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2008年10月07日 イイね!

日系自動車メーカーブランドの価値とは?

トヨタの株価を見て思ったのですが、今の日本の自動車メーカーに明確なブランド価値が出せてるメーカーがあるのか考えてみました。

なぜマツダは甦ったのかをみてふと思ったのですが、かつてのマツダの場合Eunos、Infini、Autozam、Autorama、Mazdaの5チャンネル展開し、失敗しました。
無論、自分の背丈以上の事を行って失敗したというのもありますが、先ほどの本曰く、マツダというブランドの陰が薄くなり、マツダのイメージが無くなったともかかれておりました。

つまり、マツダという名前、ロゴなどは会社の顔であるにもかかわらず、結局何をやりたかったのかっていうのが不明瞭になった感じがします。

フォードがマツダを再建する際に手がけた物の一つとしてブランドの明確化っていうのがありました。
それは今謳われているZoom-zoomに繋がるのですが、今のマツダというと

- 乗って楽しい
- 他社とは一線を画したデザイン
- スポーティな作り

と明確なイメージが現れます。

では、今の日系自動車メーカーでマツダ並みに確固たるブランドイメージがあるメーカーがあるかというとどうも疑問符が浮かびます。

トヨタの場合、基本的にネッツ、トヨタ、レクサスと3ブランド(実際、ネッツをブランドと考えるかどうかは賛否両論になると思いますが)に分かれておりますが

- Netz:若者向け?
- トヨタ:一般向け?
- Lexus:プレミアム?

とどんなにひいき目に見たとしてもこの程度のイメージしか沸かない上に疑問符が付いてしまいます。
ましてやLexusの場合だとトヨタの高級車?練り直しのぼったくり車?という程度のイメージしかないかと思われます。

なぜか?

- IS=アルテッツァ
- GS=アリスト
- SC=ソアラ
- LS=セルシオ
- RX=ハリアー

とかつてトヨタで販売されていた物がそのまま値上げされLexusというロゴをつけられただけだと思っています。

日本の市場を知らない海外市場のみであれば通用したかと思いますが、ISのみに関して言うと、アベンシスとISの明確な差ってなに?FFとFRの違い?大幅な値段の違い?とここでもやはり疑問符が出てきます。

要は若者向けだろうが、プレミアムカーだろうが、所詮はトヨタというイメージがつきまとっていますし、ましてやトヨタのブランド価値というと何か思い浮かぶでしょうか?

世界一?耐久性?大衆車メーカー?

どれをとっても漠然とした物ばかりです。

日産も然りで

日産:大衆車?
Infinity:なんちゃってプレミアム?

と似たような結果になるかと思います。
まだ、Infinityの方が、インフィニティ専売車両があるので救われますが…

ホンダも最近は迷走していると思います。

ホンダ:ミニバンメーカー?

かつての本田宗一郎氏がいた頃のホンダ車=スポーツ・スポーティというイメージが薄れてきて、フィット、オディッセイ、ステップワゴンの様にミニバンというイメージしか沸かなくなってきている感じが否めません。

唯一マツダ以外でブランドが救われている日系メーカーといえば三菱くらいでしょう。とは言っても

三菱:4駆メーカー

位しか浮かびませんが、少なくとも欧州では三菱といえばPajeroという位正確な答えが返ってきます。また、ドイツでは(この辺はAudi TTさんの御意見もお聞きしたいのですが)三菱=自動車メーカーというくらい三菱自工は浸透しております。

やはりこうやってみる限り、日本のメーカーのブランドイメージは欧州メーカーと比べても弱い感じがします。

BMWならばプレミアムスポーツ、ベンツならプレミアムコンフォート、プジョーならコンフォートとスポーティの高い次元での両立、シトロエンはコンフォートとテクノロジー(ハイドロ等)、AUDIはデザインとプレミアム、VWなら限りなくプレミアムに近い大衆車というイメージができています。

じゃあ同じ質問を日本車にしても、明快なイメージは沸かないと思います。強いて言えば日本車=丈夫というくらいしか無いかと。株価の低下を抑制するためには強いブランドイメージをアピールしないと難しくなると思います。

でも、それを今の日系自動車メーカーができるかというと疑問が沸きますが。
Posted at 2008/10/07 20:18:27 | コメント(3) | トラックバック(0) | 自動車関係 | 日記
2008年10月07日 イイね!

独ワーゲン:トヨタの時価総額を上回る-自動車業界で世界一に

  10月7日(ブルームバーグ):独フォルクスワーゲンの時価総額が6日の終値ベースでトヨタ自動車を上回り、自動車業界でトップになった。同日の取引でトヨタ株は前週末比4.4%下げたのに対し、ワーゲン株は同5.2%上昇した。この結果、それぞれの時価総額はトヨタ1280億ドル、ワーゲン1355億ドルとなり逆転した。

  ワーゲンの株価6日終値は289.64ユーロ、トヨタの終値は3900円だった。トヨタの終値が4000円を下回るのは2005年7月以来。また07年2月に付けた上場来高値(終値8340円)からは53%下げた水準となる。一方、ワーゲンの株価は9月18日に付けた最高値(同298.27ユーロ)からは2.9%の下げにとどまっている。

  アトランティス・インベストメント・リサーチのエドウィン・マーナー社長は「金融市場はまったく機能していない、それにより世界の自動車メーカーは苦しむだろう。トッププレイヤーであるトヨタもやはり打撃を受けざるを得ない」とみている。

  7日の取引でトヨタ株は売り気配で始まり、午前9時25分に前日比290円(7.4%)安の3610円で寄り付いた。

Bloombergより

販売台数では世界一のトヨタですが、株価では…

まぁこれだけで批評しようと思うと難しいですし、株に関しては専門外なので、余計なコメントは避けますが、少なくとも自分が思うのに

株価が高い=会社の魅力が高い
株価が低い=会社の魅力が低い

ともとれます。無論それだけじゃないと思いますが。
数値だけを見ると54%近くも株価が下がるというのは尋常ではないので、この先どうなるか解りかねます。

車の魅力が無ければ会社の価値も下がってる…これらが意味する物が解らないと、この先まだ落ちるかも知れませんね…
Posted at 2008/10/07 18:14:52 | コメント(0) | トラックバック(0) | トヨタ | ニュース

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「スバル・三菱・スズキのAWD性能を比較してみた http://cvw.jp/b/205797/48144383/
何シテル?   12/15 22:42
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