
9月3日、丸の内を出発したのは、18:30頃
丸の内では弱い雨が降っていました。
防災関連の通知メールでは、横浜市に発令されていた大雨警報が一旦解除されている状態でしたが、まだ警戒を要するレベルでした。
首都高都心環状線内回りの神田橋から入り一ノ橋JCTで2号目黒線へ
交通情報では中原街道の渋滞が激しかったので、戸越側へ下り、国道1号(第二京浜)で川崎経由りルートを使うことにしました。
西馬込付近までは、雨はさほどでもなく、中延付近では、小降りになっていて、一旦、止んだのか傘をさしていない方の姿も多かったです。
西馬込を過ぎ本門寺入口付近から雨脚が強まり、多摩川大橋を渡る頃には、かなり激しい降り方に変わってきました。
動画は、19:05頃の小倉陸橋
この頃、横浜市には警戒レベル3が発令されていて、そのあと、19:14頃に警戒レベル4が発令されました。
横浜駅の一部で浸水があったのは、19:30頃と報道されていますから、警戒レベル4が発令されたころには、既に被害が出始めていたと思われます。
この警戒レベルは、今年の3月29日に避難勧告等に関するガイドラインが改定され、気象防災情報をもとに、避難情報を発令する責任のある各自治体がその自治体の特性に応じ、住民の安全を守るために、分かりやすい数値で避難の基準を示すものです。
動画のころの警戒レベル3は、(高齢者等は避難)
避難行動としては、避難に時間を要する人(ご高齢の方、障害のある方、乳幼児等)とその支援者は避難をしましょう。
その他の人は、避難の準備をしましょう。
となっています。
そして、警戒レベル4は、(全員避難)
速やかに避難先へ避難しましょう。
避難場所までの移動が危険と思われる場合は、近くの安全な場所や、自宅内のより安全な場所に避難しましょう。
ここで問題となるのは、判断の基準となる気象防災情報です。
レベル4の判断に相当する気象防災情報は、氾濫危険情報、土砂災害警戒情報
そして、この情報は、自治体単位、河川単位なので、昨今、広域合併等で、自治体のエリアが増えていること、横浜市の様にもともと広い範囲が対象の自治体では、その地区に応じた危険性が直接伝わらない可能性があることです。
今回の横浜市のケースでは、西区、中区、南区、港南区、保土ケ谷区、磯子区、金沢区、戸塚区、栄区のいずれも一部、計2360世帯、5087人が対象になる警戒レベル4でしたが、この対象地区は、防災情報の詳細をマップ表示等をして初めて分かる情報で、例えばテレビの速報などは、横浜市、よくて横浜市南部の表示でした。
つまり、横浜市と言われても川崎に接している日吉と、横須賀に接している金沢八景の方では、かなり離れていて、昨今の局所的な激しい気象変化に、情報のエリア密度が乖離している状態ですので、正しい情報が伝わったかと言われると疑問に感じる部分があります。
何処まで細かく情報提供が行えるのか課題は多くありますが、あまりかけ離れた距離感や状況感が伝わるとオオカミ少年的な状態になり、本当に危険が迫った際、意識されなくなる危険がある為、早急に対応して欲しいと思っております。
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Posted at 2019/09/05 01:22:37 | |
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