぞう)の疑いまで指摘して再審開始を決定し、48年ぶりに釈放された

 釈放後の生活を追った映画を見ると、時間の重さを感じずにはいられない。姉の家で暮らし始めた袴田さんは部屋をすり足で歩き回る。拘置所の独房でもこうしていたのだろう。死刑執行はいつ告げられるか分からない。その恐怖から逃れるためだったのか

 顔は能面のように無表情だ。意味不明の言葉をしゃべることがある。「世界を征服した……」。自由の身になっても現実と別の世界を行き来しているようだ。それでも時間がたつと表情が出てきた

 親戚の赤ちゃんが家に来た時だ。小さな手に触れ相好を崩す。1000円札のお小遣いを渡した。もし罪に問われなければ結婚し子供ができ、こんな孫やひ孫もいたかもしれない。地裁の決定を不服とする検察の意向で再審はまだ始まらない。高齢の袴田さんが「無罪」を聞く日はいつ訪れるのか。30歳で逮捕されて50年。奪われた時間を誰も償うことはできない

 ビートルズ来日を記念したテレビ番組やイベントが目白押しだ。若き日を懐かしむオールドファンの中に、あの事件を思い出す人はいるだろうか。





今日の話ではありませんが、読売新聞は招聘社のひとつとして公式サイトに特別コンテンツを載せています。







そんなタイミングで、リンゴ・スターの来日公演のニュースも出ています。

実は2013年の来日公演に、最後の来日?と書いた記事があったのですが、良い意味でその推察は外れて、再来日の運びになりました




さっき、AMラジオでもラブ・ミー・ドゥーが流れていました。
今週は日本中でビートルズの話題が出まくるのでしょうね。



























******追記******

他に、地方紙とかで何かないかなと思って調べたら、いくつもの文章がありました。




困難に直面していると気付いたとき、聖母マリアが現れて、英知の言葉を語り掛けてくれる…
西日本新聞  6月21日

〈困難に直面していると気付いたとき、聖母マリアが現れて、英知の言葉を語り掛けてくれる。「あるがままに」/そしてこの世界に生きる傷ついた人々は、答えはそこにあると思うのさ。「あるがままに」〉

▼ビートルズ最後のアルバムに収められた名曲「レット・イット・ビー」。ポール・マッカートニーさんがこの曲を手掛けたころ、バンドはぎくしゃくし、解散も危ぶまれていた

▼〈別れることになっても、また会えるチャンスはまだある。そこに答えはあるのだから。「あるがままに」〉。バンドから離脱するか、残るか。「あるがまま」の思いを大切にしようとしたポールさんの苦悩が読み取れる

▼ビートルズを生んだ英国が苦悩の中にある。欧州連合(EU)からの離脱か、残留か。国の将来を左右する選択は、国民の意思の「あるがままに」と、23日の国民投票に委ねられた

▼移動が自由なEUにいては移民の流入を止められない。EUのルールを押し付けられ英国の主権が保てない。そんな不満から離脱の機運が高まった

▼忘れてならないのは、欧州諸国が「国益のままに」振る舞い、2度の世界大戦を起こした歴史だ。その反省から生まれた英知の言葉が「一つの欧州」だった。英国の離脱はEUの屋台骨を揺るがす。理想に向けて歩み始めた「ロング・アンド・ワインディング・ロード(長く曲がりくねった道)」を後戻りするのは残念だ。





ビートルズの国
中国新聞 6月25日

 7曲目が「イエスタデイ」だった。なぜ彼女は離れていったのか―。日本武道館をポール・マッカートニーが切なく歌う失恋の嘆きが包む。英国のビートルズ来日から半世紀。初公演の「6・30」の感動が色あせない人もいる

 不良の音楽と眉をひそめる大人をよそに、日本の若者たちは熱狂的に受け入れた。折しも、いざなぎ景気を迎え、総人口も1億を突破した頃だ。極東の島国に足りなかった刺激を、輝く4人組は運んでくれたのだろう

 50年後に、その母国で今度は「6・23」が歴史に刻まれた。国民投票で決めた欧州連合(EU)離脱。あるいは結果が出る瞬間まで「レット・イット・ビー(あるがままに)」の心境だった民もいたのかもしれない

 4人とも健在なら混迷の時代をどう歌うだろう。移民との対立、しゃにむに利潤ばかり求める風潮…。敗れはしたが、残留派が名曲に思いを託したのも分かる。「愛こそはすべて」だと

 今も現役のポールは賛否を語らなかった。ただ日本の教科書に載った数々の歌はメロディーの美しさと感情のひだを教えてくれる。なぜ英国は離れていったのか―。嘆くばかりではなく欧州からの「ヘルプ!」に耳を澄ませたい。





談話室
山形新聞 6月25日

 最近、ビートルズを聴き放題で楽しめるインターネット配信が人気だという。今年は1966年の初来日から半世紀。今も幅広い年齢層の支持と共感を呼び、世界を熱狂させた楽曲は半永久的に残るとも言われている。

 そんなロックバンドの母国イギリスに昨日、世界中が注視した。国民投票で欧州連合(EU)離脱を選択したことに驚きが広がった。支持者から「さようなら(EU本部の)ブリュッセル」の大歓声。残留を主張したキャメロン首相は辞意を表明。今後はどう展開するのか。

 離脱は短期的に見れば弊害をもたらす。20年ぐらいの長い目で見れば有益となるだろう-。今春、ローリング・ストーンズのミック・ジャガーさんはこう語った。「離脱手続きや新たな関係構築に少なくとも7年」(EU大統領)。どちらにしても長丁場となるのは確実だ。

 英国にとっては歴史的な日となったが雇用や経済成長を維持する道は険しいだろう。元ビートルズのメンバーであるポール・マッカートニーさん。どちらを支持したのかは分からないが、フランスのメディアにこんな言葉を残した。「最後にはね、最良の結論が出るさ」と。





南風録
南日本新聞 6月24日

 欧州連合(EU)からの離脱を問う英国の国民投票は、きょう結果が判明する。残留派と離脱派の討論会場で、残留派の市民が歌ったのがビートルズの「愛こそはすべて(オール・ユー・ニード・イズ・ラブ)」だ。

 ジョン・レノンによる名曲は、フランス国歌「ラマルセイエーズ」で始まり、英国民謡やバッハの楽曲なども借用して終わる。なるほど、「欧州は一つ」を体現した曲かもしれない。

 1962年にデビューしたビートルズは、4年後に最初で最後の来日を果たした。今月末でちょうど50年。全国で記念の催しやコンサートが計画されている。わずか5日間の滞在と公演だったが、日本に与えた影響は大きい。

 駆け出しの作詞家だった阿久悠さんは、その衝撃を「黒船」に例えた(「夢を食った男たち」文春文庫)。音楽の題材を平和や自由、世界、国家と自在に広げ、それが「本当の意味でのラブ・ソングになること」を教えてくれたという。

 来日の熱狂を知らない世代にも、魅力は伝わっている。「不良の音楽」「やかましいだけ」と眉をひそめる人は、もういないだろう。かといって、色あせた懐メロになったわけでもない。

 下院議員が殺害されるほど、今回の国民投票は双方に深い亀裂を生んだ。結果がどちらに転ぼうと、半世紀前に生まれた「愛こそはすべて」を口ずさみ、まずは国民の融和を取り戻してほしい。





マスコミ人にはビートルズ好きの人が山ほどいますよね。
Posted at 2016/06/27 08:20:34 | コメント(3) | トラックバック(0) | THE BEATLES | 日記
2016年06月11日 イイね!

ジジイも悪くないじゃん

ジジイも悪くないじゃん今日の中日新聞ですが、

下段の広告以外、一ページ全部を使ってビートルズ来日50周年に関する各界の著名人の意見を載せています。






このページは「考える広場」というタイトルで、その時々のテーマを各界の3人がインタビュー形式で語るというもの。
どちらかというと、時事ネタのコーナーなんですよね。



直近のテーマは
・目くじら社会―なぜたたくのか(6月4日)
・ニッポン人の働き方 (5月28日)
・がんと生きる(5月21日)
・人工知能の未来(5月14日)
・米大統領選 トランプ現象の虚実(5月7日)


この流れで、
・ビートルズ来日50年
というテーマ建て!!



現代社会において、ビートルズは単なるポップソングではないのですよね





高嶋弘之氏は、日本の(古くからの)ビートルズファンならその名を知らない人はいない、東芝音楽工業(後の東芝EMI)でビートルズを日本に紹介した音楽ディレクター。
「抱きしめたい」の邦題を付けた人です。
I want to hold your handがどうして抱きしめたいになったのか?
このインタビューでは、邦題を付けるにあたって

直訳すると「手をつなぎたい」なんだけど、とっさに出てきたのがこのタイトル。

と語っています。

「抱きしめたい」ってタイトルは、日本の洋楽史上に残る邦題だと思います。
現役当時のレコードには邦題が付いていたのに、今では原題で呼ばれるビートルズの曲って結構あります。

「こいつ」とか「ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!」とか「恋のアドバイス」とか「涙の乗車券」とか…
ビートルズファン同士の会話でも、あんまり言いません。
ヤァ!ヤァ!ヤァ!は映画の邦題だけではなく、曲の邦題でもあったんですよね。


でも、「抱きしめたい」と「愛こそはすべて」だけは、今でも邦題で言った方がしっくりきます。
あの時代の空気感とあいまって、どうにもこうにも特別な邦題だと思います。

そんな重要なことが、「ノリ一発」で決定していたというのは、歴史の面白さです。





財津和夫氏と芦原すなお氏のインタビューは割愛しますが、高嶋氏のインタビューも含めてネットで全文が見られますので、関心のある方はこちらをクリックして読んでみてはいかがでしょう





最初の方に、『現代社会において、ビートルズは単なるポップソングではない』と書きましたが、同時に

ジョンなら、権威になったビートルズなんて糞喰らえと思うだろうな

なんてことを考えたりもしました。


来日50周年。
それが時事ネタとしてニュースになる。

実は私はガキ過ぎてその当時の記憶はありません。
でも、今にして思うと、少し大げさですが
『ビートルズが日本に来たとき、既にこの世に生を受けていて同じ空気を吸っていた』
ということが意味もなく誇らしく思えて、
『ジジイも悪くないじゃん』
なんて思ったりしています。











あ、大事な事を書き忘れた。

ビートルズに心ときめかせた私より年上の人たち。
官僚や国会議員にもたくさんいるでしょう?

どうして、もっと理想的な社会を作れなかったの?

愛こそは全ての精神で、政治はできないの?



Posted at 2016/06/11 17:49:29 | コメント(2) | トラックバック(0) | THE BEATLES | 日記
2016年05月18日 イイね!

ちょっとマニアックなニュース(自分の覚え)

スズキも不正をしていたようですが、それは置いといて…




ザ・ビートルズの広報、トニー・バーロウ氏、死去
BARKS 5月18日(水)12時25分配信

1960年代、ザ・ビートルズの広報を担当したトニー・バーロウ氏が土曜日(5月14日)、亡くなった。80歳だった。

10代後半で『Liverpool Echo』紙のレコード・レビューを執筆し始めたバーロウ氏は、その後、デッカ・レコードでライナーノートを書く仕事をしていたところ、ザ・ビートルズと契約を交わしたブライアン・エプスタインから誘われ、彼らの広報を担当することになった。

ザ・ビートルズの愛称“ザ・ファブ・フォー”を思いついたのが彼だった。また、ザ・ビートルズ解散後は、PR会社を設立し、ザ・キンクスやベイ・シティ・ローラーズらの代理人を務めた。

ポール・マッカートニーは、「トニー・バーロウは、ザ・ビートルズ初期に僕らを助けてくれた素敵な人だった。彼はスーパー・プロフェッショナルだったが、いつだって笑う準備ができていた」との追悼の言葉を寄せている。



トニー・バーロウと言えば、ビートルズ好きなら必ず名前くらいは聞いたことがある人でしょう。



初期のイギリスオリジナルアルバムの裏ジャケのライナーノートは、トニー・バーロウが書いていたので、必ずクレジットの名前を見ているはず。



でも、顔までは知らないと言う人も多いかも。


こうして、一人、また一人、ビートルズにゆかりのある人たちが亡くなっていくのは
時代の流れですから、仕方のないことなのでしょうね。



Posted at 2016/05/18 12:53:21 | コメント(1) | トラックバック(0) | THE BEATLES | 日記
2016年03月25日 イイね!

必然性があったのか?

『パイレーツ・オブ・カリビアン』第5弾にポール・マッカートニー出演!
シネマトゥデイ 3月25日(金)11時39分配信

映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ第5弾に元ザ・ビートルズのポール・マッカートニーが出演するとDeadlineが報じた。
 (中略)
シリーズ第5弾『パイレーツ・オブ・カリビアン:デッド・メン・テル・ノー・テールズ(原題) / Pirates of the Caribbean: Dead Men Tell No Tales』は昨年クランクアップしていたが、監督のヨアヒム・ローニング&エスペン・サンドベリ(『コン・ティキ』)とプロデューサーのジェリー・ブラッカイマーが追加シーンの撮影を決めたとのこと。それが、密かにキャストに加わっていたポールのシーンなのだという。どんな役柄なのかは不明だ。
 (後略)


有名なタイトルのシリーズですが、劇場で見たことは無かったです。

これは公開の時に劇場で見なきゃね…

ってなると、制作者の思うつぼだよねぇ。





作品としての必然性があったのか?
話題作りにすぎないのか?
(苦笑)

Posted at 2016/03/25 12:39:20 | コメント(0) | トラックバック(0) | THE BEATLES | 日記

プロフィール

「@susp2 お怪我は大丈夫ですか?ケガが無ければ切り替えて新車のことだけ考えましょう(笑)」
何シテル?   02/15 17:47
愛知県北部在住です。 “部品取り”も入れると過去に13台のシトロエンを買った熱狂的シトロエニストですが、なぜか今はBMWがメインカーです。 ****...

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