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正岡貞雄のブログ一覧

2016年11月25日 イイね!

初雪が招き寄せてくれた『探し物』

初雪が招き寄せてくれた『探し物』  〜「諦めさえしなければ、きっといつかは」のこだわりを!〜




 韓国語で初雪のことを「チョンヌン」と呼ぶことを教えたくれたのは、韓流ドラマブームに火をつけた『冬のソナタ』のぺ・ヨンジュンとチェ・ジウ姫のカップルだった。

 韓国の恋人たちは初雪の日をとても大事にしている。プロポーズや告白をしたりするほか、初雪をみると連絡を取り合ったりする。連絡を取らなければ、別れの原因になったりもする、という。



 クリスマスイブの日、約束の場所に立ってチュンサンが現れるのを待つユジンに、白いものが降りかかる。
「あら、チョンヌンだわ。嬉しい」
 しかし、ヨンさんはやってこない……いや、来ることのできない哀しい事情が起こっていた。あのラブストーリーを家人と一緒に見てから、もう10年が経ってしまった。
「冬ソナの舞台、春川(チュンチョン)に連れ行ってやるよ」
 あの約束は、空手形のままだなア。

 前夜から、TVの天気予報が盛んに、祭日明けの24日は積雪するだろうといっていたが、的中した。午前8時、西側の窓の外を、白いものが舞いはじめていた。向かいの邸宅の屋根はすっかり白化粧を終わっているではないか。



 特に外出する予定はない。「みんカラ」も「R35 GT-R MY17」の続編に取り掛かったが、気になる調べごとがあって、そちらへ方向転換する。

 そろそろ公開してもいいだろう。
 半年ほど前の「みんカラ」Special Blog(6月6日掲載)で“『局長』が局長になるまでの『仕事』を掘り起こす”(こちらをクリック)を連載すると予告し、週刊現代の創刊期に新入社員のわたしが体験したことをボチボチと書き進めはじめたところ、それを是非、大急ぎに仕上げて単行本にまとめないか、といってくれる出版社が現れたのである。

 旧知の間柄だし、こちらも、取り組むとしたら今しかない、と考えていたから話はトントンとまとまった。

 出版の目標は2017年の3月。果たして書き上げられるかどうかは別にして、改めて確認したいことや、読まなければならない資料が山ほどある。そんな中で関わりのあったジャーナリストや評論家、作家からいただいた書簡もあるはずなのに、行方不明なのだ。この1ヶ月、時間をつくっては心当たりの書類袋や収納棚をゴソゴソやっているのだが、なかなか辿り着けないでいた。半年前にはどこかにあったのを見ているのに……。


*右から作家の藤原審爾さん、中央が大森実さん、そして左が日刊ゲンダイの元社長だった川鍋孝文さん。残念ながら、皆さんはすでに鬼籍の人となった。

 雪の降りしきる窓の外をぼんやりと眺めていたら、ひょいと頭に浮かんでくる場所があった。家人が封筒や切手を収納している、抽斗のついた、ガラス張りの扉を持つ、北欧家具調の本棚である。

 期待をこめて南ベランダ寄りのリビングルームへ。抽斗は上下に2段、それも4つあった。その左端、上段の抽斗に目星をつけて、手前に引く。おお、手紙類の束があるではないか。その中に、国際事件記者で鳴る大森実さんがカルフォルニア・ラグナビーチから送ってくれた7枚綴りの「近況」や、国民的歌手、三波春夫さんからの見事な筆書きの礼状が、家人の手で保存されていたのだ。
「あったぞ!」
 歓声をあげると、家人が何事かと顔を出す。説明すると、
「あら、それなら訊いてくれればよかったのに……」
  蔵ってある場所は決まっているじゃない、と、いつものやりとり。

 黄ばみ始めた大森実さんの名前を刷り込んだ便箋を読んでみる。そうだった、と往時の記憶が蘇る。大森さんとは、2度目の週刊現代務め(1972=s47から2年間)をした際に、大ヒット連載『直撃インタビュー』で深く関わり、爾来、数多くの仕事を共有してきた。

 真っ先に用意しないといけないレジュメの構成に、だんだんと肉付けができはじめたぞ。初雪の効用のおこぼれだな。

 窓の外は、雪が斜めに降りしきっている。風が出て来たのだろうか。
 午後4時。また、ひょいと気がついた。近くの図書館で借りていた葉室麟の『日本人の肖像』の返却日が過ぎていないか、ということだった。案の定、23日が返却日。早速、図書館に電話を入れてみた。祭日の翌日だから休館している恐れがなくもない。が、大丈夫、やっていますという返事。

 薄く雪化粧をしたマンション玄関からの階段を、傘をさして下りていく。雪の降りかたは弱くなっていて、足元も雪で滑るほどではない。マンションを出る時、ちらりと駐車場を見る。わがプログレのルーフは白雪を冠っていた。あとで雪下ろしをしてやらなくては。



 1日遅れの返却を咎められることもなく、さらに新しく1冊の本を借り出した。同じ葉室麟の小説『鬼神の如く(黒田叛臣伝)』である。秀吉の軍師・黒田官兵衛の跡を継いだ長政の嗣子・忠之と、その陪臣・栗山大膳との葛藤を描いた「お家騒動」もので、かねてから一読を狙っていたものだが、なかなか借り出す機会に恵まれなかった。これも「チョンヌン」の効用か。「OH、ラッキー!」と相成った。

 早く読んでみたい。ついつい、心を急がせて、雪上がりのいま来たばかりの道を、速足で取って返した。

「ただいま!」といった途端に、何か変だと気づいた。そうだ、図書館の傘立てに、傘を置いてきたままだよ、と。いけない、あの傘はとても大事な想い出のこもったものの一つであった。

 再び、急ぎ足で2度目の、図書館への道を急ぐ。「アリマツの花見傘」と名付けている、今はなき旧友の遺品は、大人しく傘立ての端っこでわたしが迎えに来るのを、待っていてくれた。

 雪は完全に上がってしまっているが、昏(く)れはじめた空へ向かってパッと開いてやった。地色が淡いベージュの布地。グリーンのストライプが3本ずつ粗い束になって、縦横に交差している。そしてもう1本、薔薇色の線が走っていた。どこかで出逢ったことのある織物の世界! 雪に塗れた地色が鈍い光りに透かされて、沖縄特産の芭蕉布を連想させたのだった。

 グリップの感触が妙に温かい。クルリと湾曲しているあたりが偏平になっていて、男性用香水で有名なブランド名の「ARAMIS」と焼印が捺されている。






 図書館に続く銀杏並木の下へ一歩、踏み出した。わが左手は、いまは亡き友の指と連帯しているみたいだった。なんという心地よさ。アラミスの傘、か。ふと気づいた。アラミスのスペルにTUを加え、ちょいと順列を崩してやれば、「ARIMATSU」となってくれるじゃないか。TUって、フランス語で親しい意味をこめた「きみ」だったな。
「おい、有松よ。そうだろ?」
 にわかに、風が騒いだ。樹々がざわつき、ヒラヒラと黄色の葉が舞い落ち、傘が揺れた。
「おっ! 有松が返事している!」



  このすでに20年も昔に鬼籍の人となってしまった旧友・有松正豊は中学時代からの仲。北九州で歯科医を営んでいたが、台湾へ旅立つ飛行機のなかで変調し、異国で逝ってしまった。

 きみ逝くと 電話の奥で 妻のふるえ声     
 信じてなるかと こころ踏んばれど
 ふき出る涙 とめどなし
 きみよ いま一度 逢いたし
 いま一度 きみが笑顔に 染まりたし
 きみが笑顔は われらが宝物なりしを

 有松の死を確認した日、詩のようなものを記ためてしまった。そうでもしなければ、心が鎮められなかった。もちろん、彼との別れの式に北九州まで向かい、列席させていただいた。

 有松家を辞して斎場へ向かおうと外へ出た。雨足が強まっていた。
「どうぞ、これを使って。有松が使っていたものよ」
 差し出された傘にこめられた夫人の想いが、切なかった。
「うん、遠慮なく。東京まで持って帰りますね」

 それ以来、ずっとこの傘だけは、わたしと一緒に暮らしている。

 この旧友については、いまや幻となった西日本サーキット(美祢サーキット)を舞台にした「《お邪魔虫》故郷に錦を飾る!」と題した長いレポートの後半で紹介してある。よろしかったら、ぜひお立ち寄りいただければ、この辺のニュアンスがもっと深くお伝えできるので、是非どうぞ。





 賑やかな、子供達の歓声がきこえる。台地の斜面を利用して出来上がっている公園が、にわかに白いゲレンデと化していた。その楽しそうな光景を、おそらく「ムクゲ」とおぼしき、アオイ科のピンクの花が、見守っていた。(追記:後日、皇帝ダリアとその名が判明)

 11月24日。この初雪の日に、もうひとつ大事な探しものが手元に帰って来るのだが、それは別の機会に譲り、これにて「FIN」としよう。
Posted at 2016/11/25 21:24:13 | コメント(2) | トラックバック(0) | 局長の仕事 | 日記
2016年11月18日 イイね!

GT—R 2017年モデルで行く『RJCイヤーカー選び』の日

GT—R 2017年モデルで行く『RJCイヤーカー選び』の日〜日産セレナ2部門制覇とVOLVO XC90の栄光〜

【左のショットは色づく秋を楽しみながら、ホテルツインリンクからサーキットへ向かうR35 GT-R MY17]】


 年に1度の「ツインリンクもてぎ」詣でがやってきた。日本自動車研究者・ジャーナリスト会議(通称RJC)の2017年次カーオブザイヤーの最終選考会は、そのテストデイに備え、サーキットに隣接する高台のホテルに前泊できる(もちろん、自前)仕組みになっている。さて、今年はどの車で行こうか? そちらの選定の方が、正直いって、気軽で楽しい。

 4年前の2013年次はNISMOバージョンのフェアレディZで往復した。何しろその年の日産からは、三菱自動車とのジョイントで送り出した「デイズ」が辛うじて予選(シックスBEST)を通過したに過ぎなかった。加えて、その年の9月の8日間、2012モデルのGT—Rと「同棲」した余韻がたっぷり残っていた時期だ。ためらいなくNISMO特製のZを選んだのである。

 2014年次は、予選落ちで試乗する機会を失った日産ティアナにしようか、それとも、もうすぐ走行距離が10万キロに達するわがプログレにしようか、と悩んだが、結局、ティアナにした。
 この車幅1.83mの2.5ℓのFFセダンの正体は、北米市場向けの秘密兵器だった。それに盟友・徳大寺有恒さんが彼岸に旅立ったばかりで、ホットなマシンは遠慮したい気分でもあった。


*2013年はNISMOバージョンのフェアレディZで


*2014年はティアナで


*2015年はクラウンアスリートで

 そして2016年次。デビューしたばかりのクラウンアスリートで。ご自慢のボディカラーは「天空(そら)」で、町走りでも、駐車場でも目を惹いた。
 クラウンはマイナーチェンジということでエントリーされてなかったが、クラウンアスリートに搭載されたダウンサイズターボは、たしかにレクサスサウスのNX、ISに用いられているためブランニューではないが、ボディ構造のスポット溶接打点を100箇所近くふやすという「TOYOTA秘伝」を駆使している。それらを「試食」するいい機会だ。途端に心配になった。最終選考テストに残った6ベストの各車を診る目が厳しくなり過ぎはしないか、と。

 2016年11月15日AM6:00。 iPhoneが律儀にコールする。そうか、ここはホテルツインリンクの一室だった。今回はスタートの練馬からずっとご一緒の飯嶋洋治さん(RJCに入会して2年目。やっと今年から投票権を取得)と、ゆったりしたツインルームでの、同宿だった。
「朝食は?」
「7時からです」
「じゃあ、それまで、『みんカラ』BLOGとメールのチェックを済ませておこう」
 飯嶋さんに断って、持ち込んだ「Dyna Book」の電源をONにする。80歳の超シニアがよくやるなア。表情にこそ出さないが、飯嶋さんは心の内で呆れ顔を噛み殺しているに違いなかった。

 7時。1Fのレストランへ。バイキング式になっていて、和食には目も向けず、サラダ、ヨーグルト、パンと牛乳、それにフルーツの順でピックアップする。それはいつも摂る朝の食事と全く同じものではないか。結局、誰かに飼い馴らされて、こうなるものらしい。


*圏央道菖蒲PAにて。RJCメンバーの飯嶋洋治さん。結局、往路のドライビングはほとんどを担当してもらった。



 ヒョイと窓の外を見やると、夜来の雨も上がって、八溝山地の名も知らぬ山々が、雲海に浮かぶ島々という風情で、こちらの目を和ませてくれる。いいテスト走行と選考会になってくれそうな予感がする。
 前夜にホテル入りし、懇親会で親しく交流した各自動車メーカーの商品開発の関係者や、広報部員、RJCメンバーも三々五々、朝食を済ませると、ホテルを後にして、試乗会場の基地となるサーキットのパドックへと急いでいる。緊張した空気が伝わり始めた。

「われわれもソロソロ……」
「はい。受付は8時からです」 
  飯嶋さんのレスポンスは、いつも小気味よい。部屋に戻ると、忘れ物はないか、をチェックして(必ず何かを置いていく癖は、年とともにひどくなっている)、チェックイン時に支払いを済ませてある1FのフロントにKEYカードを返して、駐車エリアへと急ぐ。待っていたのは、オレンジカラーのR35 GT—R MY17であった。



 10月上旬に届いたHot-Version vol.142の巻頭企画『GT—R 2017年モデル 全開アタック&BATTLE!!』で、まず味見する。ドリキン土屋が「足がしなやか。動きがいいなあ。ああ、いい感じ、ヒューっと入ってくれるよ!」を連発しながら1分4秒台を軽くマークするのにも、当然惹かれたが、決め手はこの人のコメントだった。

「ベスモ同窓会」のメンバーでなおかつ「R35 GTRクラブ」会長でみんカラネーム「あど」さんこと、折戸聡氏が語りかける。
「見た目がガラッと変わって、(ボディカラーも)新しい色が出て、新しい物好きには評判がいい。街中を走っても抜群に……」




 
「ツインリンクもてぎ」までの往路ドライブは、ほとんど飯嶋さんが担当したので、もっぱらこちらはカメラ係に徹した。紅葉の始まったホテルからサーキット専用路までの下り坂は絶好の撮影ポイントだった。そしてパドック手前の、いつもの定点撮影も無事クリアして、午前8時からの受付を済ませ、試乗開始前のブリーフィングに臨んだ。

 午前9時。試乗開始。真っ先に足を運んだのは、コントロールタワー寄りの手近なピットを割り当てられている(正岡註:これは第1次選考会終了後の抽選による=今回は国産車グループが最終コーナー寄りの遠い方へ)VOLVOのXC90である。

 ともかく誠実に、国産車、輸入車両部門の「シックスBEST」に選ばれた12車種すべてのステアリングを握って、ロードコースの外周と東コースとを組み合わされた4キロほどの特設試乗コースを走りたい。しかし、与えられた時間は午後1時まで。その間、せっかくの機会だから、各車の担当者とも歓談したい。となると、時間があるようで足りるはずがない。実際にはある程度、緩急をつける必要があった。

 VOLVOを試乗の1番手に選んだ理由はもう一つ。RJCが「イヤーカー選び」を終えた後、年次報告書として発行予定の『Bulletin』で、「XC90試乗記」の原稿執筆を要請されており、いくつか確認したいこともあったからだ。


*試乗コースに組み入れられた東コースへ入るXC90

 XC90のおっとりした顔つきとがっしり体躯。北欧からやってきたSUVの新しい挑戦者。2017年モデルでアップデートされた先駆機能を、改めて確認したかった。販売も好調らしい。スタッフの対応もキビキビしていて、今回は故あって欠場しているSUZKI顔負けの熱っぽさが印象的だった。加えて、4人乗り限定の受注生産車『VOLVO XC90 EXCELLENCE』が持ち込まれていて、よかったらドライバーを用意しているので、後部座席でゆっくり「VIP気分」を楽しんでください、と来た。「有難いお誘いだが、それは時間の余裕ができたら、ぜひお願い」と断って、お隣の「プジョー」ピットへ移動する。

「プジョー」「アウディ」「Jaguar」「メルセデスベンツ」「BMW」とインポート部門を順序よく訪問し終わる予定が、顔なじみの広報責任者の陣取ったピット・ブースでは、ついつい話し込んでしまい、気がつくと、すでに午前12時が迫っていた。そこで作戦を変更、「国産車部門」はすぐ乗れるクルマを優先することにした。

 結局、「インプレッサ」「プリウス」「アクセラ」「ムーブキャンパス」の順に「対話」を済ませ、直近に試乗したばかりの「セレナ」と「フリード」はパスせざるを得なくなった。ま、わたしの中での採点を再確認するための試乗は、これ以上、必要としなかったわけでもある。
 
 午後1時、ブリーフィングルームに集合、名札と引き換えに事務局から投票用紙を受け取った。

 午後2時、開票が開始された。まずテクノロジー部門。競り合っていたのは前半だけ。日産セレナ搭載の「プロパイロット」があっという間に、メルセデス・ベンツ Eクラス搭載の「インテリジェントドライブ」に62ポイントの差をつけてしまう。これで日産の悲願である「2部門制覇」が現実味を帯びて来た。



 続いて「インポート部門」。こちらは「アウディ A4」が最後まで「VOLVO XC90」を追走したが、最後には29ポイント差で力尽きた。
 注目すべきは、プジョー・シトロエン・ジャポンからの「プジョー318 Blue HDi」ではなかったろうか。ちょっと小粋なハッチバック。最新の排ガス対策を施したディーゼルエンジン搭載。第1次選考では「ルノー・トゥインゴ」のエントリー辞退で繰上げ出場という形であったにもかかわらず、本選では3位にランクアップしている。乗ってみての好感度が高かったからだろう。

 無念さがこみ上げる。順位はともかく、こうしたステージにポルシェ718ボクスターが混じっていれば、もっと味わいのあるテスト試乗ができただろうに、と。


*プジョー318 Blue HDi



 国産車部門に与えられる「カーオブザイヤー」の栄冠は、開票と同時に「日産セレナ」が独走した。運転支援装置の「プロパイロット」人気に加えて、ミニバンに先進技術を傾注し、利便性を格段に高めた点が評価された。それを情熱を持ってアピールした開発担当、広報担当それぞれの働きが、快く実ったクルマ、それがセレナというミニバンであったのか。
 



*XC90でインポート・カーオブザイヤーを獲得したVOLVOジャパンチーム。


*カーオブザイヤーを狙って、栄冠に輝いた日産セレナチーム。


*「テクノロジー」までゲットした日産セレナチーム(技術担当組)

 午後3時、結果の発表。散会。ピット・ブースに戻っての記念撮影を見守ってから駐車パドックへ。ひと際、存在感をアピールしてくる佇まい。R35 GT-R 2017バージョンが待っていてくれた。さて、このKEYを飯嶋くんに渡したものかどうか、まだ心が決まっていなかった。  (この項、次回更新まで)


*西日が落ちて行く。シルエットは筑波山。復路のGT−Rは常磐道を経由?
Posted at 2016/11/18 16:17:11 | コメント(5) | トラックバック(0) | 還暦+20歳の青春 | 日記
2016年11月10日 イイね!

ポルシェの殺し文句 「最新は最良!」の呪文は本当か?

ポルシェの殺し文句 「最新は最良!」の呪文は本当か?「ベスモ」のリトルマガジン的『718ボクスターS試乗記』


 ポルシェJAPANが新しく居を構えた虎ノ門ヒルズの地下3階の車寄せで、赤の718ボクスターSを受け取ったのが午後の4時過ぎ。お堀端沿いの千鳥ヶ淵の撮影ポイントに立ち寄ってから、代官山の蔦屋書店に向かったときには、立冬を間近に迎えて、足早に夕闇が迫ってきた。

 撮影を済ませてからも、この日、RJC第1次選考会からずっと一緒の飯嶋洋治さんは、まだ718ボクスターSのステアリングを握っていたそうだ。
「いいですよ。このまま代官山の蔦屋書店まで、どうぞ」





 多分、こうなるだろうと先読みして、ポルシェ広報室への試乗手続きには、飯嶋さんの名前も登録してあった。彼のドライビング・スキルの適確さは、この2年間、触れる機会が多く、安心してお任せできるのを誰よりも知っていた。何といっても『スピードマインド』の編集長も務めたモーター・ジャーナリスト。期待の星である。

 それに……彼は最近、『GOIN(ゴーイン)』というDeNAが立ち上げたWebマガジンの執筆者として活躍中、つい先日もこんな試乗記を書き上げているので、ぜひ『こちら』にもコンタクトして、ご一読を願いたい。


 靖国神社前をひらりと左折。車の量のすくない内堀通りを、桜田門方面へ、それなりの活発な速度で疾走する。この大通りは適当なアップダウンが連続することで知られている。背後で奏でるボクスターの心臓の脈動音。交差点を一つ、運良く青信号でパス。イギリス大使館。半蔵門。国立演劇場。4車線にふえた右寄り側をキープして、下り勾配を意識しながら、三宅坂交差点を右折して R246に合流した。

 伝統の「718」の称号に恥じない……それがポルシェのプライドと進化の「哲学」なら、その片麟がうかがえるはずだったが、そこまでの2キロを飯嶋さんは誘惑と闘い続けていた。この718ボクスターSにはポルシェの先進技術、デュアルクラッチトランスミッションの略称「PDK」が搭載されている。だから、MTモードに切り替えて、パドルシフトをパンパンとやって、加減速、コーナリングを、少しは楽しむことはできるのだが……。
「いや、このままAUTOでポルシェが選んでくれる設定で走って見ます」

 R246と呼ばれる青山通りをオープンCARで走るのは初めてだった。この日の午後、RJCカーオブザイヤー第1次選考会の舞台となった青学会館の脇を左折する。くだって行くと並木橋。代官山は目と鼻の先であった。



 午後6時きっかり、庭園風にしつらえてある「T―SITE」の駐車スペースへ718ボクスターを滑りこませ、蔦屋書店2号館へまっすぐ向かう。「車とバイク売場」の責任者S氏が笑顔で迎えてくれた。今年の4月末にこの蔦屋1号館で開催した『ベストモータリング・トークショー』のお礼をいったところで問うてみる。

「ポルシェ専用棚に置いてもらった『PORSCHE 偏愛グラフィティ』の売れ行きはどうですか?」
「ああ、80冊全部、売り切れました」
 この明るい声が聴きたくてここへやってきたわけではなかったが、やっぱり嬉しい。早速、本題の飯嶋さん紹介をする。発刊したばかりの『きちんと知りたい! 自動車メンテとチューニングの実用知識』(日刊工業新聞社刊)はまだ置いてなかったが、何冊かの彼の著書は書棚に飾ってあって、飯嶋さんを喜ばせる。
「また、トークショーのような楽しいイベントをやりましょうよ」
 S氏は上手にこちらの気持ちを盛り上げてくれたのだろうが、その内容は、本気に取り組みたくなるものだった。ひょっとしたら、また来年の春には……。




 一段落したところで、3号館にあるコーヒーショップ「STARBUCKS」へ飯嶋さんを誘う。実はそろそろ、『偏愛グラフィティ』を創った時、編集・執筆を手伝ってくれた「ベストモータリング同窓会」メンバーの仁川一悟君がやってくる時間になっていたからだ。仁川君はボクスター981のオーナー。今日(11月1日)から4日まで、幸い、718を借り出せたから、新旧の比較を一緒にやってみてもらおうと企んでいた。

「ポルシェの『偏愛グラフィティ』に付録をつけるみたいに、新型車のインプレを紹介してみようか、と。そう、かつてのベスモに付けていた《リトルマガジン》と同じ発想で」
「あ、それは面白そう」と、飯嶋さん。そしてポルシェが今度の「ライトサイジング」開発が、かつてのエンジン水冷化と同等の、大きなマイルストーン(達成すべきプロジェクトの重要な節目)といっていることを論議し始めたところへ、仁川君がやってきた。

 しばらく歓談したところで、飯嶋さんが「じゃあ」と立ち上がる。そうだ、ボクスターは二人乗り。飯嶋さんは徒歩で代官山駅へと向かわなければならなかった。



 そして1週間後、仁川君から『最新は最良か? ポルシェ718ボクスターSに試乗!』とタイトルしたレポートが送られてきた。この「ベストモータリング同窓会編集部」の新しい試み、いかがかな。ややCG的なクールな筆致だが、間違いなく「ベスモDNA」が踊っているところが頼もしい。そっくりそのまま、紹介したい。

☆     ☆     ☆     ☆     ☆     ☆

最新は最良か? ポルシェ718ボクスターSに試乗!  仁川 一悟

『718ボクスターS、借りることにしたからよろしく頼むよ!』突然やってくるいつもの局長からの電話。なるほど、ポルシェがRJCカーオブザイヤーにエントリーするという前振りはそういうことだったのか!と気がついたところで、不安がやってきた。
『どうしよう、すごく良かったら……』旧型981オーナーに襲いかかるポルシェのあの呪文。
『最新のポルシェは最良のポルシェ』
 新型でどのように解釈されていたのか、新型の走りを報告する。

 911に引き続きボクスター・ケイマンシリーズもターボ化の波がやってきた。こちらは718という新たな名前をつけての再出発になる。水平対向6気筒NA、3.4ℓと2.7ℓだったエンジンは、それぞれ水平対向4気筒ターボ、2.5ℓと2ℓに置き換えられた。エンジンに加えて内外装もリファインされ、イメージを保ちつつ見た目も新たな車になった。

 待ち合わせの場所に置かれていた718ボクスターSは、なんとイメージカラーであるラバオレンジ!のボディーカラー。こりゃ目立つなぁと思いながら車に乗り込む。やや小径にそして握りも細くなったステアリングホイールに好感を抱きながらエンジンを始動するとボボボボボ・・・とターボであることが明確なエキゾーストを奏でながら、アイドリングが始まった。そして走り出すと今度はドロロロ…と不等長エキマニが奏でる聞き覚えのある音を出し始めた。NAとは明確に異なる音、しかしながらそれはポルシェであることが明確な迫力のある音を奏でながら。



 街中で乗る718ボクスターSは、明確に進化していた。何より乗り心地がすごくよくなったのは朗報だ。従来も悪いわけではないが『スポーツカーのわりには』という言い訳がついていたよさだったが、新型はそんな枕詞が要らない乗り心地だ。路面が荒れたところでもしなやかに動く足回りが、室内を揺らすことはない。2.5ℓターボエンジンの分厚いトルクとPDKのマッチングもさらによくなり、非常に乗りやすくなった。この印象は高速道路を走っても変わらない。非常に安定して速い車に仕上がっている。良くも悪くも、ゆっくり走っているとそれはポルシェなのか?分からなくなってしまうほど快適だ。

 細いワインディングに入ったところで、キャラクターの違いが明確になってくる。コーナーでの旋回速度が遅い。誤解を恐れずにいえば、それは十分に速いのだが比較をしてしまうと遅く感じる。同じペースで走っているとタイヤがむずむずと限界に近そうなインフォメーションを出し始める。もう少し踏み込むとすぐにESPが顔を出しはじめた。どうやら本当に限界のようだ。そして、PASMをシャシースポーツに設定しても相変わらずの乗り心地のよさと引き換えに、やや大きめのロールは変わらない。旧型のボクスターS、PDKはカタログ重量1,350kg、反面新型718は1,410kgと同グレードで比べても60kgの重量増となっている。足回りの印象も柔らかくなっている。



 新型718ボクスターは、明確によくなっていた。911と同じように乗り心地が良くなり、パワーがあがって燃費も良くなった。都内から箱根を往復して、ワインディングを飛ばしてたたき出した燃費は270km走って8.7km。アイドリングストップする範囲も広がって、停車する前にエンジンが止まるようになった。ターボエンジンの苦手なところはPDKが巧みにカバーして普通に乗ればターボラグを感じることはほぼ無い。新型718ボクスターSは燃費も含めて最良に進歩した。これならスポーツカーに乗るぞ!とドライバーの心の準備ももう要らないかもしれない。反面、心の奥底では別の感情も湧き上がる。スポーツカーってそれでいいのか? ポルシェってそれでいいのか!? 環境との共生を考えれば、それが正しいのは分かっている。他のメーカーのスポーツカーに比べれば、これがポルシェだ!という説得力は十分な車に仕上がっている。しかしながら乾いたフラット6のNAサウンドを知っているものには、新型のポルシェ密度が『薄味』に感じるだろう。初ポルシェとしてお勧めできる車が増えたことは、歓迎できることかもしれないが。


*フロントバンパーももちろん新デザイン。ウィンカーがバンパーインデザインになり、インテーク周りも変更。
ナンバー下については、PDKのオイルクーラー用インテークは廃止になり塞がれる形に。


*フロントバンパーのデザインも変わり、サイドビューはより伸びやかな印象に。


*ヘッドランプのデザインも変更。写真はOPのLEDヘッドライト。


*フロントフェンダーのキャラクターラインも強くなり、シャープな印象になった。
ミラーも支柱に穴が開いている新デザイン。従来は一部車種に手動しかなかったものが、
電動格納可能になって、全車標準採用!


*サイドのエアインテークもやや大型のデザインが標準に。


*リアビューは、ウィング部分が大きくなりややダックテール気味に。テールライトも一新され新しくなりました。
従来あった、リアウイング下のバックランプは廃止になり、ブレーキランプの下半分が兼用に。
なんとリバース時はレッドからホワイトに色が変わる仕様です!

<取材車両>
ポルシェ718ボクスターS PDK/RHD 8,520,000円
走行距離:13,990km 装着タイヤ:PIRELLI・Pzero
<装着オプション>
ボディーカラー(ラバオレンジ):426,000円
レザーインテリアパッケージ(ブラック):580,000円
電動ミラー:55,000円
PDK:524,000円
PASM:260,000円
PTV:238,000円
スポーツクロノパッケージ:379,000円
20インチCarerraクラッシックホイール:389,000円
カラークレストホイールセンターキャップ:30,000円
フロントウィンドウ クレーティント:21,000円
オートエアコン:139,000円
GTスポーツステアリングホイール:50,000円
シートヒーター:76,000円
フロアマット:20,000円
LEDヘッドライト:359,000円
合計:12,066,000円


                                    (この項、終わる)
Posted at 2016/11/11 01:20:05 | コメント(3) | トラックバック(0) | 還暦+20歳の青春 | 日記
2016年11月07日 イイね!

ポルシェが無念の予選落ちをした日

ポルシェが無念の予選落ちをした日〜RJCイヤーカー第1次選考会レポート〜

 ちょっとばかり心を昂らせ、そして同じくらいのボリュームの不安を抱えて、11月1日の午後、2017年次RJCカーオブザイヤーの第1次投票の公開開票場へ向かった。お決まりの青山学院に隣接する「アイビーホール」へ。



 国産車に与えられる「カーオブザイヤー」は、今回のエントリーがわずか8車とあって盛り上がりようもない。元気印で暴れまくった「SUZUKI」が例の燃費テスト問題でお騒がせした反省もあって、エントリーを事前に辞退、加えてGT—R、NSXといったスーパーマシンも選考委員への試乗に対応できないとあって、エントリーを辞退。となると、今年はどうやら、ミニバンの2候補におおかたの票が集まりそうな気配である。

 それに比べて、28車種がエントリーした「インポート」部門の熱気ぶりはどうだ。中でも初めてポルシェジャパンが「718ボクスター/ケイマン」と「911」でノミネートを受諾し、仮に第1次選考で「シックスBEST」に入っても、大丈夫、「ツインリンクもてぎ」での最終選考会に試乗車を用意します、と宣言した。
 日本市場を含めて世界市場で販売絶好調のポルシェ。この際、「今のポルシェのつくり込み」を味わう機会を提供したい、と新しい一歩を踏み出そうというのだ。日頃、ポルシェに触れることの少ない選考委員諸氏にとって絶好の機会なのだが、その気持ちが通じるかどうか。「いささかの不安を抱えて」とはその点だった。



 会場に着いてみると、すでに塚原久広報室長は席についていて、BMW広報のリーダーの前田氏となにやら懇談中。挨拶をすると、今回は初めてですから、いろいろ勉強をさせていただきます、と。
 
 定刻の5分過ぎ、開票が始まった。第1次選考の投票はFAX送信に決められていて、すでに10月31日(土)の24時に締め切られていた。

 まずテクノロジー(技術)部門から。エントリー名と得票詳細は同載の写真速報から読み取っていただきたいが、①プロパイロット/日産自動車:49、②インテリジェンスドライブ/メルセデス・ベンツ日本:43、③クリーンディーゼル「BlueHDi」/プジョー・シトロエン・ジャポン;37が上位に並んだ。投票総数56のはずが、この部門だけ1票、FAXの未到着があって、有効数が55となっていた。



 どうやら新型Eクラスに搭載したメルセデスの、完全自動運転に一歩近づいた技術に対して、300万円以下の新型セレナに搭載した日産の「自動運転支援技術」がガチンコ勝負という図式が出来上がったようだ。

 さていよいよ「インポート(輸入車)部門」の投票分が1票1票、読み上げられていった。
 10票を開いたところで、トップはアウディA4の10、ボルボXC90の9、MINIコンバーチブルの8、メルセデス・ベンツEクラスの7と並んで、ポルシェ718ボクスター/ケイマンは3票を集めて6位に位置していた。
 お! これはひょっとしたらヒョッとするぞ、という大健闘ぶり。加えて、飯塚昭三会長の説明によれば、ルノー・トゥインゴが「シックスBEST」に選ばれても、辞退したい旨、申し入れがあったという。それならば4票5位のルノーが脱落とあれば、ポルシェは5位に位置しているという計算になる。


*10票まで開票された時点の「インポート部門」。下から5番目、No.24をご覧あれ。718ボクスターは6位につけていた!



 それからの一喜一憂……結論からいえば、無念にも、13票で8位。ルノーの辞退があっても7位、いうならば予選カットラインに阻まれて、「ツインリンクもてぎ」での最終試走会に臨むつもりでいたポルシェの「新しい一歩」に、RJCは応えることができなくなった。ああ、無念なり。

 予選結果は1〜4位は、10票までの途中経過通りで、5位:ジャガーF-PACE、
6位:プジョー308 BlueDi(7位からの繰り上げ)の順であった。そして、8車がノミネートされた国産車部門は「スバル インプレッサ」と「日産セレナ」がそれぞれ55票を集めて1位を分け合って、最終選考に臨む。それを1票差で「トヨタ プリウス」が49票で追従し、さらに1票遅れて「ホンダ フリード」が追う。



 午後3時、開票終了。気が付いて会場を見渡すと、ポルシェJAPANの塚原室長の姿はすでになかった。ポルシェというピュアなスポーツカーが、こうしたイベントに馴染むにはもう少し時間が必要なのかもしれない。

 「行きましょうか?」
  隣に座っている、同じRJCメンバーの飯嶋洋治さんに声をかけた。去年に入会し、今年はカーオブザイヤー選考委員の資格を得た51歳。初々しくRJCでの活動を楽しんでいて、『きちんと知りたい! 自動車メンテとチューニングの実用知識』(日刊工業新聞社刊・2200円+税)を書き上げたばかり。これで10冊目です、と嬉しそうに報告してくれたのは、つい先日だった。
 
 じゃあ、第1次選考の終わったその足で、実は「PORSCHE 718BOXSTER S」を4日間、試乗する予定なので、受け取るときに一緒に、新しく虎ノ門ヒルズに移った「ポルシェJAPAN」にいってみますか?

 勿論です。飯嶋さんはM3のオーナー。心のエンジンはすぐにかかってしまう。そんなわけで、地下鉄銀座線「表参道」から「虎ノ門」へ向かう。

 午後4時ジャスト、わたしたちは虎ノ門ヒルズの地下3階の車寄せで、赤(正確にはラバオレンジ)の718ボクスターSを受け取った。2シーター、電動ソフトトップ、そして心臓部に水平対向4気筒のターボエンジン。気のせいか、暗がりの中でベソを掻いているように見える。

 ひとまず、ステアリングを飯嶋さんに譲って、ナビシートに座る。せっかくの2シーター・オープン。情報によれば開閉はそれぞれ9秒でOKだという。センターコンソールのスイッチを押す。あっさり、それも静かに、オープンカーに変身してくれた。ボロロンと背後からこちらを包んでくれるエンジン音。




 
 さて、これより、千鳥ヶ淵の撮影ポイントに立ち寄ってから、代官山の蔦屋書店に向かいましょうか。そこで、自動車関係の専門コーナーの責任者に、あなたを紹介しますから。

 頷く飯嶋さん。優しく、718ボクスターのアクセルを踏む。地下3階から出口までの螺旋状の走路を抜けると、いわゆるマッカーサー道路と呼ばれる築地・汐留への新しいルートへ出てしまった。まだ陽はいくらか西の空に残っているみたいだ。ひとまず、桜田門方面を目指し、お堀端沿いの千鳥ヶ淵公園を目指した。
「どうですか、このミッドシップのような世界は?」
「“もてぎ”で走らせたかったですね」
 ああ、飯嶋さんも口惜しがっているな。ボクスターが泣き顔をしていた、と書いてしまったが、それはわたし自身のことだったのかもしれない。





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「ポルシェ偏愛グラフィティ」を2月に発刊し、4月に「ベストモータリング同窓会」で河口湖まで遠征して以来の、ポルシェとの親密な時間が、やっと戻ってきたのである。          (以下、次の更新へ)
Posted at 2016/11/07 01:37:19 | コメント(3) | トラックバック(0) | 還暦+20歳の青春 | 日記
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「岡田監督が”凄いことが起こるなあ”と呆れた1イニング4失策で、8回、5点のリードを持ちながら、ヤクルトにあっさり逆転されてしまった。舞台は本拠地甲子園。ショートの小幡が悪送球とトンネル、前川右京と森下が落球。これがいい薬になるかどうか、本番期待。収穫は青柳の開幕投手の確定濃厚や。」
何シテル?   03/09 10:58
1959年、講談社入社。週刊現代創刊メンバーのひとり。1974年、総合誌「月刊現代」編集長就任。1977年、当時の講談社の方針によりジョイント・ベンチャー開...
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