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正岡貞雄のブログ一覧

2018年12月08日 イイね!

初心に帰って新刊『Hot-Version』を愉しむ!

初心に帰って新刊『Hot-Version』を愉しむ!ゲリラ豪雨に負けず、刺客・谷口信輝にも負けずに!

 はじめに12月6日の午前3時前に、やっとアップできた『空白の80日間』が、こんなに「みんカラフレンズ」に迎えていただいたことの報告と、そのお礼から。

 3桁で定着しつつあったPVカウントが久し振りに倍増。なかでも当然「空白の・・・」が「292」とパワフルに押し上げています。ありがとうございました。元気が湧いてまいります。

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 発足以来、1度も欠かさずに出場、あるいはサポーターとしてかかわり続けてきた「メディア対抗ロードスター4時間耐久」。ことしも本田編集長の律儀なマインドに甘えて、サポーターパスを用意して貰っていた。にもかかわらず、直前に体調を崩し筑波行きを断念してしまった。

 そのため、ほとんど白紙に近い状態で、ゲリラ豪雨に襲われ、レース時間も3時間に短縮された「第29回」の模様を「Hot-Version」チームにきっちり焦点を合わせたドキュメントとして「観戦」できるのだ。
 いそいそとパッケージの封を切り、PCに内蔵された再生器に、DVD盤を滑りこませた。
 
 ドスのきいた、このナレーションが好きだ。

 磨き抜かれたマシンたちよ
 峠を制せよ
 あいつより踏み切れるか
 あいつよりも もっと先へ

 奪うはその称号のみ
 峠の魔王
 いまストリートの究極へ

 そこまでを堪能したところで、第1特集の『峠 最強伝説・クラウンがスポーツカーをやっつける!?』を後回しにして、お目当てのコーナー『メディア対抗4時間耐久』へ真っ直ぐ、急行したい気持ち、お分かりいただけるとおもう。  

                                           ☆              ☆              ☆              

■お断り   これより一旦外出します。予告編のつもりでこのあとに展開するシーンを添えておきます。

以下は時間がとれ次第、作業を再開します。(2018日12月8日 15時25分)


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折角、仁禮君は2位だったのに・・・。







Posted at 2018/12/08 15:28:21 | コメント(4) | トラックバック(0) | ホットバージョン | 日記
2017年03月02日 イイね!

土屋圭市『NSXの愛し方』

土屋圭市『NSXの愛し方』〜箱根路での恍惚と筑波バトルの死闘〜


『みんカラ・SPECIAL BLOG』に専用の席を設けてもらってから、5年と8ヶ月……。

 時には、おのれを省みるためにも、そのスタートとなった《ファーストラン》から読み返すことがあるが、とても一日かかってもこなせないほどの量になってしまった。気ままな昔話のおしゃべり、勝手な「情報発信」に、呆れることなく付き合ってくれている「仲間」の励ましや反応が、何よりのエネルギー源であった。改めて、深く、お礼を申し上げたい。

 単純なことかもしれないが「コメント」や「メッセージ」が賑やかに寄せられると、かつて販売セクションから報告される売れ行き調査を気にしていた現役時代の気分に戻ってしまうのだ。

 そうした中で、もっとも「イイね!」が寄せられたのは2016年10月22日にアップした『緊急特報‼︎ ベストモータリングは生きているぞ!』(こちらをクリック)であった。「158」という圧倒的な数字は、普段が40〜50だから、その意味は大きい。





「ホットバージョンの本田編集長の声が、1オクターブ、高い」というのがその書き出しで、一度は諦めた「New NSX」を黒澤元治さんが単独アタックして、それを引鉄(ひきがね)にして『ベストモータリング』を復活させる、という秘密のプロジェクトが続行可能になった、という報告だった……インパクトは強かったが、残念ながら肝心の『ベスモ復活』は、まだ実っていない。

 もう一つ、印象が強烈だったのは、鈴鹿サーキットを周回しながらの「ガンさんのNSX辛口インプレッション」。締めのコメントでズバリと言い切った……。
 
「やっぱり車が重い。ダイナミクスをもっとあげるためには重量を軽くしなくてはダメ。それとサスペンションのつくり方が間違っている。荷重変動が大きすぎる。もうちょっとサスペンションの勉強をしければダメだな。シャーシーデザイナーにいいのがいない」
 レーシンググローブを外す手つきから、ガンさんの想いがまっすぐ伝わってきた。これまでのNSXを生み、磨き上げてきたガンさんにしてみたら、今回のNew NSXは、どうやら別物であるらしい、とわたしも締めくくったが、その時から気になっていたのが、ガンさん同様、NSX-Rを今もなお愛蔵しているドリキン土屋がどう評価するのだろうか、ということだった。

「Hot-Version Vol.144」がやっと出来上がり、待っていた「回答」が明らかになった。文字になっているものではなく、直接に新型NSXを箱根のワインディング路から、筑波のバトルステージまで、「疾っている土屋圭市」の心、息遣いを映像で丹念に伝えてくれた。それはまさに、土屋圭市の『NSXの愛し方』公開といってもいい出来上がりだった。





 その辺を、少し。トレースしてみようか。
 大都会の夜のイルミネーションを映しとったNSXのボデイは、確かにため息の出るほどに艶かしい。が、スーパースポーツの主戦場でどうなのか。

 はじめのステージは御殿場から乙女峠の手前で長尾峠へつながるワインディング。枯葉を巻き上げながらコーナーを抜けるNSXからは、間違いなく「新しき帝王」の威厳すら感じられた。







 続けて芦ノ湖へ下っていく箱根スカイライン。ドライブする土屋圭市の声が上ずる。感激し、やがて恍惚ゾーンに入っている。
「いやァ、速ッ! これはスポーツカーだ。当然のことながら、旧型のNSXにはこういう加速感はないですよ!」
 4駆を感じさせないHONDAの新しい技術力に触れたところで、まずはSPORTモードで飛び出した。

「ワインディングを気持ちよく走るんなら、SPORTモードで十分行けちゃう。フロントが逃げない。これは欲しくなるなあ。メッチャ、いいよゥ」

 続けて、スポーツ+モードも試す。
「鋼のような踏ん張りになってきたぞゥ」
 インプレの声も弾む。
「でも、ワインディングではスポーツ+モードはいらないかも……+(プラス)はサーキットだろうね」



 霧に包まれたパーキングエリアで。
「最初に新型のNSXを見たときに、メイドインUSAでしょ、という感覚。しかしこうやって走ってみると、間違いなくHONDAの血は流れていると感じた。ワインディング・インプレッションに関しては、100点でいいと思う。乗りやすく、攻めても安定感がある。ただ、このあと、われわれは筑波サーキットに行って検証したい。ピュアースポーツになるのか、ならないのか、楽しみにしています」



  筑波サーキットでは、晴れやかな冬の日差しを浴びながら、頼もしい仲間が待っていた。織戸学と谷口信輝の常連キャスターと世界標準のスポーツカーとして、ニッサンGT-R Track edition engineered by NISMOとPORSCHE 911 turbo Sが選ばれて、待機していた。

スラロームTEST、タイムアタック、そして5ラップの真剣バトル。

 NSXがトコトン、裸にされていく。はっきり言えることは、35RT-Rにせよ、911turbo Sにせよ、モデルごとに徹底的に鍛えられ、磨かれ、進化している。だからサーキットを走る姿に、それぞれ特有の美しさがある。
 それに比べて、一旦、開発・製造を止めてしまったNSXには空白の10年が付いて回る。サーキットを駆け抜ける姿は、華麗ではあるが、躍動感に欠ける。コーナー毎に腰が引けている姿が頼りなかった。







 そこのところを、土屋圭市がどう伝えてくるか。「土屋圭市の愛し方」という今回の命題も、実はそこにあった。

 結果は、ホットバージョンの本編をご覧いただきたい。ただし、これだけはいえる。タイム・アタックッでは1分3秒台だった土屋NSXが、ライバルたちとのバトル中は、なんと2.2秒台で走行、その秘術を尽くした様子を証明してくれる。

 最後に、土屋圭市は、こうまとめあげていた
「アメリカ生まれの新型NSXを日本のHONDAがどこまで仕上げていくかという楽しみができた。バトルの後、自分のNSXを走らせてみたが、それがHONDAなんだね。ドライバーに挑戦状を叩きつけてくる。そのレベルに今度のNSXを創り上げられないはずがない。ワインディングでは100点満点なのに、サーキットでは電子制御があまりにも介入しすぎて、安全は安全なんだけど、それが楽しいか、というと、スポーツカーとしてはチョット、と首を傾げざるを得ない。しかし、これからHONDAがタイプRのように進化させてくれるのかな。それをわれわれは期待して待っていたい」



 なるほど、それが彼の「NSXの愛し方」であったのか。最後に問われていた。
「で、新型に乗り換えるのですか?」
  その答えは、すでに見えていた。手元の旧型Rをもっと進化させるプロジェクトをスタートさせるらしい。   
                (この項、終了)
Posted at 2017/03/02 23:30:57 | コメント(6) | トラックバック(0) | ホットバージョン | 日記
2016年12月27日 イイね!

『ドリキン&梅ハン』を吉本演芸に推薦しようぜ!

『ドリキン&梅ハン』を吉本演芸に推薦しようぜ!〜クルマに首ったけ野郎のX’masランチ〜

 Hot-Version vol.143を鯛焼きにたとえて、頭から尻尾まで餡子がたっぷり詰まっていて、絶品だぜェ。
 その評価に異存なし、とモロ手を挙げてくれたのは、カリスマカメラマンのCMOさん。毎号、誠実に購入してくれている、頼りがいのある仲間の一人。

 キリスト生誕と日曜日の重なった25日のお昼ならお互いの都合がつく、というのでプチオフをやろうか、と俄に話がまとまって、ご自慢のBMW_AH3でやってきてくれた。まず散髪をして、つぎに行きつけのディーラーによって2017年用のカレンダーを受け取ってから、やっと我が家へ。







 実は、CMOさんにはちょっとした頼みごとがあった。ノートパソコンのDynabookをWindows10にバージョンアップしたら、矢鱈と画面が5分足らずで黒くなり、そのたびに手間がかかって、いろいろと自分なりに「設定」に挑んでみたが、通用しなかった。それでこのところ、放り出してしまった。

 そこで、CMOさんにSOSを送ったところ……なんとチョイチョイと、問題を解決してくれた。要するに「スクリーンセーバー」が4分で効いてしまう設定のままだったのだ。それを外しただけでOKとなる。お陰様で、気分もすっきり。では、お昼をご馳走させて、というので、予てから誘うつもりでいた大泉の「鎌倉パスタ」へ、それぞれの愛車で、ちょいとひとッ走り、という次第であった。

 いい歳をした超・老年と、体格のいい壮年が、パスタを前にして、「いやぁ、いくらショップがそれなりに手を加えたとはいえ、あのS660を、あれだけ攻められる3人、やっぱり凄いね!」とか、「筑波N2決戦のあの構成、かつてのベスモ全盛時の雰囲気が戻ってきましたね」などと、口角、泡を飛ばしてしゃべり合っている姿はどんなものだろう。



 幸い、この日はキリスト降誕の日、家族連れが押しかけて満席状態。とくに隣のテーブルでは3歳くらいの男の子が、盛んに駄々をこねているのに若夫婦は知らん顔。喧噪のパスタレストラン。われわれの存在など、だれも気にしてくれていないから、こちらも気にすることもなかった。



「メディア対抗ロードスター4時間耐久レースも、見ているとドンドン引き込まれてしまったけど、どうだった?」
「選抜されたドリフト野郎たちの走りが、まじめで、ひたむきで、感心しました。仁礼さんもスタートドライバーとしてがんばっていたし、ホットバージョンの優勝をみんなで勝ち取った流れがくわしく表現されていて、一種の感動ドラマにしあがっていました。造りが格段によくなってきたんじゃないですか?」
「そう言って貰えてうれしいね。でもこの号の圧巻はやっぱり、京都嵐山のパークウェイだよね」
「土屋さんって、あれで還暦を迎えたひとなんですか? とにかく、京都に新しい峠伝説のステージができそうで新鮮味が増しました」











「ああ、あれ! 随分、お金をかけているな、と感心しました」
「あれねェ、実は本田俊也編集長がドローンを飛ばして撮影したんだって!」
「ほんとですか? 多分、ドローン使いを雇ったんだろうな、とは思っていましたが……。いやぁ、あのアングルは新鮮でした」
「それと、ドリキン土屋とJ’sレーシングの梅本淳一社長のやりとり、面白かった」
「そう、土屋さんがこんな知らないところへ連れてきて、なにやってるの?と突っ込むと、梅はんが“ようこそ”ととぼけた受け方が抜群だし、土屋さんのファーストランのコース案内役として助手席に座ったのはいいけど……」
「そう、あの怖がりよう、いい表情を見せてくれたね」
「相当にレースをやっている人でも、ああなるのかな? あれが演技なら、いいコンビですね」
「息のあいかたが、自然で、素晴らしい。そうだ吉本興業に売り込んだらどうだろう」
「賛成です。とにかくこの号に限らず、最近のホットバージョンは見逃せない」



 かくして、この日のプチオフは無事終了。帰るなりもう一度、改めて143号を鑑賞すべく、iMacにつないだDVDプレーヤーにディスクを滑り込ませた。
 
 ウィーン、ウィーン、ウィーン。そしてもう一つ、ウィーン。このレーシングサウンドを聴いてから、改めてHot-Version vol.143を鑑賞し始めたが、ああやっぱり「一人はうまからず」。だれかとワイワイやりながら、キリスト生誕の日を楽しみたいな、と嘆いた次第である。   (この項、終わる)
Posted at 2016/12/27 02:42:10 | コメント(1) | トラックバック(0) | ホットバージョン | 日記
2016年12月17日 イイね!

今度の「ホットヴァージョン」が面白すぎる!

今度の「ホットヴァージョン」が面白すぎる!〜そして、突然甦った「トミーカイラM30」の記憶〜



 ズバリ申し上げる。こんどのホットヴァージョン、第143号は面白すぎる!「買い」でござる。鯛焼きで申せば、頭から尻尾まで、丹念にねりあげられた特製の餡コがたっぷり詰まっていて、どこもかしこも美味しすぎる。

 演(だ)し物は『オレのS660がナンバーワン 決定戦』ではじまっている。最初は失礼ながらパスして、先を急ぐつもりで早送りにしだした。



 ところがそこの登場するS660たちがただ者ではなさそう。群サイを舞台に繰り広げている「峠伝説」に登場するチューナーたちが、あたらしく精魂をこめて「育成」中のものじゃないか。で、見はじめたらもう止まらない。











 ステージは筑波。どノーマルなら1分18秒台なのに、谷口NOBドライブのHKSチューン号はなんと8秒台。大阪から遠征してきたJ’S Racing S660も、あの魔王カラーリングで不慣れな筑波をうれしそうに攻めている。ドライバーは梅ハン社長。こりゃ、必見だよ。

 企画のヘソとなる「筑波バトル」では、織戸、谷口の両キャスターも超・真剣。最終コーナーのノーブレーキで飛び込むドリキンの様子も、丁寧に伝えてくれる創りであった。






 2本目の企画は『京都ヒルクライムにドリキンが魔王S2000で降臨!!』とある。サブタイトルに「峠最強伝説外伝」と謳い、パッケージでこう解説してあった。
  
 京都府嵐山パークウェイで開催された京都ヒルクライムは国内初となる「市街地モータースポーツ」。フォーミュラーカーからクラシックカーまであらゆるマシンが参加するこの舞台で、土屋圭市&ジェイズ魔王S2000がまさに『峠最強伝説』を刻む!

 ほう、嵐山パークウェイか。どこか記憶につながる場所だ。思い出したぞ。確認のために「ベスモ」のバックナンバー収納庫から、創刊時のものを引っ張り出してみた。

 ありました! 1988(S63)年の6月号。オープニングでいきなりモニターから飛び出す勢いで、スカイラインGTSをチューニングしたTommy kaira M30が登場するあの号だ。





 創刊7号目。記憶している方は、もういないかもしれない。間瀬サーキットの最終コーナーを、なんとガンさんと中谷明彦キャスターが土屋圭市顔負けのドリフト走行で抜けてゆく……。そして画面は「この3ナンバースカイラインの取材は京都からはじまる」と変転する。



 ハルトゲブランドを手がけてきたトミタオート夢工場は金閣寺のすぐ隣にあった。社長の富田義一さんが、まず「夢」のめざすところを語る。
「アルピナがBMWを選んだように、ぼくらはスカイラインを選んだ。それをベースに日産の純正部品でエンジンをチューニングアップした。直6の3ℓブロックは輸出用、これにGT-SRのシリンダーヘッドを合体、ノンターボで240馬力のパワーユニットを仕上げた。たとえ、うちの特製、グリーンのカムカバーに気づいてくれなくとも、ステンレス製のタコ足とデュアルエキゾーストから、そのチューニング・レベルは想像してもらえるでしょう。ま、うまくいけば、われわれが正式のチューニング・コンスタラクターに選ばれる日を夢見て……」





 

その夢が創りあげた「Tommy kaira M30」をサーキットに持ち込む前に、がんさんと一緒に京都の「夢工場」を訪れて試乗することにしていたのだ。

ガンさんのドライブする「M30」の向かった先は、その頃、トミタオートや「童夢」のハヤシレーシングがテストに使っていた「嵐山パークウェイ」だったのだ。グイグイと攻めるガンさん。



 そのころはまだGT-Rは伝説のクルマだった。それにかわってノンターボ、240馬力のパワー、ドライなサウンド。もしかしてその伝説のクルマの再来か。
 これは後に間瀬サーキットでテストした中谷君の感想だが、そのとき、わたしも同じ感想をもったものだった。

 それから、38年近くが経った。「嵐山パークウェイ」再訪がこんなかたちで実現するとは。この号の「Hoy-Version」に感謝したい。
 それにしても、と想いは悲しみを道連れにする。あの頃の京都を大手を振って闊歩していた「くるま仲間」、童夢のハヤシミノルさんだけは健在でいてくれるが、蛍ケ池の童夢工場は米原に移転したし、イケメンドライバーの松本恵二はすでに彼岸に旅立った。富田さんの「夢工場」も人手に渡ってしまった……。

 さて、本題。ともかく、ドリドリと「企画の持ち込み犯人」であるJ’s Racingの社長、梅ハンとのやりとり、呼吸の合わせ方が抜群に面白かったが、今回は予告編。次回でジックリ伝えることを、約束して……。

Posted at 2016/12/17 17:27:44 | コメント(3) | トラックバック(0) | ホットバージョン | 日記
2016年10月22日 イイね!

緊急特報‼︎ ベストモータリングは生きているぞ!

緊急特報‼︎ ベストモータリングは生きているぞ!〜大急ぎで『You Tube』のBM公式チャンネルへどうぞ〜

 ホットバージョンの本田編集長の声が、1オクターブ、高い。

 無理もない。一度は諦めた「New NSX」を黒澤元治さんが単独アタックして、それを引鉄(ひきがね)にして『ベストモータリング』を復活させる、という秘密のプロジェクトが続行可能になった、という報告だった。もっとも、ここでこのプロジェクトを明らかにするくらいだから、もう「シークレット」とは言えないだろう。

 ともあれ、10月21日付け「You Tube」に登録された

『ベストモータリング公式チャンネル』をご覧いただきたい。タイトルをクリックしてください。! 





 題して『NEW NSXにダメ出し!? 黒澤元治 全開インプレッション!! 黒澤元治』
  わずか3分59秒のものにまとめられてしまったが、中身は凄い、濃い。ガンさん、間違いなく、大々健在だ。





 ステージは鈴鹿サーキット。10月16〜17日の『NSX FIESTA 2016』開催時に、ガンさんのために特別な時間が用意された。

「鈴鹿ではジャ—ナリスト試乗会(註:F1のあった翌日)で1回乗っているけど、先導車なし、カメラをつけて走るのは初めてかな?」と断って、コースインする。そしてまず、S字に入ったところでタイヤに1発、かます。
「このタイヤ、曲者だな。舵角に対してどうして敏感なの?」と。えっ? これどこのタイヤなのかな。ダイジェスト版じゃそこまでは説明しない。





 周回中もガンさんの辛口コメントは続く。その辺は「You Tube」の公式チャンネルからどうぞ。締めのコメントは……。
 
「やっぱり車が重い。ダイナミクスをもっとあげるためには重量を軽くしなくっちゃダメ。それとサスペンションのつくり方が間違っている。荷重変動が大きすぎる。もうちょっとサスペンションの勉強をしければダメだな。シャーシーデザイナーにいいのがいない」
 レーシンググローブを外す手つきから、ガンさんの想いがまっすぐ伝わる。これまでのNSXを生み、磨き上げてきたガンさんにしてみたら、今回のNew NSXは、どうやら別物であるらしい。





 そして、このテロップ。

 BEST MOTORING
 黒澤元治 SPECIAL 2017
撮影快調‼︎

「そこまで、やって大丈夫かい?」と、事情を知っているわたしの心配をよそに、本田編集長は胸を張る。

 New NSXがアメリカで先行発表・発売された直後、本田君はいち早く日本へ輸入される情報をキャッチし、それをどこよりも先駆けてガンさんに試乗してもらい、それでBEST MOTORING SPECIALを復刊させるつもりだった。ところがそのNSXは日本の上陸することなく、アメリカに送り返されてしまった。TAKATAのシートベルトが装着されていたためらしい。

 そのアクシデントにめげることなく、本田君は闘っている。ともかく「黒澤元治SPECIAL」を皮切りにして、ベスモを復活させる。本気でいってくれた。こちらも、そして「ベスモ同窓会」の心ある仲間も、お手伝いできることがあれば、なんでもやろうじゃないか。





 4年前に、自然発生した「ベストモータリング同窓会」の仲間たちよ、そして会員でなくてもいいじゃないか。もう一度、あの「ベストモータリング」が復活できるように力を貸そうじゃないか。



 本田君が、嬉しそうに1枚の名刺をくれた。それは版元であり、販売元である「講談社」が本田君に作ってくれた名刺だった。

    講談社 第三事業局 動画事業チーム 契約プロデューサー
    本田俊也


*第2回ベスモ同窓会で挨拶をする本田編集長
 
このことをお披露目できる日が、やっと訪れた。
 「みんカラ」の仲間よ。お力添えを願いたい。
Posted at 2016/10/22 17:02:37 | コメント(23) | トラックバック(0) | ホットバージョン | 日記
スペシャルブログ 自動車評論家&著名人の本音

プロフィール

1959年、講談社入社。週刊現代創刊メンバーのひとり。1974年、総合誌「月刊現代」編集長就任。1977年、当時の講談社の方針によりジョイント・ベンチャー開...
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