わが「みんカラBLOG」2回目の誕生記念日に誓う
6月15日か。おや、今日は当「みんカラBLOG」をスタートさせた日じゃなかろうか。こんな時、「Special Blog」の執筆者は便利だ。「管理」欄の「PVレポート」を開いて、さらに「デイリー」と「トータル」に分かれているところで「トータル」を選んでやる。するとBLOGがスタートしてから、どの「タイトル」にどれくらい「アクセス」があったか、一目で判る仕組みになっている。
トップは、最近になって、圧倒的に、2011年8月4日掲載の「汚れた英雄・ガンさん」がのし上がってきて、8068をカウントしている。続いて「奇跡の生還/北野元と漆原徳光」が5648、「秘められた中継録画!」が5146、「黒澤・北野『筑波バトル』共演秘話」に5053のコンタクトが記録されている。一連の「富士スピードウェイ多重炎上アクシデント」にかかわる記述に、大きな関心をいただいているわけだが、ひところは『ファースト ラン』が独走していた。それが現在は5位におさまっているものの、5015という、遜色のない数字で追従している。
*この坊やの生まれ育った北九州・八幡の街は1945年8月8日の空襲で、灰燼に帰している。それでも奇跡的に焼け残った記念写真。それから70年後、この坊やは……。
この『ファストラン』が当BLOGの第1号で、登録日は「2011/06/15 13:13:42」となっている。つまり、誕生した瞬間がその時刻ということだ。
それから2年の間に、なんと187回の更新をかさねている。およそ。4日に1回の割合で、平均して1ヶ月で3万を超えるアクセス数が記録されている。つまり平均して1日に1000回をこえる「みんカラ」フレンズの訪問がある、という信じられない収穫に、身が震えてならない。みなさん、ありがとう。
さて、改めて『ファースト ラン』をクリックしてみる。
「いきなり、古すぎる写真をひっぱりだして来て恐縮ですが、このクルマに乗った坊やの語りかけて来る声が、聴こえてきませんか」
という語り出しで、昭和14年(1939)ごろ、なにかの記念に、街の写真スタジオで撮影されたと思われる、ブガッティもどきの「ブリキ製自動車」にのった坊やの紹介からはじまる一節。それが、それから70年の歳月を経て、その「くるま坊や」が、富士スピードウェイのパドックで、レクサスLFAの走行ロケに立ち会っている……という設定で、映像マガジン「ベストモータリング」の最後のロケ現場にからませていく。題して「ラスト ラン」と。
*2011年3月29日の「ベストモータリング」最後のロケ。最新のレクサスLFAを引っ張り出しての「ファイナル・バトル」。このときから、わたしの「みんカラBLOG」ははじまった。
短い文章だが、それをどのように、次の回に語り継いでいったのだろう、と自分で書いて置きながら、つい、先へ進もうとしてしまう。
「『青春』のメッカ FISCO」は2日後にUPされ、最後のロケの舞台となる富士スピードウェイとの様々な因縁が、蘇ってくる仕組みだった。
で、次はどうなっていたのかな。『ファイナル・バトル』か、なるほど。目の前で繰り広げられる撮影風景を見ながら、かつて、おのれの指揮した「筑波バトル」の楽屋裏を回想していく。
こんなふうに、止めどもなく次の記述へ、書いた本人を引っ張っていく力は何だろう。
第一、『ファースト ラン』の短い1回分の中で、すでに『ベストモータリング同窓会』結成へと動き出していく端緒の部分を、足跡として残している。たとえば、こんな風に……。
*『べスモータリング同窓会――ガンさんと語ろう』の開催も実現。挨拶できる至福に瞬間。中山サーキット講習室にて。
*田部靖彦君のサポートを受けて、『全国ドラテク行脚』の聖地・中山サーキットで同窓会出席者と走行会も。ガンさんジュニアの二人も出席。
――2月の終わりごろ、2&4モータリング社メディア企画部の田部靖彦部長から連絡が入った。
レクサスLFAをバトルに引っ張り出せるようになったので、一緒に行かないか、というのです。前日に空路で岡山入りし、その足で、閑谷学校から、中山サーキット、備前焼の窯元をまわりましょうよ、と。このコース取り、実は24年前の創刊時の企画で、舘内端、中谷明彦の両氏を誘って「マツダMX−04にめぐり逢う旅」を愉しんでおり、それを田部君が再現しようというのです。彼らしい、思いやりに満ちたプランです。
*そして念願の「閑谷学校」での記念撮影も。出席者も、なぜここを訪ねたかの意味を知って、喜んでくれた。
2年後の「今」と、真っ直ぐ、一本道でにつながっていく不思議な縁。
やっぱり、これは肚を決めて、これまでの187回分を一つにして単行本にまとめておかなくては、と。もちろん、カテゴリーの取捨選択もしなくてはならないが、書きかけたものをふくめて、これを機に、「みんカラ」から単行本を生み出す、という試みを実現させなくては、と本気になっている。
思い込んだら、なんとか、実現させようとする厄介な「性=さが」がわたしの中に、根強く棲み着いている。さて、困ったもんだ。
ぜひ、「みんカラ」の友よ。この新しいわが旅立ちに、ご意見をお寄せいただきたい。
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ベストモータリング同窓会 | 日記
Posted at
2013/06/15 23:43:10