徳島県 徳島カートランドで開催された、レーシングスタジオ モーティブさん主催の『2019 ワコーズMOTIVE ジムカーナ ビギナーズCUP ROUND2』のRクラス(後輪駆動のラジアルタイヤ装着車クラス)に参加しました。
「パイロンターンは、コーナリングだ!」
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何を当たり前のことを…と思われると思うので、長くなりますが少し経緯を。ブログが長いのは、いつもの事ですが (^_^;)
ジムカーナの醍醐味はパイロンターン(サイドターン)だと思っていますし、アクセルターンはFR乗りの“たしなみ”だとも思っています(笑)
いままで、「サイドターン」をやるぞっ!て時は「サイドブレーキを使ってリアタイヤをロックさせてスライドさせながらコーナーを曲がる」ことから「ドリフトのサイドドリ」というイメージがあって、「オーバースピードで進入して、遠心力で“ケツ”を出す」という走り方をしていました。今回、ジムカーナを再開するにあたって、構造上サイドブレーキでリアタイヤをロックさせづらいロードスターでどうやってサイドターンをさせるのか、ロードスターでジムカーナをされている方のブログを色々と見ている中で見かけたのが、「パイロンターンはコーナリング」という言葉です。「ジムカーナのサイドターンは、車の最小回転半径を更に小さくする事が目的であって、ドリフトする事が目的ではない」…ああ、耳が痛い (^◇^;)
そこで、サイドターンを身に付けるためにドリフトのクセを治そうと(ドリフトはやった事ないですけれど・爆)、まず、グリップで最小回転半径で回るラインを叩き込むために、今回はサイドブレーキを封印する事にしました。
今日のコースです。
完熟歩行の時に「ロードスターの最小回転半径は4.5mくらいかな。てことは、パイロンから2m、一車幅分離したラインが基本だな」という事を意識して歩き、
(3)の最初は直線の途中の360度なのでパイロンを中心にして回る。
(3)の2回目は180度ですが、(3)に向かって左側のスペースが狭いことと次のパイロン(5)に向かって左側へ行くことから、回転円の中心をパイロンから右側にずらす。
(4)は次の(5)の脱出をスムーズにするために、回転円の中心を左側にずらす。
そのずらした回転円に向かえるように(5)を緩く立ち上がるラインで走ることにしました。
さらに、ハンドルは素早くフル・ロックさせて舵角を変えないことと、フロントタイヤが逃げない程度に且つ一定の開度でアクセルを入れておくことを言い聞かせながら走りました。
ただし、この走り方が正しいのかは、分かりません(ぇ
いざ走ってみると、サイドブレーキを引く気満々で走っていた時には息を潜めていた「リアタイヤ」が、その存在を主張してきました。ええ、「内輪差」というヤツです。すっかり忘れていました(苦笑) パイロンから一定間隔を空けて回る最初の(3)は問題無いのですが、回転円の中心を1.5車幅ほどずらした(3)の2回目と(4)は、パイロンが視覚にある間は「巻き込むか?」とドキドキしながら回り、視覚から消えた後はコースオフィシャルの旗を見ていました(爆) 結局、一度もパイロンタッチする事は無く、でも、かなり良い感じで寄せて回れたんじゃないかなと自画自賛しています (^_^)b
パイロン区間の話しで言うと、(4)はきれいに回れるのですが、(5)の進入が苦しくなっていたところ、『Yマさん』のアドバイスで(4)の回転円の中心を左側にずらしたうえで、さらに奥にずらしてみたところ、(5)への進入が直線的になり、午後タイムアタックでのタイムアップに繋がりました。感謝。
不思議な話。
外周のS字というかシケインというか、図の「コース図」と書いてある下のコーナーは、イン側の内側がコンクリートになっていてショートカットできます。車一台分入れるくらいに広く、「脱輪」判定にはならないようです。でも私は、前の車(JZX90)でショートカットした時に挙動を乱してスピンし、刺さりそうになった事があったので、それがトラウマになってショートカットはしないようにしています(苦笑) 午前中はショートカットしないラインで走っていたのですが、皆さんはショートカットしています。
なので、午後からは勇気を出してショートカットしてみる事にしました。
午前の中間タイムが35.9秒のところ、午後の練習では36.4~36.7秒とかなり落ちてしまいました。前半は細かいターンは無いからそれほどタイムはばらつかないと思うし、360度ターンもそんなにミスは無かったと思うのですが…なんでだ…午前と午後で違うのは…“コンクリ”しかない。てな事で、午後タイムアタックはショートカットしないラインで走ったところ、35.86秒と、元のタイムに戻りました。距離は確実に長いし、ブレーキも踏んでいるのに…不思議だ (^_^;)
午後タイムアタックの話。
午前タイムアタックが1分9秒9、午後練習では1分10秒9~9秒9と、サイドターンをしない分「失敗しないので」(古)大きなタイム変動は無く、「私の実力ではこれが精一杯」だと思うのですが、勝手にベンチマークとさせていただいている方(誰かは内緒)から計算すると1分8秒9が目標タイムになります。今のタイムから1秒詰めるなんて…「もう無理、どう考えても無理、絶対無理。」無理無理無理!という文字が頭の中で一杯になっていました (^_^;) でも、そこから絞り出したのが、先ほどのショートカットをしない事。それと、立ち上がりでホイルスピンをさせない事。あと、パイロン(6)の進入を少し大回りする事でした。そうしたところ、中間タイムは午前と同タイムながら、トータルで1分9秒1と0.8秒タイムアップする事ができていました。もう、ビックリです (>_<)
タイムアタックが終わり、ピット(駐車場所)に戻ると、もの凄い疲労感で車から降りるのにも一苦労でした。全身全霊を掛けて走ったんでしょうね。本人は全く意識していませんでしたけれど (^_^;)
ピット(駐車場所)に戻ると、『アメちゃん』が添えられていました。主催者様の気持ちが嬉しいですね (^_^) また、今回も、ホムセン箱からあふれるほどの参加賞とじゃんけん大会の景品(ガッツポーズ)を頂きました。ありがとうございました。
ワコーズ様、主催者のモーティブ様。楽しいイベントをありがとうございました。
(走行中の画像は、全て主催者様のホームページから拝借しました。)
関連情報URL :
Total Excellence Club > ワコーズMOTIVE ジムカーナ ビギナーズCUP
Posted at 2019/02/21 23:53:17 | |
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