やんぢのブログ一覧

写真は１１月２８日（月）の中日新聞。










想定外津波「あり得ない」
東電設備部署　対策取らず

二〇〇八年に東京電力社内で、福島第一原発に想定を大きく超える津波が来る可能性を示す評価結果が出た際、原発設備を統括する本店の原子力設備管理部が、そうした大津波は現実には「あり得ない」と判断して動かず、建屋や重要機器への浸水を防ぐ対策が講じられなかったことが分かった。東電関係者が明らかにした。

（中略）

社内研究の成果である新たな津波評価を受け、原子力・立地本部の幹部らが対応策を検討した。その際、設備を主管する原子力設備管理部は「そのような津波がくるはずはない」と主張。

（中略）

原子力設備管理部は〇六年に発覚した一連のデータ改ざんの再発防止のため実施した〇七年四月の機構改革で（中略）新設された。
部長は発足時から昨年六月まで吉田昌郎現福島第一原発所長。（※）

（後略）



吉田氏は、本社にたてついて、総理の命令をあえて無視して、日本の危機を救った英雄ということになっています。
リーダー論から評価したり、なかには国民栄誉賞は上げられないのか？などと主張するブログも見ました。
それは一面の真理ではあるのでしょうし、実際に彼が原発所長でなかったら東日本壊滅なんてことが実際に起きていた可能性も否定できません。

一方で、専門家の研究成果として津波の危険が指摘されても「そのような津波がくるはずはない」と主張した部署の部長だったというのも、一面の事実。
その時点では組織人の枠を超える事は出来なかったということかもしれません。

氏は政治家でも芸能人でも東電役員でもなく、民間企業の一従業員なので、私は個人に対しては批判も称賛もしません。

ただ、批判するにせよ称賛するにせよある一面だけを見て判断するのは危険かも…と思ってこのブログを書いた次第です。




※記事の時点では吉田氏の入院・退任について発表されていなかったので、現所長となっています。

ひまネタ。

赴任という漢字を確認しようと思って、パソコンに打ち込んでみた。
検索するつもりではなかったが、”キーワード入力候補”というのがONになっていて、勝手に候補が出てきた。
でも『赴任治療』って言葉、世の中に無いし…

こういうキーワード候補が存在してるっていうのが信じられません。

今日はＲ２のオイル交換を決行。
７カ月・３５００kmしか走ってないのに、真っ黒で驚いた。
写真は廃油を処理箱の綿に入れた様子。
ヴォルツはオイル交換のしすぎで、抜いたオイルが透明度バリバリの事もしばしば…（爆）
ヴォルツなら３５００km走るのに絶対２カ月もかからないので、オイルへの負担も無く同じ条件ならこんなに黒くなるはずはないです。

ターボエンジンでもないですが、街乗りオンリーが逆にオイルに負担になっているんですかね。
軽自動車のオイルは、大変です。

次回、フラッシングしてみようかな…などと思っています。

まずはこの文章を読んでいただいて…

中日春秋
2011年11月27日

　俳優の大滝秀治さんのナレーションが、とても味わい深く響く。＜原発、いつ、やめるのか、それとも　いつ、再開するのか。それを決めるのは、電力会社でも　役所でも　政治家でもなくて、私たち　国民一人一人。通販生活秋冬号の巻頭特集は、原発国民投票＞
▼声と字幕だけの短いテレビＣＭが今、話題になっている。「通販生活」を発刊しているカタログハウスがテレビ朝日の夜の番組で流そうとしたが、拒否され幻になったＣＭだ
▼原発をこれからどうするのか。政府や官僚任せではなく国民投票をして決めよう－。そんな特集の記事を宣伝する「商品広告」とカタログハウス側は考えていた。どこかタブーに触れたのだろうか
▼テレビ朝日側は「民放連の放送基準などに則（のっと）った当社の基準をもとに考査、判断している」と説明。個別のＣＭの判断については「お答えしておりません」という
▼原発の是非を国民投票で決めようという市民運動が広がっている。ただ政治家の関心は鈍く、批判的な声すらある。そこには、理性的な判断は国民にできない、という蔑視が潜んでいるように思える
▼原発稼働の是非を問う住民投票条例の制定を求める署名活動が、来月から東京都と大阪市で始まる。電力消費地の住民が自らの問題として受け止めようという思いから始まった。主権者が意思を示す第一歩に注目している。

※中日春秋は中日新聞朝刊一面のコラム


この文章の趣旨はテレビ朝日批判ではないことは賢明な方なら分かると思います。
しかし、やっぱり大メディアの限界が露呈しましたね。
テレ朝の報道姿勢はいまだに右寄りの人から批判されることが多いのですが、
会社としては結局大企業の一つに過ぎないという現実。

私はテレビ朝日の考査基準を知る者ではないですが、民放連の放送基準は見る事が出来る位置にいます。（この基準はネット上に公開されていますから誰でも見る事が出来ますが、自分の業務上触れる機会があるという意味です）

一般に原発ＣＭなどで問題になることが多いのは
(47) 社会・公共の問題で意見が対立しているものについては、できるだけ多くの角度から論じなければならない。
(89) 広告は、真実を伝え、視聴者に利益をもたらすものでなければならない。
(103) 係争中の問題に関する一方的主張または通信・通知の類は取り扱わない。
あたりかと思いますが、今回のカタログハウスのＣＭは何に抵触したのかさっぱり分かりません。

原発やめろとは一言も云わずに
＞原発、いつ、やめるのか、それとも　いつ、再開するのか。
と両論併記にしていて、表現上は世論が再開を選ぶ道も残しているので、抵触のしようが無いんですよ。（たとえ本心は反原発だったとしても）


この期に及んでも、『東電に立て付くのはやめとけ』って以上の理由は無いとしか理解できないです。
テレ朝って、日テレやフジに比べると、報道現場の規模は小さいです。
そんななか、現場は頑張ってると思うんですけどね。

上がバカだと現場はつらいというのは、どの業界でも同じですね。

日本でシトロエンＤＳ４が出て、ディーラーには『ネットに出てる茶革内装は無いのか？』という問い合わせがずいぶんあったそうです。

当初は、『ヨーッロッパにも無いんじゃないの？』という説もあったのですが、最近いろいろ情報が出てきて、ヨーロッパにはあるみたいですね。

何人かの人もブログに挙げてますが、イギリスのシトロエン公式ページにあるConfiguratorで、日本仕様にはないHabana "Club" leather upholsteryという茶革シートを選ぶと、１４９０ポンド増しです。
ざっくり１８万円ですね。



ピカソの茶革のオプションって、ドアやダッシュも革になるとはいえ日本では７５万円とかありえない値段でしたが、１８万円くらいなら選ぶ人もいそうです。

私は布シートのほうが好きな人なので、あんまり関係ありませんが（笑）



ちなみに、ダッシュまで茶革なのは左ハンドルの写真しか見当たりませんでした。
右ハンドルだと、シートだけ茶革でダッシュは黒と。（UK仕様で１８万円増しは多分これ）
このまま日本仕様でもいいと思うんですけどね。