〜クルマ仲間 eBook名作ガレージ船出の日〜
ひと月前に「ぽらりすよ、もっと輝け!」のタイトルで、その船出をお伝えした新しい編集企画会社『ぽらりす』が、本格的に走り出している。
12月19日に、デジタルコンテンツビジネスを支援するアイプレスジャパンの強力なバックアップによって、電子書籍ストアであるコンテン堂モール内に、自動車専門の電子書店
『ぽらりすeBooks〜クルマ仲間 名作ガレージ』を開設したのである。
そのNEWSがドドッと、その筋のネット系メディアでとりあげられた。『Response』をはじめ、「みんカラ」の『carview!』にもしっかり紹介されていたのだから、こちらも張り切らざるをえないじゃないか。
———『ぽらりすeBooksガレージ』は、自動車業界に関連する幅広い分野のコンテンツをラインナップ。モノとしての自動車に留まらず、文化としての自動車、科学的運転論、小説、EVハイテク、ものづくり、市場、産業、日本らしさの追求など、多様な構成となっている。また、執筆陣は自動車設計者や評論家、レーシングドライバー、作家など多岐にわたり、新作も順次刊行する。
【展開するコンテンツ】
NEW 『ポルシェ911ドライビングバイブル ~RRがスポーツドライビングの原点だ!』
中谷明彦 著 500円(税抜)
http://contendo.jp/store/polaris/Product/Detail/Code/J0010123BK0024595001/
NEW 『2001年クルマ社会は崩壊する』
舘内端 著 500円(税抜)
http://contendo.jp/store/polaris/Product/Detail/Code/J0010123BK0024424001/
NEW 『自動車産業亡国論 ~トヨタ・日産の「正義」は日本の罪』
梶原一明/徳大寺有恒 著 500円(税抜)
http://contendo.jp/store/polaris/Product/Detail/Code/J0010123BK0024596001/
オープン記念新価格 『新・ドライビング・メカニズム ~ヒトとクルマを考えたドライビングの最適解』
黒澤元治 著 新価格 700円(税抜)
http://contendo.jp/store/polaris/Product/Detail/Code/J0010123BK0005440001/
『疾れ!逆ハンぐれん隊』 全10巻
五木寛之 著 400円(税抜) 1巻&2巻は【無料】
http://contendo.jp/store/polaris/Product/Detail/Code/J0010123BK0004221001/
『日本一周乙女の独り旅』 monologue+全14巻
三好礼子 著 100円(税抜) monologueは【無料】
http://contendo.jp/store/polaris/Product/Detail/Code/J0010123BK0004222000/
『間違いだらけのクルマ選び』 90年版~
徳大寺有恒 著 300円(税抜)
http://contendo.jp/store/polaris/Product/Detail/Code/J0010123BK0004223001/
『指さして言うTOYOTAへ 誰のためのクルマづくりか』
徳大寺有恒 著 500円(税抜)
http://contendo.jp/store/polaris/Product/Detail/Code/J0010123BK0024114001/
【新作予定】
「800馬力のエコロジーFrom the Project “EV Le Mans 24 Hours”」 舘内端 著
配信開始予定:2015年2月
【ぽらりすeBooksガレージについて】
サイト名 : 『ぽらりすeBooks~クルマ仲間「名作ガレージ」』
URL : http://contendo.jp/store/polaris/
編集企画 : 株式会社ぽらりす
編集人 : 正岡貞雄
電子書籍形式: EPUBリフロー
対応端末 : iPad、iPhone、Androidタブレット、Androidスマートフォン、Windowsパソコン
と、丁寧きわまる「紹介記事」が、ずらりと。徳大寺有恒さんの訃報をきっかけに、11月21日に『指差して言うTOYOTAへ』 をまずオープンし、さらに同じ「風の仲間」のひとりであり、EV車の巨匠、舘内端さんが12月8日の宝島社から『トヨタの危機』を発刊したのに呼応して、そのEV車に取り組む原点となった『2001年クルマ社会は崩壊する』(三推社刊)の電子書籍版を投入して、12月19日のオープンに備えて来たのが、やっと形としてまとまりつつあった。

*舘内さんの新著。「やっと納得できるものができあがりました」と。必読だよ。
その仕上げが、1年越しの約束となった中谷明彦君の『ポルシェ911ドライビングバイブル ~RRがスポーツドライビングの原点だ!』。この作品、12年前に初版(講談社・三推社刊)が出て、3万部も売れて話題となったが、すでに絶版となってしまった。テーマはRRドライブのポルシェ911となっているが、そこにはクルマとドライバーとの絶妙な関係が、みごとにまとめられていて、本物志向のクルマ野郎にとって、必読のバイブルとなっている。
そのためだろうか、試みにネット上でこの絶版本に、いくらの値付けがされているか検索していただきたい。中谷君が電子書籍化に積極的なのも、その辺の状況から、一人でも多くのクルマ野郎に、リーズナブルな価格でお届けしたいという志があったからである。
12月19日のオープン記念に、この「911ドライビングバイブル」を間に合わせよう。嬉しい作業に忙殺されたが、やっとそれも仕上がったところで「ぎっくり腰」に襲われた。
それも、選(よ)りによって、そのオープンDayの朝だった。eBook版の仕上がりと、さらにその後に待っている新企画の打ち合わせを16時に、例の東京プリンスホテルで開く約束だというのに……。
コルセットをして、這うようにして、約束の時間から30分も遅れて東プリに着いた。電話連絡がとれていたから助かったものの、中谷君はにこやかな顔で迎えてくれた。早速にiPadで「911」を見てもらう。eBookの利点は、誤植などの手直しがすぐに対応しやすいことだ。
「この電子書籍を契機に、いろいろとやりたいことがたくさんあるんです」
中谷君が切り出した。まず、「ポルシェ・バイブル」の英語版はできないだろうか?」と。
香港・マカオをはじめ東南アジアにも彼のファンが多く、彼らにもぜひ読んで貰いたいから、と。
次に、10年近くやっている『中谷塾』の講義テキストを同じように、電子書籍化したい、と。
嬉しいね。その新しい約束、もちろん、すぐにとりかかりましょう!
2015年も、新しいターゲットに向かって、心を燃やすことができそうだ。で、中谷君、12月21日の「箱根・黒澤元治邸の餅つき大会」はことしも行きますか?
「もちろんです。局長も行きますか?」
「もちろん! ガンさんにも今度の『ぽらりすプロジェクト』で、いろいろ、無理をお願いしているんだから」
オープン記念として、これまで1200円で販売していた『新・ドライビング・メカニズム』を、すでに購入していただいた読者には申し訳ないが、700円(税抜き)の新価格で提供できるよう、協力いただいている。
さて、21日の箱根の餅つき大会、ぎっくり腰が大丈夫なら、せめてひと搗き、杵を振り下ろせるといいのだが……。