• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

やんぢのブログ一覧

2011年04月30日 イイね!

簡単に過去を清算ってわけにはいかないので…

簡単に過去を清算ってわけにはいかないので…いささか旧聞に属しますが(←ってほどでもないか)、東京大学大学院教授・小佐古敏荘氏が、内閣官房参与を辞任というニュースがありました。
主なキーワードは
『官邸の対応はその場限りで場当たり的』
『この数値を小学生などに求めることは許し難い』
   
  ↑年間被曝放射線量20ミリ・シーベルトを上限
といったところでしょうか。

特に小学生に関する部分などは私も腹が立っていたので、喝采モノなのですが
そう簡単に喝采できないのが世の中の難しいところなのですね。

というのも、この小佐古氏は御用学者の総親分といった立場の人で、
過去の振る舞いを見ると『なんだかなぁ』としか評価しようのない学者さんなんです。
たとえば、こんな話とか

ずっとお父さんの立場から子供の被曝を許さないというスタンスでいる武田邦彦氏のサイトで、
小佐古氏による抗議のことが一言も出てこないのも、こういう経緯が関係しているのでしょう。

ところが、やっぱりというべきか、小佐古氏の今回の振る舞い・発言については喝采の論調が多いようです。

氏の辞意表明兼抗議文を読むと、
『法と正義に則って』
『SPEEDIのデータを隠さず開示せよ』
『年間20mSvの数値の使用には強く抗議する』
『(同)再度の見直しを求める』
など、国民の側を向いているように見えます。
枝野も管も必死に反論しているのも、小佐古氏の言い分のほうが正論だからに他なりません。

でも、やっぱり過去が…
あとは各人が判断するしかないですね。

私の意見を書いておくと
本気で学者の良心として言っているなら、しっかり原爆訴訟についても自己批判してほしい。
それが出来ないなら、保身のためにバスから降りただけとしか思えません。

(福島が収束した近い将来に政府・官僚・原発推進の立場の人は被告人になったり批判の的になることが見えているので)


長いですが、一応全文を載せておきます。
検討の参考にしてください。

なお、写真は本文と関係ありません。
(4月26日撮影最新版。どんな時でもカメラ目線・笑)





                                             平成23年4月29日

                   内閣官房参与の辞任にあたって
                       (辞意表明)

                                                内閣官房参与

                                                 小佐古敏荘



 平成23年3月16日、私、小佐古敏荘は内閣官房参与に任ぜられ、原子力災害の収束に向けての活動を当日から開始いたしました。そして災害後、一ヶ月半以上が経過し、事態収束に向けての各種対策が講じられておりますので、4月30日付けで参与としての活動も一段落させて頂きたいと考え、本日、総理へ退任の報告を行ってきたところです。
 なお、この間の内閣官房参与としての活動は、報告書「福島第一発電所事故に対する対策について」にまとめました。これらは総理他、関係の皆様方にお届け致しました。

 私の任務は「総理に情報提供や助言」を行うことでありました。政府の行っている活動と重複することを避けるため、原子力災害対策本部、原子力安全委員会、原子力安全・保安院、文部科学省他の活動を逐次レビューし、それらの活動の足りざる部分、不適当と考えられる部分があれば、それに対して情報を提供し、さらに提言という形で助言を行って参りました。
 特に、原子力災害対策は「原子力プラントに係わる部分」、「環境、放射線、住民に係わる部分」に分かれますので、私、小佐古は、主として「環境、放射線、住民に係わる部分」といった『放射線防護』を中心とした部分を中心にカバーして参りました。
 ただ、プラントの状況と環境・住民への影響は相互に関連しあっておりますので、原子炉システム工学および原子力安全工学の専門家とも連携しながら活動を続けて参りました。
 さらに、全体は官邸の判断、政治家の判断とも関連するので、福山哲郎内閣官房副長官、細野豪志総理補佐官、総理から直命を受けている空本誠喜衆議院議員とも連携して参りました。

 この間、特に対応が急を要する問題が多くあり、またプラント収束および環境影響・住民広報についての必要な対策が十分には講じられていなかったことから、3月16日、原子力災害対策本部および対策統合本部の支援のための「助言チーム(座長:空本誠喜衆議院議員)」を立ち上げていただきました。まとめた「提言」は、逐次迅速に、官邸および対策本部に提出しました。それらの一部は現実の対策として実現されました。
 ただ、まだ対策が講じられていない提言もあります。とりわけ、次に述べる、「法と正義に則り行われるべきこと」、「国際常識とヒューマニズムに則りやっていただくべきこと」の点では考えていることがいくつもあります。今後、政府の対策の内のいくつかのものについては、迅速な見直しおよび正しい対策の実施がなされるよう望むところです。




1.原子力災害の対策は「法と正義」に則ってやっていただきたい

 この1ヶ月半、様々な「提言」をしてまいりましたが、その中でも、とりわけ思いますのは、「原子力災害対策も他の災害対策と同様に、原子力災害対策に関連する法律や原子力防災指針、原子力防災マニュアルにその手順、対策が定められており、それに則って進めるのが基本だ」ということです。

 しかしながら、今回の原子力災害に対して、官邸および行政機関は、そのことを軽視して、その場かぎりで「臨機応変な対応」を行い、事態収束を遅らせているように見えます。
 
 とりわけ原子力安全委員会は、原子力災害対策において、技術的な指導・助言の中核をなすべき組織ですが、法に基づく手順遂行、放射線防護の基本に基づく判断に随分欠けた所があるように見受けました。例えば、住民の放射線被ばく線量(既に被ばくしたもの、これから被曝すると予測されるもの)は、緊急時迅速放射能予測ネットワークシステム(SPEEDI)によりなされるべきものでありますが、それが法令等に定められている手順どおりに運用されていない。法令、指針等には放射能放出の線源項の決定が困難であることを前提にした定めがあるが、この手順はとられず、その計算結果は使用できる環境下にありながらきちんと活用されなかった。また、公衆の被ばくの状況もSPEEDIにより迅速に評価できるようになっているが、その結果も迅速に公表されていない。

 初期のプリュームのサブマージョンに基づく甲状腺の被ばくによる等価線量、とりわけ小児の甲状腺の等価線量については、その数値を20、30km圏の近傍のみならず、福島県全域、茨城県、栃木県、群馬県、他の関東、東北の全域にわたって、隠さず迅速に公開すべきである。さらに、文部科学省所管の日本原子力研究開発機構によるWSPEEDIシステム(数10kmから数1000kmの広域をカバーできるシステム)のデータを隠さず開示し、福島県、茨城県、栃木県、群馬県のみならず、関東、東北全域の、公衆の甲状腺等価線量、並びに実効線量を隠さず国民に開示すべきである。

 また、文部科学省においても、放射線規制室および放射線審議会における判断と指示には法手順を軽視しているのではと思わせるものがあります。例えば、放射線業務従事者の緊急時被ばくの「限度」ですが、この件は既に放射線審議会で国際放射線防護委員会(ICRP)2007年勧告の国内法令取り入れの議論が、数年間にわたり行われ、審議終了事項として本年1月末に「放射線審議会基本部会中間報告書」として取りまとめられ、500mSvあるいは1Svとすることが勧告されています。法の手順としては、この件につき見解を求められれば、そう答えるべきであるが、立地指針等にしか現れない40-50年前の考え方に基づく、250mSvの数値使用が妥当かとの経済産業大臣、文部科学大臣等の諮問に対する放射線審議会の答申として、「それで妥当」としている。ところが、福島現地での厳しい状況を反映して、今になり500mSvを限度へとの、再引き上げの議論も始まっている状況である。まさに「モグラたたき」的、場当たり的な政策決定のプロセスで官邸と行政機関がとっているように見える。放射線審議会での決定事項をふまえないこの行政上の手続き無視は、根本からただす必要があります。500mSvより低いからいい等の理由から極めて短時間にメールで審議、強引にものを決めるやり方には大きな疑問を感じます。重ねて、この種の何年も議論になった重要事項をその決定事項とは違う趣旨で、「妥当」と判断するのもおかしいと思います。放射線審議会での決定事項をまったく無視したこの決定方法は、誰がそのような方法をとりそのように決定したのかを含めて、明らかにされるべきでありましょう。この点、強く進言いたします。



2.「国際常識とヒューマニズム」に則ってやっていただきたい

 緊急時には様々な特例を設けざるを得ないし、そうすることができるわけですが、それにも国際的な常識があります。それを行政側の都合だけで国際的にも非常識な数値で強引に決めていくのはよろしくないし、そのような決定は国際的にも非難されることになります。

 今回、福島県の小学校等の校庭利用の線量基準が年間20mSvの被曝を基礎として導出、誘導され、毎時3.8μSvと決定され、文部科学省から通達が出されている。これらの学校では、通常の授業を行おうとしているわけで、その状態は、通常の放射線防護基準に近いもの(年間1mSv,特殊な例でも年間5mSv)で運用すべきで、警戒期ではあるにしても、緊急時(2,3日あるいはせいぜい1,2週間くらい)に運用すべき数値をこの時期に使用するのは、全くの間違いであります。警戒期であることを周知の上、特別な措置をとれば、数カ月間は最大、年間10mSvの使用も不可能ではないが、通常は避けるべきと考えます。年間20mSv近い被ばくをする人は、約8万4千人の原子力発電所の放射線業務従事者でも、極めて少ないのです。この数値を乳児、幼児、小学生に求めることは、学問上の見地からのみならず、私のヒューマニズムからしても受け入れがたいものです。年間10mSvの数値も、ウラン鉱山の残土処分場の中の覆土上でも中々見ることのできない数値で(せいぜい年間数mSvです)、この数値の使用は慎重であるべきであります。

 小学校等の校庭の利用基準に対して、この年間20mSvの数値の使用には強く抗議するとともに、再度の見直しを求めます。

 また、今回の福島の原子力災害に関して国際原子力機関(IAEA)の調査団が訪日し、4回の調査報告会等が行われているが、そのまとめの報告会開催の情報は、外務省から官邸に連絡が入っていなかった。まさにこれは、国際関係軽視、IAEA軽視ではなかったかと思います。また核物質計量管理、核査察や核物質防護の観点からもIAEAと今回の事故に際して早期から、連携強化を図る必要があるが、これについて、その時点では官邸および行政機関は気付いておらず、原子力外交の機能不全ともいえる。国際常識ある原子力安全行政の復活を強く求めるものである。


以上





Posted at 2011/04/30 23:47:07 | コメント(2) | トラックバック(0) | 社会・時事ネタ | 日記
2011年04月29日 イイね!

やっぱり神オイル

やっぱり神オイル今入れているレスポEタイプ
写真の901マイルは約1450kmですが、さすがに850マイル(≒1370km)くらいからアイドリング時にガサツいた感じになってきました。
しかし、これだけ乗ってもなお油圧は下がってこないし、走行時には全然荒れた感じは無いしで、レスポを神オイルと呼ぶ人がいるのも納得です。

いわゆる交換権取引用のノルマはすでに達成しているので、いつオイル交換してもいいのですが、全然オイル交換したい気分になりません。
そこで…

過去に使った経験のあるこいつを入れて、ガソリンを満タンに。
この満タンが終わったらオイル交換することにしました。
あと500km近くは乗るぞと。

しかし、世の中にあまたある1000km行かずにガサツいてくるオイルっていうのは何なんでしょうね?
Posted at 2011/04/29 18:14:22 | コメント(3) | トラックバック(0) | オイル関連 | 日記
2011年04月29日 イイね!

値下げ!

値下げ!さっきガソリンを入れに行ったら、前回より安くなってました。

ゴールデンウィークは需要が高まって値上げ基調でもおかしくないし、原油価格も上がりぎみの中ですが、やはり今年は観光関係が不振なので、それに引っ張られての値下がりなんでしょうかね?
Posted at 2011/04/29 08:30:40 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日々の出来事 | モブログ
2011年04月28日 イイね!

ゴミだけど…(笑)

ゴミだけど…(笑)ウチから通勤ヴォルツの駐車場まで徒歩1~2分なんですが、その途中に資源ゴミの集積所があります。
今日はそのゴミの日だったのですが、そこに写真のブツが。

この集積所の対象はせいぜい半径数百メートル。
近所にこんなマニアックな人がいたなんてビックリ!


しかも、業務用に使い倒された感じじゃなくて缶そのものがピカピカ。
手篤く保護して、夢の『ぺール缶ベンチ』にさせていただくことにしましたとさ(笑)






資源ごみを勝手に持ち帰るのは犯罪なのかな?
よく分からないので許してね♪
Posted at 2011/04/28 09:00:56 | コメント(4) | トラックバック(0) | オイル関連 | モブログ
2011年04月27日 イイね!

安物道場通信~一物一価は続かない

安物道場通信~一物一価は続かないシュアラスターからループという添加剤が発売された当初、大手量販店でもホームセンターでも同じ価格で売られていました。
特売商材になることもなく、かなり長い間一物一価状態が続いた後、ホームセンターの売価が若干下がり、時々特売商材になり、今では大手量販店でも新発売当時よりかなり安い値段で売られています。

同じ経緯をたどりつつあるのが、写真のシュアラスターのコーティング剤、ゼロウォーターです。
当初は大が2940円、小が1680円と、どこの店でも判で押したように同じ値段。
量販店でもホームセンターでも同じ値段。

これが最近ちょっとずつ安くなってきました。
写真のお店はウチの近所のホムセンですが、特売の値札ではなくこれが通常価格になった模様です。
(この店はループのときにも値下げが早かったです)
通常がこの値段だと、チラシ商材になると大が2280円かもうちょっと安くなるかもしれないです。


まぁいつまでも一物一価が続くわけも無いので、いずれ大手量販店でも値段が下がってくると思いますが、とりあえず量販店ではまだ強気の値段のところが多いですね。。

※ネット通販などでは、大が2000円以下だったりしますが、この記事は店頭売りに限った話としてお読みください。




どうでもいいけど、新しいパーツレビュー使いにくいよ。

Posted at 2011/04/27 13:27:40 | コメント(3) | トラックバック(0) | 安物道場 | 日記

プロフィール

「@susp2 お怪我は大丈夫ですか?ケガが無ければ切り替えて新車のことだけ考えましょう(笑)」
何シテル?   02/15 17:47
愛知県北部在住です。 “部品取り”も入れると過去に13台のシトロエンを買った熱狂的シトロエニストですが、なぜか今はBMWがメインカーです。 ****...

ハイタッチ!drive

みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2011/4 >>

     12
3 4 5 67 8 9
10 1112 13 14 15 16
17 1819 20 212223
2425 26 27 28 29 30

ブログカテゴリー

リンク・クリップ

行って来ました南房総一年ぶり 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2024/02/28 22:19:32
新車購入 一番の心配事は… 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2022/05/17 21:08:56
スズキ車の衝突安全性は世界一 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2015/04/02 15:00:38

愛車一覧

BMW X1 BMW X1
奥さんがお気に入り ・BMWが好き ・SUVっぽいのが好き ・あんまり大きいのはダメ と ...
シトロエン GS シトロエン GS
1.2リッタークラスのファミリーカー/大衆車として 【古今東西に世に出たすべての車の中で ...
シトロエン CX シトロエン CX
人生でCXを3台買ったうちの最初の1台。 1989年に新車で買ったシトロエンBX16T ...
シトロエン BX シトロエン BX
ここのBXのグレード選択画面って発売年とグレードがリンクしてなくてメチャクチャ。 選択画 ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation