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2019年06月26日 イイね!

今のホンダでコレをやってくれる事は無いと思うけど、こういう例を出してくれるのは一つの「答」になるのかな

今のホンダでコレをやってくれる事は無いと思うけど、こういう例を出してくれるのは一つの「答」になるのかなホンダUKが謎の「超ワイド&ハイ」なシビック タイプRを制作!

なんじゃこりゃあ! 英国ホンダが謎のシビック タイプRを制作した。まぁとにかくド迫力。大きく張り出したフェンダーもスゴイが、車高が上がっているのが意味不明すぎてスゴイ。ラリーレイド用プロトタイプマシンのようにも見えるが、いったいこいつの正体は?

 シビック タイプRの開発と生産を請け負っている英国ホンダが、突如として強烈なタイプRを仕立ててきた。

 とにかく写真をご覧いただきたい。

 全幅2mを超えたと思われるほどワイド化されたフェンダー、そして引き上げられた車高……突然変異のこのモンスターは、いったい何者なのか?

 実はこれ、「SMMT」というイギリスの自動車メーカーと販売業者で構成する組織が毎年ジャーナリスト向けに開催している試乗イベントに、ホンダUKから出展されたもの。

「シビック タイプRの新たな可能性を示すプロトタイプ」とのことで、見たとおりラリーレイド参戦マシンをイメージしているという。

 ボディや足まわりのほかにも、ECUや吸排気系に手が入れられ、インタークーラーも追加され、最高出力はノーマルの320psから400psへ、最大トルクは400Nmから500Nmへ引き上げられている。

 市販および競技への参戦予定はアナウンスされていないが、多少のエクストラを払ってでも手に入れたいと思う人は少なくないはずだ。

 限定車でもかまわないから、売ってくれませんかねぇ。



全天候型タイプRっていうのも面白いかもな
Posted at 2019/06/26 22:08:36 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自動車業界あれこれ | 日記
2019年06月26日 イイね!

拘りを持ち続ける事の重要度

ポルシェGT部門 「電動化の計画なし」 ガソリン・エンジンの純粋さ尊重

もくじ

ー レーシングカーがすべて電動化されない限り
ー 異なる目的のために異なるクルマを提供する

レーシングカーがすべて電動化されない限り

ポルシェのGT3などの開発を請け負うGT部門には電動化モデルを開発する計画はないという。同部門の責任者を務めるアンドレアス・プロイニンガーが明らかにした。

プロイニンガーは、電動化について「現時点でわれわれが考えていることはない」と語った。ポルシェの主力ラインナップには、間もなく電気自動車のタイカンと、911のハイブリッドが加わる。

しかし、GTモデルは今後もすべて純粋なガソリン・エンジンのみを搭載し、電気によるアシスタントも採用しないと、プロイニンガーは言う。

「標準モデルのスポーツカー・ラインには、そういう方向性を検討する案はあります。しかしGTモデルにはありません。ただ、もし、われわれが突然、すべてのレーシングカーを電動化する決定を下すとしたら、GTモデルも電動化する理由にはなります」

「なぜなら、われわれがサーキットで使うクルマと、ナンバープレートを付けて公道用として販売するクルマの間には、必ず関連性がなければならないからです」とプロイニンガーは語った。

「その理由はまず、ホモロゲーションのためですが、それだけではありません。われわれのクルマはレーシングカーと公道走行用スポーツカーで、同じDNAと同じプラットフォームを共有していなければならないのです。そうでないと、ひとびとの信用を失ってしまうでしょう」

「(ポルシェのクルマを)3本の柱に集中させるということは、非常に正しいとわたしは思います。すなわち、ハイブリッド、完全な電気自動車、そしてハードコアな典型的スポーツカーという3つです。フェリー・ポルシェはかつて、地球上で最後のクルマはスポーツカーになるだろうと言いました。その通りだとわたしも確信しています」

異なる目的のために異なるクルマを提供する

プロイニンガーはまた、ポルシェの幹部達は、GT部門がブランドの顧客のみならず、エンスージアストのためにスポーティなクルマを作るという会社のイメージを保つために、どれほど重要かということを、「よくわかっている」と主張する。

「幸いなことに、わが社の幹部達は、ポルシェの純粋性としてのGTプロジェクトを支持してくれています。ある意味では、常に911がそうでした」

「またその一方で、ポルシェはデジタル化や電動モビリティのような分野にも注力しています。両部門は常に交流を続けていますが、すべてを1つに集中させるべきだとは、わたしは思いません」

さらにプロイニンガーは付け加えた。「お客様にわれわれのクルマを購入していただき、そのクルマで大いに楽しんでいただくためには、異なる目的のために異なるクルマを、われわれは持たなければなりません。これからもそうするべきです」
Posted at 2019/06/26 21:53:03 | コメント(0) | トラックバック(0) | ポルシェ | 日記
2019年06月26日 イイね!

グランクーペのMとか設定されるんかな?

グランクーペのMとか設定されるんかな?BMW 8シリーズ 新型に「グランクーペ」、初の4ドアクーペ発表

BMWは6月19日、『8シリーズ グランクーペ』(BMW 8 Series Gran Coupe)を欧州で発表した。

8シリーズ グランクーペは、『4シリーズ グランクーペ』、『6シリーズ グランクーペ』に続くBMWの第3のグランクーペだ。4ドアクーペボディが特長になる。また、8シリーズ グランクーペは、新型『8シリーズ』の派生モデルに位置付けられる。2ドアクーペ、カブリオレ、4ドアクーペと、新型8シリーズのラインナップが拡大した。8シリーズに4ドアクーペが設定されるのは、初めてとなる。

◆優雅な4ドアクーペデザイン

8シリーズ グランクーペは、BMWの最新デザイン言語を導入しつつ、優雅な4ドアクーペをデザインすることに重点が置かれた。8シリーズ グランクーペのボディサイズは、全長5082mm、全幅1932mm、全高1407mm、ホイールベース3023mm。新型8シリーズの2ドアクーペに対して231mm長く、30mmワイド、61mm背が高い。ホイールベースは201mm長い。

ホイールベースの延長分は、室内空間の拡大に充当された。とくに、後席足元のスペースと、ショルダールームが広がった。大きなドア開口部により、乗降性にも配慮する。またすべての座席で、新型8シリーズで最大の頭上空間を備えている。スポーツシートと「Vernasca」レザートリム、アンビエント照明、インストルメントパネルとドア部分のフルレザートリムが採用される。

◆フルデジタルコクピット採用

8シリーズ グランクーペには、「BMW オペレーティングシステム 7.0」を導入した。これは、ドライバーに必要な情報を適切なタイミングで伝えることをコンセプトにした表示&操作システムだ。10.25インチのコントロールディスプレイと、12.3インチのフルデジタルメーターパネルを、それぞれカスタマイズすることを可能にしている。

コントロールディスプレイは、タッチ操作に対応して、より使いすく最適化されたメニュー表示により、さまざまな機能や設定にアクセスしやすくした。状況に応じて変化するコンテンツも装備されており、スポーツ走行時などに、コーナリングの際の横方向加速力を表示させることも可能だ。ステアリングホイールのボタン、センターコンソールの「iDrive」コントローラー、タッチ操作に対応したディスプレイ、音声コントロールやジェスチャーコントロールを採用する。ドライバーが最も操作しやすい方法で、必要な情報や設定にストレスなくアクセスできることを目指した。

12.3インチのディスプレイを備えたフルデジタルメーターパネルは、速度と回転数を表示する左右のメーターの間のディスプレイ中央に、ナビゲーションマップの一部などを表示することができる。改良されたヘッドアップディスプレイは、より視認性が向上し、ドライバーは運転に集中しながら、必要な情報を受け取ることが可能だ。

◆トップグレードは最大出力530hp

トップグレードの「M850i xDrive グランクーペ」には、新開発の直噴4.4リットルV型8気筒ガソリンツインターボエンジンを搭載する。Mパフォーマンスのツインパワーターボテクノロジーを導入しており、力強い出力特性を実現する。ターボチャージャー、直噴システム、熱シールドおよび冷却システム、イグニッション、エンジンエレクトロニクスなど、各所に改良が施された。フラップ制御式スポーツエキゾーストシステムが、官能的なサウンドを発するという。

この新エンジンは、重量を変えることなく、先代エンジンと比べ出力を68hp向上させ、最大出力530hp/5500~6000rpmを獲得する。最大トルクは76.5kgm/1800~4600rpmで、幅広い回転域で最大トルクを得られる特性とした。0~100km/h加速は3.9秒、最高速は250km/h(リミッター作動)の性能を備えている。

改良された8速スポーツAT「ステップトロニック」は、ギア比の幅を拡張するとともに、制御システムを最適化した。これにより、走行状況に応じたシフトタイミングがより正確かつ俊敏になり、効率性や快適性が向上しているという。さらに、マニュアル操作によるシフトチェンジ用に、ステアリングホイールにはパドルスイッチが標準装備されている。

また、前後の駆動トルクを素早く正確に、かつ無段階に可変配分するBMWのインテリジェント4輪駆動システム「BMW xDrive」も大幅に改良した。後輪駆動を重視して調整された駆動力配分とし、ダイナミックな走行状況下でも最適なトラクションと走行安定性を追求する。さらに、リアアクスルに電子制御式ディファレンシャルロックを標準装備した。電気的なロック作用により、コーナーの内側と外側のリアホイールの差動を制限することで、とくにコーナーから脱出するときのダイナミックな加速を可能にしている。


「BMW 8シリーズ グランクーペ」発表! スタイルと実用性を両立した美しき4ドアクーペ

BMW 8 Series Gran Coupe
BMW 8シリーズ グランクーペ

クーペの外観に大人4名がくつろげる広々とした室内

BMW8シリーズ・ファミリーに、4ドアスポーツ「8シリーズ グランクーペ」が加わった。低く構えたスポーティな外観をもちながら、広々とした後部座席を備える完全新開発のボディが与えられている。最高の運動性能を実現すべく設計されたパワートレインとシャシーにより、ラグジュアリーセグメントにおいて際立ってユニークな存在となることは間違いない。

スポーツドライビングを得意とする運動性能に加え、グランツーリスモとしての快適なロングドライブもこなす高いユーティリティ性を確保。このセグメントでは2ドアクーペから派生した唯一のモデルであり、先に登場した「8シリーズ クーペ/コンバーチブル」同様、耐久レースに投入されている「M8 GTE」と平行して開発された。

ボディ構造、パワートレイン、シャシーは、最大限の性能を発揮するように設計。低重心など最適化された重量バランスを確保したほか、アルミやマグネシウム、炭素繊維強化プラスチック(CFRP)の積極的な採用によって軽量化も実現。空力的にも非常に洗練されたパッケージが与えられている。

リヤの居住性確保を目的にホイールベースを201mm拡大

クーペ比でホイールベースが201mm拡大されたことにより、伸びやかで躍動的なフォルムをもつのが特徴。リヤシートはレッグスペース、ショルダースペース、ヘッドスペースともに大幅に拡大している。

室内はフロントシートだけでなく、リヤシートでもスポーツカーらしい雰囲気を味わうことができる。スポーツシート、ヴェルナスカレザートリム、パドルシフト付きステアリングホイール、アンビエントライト、インストルメントパネルとドアショルダー用のフルレザートリムを標準で装備する。

ヘッドレスト一体型のセパレートリヤシート

リヤシートはヘッドレスト一体型のセパレート仕様となっており、センター部はあくまでもエマージェンシー用となる。また、「8シリーズ グランクーペ」専用装備としてパノラミックガラスルーフも用意。ルーフのガラス面積は1.5平方メートルを誇り、フロントガラスからリヤウインドウまで連続したクリアな領域を実現している。

ゴルフバッグ3個を搭載できるトランク容量

トランクはオートクロージャーに加えて、ハンズフリーでの開閉も可能。容量は440リットルを確保しており、ゴルフバッグ3個を収容することができる。40:20:40分割可倒するリヤシートを備えているため、フレキシブルにラゲッジスペースを活用することも可能だ。

3種類のガソリンと1種類のディーゼルをラインナップ

ラインナップはデビュー時点で、ガソリンが3車種、ディーゼルが1車種の展開となる。

「840i グランクーペ」は最高出力250kW(340hp)、最大トルク500Nmを発揮する3.0リッター直6ガソリンターボを搭載。0–100 km/h加速が5.2秒、Co2排出量は170-168g/km。

「840i xDrive グランクーペ」は840iと同じスペックのエンジンを搭載した4輪駆動仕様で、0–100 km/h加速が4.9秒、Co2排出量は179-176g/kmとなる。

「M850i xDrive グランクーペ」は、最高出力390kW(530hp)、最大トルク750Nmを発揮する4.4リッターV8ガソリンツインターボを搭載する4輪駆動仕様。シリーズ最高の運動性能となる0–100 km/h加速3.9秒を誇り、Co2排出量は229-226g/kmを計上する。

「840d xDrive グランクーペ」は、最高出力235kW(320hp)、最大トルク680Nmを発揮する3.0リッター直6ディーゼルターボを搭載。0–100 km/h加速が5.1秒、Co2排出量は166-162g/km。すべてのモデルに8速ステップトロニック トランスミッションが組み合わせられる。

「BMW Group #NEXTGen」において世界初公開

「8シリーズ グランクーペ」は、6月25日から27日にかけてドイツ・ミュンヘンのBMW Weltで開催されるイベント「BMW Group #NEXTGen」において世界初公開する予定。9月から「840i グランクーペ」「840i xDrive グランクーペ」「M850i xDrive グランクーペ」「840d xDrive グランクーペ」の4モデルでの展開がスタートする。


ホイールベース201mm延長の余裕

クーペ/カブリオレが登場した8シリーズに、早くも4ドアクーペとなる8シリーズグランクーペが追加された。

 8シリーズはラグジュアリークーペ&カブリオレとして高評価を得ている一方で、低重心や優れた前後バランスなどを利してレーシングカーとしてもWECなどの耐久レースに参戦している。その8シリーズにグランクーペと呼ばれる4ドアクーペが追加された。

 クーペ/カブリオレのホイールベースを201mm延長し、独立した2つの後席を用意することで4人が快適に移動できるサルーンとした。全長は231mm伸び、全幅は30mm拡大し、全高は61mm高められ、ボディサイズは全長5082mm、全幅1932mm、全高1407mm、ホイールベースは3023mmとなった。車重は同じM850iで較べるとクーペから105kg増の2070kgとなった。スタイリングやセグメントでいうとメルセデス・ベンツCLSやA7のライバルとなるだろう。

 荷室容量は440ℓとじゅうぶんなサイズ。40:20:40の分割可倒式を採用している。大型のリアゲートは電動で作動する。

 グレードはクーペと同様のラインナップで、M850i xDriveグランクーペ(4.4ℓV8ツインターボ)、840i グランクーペ、840i xDriveグランクーペ(ともに3.0ℓ直6ターボ)、840d xDriveグランクーペ(3.0ℓ直6ディーゼルターボ)の4種類。

 グランクーペの登場で過去に6シリーズでラインナップされていたモデルバリエーションが揃いつつあるが、過去にあった6シリーズ最後のモデル、6シリーズグランツーリスモも8シリーズグランツーリスモとなって生まれ変わるかは不明だ。

SPECIFICATIONS
BMW M850i xDriveグランクーペ
■ボディサイズ:全長5082×全幅1932×全高1407mm ホイールベース:3023mm
■車両重量:2070kg
■エンジン:V型8気筒DOHCツインターボ 総排気量:4395cc 最高出力:390kW(530㎰)/5500~6000rpm 最大トルク:750Nm(76.5kgm)/1800~4600rpm
■トランスミッション:8速AT
■駆動方式:AWD
■サスペンション形式:Ⓕダブルウイッシュボーン Ⓡマルチリンク
■ブレーキ:Ⓕ&Ⓡベンチレーテッドディスク
■タイヤサイズ(リム幅):Ⓕ245/35R20(8J) Ⓡ275/30R20(9J)
■パフォーマンス 最高速度:250km/h(リミッター作動) 0→100km/h加速:3.9秒 燃料消費率(JC08モード):10.0~9.9km/ℓ CO2排出量:229~226g/km
Posted at 2019/06/26 21:50:48 | コメント(0) | トラックバック(0) | BMW | 日記
2019年06月26日 イイね!

個人的にはR1のスプレッドウィングスグリルが一番シックリ来るクルマでしたね

個人的にはR1のスプレッドウィングスグリルが一番シックリ来るクルマでしたね軽より小さな超個性派!? 儚く消えたスバル R1の上質な魅力 【偉大な生産終了車】

 毎年、さまざまな新車が華々しくデビューを飾るその影で、ひっそりと姿を消す車もある。

 時代の先を行き過ぎた車、当初は好調だったものの市場の変化でユーザーの支持を失った車など、消えゆく車の事情はさまざま。

 しかし、こうした生産終了車の果敢なチャレンジのうえに、現在の成功したモデルの数々があるといっても過言ではありません。

 訳あって生産終了したモデルの数々を振り返る本企画、今回はスバル R1(2005-2010)をご紹介します。

文:伊達軍曹/写真:ベストカー

■スバル360を彷彿とさせる“スーパースモールカー”

 ボディサイズをあえて軽自動車規格以下に抑え、名車「スバル360」へのオマージュともいえるステキな造形を内外装に採用した、あくまでデザイン・オリエンテッドな2+2の異色軽自動車。

 それが、2005年から2010年まで販売された「スバル R1」 です。

大人2人が快適に乗れるワンルーム感覚のキャビンは、時にはクーペ、時には2+2シーターとして多彩に使いこなせるユーティリティと、軽自動車ならではの省資源性・軽量化とを実現

 デビュー当時の広告キャッチフレーズは「Super(Small)Car」で、ビジュアルイメージには昆虫のてんとう虫も使用。

 まさに「てんとう虫」の愛称で親しまれたスバル360(1958~1970年)を知る熟年層にもアピールする「スペシャル感たっぷりの軽自動車」だったわけです。

 軽自動車のエンジンには直列3気筒が採用されるのが一般的ですが、当時のスバルは「軽自動車にも4気筒を!」という姿勢でやっていため、R1のエンジンも658ccの直列4気筒です。

 そしてサスペンションも、ほとんどの軽自動車が車軸懸架式(リジットアスクル式=左右が1本の軸でつながっているタイプ)であるのに対し、スバルのそれはストラット式の四輪独立懸架でした。


フロントからルーフを経てリヤへと流れる「ワンモーションフォルム」を基本に、均整のとれたプロポーション、装飾を最小限にとどめ「塊感」を活かしたデザインを目指した

 でもそういった機構類より、R1で特筆すべきは「デザイン」でしょう。

 往年のスバル360あるいはフィアット500などを彷彿とさせるタマゴ型のボディデザインは、好き嫌いこそ分かれるかもしれませんが、それなり以上の審美眼を持っている多くの国民を唸らせました。

 そしてデザインだけでなく、ボディはドアの開閉音すら重厚なほどの剛性を誇り、インテリアの質感も「これ、本当に軽自動車?」と感じてしまうほど高いものだったのです。

 当初は最高出力54psの自然吸気エンジンのみというラインナップでしたが、2005年11月には最高出力64psのスーパーチャージャー付きDOHCエンジンも追加。

 しかしR1の売れ行きが大幅に好転することはなく、2010年4月、スバルR1は一部のファンから惜しまれながら販売終了となりました。

■現在も異例の高値で取引される1台 ではなぜ1代限りとなったのか?

 スバルR1が1代限りで生産終了となった理由。それはさまざまあるでしょうが、大きくは以下の2つだと思われます。

 ひとつは、「おしゃれ軽自動車を売るのはやっぱり難しい」ということです。

 R1という車は、細部のデザインうんぬんではなく「本質」としておしゃれな車でした。インパクトのある造形とするため、あえて軽自動車規格の枠をフルには使わなかったその姿勢。

 万人受けするデザインはあえて捨て、「わかる人にはわかる」とでも言いたげな前衛的デザインを、勇気をもって採用したこと。


 それらはすべておしゃれの基本である「やせ我慢の精神」に基づくものであり、どこか気高さを感じるサムライの精神でもあります。


インテリアには質感の異なる赤と黒のツートンカラーを採用。メーター部のレイアウトは大小3つのメーターを立体的に配置し高い視認性とスポーティさを両立させた。フロントシートには後突時のむち打ち障害の低減性能を考慮したシートを採用している

 しかし実際にお金を出して軽自動車を買うユーザーとしては、そのあたりは「どうでもいいこと」でしかありません。

「そんなことより車内をもっと広く、もっと高くしてくれませんかね?」というのが正直な消費者心理というものでしょう。

 もちろん、車に「粋」や「おしゃれ」を求める消費者もたくさんいます。しかしそういった消費者は別名「車好き」とも呼ばれていますので、そういった人はあまり軽自動車を買いません。

 それゆえ「本質的な意味でのおしゃれ軽自動車」という挑戦はたいていの場合、失敗で終わるのです。

リアシートを格納させた状態でラゲッジデッキとして使用でき、助手席を前に倒すことで、ゴルフバッグやスオーボードも搭載可能。またラゲッジフロア下いっぱいに、深さ20cmのサブトランクを用意し、ユーティリティ性を高めた

 そしてもうひとつの理由は、酷な言い方になりますが「車としてのデキも決して最高ではなかった」ということでしょう。


 もちろんスバルR1は、「ちょっとこだわりすぎじゃないですか?」とおせっかいを焼きたくなるメーカーであるスバルが作ったものですから、悪い車ではありません。特に前述のウルトラ高剛性ボディなどには素晴らしいものがあります。


 しかし走行中は正直「突き上げ感」のようなものをしばしば感じますし、アクセルペダルを踏み込むとガーガーうるさくなるエンジンや、ほぼ常にゴーゴーと煩わしいロードノイズなどは、R1のステキな世界観に浸ることを阻害する、ちょっと残念な要因でした。

 とはいえこのデザインと、いかにもコストがかかっている作り込みにホレ込んでいる人は多く、その気持もよくわかるつもりです。

 そして実際、走行距離短めの中古車は今なお車両価格100万円以上という、この世代の軽自動車としては異例のプライスで流通しています。

■スバル R1 主要諸元
・全長×全幅×全高:3285mm×1475mm×1510mm
・ホイールベース:2195mm
・車重:800kg
・エンジン:直列4気筒DOHC、658cc
・最高出力:54ps/6400rpm
・最大トルク:6.4kgm/4400rpm
・燃費:24.0km/L(10・15モード)
・価格:126万円(2005年式 R/CVT/FF)


人生一度は乗っておけ! 今は消えた「軽自動車用4気筒エンジン」の名機と搭載車3選

 現行モデルは皆3気筒になり4気筒は中古でしか乗れない!

 いまや小排気量エンジンの主流となっている3気筒エンジン。1気筒あたりの排気量のバランスが良いことで採用されているわけだが、やはり多気筒エンジンの振動の少なさや滑らかなフィーリングも捨てがたいところがある。

 残念ながら現行軽自動車では4気筒エンジンを搭載したモデルは消滅してしまったが、過去に存在した4気筒エンジンを搭載したモデルを振り返ってみよう。

 1)スバル(EN07エンジン)

 長らくスバル自社製の心臓部として活躍したEN07型エンジン。1990年の軽自動車規格が改正され、排気量が660ccになったタイミングでレックスに搭載されたこのエンジンは、スーパーチャージャーと組み合わされたりDOHC化されたりと幅広いバリエーションを持っている。

 搭載車種はレックスを筆頭にサンバー、ヴィヴィオ、プレオ、R1、R2、ステラとスバル製軽自動車すべてをカバーしていたが、中でも最強のスペックを誇ったのが、ヴィヴィオRX-RのE型以降に搭載された64馬力/10.8kgf-mを発生するDOHCスーパーチャージャーモデルだった。

 なんと1気筒あたり5バルブという贅沢なエンジンも

 2)三菱(4A30エンジン)

 三菱の軽自動車用4気筒エンジンとしてご紹介するのは、1993年のミニカなどに初めて搭載された4A30型エンジンだ。通常のミニカやブラボー、パジェロミニなどに搭載されていたエンジンはSOHCのNAエンジンだったのだが、注目すべきはターボモデルだ。

 なんと軽自動車にもかかわらず、1気筒当たり5バルブを擁する20バルブのDOHCインタークーラー付きツインスクロールターボ(長い)を採用してきたのである。これはもちろん世界最小の20バルブエンジンである。といってもスペックはずば抜けたものではなく、64馬力/9.9kgf-m(ミニカダンガン4の数値)だったのだが。

 3)ダイハツ(JBエンジン)

 最後にご紹介するのはダイハツが生産していた4気筒エンジンのJB型だ。1994年登場と最後発だからかスバルや三菱のものとは異なり、早い段階でタイミングチェーン方式を採用していたというのが最大の差異と言えるだろう。

 スペックも先代コペンに搭載されたツインスクロールターボのものでは64馬力/11.2kgf-mとトップクラスの出力を持っており、モータースポーツベース車としてリリースされたストーリアX4に搭載された713ccエンジンもJB型エンジンがベースとなっているように、幅広いチューニングに対応する点も人気となっている。



一度は保有したいクルマの一台ではあるけど、今後増車する機会は来るだろうか?

低価格とまでは言わないけどR1eを市販車として供給出来ていたらもう少し違った未来が…無いか(汗)
Posted at 2019/06/26 21:45:25 | コメント(2) | トラックバック(0) | 富士重工 | 日記

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「@うーさー トランクに切れ込み入っていて車体にウイングの足を残しながら外れてくれます(開くって表現はしなくなります)」
何シテル?   06/22 22:42
初めまして。 インプレッサG4に代替を致しました~ 自分色に染めて行こうと思います 燃費を気にする割にアクセル踏んじゃうんですよ~ バトンに関し...

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