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正岡貞雄のブログ一覧

2015年11月07日 イイね!

 凍結したままの『第1次選考』レポート

~「MIRAI」試乗や「PORSCHE本」創りにパワーを吸いとたれて~


 第44回東京モーターショーもプレスデイ第1日目に駆け足取材で消化したら、慌ただしくカレンダーもめくられて「11月」に。今回のモーターショーについては、いささか取り上げる意欲を喪っている。VW不正操作による激震の影響もあって、環境問題と無人自動運転に軸が集中し過ぎているものだから、そちらはご専門の向きにお任せするしかない、と腹を決めたら、スーッと何かが抜けていって、レポートする気を喪ってしまった。

 その上、4月の第4回「ベストモータリング同窓会」に、レーシングイエローのポルシェ911 CARRERA Sを持ち込んだことからはじまった単行本つくりも、やっと最終コーナーに飛び込むところまでこぎつけた。それは中谷明彦君を中心に、在京のベストモータリング同窓会の有志と力を合わせて仕上げつつある写真集で『PORSCHE 偏愛グラフティ』とタイトルすることにしたが、ガンさんも「そんなことなら……」と快く、中谷君との共同監修ということで参画してもらえるようになった。



*富士スピードウェイのポルシェ試乗会が終わったところで、約束していた「ガンさん訪問」。表紙見本を手にして、GOサイン!

 詳しくは、近々にご紹介できる予定だが、なかなか当BLOGに取り組む時間と気力の余裕がない。いましばらく、時間をお借りしたい。

 そんなわけで「イヤーカー選び」の季節が真っ盛りなのに、そのレポートを仕上げることができないでいる。書き出し部分はとっくにできているし、最終選考会のステージである「もてぎツインリンクサーキット」を往復するお供のことも、140字日記「何シテル?」で紹介ずみなのに……。


*2014年次のお供はフェアレディZだった。



*2015年次はチェックしそびれていたTEINAで往復。


*そして2016年次はデビューしたばかりのクラウンアスリートで。ご自慢のボディカラーは「天空(そら)」

 そういえば、初めて参加した2014年次の「もてぎ往復」はNISMOフェアレディZ、去年はTEANA。それぞれが「イヤーカー選び」の対象にならなかったクルマだった。

 そして今回もクラウンはマイナーチェンということでエントリーされていない。が、今回のクラウンアスリートに搭載されたダウンサイズターボは、たしかにレクサスサウスのNX、ISに用いられているためブランニューではないが、ボディ構造のスポット溶接打点を100箇所近くふやすという「TOYOTA秘伝」を駆使している。それらを「試食」するいい機会だ。途端に心配になった。最終選考テストに残った6ベストの各車を診る目が厳しくなり過ぎはしないか、と。

 ま、余計な心配はやめて、「みんカラ」BLOG用に用意しておいた書き出し部分だけは生かして、あとは時間の余裕のできたところで補強させていただこう。お許しあれ。 
 *      *      *
 −−−11月2日の午後1時、いそいそと東京・練馬から地下鉄大江戸線で「青山1丁目」へ、そこから銀座・半蔵門線に乗り継ぎ、「表参道」で地上に出て、国道246青山通りを渋谷方向に向かった……と記述しながら、思わず「ウフッ」と失笑する。一昨年、昨年とそっくりそのままの行動軌跡を、ことしも再現しているからだった。
 青山学院大学に隣接した青学会館の3F「ナルド」に赴くところも、寸分、違わない。が、違っているのは登場してくる対象車名と、こちらが関わってから3年目とあって、これはと思われるクルマとは、たっぷりと時間を共有し、こちらなりのテーマを設定して「イヤーカー選び」に臨もうとしていることだろう。

 では、改めて、2016年次RJCの『イヤーかー選び』に臨むとしよう。
第1次選考の投票はすでに10月31日(土)に締め切られていて、投票は、FAX送信から郵送に変更されていた。出席者の前で開封しよう、というわけか。

 表彰対象となるカテゴリーは三つ。国産車部門、インポート(輸入車)部門、テクノロジー(技術)部門、それに該当者のある場合にかぎっての「パーソン」部門と、もう一つ、「特別賞」が設けられている。

 開票に先だって、飯塚昭三会長から、二つの報告事項があった。TOYOTAとVWからの申し出である。TOYOTAは「国産車」と「テクノロジー」の二つの部門にエントリーしている燃料電池車の「MIRAI」については、試乗車の手当ができないので「技術部門」は別にして、「国産車部門」の方は仮に「6ベスト」に選んでもらっても、ノミネートを辞退したい、とのこと。
 VWについては「インポート部門」に「パサート」をエントリーしているが諸般の事情によりノミネートを辞退したいと申し出があったとのことだった。

 予想できた状況である、が、それはそれとして「MIRAI」については、おおかたの選考会委員は実際に試乗できた機会が少なかったに違いない。その上で、「第1次投票」で「MIRAI」がどれだけのポイントを獲得するのか、今回のわたしの関心は、この一点にあった。


*この「MIRAI」にどのくらいの○が集まるか? RJCメンバーの見識が問われるところだ。


 なにしろ、ベストカーの好意で、10月24 日からの4日間、じっくりと「MIRAI」を試乗できていたからである。そして、もしRJC会員にわたしと同じような試乗機会が与えられていたなら、2016年次のイヤーカーの本命は、「異次元の走行安定性・乗り心地・静粛性」に加えて、「わが愛車・プログレ並みの操縦性」をもつこのクルマになっていただろう。それほどに、この「MIRAI」に託したTOYOTAのクルマ創りの情熱と本気、そして未来へのひたむきな願い……それに胸を打たれないなら、クルマメデディあに関わる資格はない、とさえいいたくなるほどの、TOYOTAからのメッセージを感じ取っていたのに。

 ここでわたしのレポートは、諸般の事情もあってフリーズしてしまった……。以下は写真速報に切り替えて、11月11日の『最終選考会』を待つとしようか。


*各自動車メーカー広報担当者も立ち会っての第1次選考・開票風景


*国産車部門の開票結果。注目の「MIRAI」に35票が集まって5位に。しかしノミネート辞退の結果」、7位のTOYOTAシェンタが繰り上がって「6ベスト」入り。①SUZUKIアルト②MAZDAロードスター③日産エクストレイルHYBLIDに。


*SUZUKIアルト


*MAZDAロードスター


*インポート部門は大接戦


*予選1位?のMINIクラブマン


*同じく予選1位をMINIと分け合ったジャガーXE


*「テクノロジー部門」はTOYOTAフューエル セル Systemが50票を集めて断然トップに。2位はメルセデスベンツのクリーンディーゼル ハイブリッド。


*「MIRAI]の心臓部

●「MIRAI試乗&細部PHOTOは「ベストモータリング同窓会のカリスマカメラマンでもあるCMOさんがまとめてくれたので「こちら」をぜひご覧あれ。
Posted at 2015/11/07 13:11:48 | コメント(3) | トラックバック(0) | 還暦+19歳の青春 | 日記
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「最初に訂正。16日に激突するのは「パドレス」戦でした。さて15日の虎の巨人戦は見事に土壇場で逆転負け。大山の3ラン、近本のタイムリーで4:0とリードしながら、6回、伊藤将司が代打坂本に3ランを浴び救援したハート何とかという初めて知る右腕が7回に代打に同点2ランを献上。隙あり。」
何シテル?   08/16 10:14
1959年、講談社入社。週刊現代創刊メンバーのひとり。1974年、総合誌「月刊現代」編集長就任。1977年、当時の講談社の方針によりジョイント・ベンチャー開...
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