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Heero Yuyのブログ一覧

2009年08月31日 イイね!

総選挙 - 総括

今回自民党の惨敗という結果に終わりました。

惨敗の原因として考えられるのは

1)小泉-竹中による改革
2)内ゲバ等による自民党への信頼失墜
3)マスゴミによる洗脳作戦

大きく分けてこの三つでしょう。

1に関して言えば、批判されても当然かもしれません。職の不安定化、日本国民の経済的な疲弊を招きましたから。

2に関して言えば、今回の麻生降ろしが良い例で、世論調査による一喜一憂で本来、党がまとまるべきところが足の引っ張り合いで自民党のイメージを落としたと思います。

3が多分今回一番大きな要因かと思います。
政策とはかけ離れたところでの誹謗中傷、民主党政策の事実の隠ぺい、足の引っ張り合いに加担しさらなる煽りを入れて自民党のイメージダウン。
こういうつながりが自民党の失墜につながったと思います。

ただ、今回の結果からみて次なる希望が見えてきました

1)投票率のアップ
2)公明党の壊滅的なダメージ
3)真・保守派議員の躍進

特に投票率アップというのは政治に興味を持ち始めた人が多くなったということです。
逆に今回民主党に投票した人は投票の義務を果たした事と一緒に、選んだ責任というのがあるわけですから、今後の民主政権が行うことに対して知らなかったでは済まないということになります。

また自民党に関して言えばこれを機会に再編するチャンスにもなるわけでして、初心にかえりどのような政策が自民党らしいものなのかを打ち出す事が出来ます。
そして、正しい政策を打ち出すことにより、連立政権ではなく単独政権構築も可能ということになります。

つまり今回の自民党の惨敗は自民党のDeath & Rebirthへのきっかけとなると思っております。

その日が来るまで、民主党政権による闇法案法制化(人権擁護法案、外国人参政権等)等を注視しなければいけないと思います。

最後に一言

この数ヶ月間、下名の拙い政治ネタにお付き合いいただき、またこの様なネタを書き続けてもお友達でいてくれた既存のお友達の皆様、下名のブログに何かを感じて新たにお友達なっていただいた皆様、この場を借りて多大なるお礼を申し上げたいと思います。

本日までお付き合いいただき誠にありがとうございました。

引き続き、よろしくお願い申し上げます。

Heero Yuy
Posted at 2009/08/31 20:43:17 | コメント(8) | トラックバック(1) | 政治関係 | 日記
2009年08月31日 イイね!

終わった総選挙



すべての憂国の士、心ある日本人に捧げます
Posted at 2009/08/31 04:14:06 | コメント(12) | トラックバック(0) | 政治関係 | 日記
2009年08月30日 イイね!

波乱の Grand prix de Belgique

今日は選挙日ですが、Grand prix de Belgiqueの日でもあり、この予選でとんでもない番狂わせが起きましたよね

ベルギーGP予選の詳細レポート
2009 年F1第12戦ベルギーGPが8月29日(土)、スパ・フランコルシャン・サーキット(1周/7.004km、30日決勝44周/308.052km)で 2日目を迎え、現地時間14時(日本時間21時)からQ1、Q2、Q3の3つのセッションでなる公式予選が行われた。

現地時間11時から行われた予選前最後のフリー走行では、ニック・ハイドフェルド(BMWザウバー)がトップタイムを記録した。ハイドフェルトはこのトップタイムをハード側のタイヤで記録していたため、予選中は各車のタイヤ選択にも注目が集まる。今季は苦しい戦いが続き、BMWがF1撤退を発表しているBMWザウバーだけに、チーム存続に向けてもいい成績を残したいところだろう。また、このセッションではレッドブルのマーク・ウェバーがトラブルを抱えていた。エンジンのトラブルであった可能性も高いが、もしエンジンが原因だった場合、これでルノーとレッドブルの決別が決定的になったとの意見もある。

セッション開始時の天候は晴れ、気温15℃、路面温度26℃となっている。Q1前半、全車がタイムを出した段階では、ハイドフェルドがトップに立っていた。またフォース・インディアの2台が好調で、2台とも上位につけている。セッション終盤には、ヤルノ・トゥルーリ(トヨタ)がタイムを更新し、トップに立つ場面もあった。今週末は苦しい戦いとなっているウィリアムズだが、中嶋一貴(ウィリアムズ)がQ1で脱落となってしまった。また、フォース・インディアは2 台揃ってQ2へ進出を果たしている。Q2では、ほとんどのドライバーがソフト側で走行する中、ロバート・クビサ(BMWザウバー)がハード側のタイヤで走行を始めていた。また、セッション後半から走行を開始したニコ・ロズベルグ(ウィリアムズ)もタイヤはハード側だった。このセッションでもフォース・インディアは好調で、ジャンカルロ・フィジケラ(フォース・インディア)がQ3進出を果たした。そして、タイトルを争っているジェンソン・バトン(ブラウン GP)はここで脱落となってしまった。Q3でもBMWザウバーの2台、ニコ・ロズベルグ(ウィリアムズ)などがハード側のタイヤでタイム計測を行っていた。セッション終盤には、なんとフィジケラがトップに立った。その後、誰もフィジケラのタイムを上回ることができず、ベルギーGPのポールポジションはフィジケラが手にした。フォース・インディアにとっては初のポールポジションである。

2位から10位までの結果は次の通り。

2 位ヤルノ・トゥルーリ(トヨタ)、3位ニック・ハイドフェルド(BMWザウバー)、4位ルーベンス・バリチェロ(ブラウンGP)、5位ロバート・クビサ(BMWザウバー)、6位キミ・ライコネン(フェラーリ)、7位ティモ・グロック(トヨタ)、8位セバスチャン・ベッテル(レッドブル)、9位マーク・ウェバー(レッドブル)、10位ニコ・ロズベルグ(ウィリアムズ)。

トップ10位以外の日本勢は、中嶋一貴(ウィリアムズ)が18位だった。

【セッションレポート】
予選Q1は20分間で戦われ、16位から20位のドライバーがここで予選を終えることになる。セッションが始まると、まずはジャンカルロ・フィジケラ(フォース・インディア)がコースへ出てきた。これに続いて、数台のクルマがコースへ入っている。セッション開始から5分が経過すると、ロバート・クビサ(BMWザウバー)を除く全車がコースへ出た。その後、クビサも走行を始め、全車がタイムを出した段階でトップに立っているはハイドフェルド、2番手エイドリアン・スーティル(フォース・インディア)、3番手ジェンソン・バトン(ブラウンGP)となっている。

残り5分となった段階で脱落するポジションにいるのは、ロメ・グロジャン(ルノー)、ニコ・ロズベルグ(ウィリアムズ)、中嶋一貴(ウィリアムズ)、ハイメ・アルグエルスアリ(トロ・ロッソ)、ルカ・バドエル(フェラーリ)。セッション終盤、各車がタイムを更新していく中、ヤルノ・トゥルーリ(トヨタ)がトップタイムを更新した。しかしその後、フィジケラがトゥルーリのタイムを更新している。また、バドエルがコースオフし、グラベルから抜け出せなくなったため、コース上ではイエローフラッグが出された。今週末は苦戦が続いているウィリアムズでは、中嶋一貴(ウィリアムズ)がここで脱落となってしまった。

Q1で予選を終えた16位から20位は以下の通り。

セバスチャン・ブエミ(トロ・ロッソ)、ハイメ・アルグエルスアリ(トロ・ロッソ)、中嶋一貴(ウィリアムズ)、ロメ・グロジャン(ルノー)、ルカ・バドエル(フェラーリ)。

予選Q1のトップ5は、ジャンカルロ・フィジケラ(フォース・インディア)、ヤルノ・トゥルーリ(トヨタ)、ルーベンス・バリチェロ(ブラウンGP)、エイドリアン・スーティル(フォース・インディア)、マーク・ウェバー(レッドブル)だった。

予選Q2は15分間で戦われ、11位から15位のドライバーがここで予選を終える。セッションが始まると、各車が続々とコースへ出てきた。ロバート・クビサ(BMWザウバー)はこのセッションを、ハード側のタイヤで走り始めている。クビサ以外のドライバーは、ほとんどがソフト側のタイヤを装着している。セッションの半分が経過した段階で脱落するポジションにいるのは、スーティル、フェルナンド・アロンソ(ルノー)、ヘイキ・コバライネン(マクラーレン)、ハイドフェルド、ニコ・ロズベルグ(ウィリアムズ)。ロズベルグはまだタイムを計測していない。

セッション後半になってようやくロズベルグがコースへ出てきたが、ロズベルグはハード側のタイヤを装着している。ロズベルグの1回目のタイムは15番手だった。また、セッション終盤に向けて、全車がコースへ入っている。各車がタイム更新を続ける中、一時はフィジケラがトップに立っていた。ここで、ドライバーズ選手権のトップに立っているバトン、そしてアロンソ、マクラーレンの2台も脱落となってしまった。

Q2で予選を終えた11位から15位は以下の通り。

エイドリアン・スーティル(フォース・インディア)、ルイス・ハミルトン(マクラーレン)、フェルナンド・アロンソ(ルノー)、ジェンソン・バトン(ブラウンGP)、ヘイキ・コバライネン(マクラーレン)

予選Q2のトップ5は、ヤルノ・トゥルーリ(トヨタ)、ロバート・クビサ(BMWザウバー)、セバスチャン・ベッテル(レッドブル)、ジャンカルロ・フィジケラ(フォース・インディア)、ニック・ハイドフェルド(BMWザウバー)だった。

予選Q3は10分間で戦われ、このセッションでポールポジションが決定する。このセッションでは、ライコネンが先頭でコースへ出てきた。多くのドライバーは、コースへ出たもののタイムを計測することなくピットへ戻り、タイヤを交換して再びコースへ出て行った。

セッション終了直前、この予選で絶好調なフィジケラがトップタイムを更新した。その後、フィジケラのタイム更新をするドライバーはなく、何とフィジケラがフォース・インディアにとって初となるポールポジションを獲得した。

ベルギーGP決勝は明日30日(日)、現地時間14時(日本時間21時)から行われる。

Carviewより

今年のグランプリは初っぱなから番狂わせばかりでしたからね。
Brawn GP、Redbull F1、Toyota F1そして今回の

Force India

いや、誰も予想していなかったでしょう。
確かにAdrien Sutilの結果がかなり良かったのでQ3にはいつかは食い込むじゃないかと思ってはいましたが、まさかこのベルギーGPでポールとは…

そして3位のNick Heidfeld、常にKubicaの後ろだったのがまさかここでKubicaよりも良い成績を出すとは(というKubicaも5位という結果なので健闘しておりますが)

今日の決勝レースは誰にも予想ができないと思いますよ。

個人的にはFisichellaにPole to Winになって欲しいなぁって言う気もするし、Nick Heidfeldにもがんばって欲しいし、Trulliが優勝して君が代聞かせて欲しいという気もあるし…

え?中島君ですか?がんばって欲しいけど、厳しいだろうなぁ
ついでにLuca Badoerは…テストドライバとしては良いかもしれないですけどねぇ…
Sebastien Bourdaisに戻ってきて欲しいなぁ
Posted at 2009/08/30 18:56:58 | コメント(1) | トラックバック(0) | 自動車関係 | 日記
2009年08月29日 イイね!

あなたは日本と言う国を売ることができますか?































巷ではネトウヨ、中二病患者、基地外と呼ばれている(あるいは思われてる) Heero Yuyです

もうすぐ投票日です。

どうせ、上のようにいわれているのなら盛大にやってやりますよ。

亡国となり支那国籍になる方が良いか、日本人としての誇りを守るか、あなたはどちらを選びますか?

土曜日はじっくり考えてください。そして正しいと思った方、党を選んでください

参考までに民主党の売国政策の抜粋をします。

・国会図書館へ「恒久平和調査局」の設置
(戦時中の日本の加害行為を調査し永久に保存する機関) 

・戦時性的強制被害者問題の解決の促進に関する法律案の成立
(外国人が元慰安婦だと名乗り出ただけで、国家が謝罪と金銭の支給を行う)

・外国人参政権法案の成立

・重国籍容認
(韓国・朝鮮・中国籍を保有したまま、選挙権や被選挙権を含めた全ての権利を獲得できる)

・マスコミの総務省からの分離

・国立追悼施設の設置
(靖国神社の尊厳排除)

・沖縄に一国二制度を導入
 (ビザ免除、中国・韓国との交流拠点、地域通貨の導入など日本から切り離す政策

・教科書採択を教育委員会から切り離し、現場教師の権限へ移行 (日教組要望)
 (つくる会などの教科書を完全排除し偏向教科書を蔓延させる)

・教員免許更新制度の廃止 (日教組要望)
 (思想・能力的に問題のある教師も一生教壇に立てる)

・全国学力テストの廃止・縮小 (日教組要望)
 (日教組教師の教育による学力低下の隠蔽)

 このほかにも、民主党は「子供手当」、「高速道路無料化」などの財源確保のために、既に決まっている09年度補正予算案を全て停止すると宣言 しています。100年に一度といわれる不況を脱出するための緊急経済対策として、現政権が国民のために衆院解散前にこれだけはと決めた補正予算案を、自分たちのばら撒き政策のために停止すると言うのです。なんという自分本位で身勝手極まる政策でしょうか。


 さらに、これだけでは財源が足らないため、租税特別措置を廃止する方針を発表しています。 これらは住宅ローン減税やエコカー減税、企業の研究開発を支援する減税など、これまでの日本の景気を下支えしてきた減税措置であり、これらは日本経済に多大な影響を与えることでしょう。

 他にも、民主党が掲げる温室効果ガスの排出削減目標を実現するためには、各家計へ年間36万円もの負担を強いる数字 となっています。民主党が掲げる、子供手当と高速道路無料化を実現するために、国民と企業はいったいどれだけの増税と苦しみ強いられるのでしょうか。

アジアの真実様より引用

もしあなたのお子さんがこういう教育を受けても平気でしょうか



おかしいと思ったら

自民党
改革クラブ
平沼グループ


に投票しましょう。

民主党でもまともな人がいるかもしれませんが、執行部は事実上小沢の傀儡です。
つまり

民主党に投票する=売国

ですから
Posted at 2009/08/29 04:48:44 | コメント(9) | トラックバック(0) | 政治関係 | 日記
2009年08月28日 イイね!

ブリヂストン 第3世代ランフラットタイヤ

ポルシェ 959と夢のタイヤ

 最高出力450ps、最大トルク51kgm、0-100km/h加速3.9秒、最高速317km/h…現在でも超一級の性能といえるこれらの数値を、実に20年以上前に実現していたのが、1987年にデビューしたポルシェ959。ご存知のように、当時のポルシェの技術を結集して作られた究極のスーパースポーツである。

 そんな途方もない性能を誇ったポルシェ959の足元に標準装着されたのが、日本のブリヂストンによって開発された“ランフラットタイヤ”だ。
ブリヂストン 第3世代ランフラットタイヤ

 いくらクルマが圧倒的な高性能を発揮しても、その高性能を路面へと伝える術はタイヤのみ…そう考えると見識高いポルシェの技術の粋を集めて作られたこのスーパースポーツの性能を発揮するのに相応しいタイヤとして選ばれたブリヂストンのランフラットタイヤが、いかに厳しい基準をクリアしたかが伺い知れる。特にポルシェは、最高速を始めクルマの性能を確実に保証することで有名。つまりランフラットタイヤは当時の超一級の性能を保証するための絶対的な手段だったわけだ。317km/hでも心配なく走れるための。

 実はそれより前の80年代前半、ブリヂストンはホンダ・シビックの身体障害者用モデルに対しランフラットタイヤを共同開発した経緯がある。317km/hの超高性能を支えた一方で、身体の不自由なユーザーのために、パンク時に交換不要という利便性を提供したのだ。

 これがいわゆる“第一世代”のランフラットタイヤ。つまりその発想は生まれた時からあらゆる事象をカバーする要素を備えた夢の製品だった。事実ランフラットをひと言で説明するなら「パンクしても走れるタイヤ」。これまでの常識からすれば矛盾する表現だが、今やそれが現実なのだからこの言葉は実に哲学的だ。“パンクしても走れる”という事実は、パラダイムを全く変えてしまうだけの意味合いを持つ。まずパンクによる路上での立ち往生やタイヤ交換が不要となり、バースト時でも通常のタイヤ以上に走行安定性が確保される。さらにはスペアタイヤが不要となりスペアタイヤの生産と廃棄が消え失せ、車両開発時には有効スペースの確保やレイアウトの抜本的変更をも生む。

 ただし、夢の製品であってもまだ完璧ではなかったのも事実だった。

第3世代ランフラットタイヤ登場

 “パンクしても走れるタイヤ”を実現するには空気が抜けても車体を支えるだけの強度が求められる。ランフラットタイヤはサイド部分に補強がなされ、それゆえに通常のタイヤよりも硬く、当然重量も増した。

 しかしそうした部分は先述した数々の優れた要素でカバーできるし、車体の方でカバーできるものでもある。だからこそこのタイヤにBMWは白羽の矢を立てたのだろう。同社のスーパースポーツであるZ8や、5シリーズに採用を始め、2005年に登場した主力車種3シリーズでは標準装着という英断を下した。そしてこの時ブリヂストンもランフラットタイヤをさらに進化させ、硬い、重いというデメリットを出来る限り払拭する努力を行ったのだった。
ブリヂストン 第3世代ランフラットタイヤ

 それから4年が経った今年のジュネーブショーで、ブリヂストンはランフラットタイヤを第3世代へと進化させ発表した。その名も「3G RFT」。そして進化の幅を確認するため、世界中のジャーナリストを集めての国際試乗会が、イタリア・ローマ近郊にある同社のテストコースEUPGで開催されたわけだ。

 3G RFT最大の特徴は、先に記したデメリットをほぼ払拭したことにある。特に硬さがいかに通常のタイヤに近づいたかは“縦バネ指数”(乗り心地の指標)で一目瞭然。通常のタイヤを100とするならば、第1世代が120、第2世代が115となる。これに対して第3世代では105にまで改善され、通常タイヤよりわずかに硬い程度に収まっている。

 それを実現した技術の主役が今回試乗したプロトタイプタイヤに適用された、新たなサイド補強ゴムの採用。これはナノプロテックを採用したポリマーを用いることで、カーボン分子の擦れによる発熱を抑える。ランフラットタイヤはこれまでサイドに負担がかかり発熱することで耐久性が低下した。これを防ぐために厚いゴムを使っていたし、その分重さがあった。しかし今回の新サイド補強ゴムはそれを改善できたわけで、これまでより薄く軽く作れる。ゆえに“硬い”“重い”を払拭することができるわけだ。

 また今回のプロトタイプには採用されていないが、ブリヂストンではさらに新たな技術を2つ開発した。ひとつは空気が抜けてタイヤに荷重がかかると、サイド部分が発熱するが、この時の熱を用いてプライを収縮させて張力を持たせて変形を抑えるナイロンポリエステルを用いた新プライがそれ。加えてタイヤサイドの熱を走行時の風を使って冷やすためのクーリング・ファンは、タイヤのサイド部分にフィンを与える構造となっておりSUV用のサイド部分に厚みがあるタイヤに有効だという。この2つは装着するクルマや用途によって採用するのだという。

5シリーズがEクラスになった!?

 さて解説が長くなったが新たな第3世代のランフラットがどうだったのか? これを履かせた試乗車はBMW5シリーズだったが、走らせた瞬間にメルセデス・ベンツEクラスになった! といえるくらいの違いが確認できたのだった。いや大げさではなく本当に。

 第2世代のランフラットとの比較試乗が行えたが、比べると第2世代のランフラットタイヤの印象は善くも悪くも“ソリッド&ヘビー”なもの。それが“マイルド&ライト”な感覚に生まれ変わっていた。

 もともとBMW5シリーズはプレミアムサルーンとしてはスポーティな乗り味を持つが、それが第2世代のランフラットの特性と相まって、ビシッとした乗り味と切れ味鋭いステアリングフィールが実現される。その5シリーズに第3世代を組み合わせると、路面からの当たりが確実にマイルドになり、ステアリングフィールも滑らかな感触に変わる。この辺りが「Eクラスになった!」と表現した部分。また同時に第2世代にあった重みが薄れ、軽やかさが増した点が、路面からの当たりと滑らかさを増幅しているのだ。

 また実際に第1世代と比べて第3世代では重量も5%軽くなっているため、タイヤの転がり抵抗も3%低減されている。これによりフィーリングが滑らかに感じるのはもちろん燃費に対してもメリットを生んでいる。もっともランフラット装着時点でスペアタイヤが不要と考えれば全体重量で既に軽いわけだが。

 もっともここから推測できるのは、単に以前よりも“柔らかく軽く”なったということだけでなく、タイヤ自体の味付けの幅が広がった、という点だろう。試乗タイヤはプロトタイプだけに、第2世代との違いを明確に表現したはず。それに今回試したサイド補強ゴムは以前より薄く軽いのだから、必要によってはもう少し厚く重い設定にしても従来より好印象を生むはず。そう考えるとクルマの特性に併せて“味”を変えることも可能だ。

広がるランフラット市場

 これまでの硬さ/重さを解消したことで、ランフラットタイヤは通常のタイヤと変わらぬものになりつつある。ただし車両側には空気圧モニターが必要で、これとセットで初めて使えるシステムでもある。ただこれに関しても例えばアメリカでは新車への装着が義務化されている他、日欧でも標準化の動きがあるため、ランフラットタイヤ採用の可能性は広がりつつあるわけだ。

 いま、車両側では効率追求が盛んだ。それはハイブリッドシステムの採用やEVなどに代表されるパワートレーンの改革に代表されるが、他にも軽量化や省スペース化が急務となっている。そうした時にもランフラットタイヤは大きく貢献する。特にスペアタイヤ・レスによる軽量化と省スペース、もしくはスペースの有効利用は、車両レイアウトにまで関わる要素になる。極端な言い方をすればクルマの一部の形状を変える可能性もある。

 また最初の方で記したように、“パンクしても走れる”ことの利便性は極めて大きい。最近のクルマは以前に比べれば格段にパンクしなくなったが、それでもJAFの出動件数のトップを占める要因。そう考えると渋滞を生まないという部分にすら貢献する。

 そう考えるとランフラットタイヤは“人に優しい”製品だということも判ってくる。利便性を高め、安全を確保し、道路環境にも自然環境にも貢献し、クルマそのものを変える…と利点尽くしなのでである。

 ならば価格は? そこが一番の課題だろう。現時点でランフラットタイヤは、通常のタイヤに対して2~3割高いわけだが、ブリヂストンは生産数を増やすことで価格を下げていくというから、今後は改善されていく可能性が高いと思われる。

 最後に、ランフラットタイヤの定義とはISO規格で80km/hで80km走行可能なタイヤを指しているわけだが、実際には規格が定める以上のメリットや、可能性を持つ製品なのだと認識したい。

 もっとも既に20年以上前、317km/hの最高速の保証と、身体の不自由なユーザーに対する利便性の提供という、対極とも言えるメリットを実現していた夢の製品だったわけで、その夢は現在、確実に手の届くレベルになろうとしているのである。

Carviewより

確かにBMWに乗り換えてからスペアタイヤの事は気にせずに済むようになりました。

以前はスペアタイヤの空気圧等を気にしながら走っておりましたが現在では、気にせず、走りだけに集中できます。

ただ、BMW自体の乗り心地が固いのか、タイヤが固いのかが不明でしたが、個人的にはそこまで固いとは思いませんでしたね。

でも、この第三世代で乗り心地も改善してもらえると助かりますが…入手先と交換できるところが少ないのが気になります。

もうすぐ2万キロだし、3万キロ前後で変えるようになると高いからなぁ…まぁ後は耐久性がどこまで持つかでしょうねぇ
Posted at 2009/08/28 18:33:33 | コメント(4) | トラックバック(0) | 自動車関係 | 日記

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「スバル・三菱・スズキのAWD性能を比較してみた http://cvw.jp/b/205797/48144383/
何シテル?   12/15 22:42
どうも、在仏歴2X年を終えて帰国したHeeroと申します。 最近、みんカラの活動はほぼ冬眠状態です(;´Д`)
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