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正岡貞雄のブログ一覧

2016年09月09日 イイね!

『プロパイロット』セレナを味見ドライブ!

『プロパイロット』セレナを味見ドライブ!その序章として〜

 選(よ)りによって、やっと訪れた試乗指定デイは台風13号に邪魔されそうな気配。横浜みなとみらい地区の日産グローバル本社に、遅くとも14時には着いておきたい。

 9月8日朝の東京。雲行きが怪しい。午前10時になるのを待って、新型セレナイベント事務局に問い合わせた。すぐに応答があって、今のところ、横浜地方は問題ない、とのこと。ともかく、運否天賦、12時前に西武池袋線富士見台駅から池袋へ出て、JR山手線経由の湘南方面直行電車に乗り換えた。



 1991年にデビューしたセレナは今度で5代目とか。正直言って、その頃のミニバンなはほとんど興味が持てなかった。それが今回のセレナには、やたら好奇心を刺激されている。「同一車線 自動運転技術」と断り書き付きの「プロパイロット」とやらを、ともかく実際に体験したかったのである。


 


 取り寄せた広報資料によれば、
「プロパイロットは高速道路などの自動車専用道路において、ドライバーが設定した車速(約30〜100km/h)を上限に、先行車両との車間距離を一定に保つよう抑制することに加え、車線中央を走行するようにステアリング操作を支援し、ドライバーの運転をサポートします。また、先行車両が完全停止した場合、システムが自動的にブレーキをかけて停車するとともに、ドライバーがブレーキを踏むことなく停止状態を保持します。さらに、先行車両が発進した際は、ドライバーが簡単な操作をするだけで、追従走行を再開します。これにより、高速道路の渋滞走行や長時間の巡行走行時に感じていたストレスを大幅に低減し、今まで以上に家族全員でロングドライブを楽しめるミニバンを実現しました」
 と、まことにわかりやすく、要点を抑えた説明である。ポイントがはっきりしている。

 この14年間を、ともに暮らしてきたわがプログレNC300 iRバージョンはデビュー当時、次世代のカーライフを見据えた先端装置として「レーダークルーズコントロール」を装着して注目を集めていた。車速設定は40〜108km/hまでで、先行する車をレーダーがキャッチすると減速し、車間距離を保つと適宜、加速する装置であった。

 これが自慢のお気に入りだったが、難点は天候の変化に対応できないこと。ウェット路面になるとキャンセルされてしまうだらしなさには、目をつぶらざるを得なかった。

 その点、今度の「プロパイロット」がどうなのか。この不安定な天候は絶好のテストステージだと、浮き浮き気分で横浜へ向かっていたのだ。

 横浜駅着。午後1時30分。中央改札口から地下道、そして日産グローバル本社ビルへ通じるプロムナード橋を急ぎ足で渡る。横殴りとまではいかないが、結構な雨足で、透明な屋根を濡らし始めた。やっぱり絶妙の舞台装置到来である。

 2階で受付を済ませ、5階のミーティング・ルームに案内される。先着のモータージャーナリストの何人かがすでに試乗を済ませたらしく、セレナの開発チームの担当者たちと、コーヒーを飲みながら歓談していた。

「今なら、直ぐに1台、用意できていますが……」
 事務局の青年が声をかけてくれる。
「そうだね。雲行きも怪しいし、お願いします」





 地下1Fの、いつもの広報車基地に案内された。キーを受け取って、スライドドアの下に足を入れる。一瞬の間をおいて、静かにドアが後方へ滑る。ちょっとした「おもてなし」だが、これって便利なのでやってみたかった。カメラバッグ類を2列目席に置いて、いよいよセレナに乗り込んだ。ハイウェイスターG プロパイロットエディションというトップモデルで、セレナをオーダーしたお客様の70% がこの仕様です、と嬉しそうに若い担当者が説明してくれる。ちなみに車両本体価格は消費税込みで3,011,040円。これにオプションが約40万円強とか。



 持ち時間は1時間。予め、金沢八景手前の幸浦でUターンするコースをNAVIに設定してあります、とのこと。みなとみらいの入り口から高速に入って、本牧ジャンクションから、首都高速湾岸線を南下するコースだな。往復、約43kmだという。ま、近年、何度も走っているルートだから問題ない。それよりも、「プロパイロット」の設定・操作法の説明をよく聞いておかなくっちゃ。

 ……と、ここまで書き進めてきたところでタイムアップ。9日、午後4時から「2017年次RJCカーオブザイヤー選考に関する説明会」が、いつもの青山・アイビーホールで開かれるとあって、そろそろ出かけなくてはならなくなった。こちらも大事なテーマを抱えている。ことしこそ、いよいよポルシェのノミネートが実現する気配だ。カーオブザイヤーの季節、到来である。

 この続きは、どちらも、また後ほど。
Posted at 2016/09/10 00:02:24 | コメント(1) | トラックバック(0) | 還暦+20歳の青春 | 日記
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「神宮の夜空に虎快進撃の花火が4発、長岡の花火に負けない見事さで華麗に打ち上げられ、優勝マジックが「35」に減った。残念ながら東京ではフジテレビONE以外では実況されない仕組み。だから小幡の2発、高寺望の2号ソロ、サト輝の27号ソロ、才木の熱投もスポーツニュースで見るしかなかった。」
何シテル?   08/03 12:54
1959年、講談社入社。週刊現代創刊メンバーのひとり。1974年、総合誌「月刊現代」編集長就任。1977年、当時の講談社の方針によりジョイント・ベンチャー開...
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