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ＤＳ、高級車レンタカー市場に参入－中国

2014年03月27日
長安プジョー・シトロエンとレンタカー会社の中進汽貿服務有限公司が協力協定を交わしたことはＤＳブランドが高級車レンタカー市場に正式に参入することを示している。中進汽車租賃はＤＳ３、ＤＳ４計４００台を購入し、個性豊かな高級車レンタカー事業を展開する。カルフール（中国）は将来、幹部の公用車として、長安プジョー・シトロエンを購入する可能性がある。
　日本新華夏（新華社通信の日本代理店）


今でもシトロエンは中国ではメジャーなカーメーカーの一つですが、
こういうニュースが配信されるということは、中国の路上でＤＳラインを目にすることももっと増えていくことでしょう。

今までだと中国に行っても、ＺＸやエリーゼのタクシーを狙うくらいしかシトロエンに乗る機会は無かったのですが、これからはレンタカーでシトロエンに乗ることができるようになるかもしれません。



しかし！

日本人が
中国で自動車のハンドルを握るのは、
けっこうハードルが高いのです。


在中国日本大使館のサイトには

中国は「（道路交通に関する）ジュネーブ条約」に加盟していないため、国際運転免許証で国内を運転することは認められておりません。中国で運転する場合は、日本の有効な運転免許証に基づいて中国の運転免許証を取得する必要があります。

と書いてあります。
よく中国に行く人には知られているように、国際免許は通用しません。
中国での免許取得は日本語でも試験が受けられるので、居留許可がある人は免許を取ってしまうのが一番いいのだと思われます。


ただし、地区によって扱いが違い、江蘇省南京市では許可を受ければ南京市内に限り国際免許での運転が認められるようです。
南京市の交通警察のサイトを確認してみましたが、これについては確認できませんでした。


もうひとつ、ビザと居留性があれば中国臨時運転許可（临时机动车驾驶许可）という制度を使って運転できますが、ビザ無し入国ではこの制度は使えませんので、旅行者には無縁です。


そして、最大のハードルは、法律を超越した問題があります。

中国に行ったことがある人は分かると思いますが…

中国語で喧嘩が出来ない人は
中国で運転しない方がいい




この大原則がある限り、中国でシトロエンのハンドルを握るのは難しいかもしれませんね。