2019年06月28日
マツダ ロードスターND をリコール アンダーカバーが脱落するおそれ
マツダは6月27日、『ロードスター』(ND型)のアンダーカバーに不具合があるとして国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは2015年5月26日~7月6日に製造された1231台。
アンダーカバーにおいて、ブラケットとの接合治具の管理が不適切なため、接合強度が不足しているものがある。そのため、走行中の大きな振動や融雪剤による腐食で接合部が剥がれて異音が発生し、最悪の場合、ブラケットが脱落して他の交通の妨げとなるおそれがある。
改善措置として、全車両、アンダーカバーを良品と交換する。
不具合および事故は発生していない。海外市場からの情報によりリコールを届け出た。
Posted at 2019/06/28 22:11:46 | |
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リコールなど | 日記
2019年06月28日
新生BMW M1 PHEVの2シーターで600psに
もくじ
ー i8の2倍近いパワー
ー コンバーチブルも視野
ー 0-100km/h加速は3.0秒
i8の2倍近いパワー
BMW Mは41年前のスーパーカー、M1の後継車を開発中だ。ビジョンMネクスト・コンセプトでプレビューされ、9月のフランクフルト・モーターショーでのデビューが予想されている。発売は2020年代初頭になるだろう。
ガソリンと電気のPHEVにより600psを発生すると見られている。i8の2倍近いパワーを発生するこのパワートレインはBMW Mの新しいCEOであるマルクス・フラッシュが主導して開発したものだ。ビジョンMネクストは同社の「ストラテジー・ワン・ネクスト」と呼ばれる、2025年までに25の電動モデルを投入する計画の先鋒となる。
BMWの内部筋によれば、このモデルは300km/h級の最高速度を持ち、次期型i8の発売前に限定販売されるとのことだ。これは両車が基本構造を共有していることを示唆すると見られている。
今回このM専用モデルを投入することにより、アウディ・スポーツのR8やメルセデス-AMG GTに直接対峙することを意味する。1978年から1981年に販売されたM1にも似たややレトロな雰囲気と、ビジョンMネクスト・コンセプトにも見られたような現代的要素が組み合わさったものになるだろう。
コンバーチブルも視野
レーザー切削のグリル、フロントのブレード状のエアロパーツ、OLEDライト、さらにバタフライドアなどが与えられる。またミドにマウントされるエンジンやモーターを冷却するため、大型のダクトがボディ後部に設けられている。
「ビジョンMネクストは、今後のスタイリングについて明確な方針を示しています」とBMWのデザインディレクター、ドマゴイ・デュケは語る。M1の発売前である1972年に登場したBMWターボ・コンセプトにインスパイアされたとのことだ。
コンバーチブル版の追加についてもBMW幹部の間で協議が進められているようだが、AUTOCARが入手した情報では、現時点では何も決定されていないとのことだ。
BMWが以前にM1へのオマージュとなる車両を発表したのは2008年のことであり、それから11年以上が経過している。その間にビジョン・エフィシェント・ダイナミクスが登場したが、これがi8のベースとなった。
0-100km/h加速は3.0秒
ビジョンMネクストの心臓部には新開発の2.0ℓ4気筒ターボエンジンが搭載され、これが今後複数のMモデルに採用されると見られている。このエンジンがドライバーの後方に搭載され、前後1基ずつのBMW製モーターによるアシストを受ける。モード切り替えにより、四輪駆動または後輪駆動の状態で走行することができる。
この計3基のパワートレインにより、システム全体で600psを発生する。また電気のみでの航続距離は100km超になるとのことだ。
現時点では計算上の数値にすぎないが、この新生M1は0-100km/h加速を3.0秒でこなし、最高速度は300km/hに達するという。これは1.5ℓ3気筒ターボと2基のモーターの組み合わせにより367psを発揮する現行i8よりも明らかに速い。
インテリアはドライバーを中心としたデザインが与えられ、ブーストポッドと呼ばれるドラッグスター風のステアリングや独立したディスプレイ、それに指紋センサー付きのスターターボタンが特徴だ。曲面ディスプレイによるメーターパネルや、ヘッドアップディスプレイなども与えられている。
BMW M 新生M1投入でさらなるラインナップ拡大へ
もくじ
ー Mのラインナップを拡大
ー ハードコアモデルを増強へ
ー エンジンをモジュラー化
Mのラインナップを拡大
BMW Mは、Mパフォーマンス・モデルおよびMモデルのふたつのラインでそのラインナップを拡大している。現在M135i xドライブから608psのSUVであるX8までが存在するが、これにM専用車種としてミドエンジンのクーペを追加する。
ビジョンMコンセプトとして公開されたこのクルマは、BMW Mの将来像を示すハイテクなハイブリッドシステムを搭載する。しかし、アウディ・スポーツ、ジャガーSVO、メルセデス-AMG、ポルシェなどに対抗するため、その他のMモデルにも変革が求められている。
BMW Mの幅広い開発戦略によるモデルの再編は、Mディビジョンのフランク・ファン・ミール前CEOや、後継者であるマルクス・フラッシュによって推し進められている。
この先駆けとなるのが、今年すでに発売されているX3 M、X4 M、M8クーペ、M8コンバーチブルの4車種だ。さらに、BMW MはM135i xドライブやX2 M35iなどを追加してラインナップの下支えを図っている。
ハードコアモデルを増強へ
発展途上にあった過去を振り返る形として、ジョルジェット・ジウジアーロによるデザインのM1の後継となるMモデルを限定生産する計画を示している。これはビジョンMコンセプトをベースとし、クーペのみならずコンバーチブルも検討されている。
フラッシュはX3 MおよびX4 Mの発表の場において、「スタンドアローンかつ先代を持たないMモデルへの投資を行っています」と語っている。
これに加え、BMWはハードコアなCSモデルを増強する方針を示しており、2020年にはM2 CSが登場する予定だ。Mモデルのラインナップ拡大の背景には、2014年にランドローバーから移籍し現在研究開発部門を率いているクラウス・フローリッヒがいる。
現在のMモデルの戦略において、1シリーズに400ps級の4気筒エンジンと4WDシステムを組み合わせたモデルが開発中だという。このモデルはアウディRS3、メルセデス-AMG A45、それに近日登場のフォルクスワーゲン・ゴルフRプラスを視野にいれたものだ。
ラインナップ中の上位車種を見ると、これから頂点に立つX8Mは、アウディRS Q8やメルセデス-AMG GLE63、そしてポルシェ・カイエン・ターボを見据えたものだ。
エンジンをモジュラー化
Mパフォーマンス・モデルには今後もスタンダードなBMW製エンジンをチューンしたものが搭載される。しかし、今後のMモデルはメルセデス-AMGと同様にモジュラー化されたドライブライン・ファミリーを用いることになるだろう。
ある情報筋によれば、今後のBMW Mのエンジンは1気筒あたり500ccで共通化され、2.0ℓ4気筒、3.0ℓ直列6気筒、そして4.0ℓV8の3種類が用意されるようだ。新エンジンにすべて共通のアーキテクチャを用いることにより、開発の合理化や規模の経済による効果を大きくすることにつながるという。
ラインナップの中間に位置するモデルとして、M3やM4が2020年に登場予定だ。これらには現行の3.0ℓ直列6気筒を改良して500ps級にしたものが搭載される。MTおよびAT、FRおよび4WDの選択肢が引き続き用意されるとのことだ。
BMWはMパフォーマンスおよびMモデルにガソリンと電気のハイブリッドを搭載することも検討しているようだ。これは公式発表ではないものの、2種類のハイブリッド・パワートレインを開発中との情報がある。
まずはMモデルのサルーンおよびSUV向けのハイパワー版が登場し、ややローパワーなバージョンがMパフォーマンスに追って搭載されるとのことだ。
次世代BMW「M」は600馬力の電動スポーツカー…ヴィジョンMネクスト
BMWグループは6月25日、ドイツ・ミュンヘンで開幕した「#NEXT GEN」において、コンセプトカーのBMW『ヴィジョンMネクスト』(BMW Vision M NEXT)を初公開した。
BMWグループは2018年秋、コンセプトカーの『ヴィジョン iNEXT』を発表した。ヴィジョン iNEXTは、BMWグループが2021年から生産予定の新型EV、『iNEXT』を示唆するコンセプトカーだ。完全自動運転が可能な次世代のEVを提案していた。
ヴィジョン iNEXT に続いて登場したBMW ヴィジョン M ネクストは、BMWの高性能車、「M」の次世代モデルを提案する1台で、BMW Mブランドの電動化された未来を提示する。BMWグループによると、技術が運転の歓びを高めるためにどのように利用できるかを示すコンセプトカーとなり、モビリティの新時代にはインテリジェントな技術がスポーティなドライブを促進し、ステアリングホイールを握る人を究極のドライバーに変えるという。
◆0~100km/h加速は3秒で最高速は300km/h
BMWヴィジョンMネクストのパワートレインは、プラグインハイブリッド(PHV)だ。排気量は公表されていないが、直列4気筒ガソリンエンジンにモーターを組み合わせて、PHVシステム全体で600hpを獲得する。走行状況に応じて、4WDと後輪駆動を切り替える。強力なPHVパワートレインの効果で、0~100km/h加速は3秒で駆け抜ける。最高速は300km/hに到達する。
それでいて、EVモードでは最大100kmをゼロエミッション走行できる。「ブースト+」モードでは、電力によるアシストが強化される。理想的な瞬間が来ると、ドライバーに警告を発して、ブースト+モードを作動させる。
◆手動運転か自動運転かを選択
BMWヴィジョンMネクストでは、ドライバーは「ブースト」モードで自ら運転するか、「イージー」モードで車両に運転を任せるかを選択できる。ブーストモードでは、電動ドライブによって非常にダイナミックで、極めて静かなゼロエミッション走行が可能だ。
イージーモードでは、ドライバーと同乗者に多彩なアクティビティのための空間が提供される。乗員が希望すれば、リラクゼーション、インタラクション、エンターテインメント、コンセントレーションのスペースになる。インテリアは洗練された居心地のいい4輪車のリビングになるという。
◆伝統と新しさが融合したデザイン
BMWヴィジョンMネクストのデザインは、クラシックなBMW『ターボ』と、現代のPHVスポーツカーのBMW『i8』にインスピレーションを得た。くさび形のシルエットやガルウィングドアなど、デザインの要素には未来を見据えた解釈を適用している。フロントエンドとリアエンドは、マットネオンシェードのスリリングオレンジで仕上げられた。シルクマットキャストシルバーメタリック塗装のボディと、鮮やかなコントラストを生み出す。
ヘッドライトは、キドニーグリルよりも高い位置にレイアウトした。ヘッドライトは上下に配置されており、BMWの伝統の4灯ライトのフロントマスクに、新たな解釈を表現する。このヘッドライトには、レーザーワイヤー技術を組み込む。非常にスリムで精密な形のヘッドライトを実現している。
リサイクルされたカーボンファイバー製のサイドスカートは、車を低く見せる効果を発揮する。ホイールはフロントが21インチ、リアが22インチ。リアウィンドウのデザインはBMW『M1』がモチーフだ。スリーピースのルーバーはガラス製とした。
BMWヴィジョンMネクストでは、顔認識技術により、ドライバーが近づくと自動的に車のロックが解除される。ガルウィングドアのタッチセンサーを押すと、ドアが開く。上品でシンプルなインテリアは、ドライバーを中心にした設計だ。単一の型から切り取られたようなデザインが特長で、空調ダクトはほぼ見えないように統合されている。シートは流れるようなデザインとし、体を最適に支持する形状記憶素材を使用した。ヘッドレストは、シートの上に浮かぶように見えるデザインとしている。
PHEV「BMW ヴィジョン M NEXT」デビュー! 未来の「駆け抜ける歓び」を体現
BMW VISION M NEXT
BMW ヴィジョン M NEXT
自動運転化社会におけるドライビングプレジャーとは
BMWは、未来のドライビングプレジャーを提示したPHEVコンセプトスポーツ「ヴィジョン M NEXT」を公開。「ヴィジョン M NEXT」のワールドプレミアは、6月25日から27日かけてドイツ・ミュンヘンのBMW Weltで開催されているBMW Group #NEXTGenで行われた。
この#NEXTGenは、BMWグループが手掛ける様々なモビリティに焦点を当てたBMW独自のイベント。「ヴィジョン M NEXT」のような世界初公開のコンセプトカーやニューモデルだけでなく、EVテクノロジー、デザイン案、自動運転技術、最新コネクティビティ、サービスの分野など、BMWの最新技術が数多く展示されている。
ヴィジョン iNEXTに続き、BMWが提示する自動車社会の未来
BMWグループデザインのシニアバイスプレジデントを務めるアドリアン・ファン・ホーイドンクは、「ヴィジョン M NEXT」について以下のように説明した。
「今回公開した『ヴィジョン M NEXT』はスポーティドライブの未来を提示したモデルです。先に発表した『ヴィジョン iNEXT』では自動運転により車内の運転環境がどのように変化するかを具現化しました。それに対して『ヴィジョン M NEXT』は、最先端技術によりドライビング体験をこれまで以上に純粋で魅力的なものとする方法を示しています」
BMWが掲げる“EASE”と“BOOST”コンセプト
「ヴィジョン iNEXT」と「ヴィジョン M NEXT」は、BMWが掲げる将来に向けたコンセプト“EASE”と“BOOST”を体現したモデルとなる。
“EASE”では、自動運転によりクルマが運転を担当する。この結果、クルマは4つの車輪を持った居住空間となり、パッセンジャーは安心して守られた感覚を得ることができる。休憩やリラクゼーション、会話、車内エンターテインメントまで、“EASE”コンセプトで提供される経験はパッセンジャーのニーズと同じくらい多様となる。
一方“BOOST”は、究極のアクティブドライビング体験を表現。ドライバー自身がステアリングを握り、操る喜びを実感することになる。“EASE”と“BOOST”コンセプトは、自動運転、コネクティビティ、EVを含む、BMWグループの将来を構築する大切な要素となる。デザインはこのコンセプトを視覚的に表現し、基盤となるテクノロジーを含むものとなった。
古典性と現代性を同居させたエクステリア
エクステリアデザインは、BMWが手がける「ヴィジョン ヴィークル」のパフォーマンスの可能性を明確に示している。
デザインプロセスを紐解くと、古典的な4灯式ヘッドライトなどのクラシカルさとEVらしい現代性をひとつのスポーツカーで表現。低く構えた楔形のシルエット、ガルウイングドア、印象的なカラーパターンなど、未来を見据えたデザインを採用した。リヤウィンドウやテールライトのデザインはBMW M1からインスピレーションを得たという。
スポーツカー然としたプロポーションは、明快さを持ちながら控えめな造形で構成されている。 フロントとリヤセクションは、マットネオン仕上げのスリリングオレンジをチョイス。対照的にそれ以外のセクションはシルクマット仕上げのキャストシルバーメタリックが採用された。ホイールはフロントが21インチ、リヤに22インチと前後で異なるサイズを用い、楔形のエクステリアを際立たせている。
ドライバー優先の未来的なコクピット
最新の顔認識技術により、ドライバーが近づくと自動的にロックが解除。ガルウイングドアのタッチセンサーを押すとドアが開き、コクピットが出現する。
上品でシンプルなインテリアは、ドライバー中心の囲まれ感のあるデザインや機能を展開。エアコンの吹き出し口などは視界に入らないようにデザインされた。フロントガラスに投影されるフルサーフェス拡張現実感ヘッドアップディスプレイは、3次元での表示を実現している。
最高速度300km/h、EVのみで100kmの航続距離
パワートレインにはパワーPHEVドライブシステムを搭載。動力はフルEVまたは4気筒ガソリンターボ、駆動は4WDから完全なFRまで自由に選択できる。最大システム出力は441 kW(600 hp)を発揮し、最高速度は300km/h、0-100km/h加速は3秒というパフォーマンスを誇る。また、スイッチを押すだけでパワーアップを可能とする「BOOST +」モードも用意された。
EVのみでの最大走行距離は100km(62マイル)を実現しており、将来的にゼロエミッションゾーンが設定された場合でもほとんどの移動は電力のみでカバーできるとBMWは胸を張る。
M1の名に恥じぬ仕様と言えるかな
BMWが近未来のMモデルを提示するコンセプトモデル「ビジョンMネクスト」を初公開
BMWは6月25~27日にミュンヘンで開催したBMWグループのイベント「♯NEXTGen」において、BMW Mモデルの未来像を示すコンセプトモデル「ビジョンMネクスト」を初披露した。
HVパワートレイン搭載で最高速300km/hをマークするスーパースポーツコンセプト
同社は将来の自動運転を視野に入れながらも、積極的にドライビングを楽しむドライバーに向けて、電動化技術やインテリジェントテクノロジーを取り入れた未来像として、ビジョンMネクストを創造した。
パワーユニットは直列4気筒ターボエンジンにモーターを組み合わせ、システム総合で600ps引き出す。駆動方式は後輪駆動と4WDの切り替えが可能で、3秒の0-100km/h加速タイムと300km/hの最高速をマークする。その一方で、最大100kmのEV航続距離を実現する。ボタン操作で余分な電力を駆動力に加える「ブースト+」モードも設定されている。
スタイリングは、PHEVスポーツモデルの「i8」やクラシックモデルの「BMWターボ」からインスピレーションを得たもので、くさび形のシルエットやガルウイングドア、シルバーとオレンジを組み合わせた独特のカラーリングなど、未来を見据えたデザイン要素の解釈を採用。シャープなラインの前後ライトを含めて未来感あふれるスタイルが特徴となっている。
フロントの21インチホイールはブレーキの冷却効率を追求したマルチスポークデザインを、22インチのリヤホイールは空力効率を最適化するフィンが組み合わされている。リヤウインドウのデザインや、テールライトのエッジ部分にBMWエンブレムをあしらう手法は、かつての「M1」をイメージしている。
インテリアはドライバーがドライビングに集中できるよう、過度の装飾を廃した控えめなデザインが特徴。各種情報をガラス面に表示するメータークラスターと独特な形状のステアリングホイールが近未来のクルマを感じさせる。
インテリジェントテクノロジーとしては、すでに市販化されているインテリジェント・パーソナル・アシスタントはもちろんのこと、登録したドライバーが近づくと自動的にドアのロックが解除される顔認識技術や、フロントガラス全体にAR(拡張現実)感を持たせたヘッドアップディスプレイを採用している。
Posted at 2019/06/28 22:08:01 | |
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