2019年06月29日
アバルト「595 コンペティツィオーネ」クールなデザインでホットな走りが楽しめる限定車登場
アバルトの高性能スポーツハッチバック「595 コンペティツィオーネ」に、限定車「595 コンペティツィオーネ・パフォーマンス・パッケージ3」が設定され、2019年6月27日より限定販売されます。
アバルト「595コンペティツィオーネ・パフォーマンス・パッケージ3」 595コンペティツィオーネ・パフォーマンス・パッケージ3は、最高出力180psの高出力エンジンと5速マニュアルを組み合わせるとともに、ブレンボ製フロントブレーキシステムやスポーツエキゾーストシステム「レコードモンツァ」などを装備しました。
機能面では、アバルト史上最速を誇る「695 ビポスト」にも採用されている、機械式のリミテッドスリップディファレンシャル(LSD)の搭載。コーナーからの立ち上がり時に、より効率的にパワーを路面へと伝達し、ドライビングの楽しみを引き上げます。
ボディカラーは、専用のマットグレー「Grigio Opaco」を採用し、リップスポイラーやドアミラーカバー、サイドストライプ、リアバンパーインサートにはホワイトのアクセントカラーを取り入れることで、スポーティなデザインになっています。
足回りには、ブラック仕上げの17インチ12スポークアルミホイールを採用。通常はレッドとなるブレンボ製フロントブレーキキャリパーはシルバー仕上げとし、モノトーンでまとめたボディとの調和が図られています。
595コンペティツィオーネ・パフォーマンス・パッケージ3の価格(消費税込)は406万円で、右ハンドル仕様と左ハンドル仕様が各80台の合計160台が限定で導入されます。
アバルト「595 コンペティツィオーネ・パフォーマンス・パッケージ3」限定発売
FCAジャパンは、2019年6月27日にアバルトの高性能スポーツハッチバック「595コンペティツィオーネ」に、限定車「595 コンペティツィオーネ・パフォーマンス・パッケージ3」を設定し発売した。限定モデルのため販売台数は、右ハンドルが80台、左ハンドルが80台の合計160台となっている。
モデル概要
595コンペティツィオーネ・パフォーマンス・パッケージ3は、最高出力180psの高出力エンジンを搭載し、ブレンボ製フロントブレーキシステムやスポーツエキゾーストシステム「レコードモンツァ」など、専用スポーツ装備を備えた「595コンペティツィオーネ」(5MTモデル)をベースに、専用ボディカラーや専用のアクセントカラー、機械式LSDなどを特別装備した、スポーティなスタイリングと走りをさらに強化した限定モデルだ。
ボディカラーは、当限定車専用のマットグレー「ジョルジオ・オパコ」を採用し、さらにリップスポイラーやドアミラーカバー、サイドストライプ、リヤバンパーインサートにはホワイトのアクセントカラーを採用している。
足回りは、ブラック仕上げの17インチ・12スポークアルミホイールを採用。通常はレッドとなるブレンボ製フロントブレーキキャリパーは特別にシルバー仕上げとされ、モノトーンでまとめられたボディとの調和が図られている。
また、アバルト史上最速を誇る「695 Biposto(ビポスト)」にも採用された、機械式のリミテッドスリップディファレンシャル(LSD)を装備し、より高次元のスポーツ・ドライビングを楽しむことができる。
【価格】
アバルト 595コンペティツィオーネ・パフォーマンス・パッケージ3:406万円(税込み)
アバルト595コンペティツィオーネに160台の限定車「パフォーマンス・パッケージ3」が登場!
FCAジャパンはアバルトの高性能モデル「595コンペティツィオーネ」に、限定車「パフォーマンス・パッケージ3」を設定し、6月27日より全国160台限定で発売した。税込車両価格は 406万円である。
アバルト最強モデル「695ビポスト」に採用の機械式LSDを搭載
「595コンペティツィオーネ・パフォーマンス・パッケージ3」は、180psと230Nm(スポーツモード時は250Nm)を発揮する1.4L直列4気筒ターボエンジンを搭載し、ブレンボ製フロントブレーキシステムやスポーツエキゾーストシステム「レコードモンツァ」など、数々のスポーツアイテムを備えた「595コンペティツィオーネ」(5速MTモデル)をベースに、専用ボディカラーや随所にあしらったアクセントカラー、機械式LSD(リミテッド・スリップ・ディファレンシャル)などを特別装備することで、個性的なスタイリングと走りをさらに強化した1台だ。
機械式LSDはアバルト史上最速を誇る「695ビポスト」にも採用されたもので、コーナーからの立ち上がり時に、より効率的にパワーを路面へと伝達することが可能となり、スポーツドライビングがより楽しめる。
ボディカラーは、この限定モデル専用のマットグレー「Grigio Opaco」を採用。さらにリップスポイラーやドアミラーカバー、サイドストライプ、リアバンパーインサートにはホワイトのアクセントカラーを組み合わせ、スポーティかつ小粋さが感じられる仕立てとなっている。
足まわりでは、ブラック仕上げの17インチ12スポークアルミホイールを採用が目をひく。通常はレッドとなるブレンボ製フロントブレーキキャリパーは特別にシルバー仕上げとされ、モノトーンでまとめられたボディとの調和が図られている。
なお、この限定モデルは右ハンドル仕様と左ハンドル仕様がそれぞれ80台ずつ発売される。
アバルト595コンペティツィオーネに5速マニュアル&機械式LSDを装備した限定車が登場!
Abarth 595 Competizione Performance Package 3
アバルト 595 コンペティツィオーネ パフォーマンス パッケージ3
人気の「595コンペティツィオーネ」ベースに160台限定
FCAジャパンは、アバルトの高性能スポーツハッチバック「595 コンペティツィオーネ」に限定モデル「595 コンペティツィオーネ パフォーマンス パッケージ3」を設定。全国のアバルト正規ディーラーを通じて160台限定で販売。右ハンドル仕様と左ハンドル仕様、それぞれ80台導入される。
最高出力180psの高出力エンジンをはじめ、ブレンボ製フロントブレーキシステム、スポーツエキゾーストシステム「レコードモンツァ」など、数々のスポーツ装備を備えた「595コンペティツィオーネ(5速MTモデル)」をベースに、専用ボディカラーや各部のアクセントカラー、機械式LSDなどを特別装備。個性的なスタイリングと走りをさらに強化した1台となっている。
グレーの専用ボディカラーにホワイトのアクセント
ボディカラーは、限定モデル専用のマットグレー「Grigio Opaco」を採用。さらにリップスポイラーやドアミラーカバー、サイドストライプ、リヤバンパーインサートには、ホワイトのアクセントカラーを取り入れることで、アバルトらしいスポーティかつ、小粋さを感じられる仕立てとなった。
695 ビポストにも採用された機械式LSDを導入
足まわりには、ブラック仕上げの17インチ12スポークアルミホイールを採用。通常はレッドとなるブレンボ製フロントブレーキキャリパーは、特別にシルバー仕上げとされ、モノトーンでまとめられたボディとの調和が図られている。
機能面でのハイライトは、アバルト史上最速を誇る「695 ビポスト」にも採用された、機械式のリミテッドスリップディファレンシャル(LSD)の搭載。コーナーからの立ち上がり時に、より効率的にパワーを路面へと伝達することが可能となり、ドライビングの楽しみをさらに向上させる。
【車両本体価格(税込)】
595 コンペティツィオーネ パフォーマンス パッケージ3:406万円
【問い合わせ】
アバルト
TEL 0120-130-595
アバルト 595コンペティツィオーネ にモノトーンの限定モデル…機械式LSDも搭載
FCAジャパンは、アバルトの高性能スポーツハッチバック『595コンペティツィオーネ』に特別仕様車「パフォーマンスパッケージ3」を設定し、6月27日より160台限定で販売を開始した。
ベースとなるのは、最高出力180psの高出力エンジンをはじめ、ブレンボ製フロントブレーキシステムやスポーツエキゾーストシステム「レコードモンツァ」などを備える「595コンペティツィオーネ」の5MTモデル。限定車は専用ボディカラーや随所にあしらったアクセントカラー、機械式LSDなどを特別装備することで、個性的なスタイリングと走りをさらに強化した1台となっている。
ボディカラーは、限定車専用のマットグレー「Grigio Opaco」を採用。さらにリップスポイラーやドアミラーカバー、サイドストライプ、リアバンパーインサートにはホワイトのアクセントカラーを取り入れ、スポーティかつ小粋な外観に仕立てている。
足回りには、ブラック仕上げの17インチ12スポークアルミホイールを採用。通常はレッドとなるブレンボ製フロントブレーキキャリパーを特別にシルバー仕上げとし、モノトーンでまとめられたボディとの調和を図っている。
機能面でのハイライトは、アバルト最速モデル「695ビポスト」にも採用された、機械式のリミテッドスリップディファレンシャル(LSD)の搭載。コーナーからの立ち上がり時に、より効率的にパワーを路面へ伝達し、ドライビングプレジャーを引き上げる。
価格は406万円。右ハンドル/左ハンドル各80台の限定となる。
Posted at 2019/06/29 10:21:08 | |
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自動車業界あれこれ | 日記
2019年06月29日
モーガン 19年ぶりのブランニューモデル、「プラス シックス」を発売!
2019年6月28日、モーガンカーズ・ジャパンは、モーガン・モーター・カンパニーが19年ぶりに発表したブランニューモデル「PLUS SIX(プラス シックス)」を発売すると発表した。
接着アルミプラットフォームにBMW製エンジンを搭載
モーガン・モーター・カンパニーの設立は1909年。以来、スポーツカーをハンドビルドしているイギリスの自動車メーカーだ。プラス6は2019年のジュネーブ・モーターショーで発表され、AERO 8(エアロ エイト)以来19年ぶりのブランニューモデルとなる。とはいえ、そのスタイリングはモーガンらしいクラシカルなもの。
プラス6は、モーガンの新デザインストラクチャーを具現化した最初のモデルだ。新設計のCXジェネレーション接着アルミプラットフォームは社内でデザイン開発され、この先何⼗年にも渡って開発されるモーガン⾞のプラットフォームにも使⽤できるように導⼊された。
このプラットフォームは、前世代のものより高剛性で軽量となっている。前世代のシャシよりねじれ剛性は100%アップしていながらプラットフォームの重量増はなく、シャシ重量はわずか98kg。また、モーガン伝統の木製フレームは単なる象徴としてではなく、より有意義なものとして洗練され続けている。
搭載されるエンジンは、BMW製の3L 直6DOHCツインパワーターボ。モーガン車としては初めてターボエンジンが搭載された。最高出力は340ps、最大トルクは500Nmを発生する。組み合わされるミッションは8速ATだが、パドルシフトでマニュアル操作も可能だ。
インテリアにはグレインレザーが貼られ、ダッシュボード内にLCDスクリーンがドライバー目線の場所に設置され、車両の情報を表示する。そのダッシュボードには1950年代の航空機類から刺激を受けた新デザインの計器類が並ぶ。
クラシカルなスポーツカーとはいえ、21世紀のクルマ。エアコン、リモコンセントラルロック、パワーステアリングなどは標準装備されている。
グレードと車両価格(税込)は、プラス6が1393万2000円、プラス6 ツーリングが1490万4000円、プラス6 ファーストエディション ムーンストーンとプラス6 ファーストエディション エメラルドが1576万8000円。
カタログモデルではあるが1台1台ハンドメイドされるモーガン車だから、このプラス6もオプショナルパーツは豊富に用意されている。
プラス6 主要諸元
●全長×全幅×全高:3890×1756×1220mm
●ホイールベース:未発表
●重量:1075kg(乾燥重量)
●エンジン種類:直6 DOHCターボ
●排気量:2997cc
●最高出力:250kW<340ps>/6000rpm
●最大トルク:500Nm<51.0kgm>
●トランスミッション:マニュアルモード付き8速AT
●タイヤ:前225/35R19、後245/45R19(ファーストエディション)
●車両価格(税込):1393万2000円~
モーガン、19年ぶりのニューモデル「プラス シックス」日本導入! 流用パーツ1%以下の新型車
MORGAN PLUS SIX
モーガン プラス シックス
新設計プラットフォームにBMW製 直6エンジンを搭載
エスシーアイは、6⽉28⽇から日本市場での「モーガン プラス シックス(PLUS SIX)」の販売をスタートした。2019年3⽉にジュネーブ・モーターショーで発表された「プラス シックス」は、「AERO 8」以来モーガンにとって19年ぶりのブランニューモデル。⽇本でのデリバリー時期は2020年春頃を予定している。
1909年に設⽴されたモーガン・モーター・カンパニーは、英国ウスターシャーのマルヴァーンで、スポーツカーをハンドビルドしている⾃動⾞メーカー。伝統的な製造⼯程を経て⽣み出されるモーガンならではのスポーツカーは、世界中の多くのファンから熱狂的な⽀持を得ている。
「プラス シックス」は、新設計の“CXジェネレーション 接着アルミプラットフォーム”を採用。これに最⾼出⼒340ps・最大トルク500Nmを発揮するBMW製のB58型3.0リッター直列6気筒ツインパワーターボエンジンを搭載する。モーガン車としては初のターボチャージャー搭載モデルとなった。
トランスミッションはパドルシフト付きZF製8速オートマティックが組み合わせられ、0-100km/h加速は4.2秒、トップスピードは267km/hを発揮。現行ラインナップで最も環境性能の高い新型パワートレイン採⽤によりCO2値は170g/kmと、環境性能への要求が厳しいヨーロッパ市場においても問題なく対応している。
先代から流⽤されたパーツは全体の1%以下
「プラス シックス」は、これまでの伝統を受け継ぎながら機能・デザインともに全⾯的に刷新。先代モデルから流⽤されたパーツは全体の1%以下となっている。
室内空間はデザインが一新され、モーガンのクラフトマンシップによってナチュラルな素材を積極的に採⽤。同時に以前よりも多くの選択肢によって、カスタマーの好みの仕様に仕⽴てることが可能となった。コクピットはスポーツドライビングにフォーカスして開発されながらも、同時により広いレッグルームと収納スペースを提供している。
ダッシュボード内にはLCD スクリーンがドライバー⽬線に設置されており、⾞両の重要な情報を表⽰。ドアはサイドインパクトプロテクションがより強化され、ドアレザー内張り内にはスピーカーユニットが埋め込まれている。センターコンソールは、まるでエクステリアのウイングラインを模倣したかのようなデザインを採⽤。ダッシュボードには1950 年代の航空器機類からインスピレーションを得た、新デザインの計器類が並んでいる。
新形状のシートを採用したことで居住性も向上
新たにデザインされたシートは、軽量化と剛性アップを果たしながら厚さを抑えるこで、収納スペースや⾜まわりスペースの向上を実現した。上品で美しい形状は伝統的なモーガン・ボンバーシートからインスピレーションを得ており、シートバック部はボディカラーと同一色に変更することも可能。
脱着式の軽量コンポジットハードドップも用意
脱着式の軽量コンポジットハードドップを「TOURING」 と「FIRST EDITION」に標準装備。特に「TOURING」にはスポーツアイボリーのハードトップが採用されており、1960 年代のスポーツカーでよく⾒られた、ロードレーサースタイルを楽しむこともできる。
剛性100%アップを実現した新プラットフォーム
新設計の“CXジェネレーション 接着アルミプラットフォーム”はモーガン社内で独自開発され、この先何⼗年にも渡って使⽤できるように導⼊された。接着とリベットストラクチャーによりアルミニウムから製造されるこの最新プラットフォームの開発には、実に3年以上の期間を費やしている。
およそ18年間使用されてきた先代プラットフォームと比較すると、ねじれ剛性が100%もアップしながらシャシー重量はわずか98kgを実現した。また、ホイールベースは20mmの延⻑に留まるものの、コクピットの⾜まわりスペースは200mmも拡張し、ラゲッジスペース容量は31%向上している。
モーガンの象徴でもある伝統の⽊製フレームも健在。モーガン⽊材⼯房で働く熟練の職⼈による⼿作業と英国製のトネリコ⽊材により、「プラス シックス」のフレームは「プラス 8」よりも厚くなって強度が増加。ワイドボディ化したことで外観の美しさも得ている。
【車両本体価格(税込)】
モーガン プラス シックス:1393万2000円
モーガン プラス シックス TOURING:1490万4000円
モーガン プラス シックス FIRST EDITION MOONSTONE:1576万8000円
モーガン プラス シックス FIRST EDITION EMERALD:1576万8000円
【SPECIFICATIONS】
モーガン プラス シックス
ボディサイズ:全長3890 全幅1756 全高1220mm
乾燥重量:1075kg
エンジン:BMW製「B58」直列6気筒ツインパワーターボ
総排気量:2997cc
最高出力:250kW(340ps)/6500rpm
最大トルク:500Nm(51.0kgm)
トランスミッション:ZF製8速オートマチック(マニュアルモード付き)
駆動方式:RWD
サスペンション形式:前後ダブルウィッシュボーン
ブレーキ:前後ベンチレーテッドディスク
タイヤサイズ(FIRST EDITION):前225/35R19 後245/45R19
最高速度:267km/h
0 – 100km/h加速:4.2秒
燃料タンク容量:46リットル
【問い合わせ先】
モーガンカーズ・ジャパン
TEL 03-5754-2227
モーガン プラス・シックスが19年ぶりに登場
エルシーアイ/モーガンカー・ジャパンは、2019年6月28日から新登場の「モーガン プラス・シックス」の発売を開始した。「モーガン プラス・シックス」は、「AERO 8」モデル以来19年振りとなるブランニューモデルで、2019年3月に開催されたジュネーブモーターショーでワールドプレミアを行なっている。
モデル概要
モーガン・モーター・カンパニーは1909年に設立されて以来、イギリス・ウスターシャーのマルヴァーンで、スポーツカーをハンドビルドしている小規模のスポーツカーメーカーだ。伝統的な製造工程を経て生み出される、モーガンならではのスポーツカーは比類のないブランドで、世界中の熱烈なファンに支持されている。
「モーガン プラス・シックス」は新ジェネレーションとなる接着を多用したアルミ製プラットフォームを採用。従来モデルのPlus 8よりホイールベースを20mm延長し、足回りのスペースを200mm拡張。さらに収納スペースも31%拡大されている。
「モーガン プラス・シックス」は、BMW社の2019年仕様のB58型ツインパワーターボ直列6 気筒エンジン、ZF製8速オートマチックトランスミッションを搭載している。車両重量(乾燥重量)1075kgで、BMWの直6ターボエンジンは最高出力340ps/500Nmを発生。0-100km/h加速は4.2秒と卓越した動力性能を備えている。
なお、デリバリーは2020年春頃に予定されている。
【価格】
モーガン プラス・シックス:1393万2000円(税込み)
モーガン プラス・シックス ツーリング:1490万4000円(税込み)
モーガン プラス・シックス フィーストエディション ムーンストーン:1576万8000円(税込み)
モーガン プラス・シックス ファーストエディション エメラルド:1576万8000 円(税込み)
モーガン・プラス6(シックス)日本発売 スープラと同じエンジン 価格/スペック/内装
もくじ
ー はじめに モーガン・プラス6とは?
ー モーガン・プラス6の外装
ー モーガン・プラス6の内装
ー モーガン・プラス6のシャシー
ー モーガン・プラス6のパワートレイン
ー モーガン・プラス6の装備
ー モーガン・プラス6のスペック/価格
はじめに モーガン・プラス6とは?
諸元には英国仕様値が含まれます。伝統的なブリティッシュスポーツカーであるモーガンは、エンスージャストの多い日本に於いても、かなり稀有な存在といえる。しかしながら、エスシーアイ株式会社「モーガンカーズ・ジャパン」が2018年4月より日本の正規代理店となったことで、再び脚光を集めることとなった。
そんな新体制で送り出される初のオールニューモデルが、このプラス6である。伝統的なフォルムと構造を受け継ぎながらも、BMWによる最新世代のパワートレインを搭載。独自開発のプラットフォームにおいても、将来を見据え、刷新を図るなど、新世代モーガンの未来が詰まった1台でもある。
自動車が100年に1度の大変革期を直面する中、モーガンが描く次世代へのバトンとして送り出す、フラッグシップモデル「プラス6」とは如何なるスポーツカーなのだろうか。
モーガン・プラス6の外装
確かにフォルムは、古典的だ。ロングノーズショートデッキという伝統的な2シータースポーツのスタイルを受け継いでおり、一目でモーガンであることを周りに知らしめる。
ただ従来モデルのようなフォーマルさは、やや控えめとなり、丸型ライトと流麗なカーブを描くフェンダーにより構成されるフロントマスクは、ベビーフェイスと呼びたくなるような愛らしさも覚える。そのスタイルを今風に表現するならば、レトロモダンとなるだろう。
まさに伝統を受け継ぎながら、革新的な進化を遂げたプラス6に相応しいスタイルが与えられているのだ。新デザインの良きアクセントとなっているのは、スタイリッシュなデザインの18インチもしくは19インチの大径アルミホイール。低扁平タイヤと組み合わせること、足元を引き締める。
・全長:3890mm
・全幅:1756mm
・全高:1220mm
グレード差をあげると、「ツーリング」を選ぶと、ハードトップが標準装着される。ただその他については、他のモーガン同様にオーナーの好みに合わせて、カスタムすることができる。
モーガン・プラス6の内装
エステリア同様にクラシカルなインテリアは、徹底的な機能美を追求したもの。現代的なアイテムは最小限に留められている。
特徴的なのは、ふたつパネルで構成される計器類だ。センターパネルには、アナログ時計を挟み速度計と回転計をレイアウト。その下には、エアコン、エンジンスターター、ハザードランプのスイッチを備える。運転席前のパネルには、燃料計と水温計、そして、数少ないハイテクアイテムとして、車両情報を表示するLCDスクリーンが備わる。
計器類のデザインも一新されており、1950年代の航空機のものをモチーフとしているという。ステアリング位置は、左右が選択可能。スポーティかつ上質なシートは、軽量化と剛性アップを目指し新設計されたもので、車両からのインフォメーションをしっかりと伝える。
また厚みを抑えることで限られたキャビンスペースを有効活用しており、収納や乗員スペースの拡大に貢献している。
モーガン・プラス6のシャシー
プラス6には、今後登場するモーガンの全てに使用される新世代プラットフォーム「CXジェネレーション接着アルミプラットフォーム」を採用。このプラットフォームは、エアロ8やプラス8などに18年間使われてきた従来型プラットフォームと比べ、高剛性かつ軽量であることが大きな特徴だ。
ねじれ剛性については、先代比100%向上。構造の高効率化も図られており、ホイールベースはプラス20mmに留めながら、足元のスペースは200mm拡大し、収納スペースは31%も向上されている。しかしながら、重量増はしておらず、プラットフォーム単体重量は、98kgに過ぎない。この点は、プラットフォームの優れた素性を物語る。
足まわりは、フロントがマクファーソンストラット、リアが4バーリンケージとなる。性能、快適性、柔軟性の3つをバランスさせるように開発されており、特に高速コーナリングの路面追従性と高速走行時の安定性の向上が図られている。この新たなアルミ構造シャシーにも、伝統の木製フレームは組み合わされており、単なるアイコンではなく、性能向上にも貢献するものとした。
モーガン・プラス6のパワートレイン
新世代モーガンのハイライトのひとつといえるパワートレインだ。モーガン史上初となるターボエンジンを採用。このエンジンは、なんとBMW製。同社の最新モデルに加え、GRスープラにも採用される最新の3.0ℓ直列6気筒ターボエンジンだ。トランスミッションには、ZF製8速ATを組み合わせる点も同様。
そのスペックは、最高出力340ps/6500rpm、最大トルク51.0kg-mを発揮する。現行ラインアップでは最もパワフルなだけでなく、唯一ステアリング操作に集中できるモデルでもある。マニュアルモードは、スティックシフトとパドルシフトが可能。さらに走行モードセレクトも装備されており、「スポーツモード」と「プラスモード」の選択が可能だ。ハイパワーモデルだけに、モードセレクトで、どのようなセッティング変更がなされるのかも注目される。
その実力を示す0-100km/h加速は、乾燥重量1075kgと軽量ということもあり、BMW Z4 M40iに迫る4.2秒を実現。トップスピードは、267km/hとされる。
モーガン・プラス6の装備
現代車とみると、かなりストイックな仕様だが、最新型だけあって、日常使用でマストとなるアイテムもいつくか標準化されており、リモートセントラルロックやオートマティックヘッドライト、乗降時に足元を照らす「パドルライト」などの機能が挙げられる。
インテリアは、レザー仕様が基本。単色や2トーンなど多様なボディカラー仕上げ、内外装のカラーリング、内装ステッチやパイピングなど自由度の高いカスタムオプションを取りそろえる。
また2タイプのファーストエディションでは、ヒーテッドシートやファーストエディション専用デザインの19インチ・アルミホイール、専用仕様のエクステリア・アクセントパックなどのアップデートが施されている。
モーガン・プラス6のスペック/価格
プラス6シリーズの価格は、以下の通りとなる(価格は消費税8%を含む)。発売日は、本日6月28日。日本での納車は、2020年春頃の開始を予定している。
プラス6:1393万2000円
プラス6ツーリング:1490万4000円
プラス6ファーストエディション・ムーンストーン:1576万8000円
プラス6ファーストエディション・エメラルド:1576万8000円
諸元には英国仕様値が含まれます。車名モーガン・プラス6
価格(税8%込み)1393万2000円
エンジン 2997cc直6ターボ(B58)
ステアリング 左/右
全長 3890mm
全幅 1756mm
全高 1220mm
車両重量 1075kg
最高出力 340ps/6500rpm
最大トルク 51.0kg-m
Posted at 2019/06/29 09:43:28 | |
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自動車業界あれこれ | 日記
2019年06月29日
BMWグループ、電動化目標を2年前倒し…2023年までに25車種発売へ
BMWグループ(BMW Group)は6月25日、ドイツ・ミュンヘンで開幕した「#NEXT GEN」において、2025年までに25の電動車両を発売するという電動化目標を2年前倒しして、2023年までに達成すると発表した。
25車種のうち、12車種はEVとなる予定だ。残りの13車種については、プラグインハイブリッド車(PHV)やハイブリッド車になる。
具体的には、2019年7月にMINI「ハッチバック」のEV、MINI『クーパーS E』を発表する予定だ。2020年には、BMWブランド初の市販EVとして、『X3』ベースの『iX3』を導入する。2021年には、新型EVのBMW 『iNEXT』や『i4』を投入していく。
BMWグループは#NEXT GENにおいて、2025年までに25の電動車両を発売するという電動化目標を2年前倒しして、2023年までに達成すると発表した。
これにより、BMWグループの電動車の世界新車販売台数は2021年までに、2019年実績見通しに対して2倍に増える。電動車の販売台数が、毎年平均で3割増加することを見込んでいる。
BMWの最新PHV、電動車専用ゾーンを認識して自動的にEVモードに切り替え…2020年から
BMWグループ(BMW Group)は6月25日、ドイツ・ミュンヘンで開幕した「#NEXT GEN」において、最新のプラグインハイブリッド車(PHV)に、都市部の電動車専用ゾーンを認識して、自動的にEVモードに切り替えるシステムを搭載すると発表した。
BMWグループの最新のPHVシステムは、第4世代となる。BMWブランドでは現在、『2シリーズ アクティブ ツアラー』、『3シリーズ』、『5シリーズ』、『7シリーズ』、『X5』、『X3』などに、PHVを用意している。
例えば、新型『3シリーズセダン』のPHV、「330eセダン」では、最新世代の「BMW eドライブ」技術を搭載する。2.0リットル直列4気筒ガソリンターボ+モーターのPHVシステム全体で、252hpのパワーと42.8kgmのトルクを引き出す。
新型では「エクストラブースト」モードを採用する。これは、システム全体のパワーを一時的に41hp引き上げ、293hpとするモードだ。この効果で、0~100km/h加速6秒、最高速230km/hの性能を実現する。
また、第4世代の電動パワートレインを搭載するPHVは、バッテリー(二次電池)の蓄電容量を引き上げているのが特長だ。BMWグループによると、EVモードの航続は最大で80kmに到達するという。
BMWグループは、この最新のPHVに、都市部の電動車専用ゾーンを認識して、自動的にEVモードに切り替えるシステムを搭載する。このシステムは、「BMW eDriveゾーン」と命名された。欧州の主要都市において、ゼロエミッション車のみが進入できる環境区域を設定している場合、最新のPHV車はこれを検出する。
検出は、ジオフェンシング技術によって可能になるもの。最新のPHVは、この都市部の電動車専用ゾーンを認識して、自動的にEVモードに切り替える。なお、BMW eDriveゾーン機能は2020年から、BMWグループのPHV車に標準装備される予定だ。
BMW 4年間で25台の電動車投入 半数以上が完全EV 「#NEXT GEN」イベント
もくじ
ー 2021年までに電動化モデルを倍増
ー PHEVスポーツカー ヴィジョンMネクストも公開
2021年までに電動化モデルを倍増
BMWは野心的な電動化計画を加速しつつある。2020年から2023年の間に25台の電動モデルを投入し、その半分以上が完全な電気自動車になるという。
同社によれば、電動化モデルの販売は現在から2025年まで、毎年30%以上も増える見込みだという。BMWのハラルド・クルーガーCEOは、2021年までに同社の電動化モデルを、今の2倍に増やすと述べた。
BMWが投資しているフレキシブルな新型アーキテクチャは、完全な電気自動車、プラグインハイブリッド、内燃エンジンのすべてに対応できる。これが同社の電動化計画を前進させるための鍵になるとクルーガーは言う。
BMWは間もなく新型3シリーズ・セダンとツーリングにプラグインハイブリッド仕様を投入する。
さらに7シリーズ、X3、X5のPHEV仕様も発表済みだ。将来的には同様のパワートレインがX1、5シリーズ、2シリーズ・アクティブツアラーにも設定される予定だ。
PHEVスポーツカー ヴィジョンMネクストも公開
BMWではまた、電気自動車SUVのiX3とミニ・エレクトリックの開発も最終段階を迎えている。
25日にミュンヘンで開催された「#NEXT GEN」イベントでは、次世代のプラグインハイブリッド2シーターを予告するBMWヴィジョンMネクストも公開された。
2輪車部門のBMWモトラッドもヴィジョンDCロードスターと呼ばれる電動バイクを発表した。
「われわれのビジョンは明確です。持続可能なモビリティを、持続可能な方法で生産することです」とクルーガーは語った。
同氏によれば、BMWは2020年までに再生可能エネルギー由来の電力のみを使用することを目指しているという。
同社はまた、BMW eドライブ・ゾーンと呼ばれる新技術の試みも発表した。2020年以降に販売されるプラグインハイブリッド車に標準装備されるというこのシステムは、都市部でジオフェンシング・テクノロジーを使い、排ガスを出さないクルマのみが走行できる「グリーン・ゾーン」を設定するというもの。
この区画に入るとクルマは自動的にEVモードに切り替わる。
BMW開発部門が発言 要望あれば、100台の電動化モデル投入可 2023年までに
もくじ
ー 「テクノロジーのジグソーパズル」
ー 全固体電池の実用化は当分先
「テクノロジーのジグソーパズル」
BMWは、顧客から需要があれば「2023年までに100台の電動化モデルを発売することさえできる」と同社の開発部門を率いるクラウス・フレーリッヒは述べた。
彼の発言は、BMWが25日に発表した今後2年間で25台の新型電動化モデルを投入するという計画に併せて語られたものだ。
フレーリッヒによれば、これはBMWの5世代目モジュラー・アーキテクチャのフレキシビリティによって可能だという。この新世代のアーキテクチャは、バッテリーEV、プラグインハイブリッド、内燃エンジンのいずれにも対応する。
「われわれは今やテクノロジーのジグソーパズルを持っているようなものです。顧客の要望に合わせて、いかようにもピースを組み替えることができるのです」
「今回発表した製品計画は、予想以上に伸びている顧客の需要によるものです。同時にわれわれのフレキシビリティは、ディーゼルに対する需要の落ち込みにも対応可能です」
「2年という期間を予定しているのは、型式認定を取得する作業に1年、そしてファインチューニングに1年、必要というだけです」
全固体電池の実用化は当分先
BMWは間もなく新型3シリーズ・セダンとツーリングにプラグインハイブリッド仕様を投入する。
さらに7シリーズ、X3、X5のPHEV仕様も発表済みだ。将来的には同様のパワートレインがX1、5シリーズ、2シリーズ・アクティブツアラーにも設定される予定だ。
BMWではまた、電気自動車SUVのiX3とミニ・エレクトリックの開発も最終段階を迎えている。
フレーリッヒによれば、第5世代アーキテクチャのフレキシビリティは、必要に応じてプラグインハイブリッドの電気による航続距離を伸ばすことも短くすることも可能だという。
「ドライブシャフトの両側にスペースがあります。法規や顧客の需要が変化すればすぐに、フロア下にバッテリーセルを追加することが可能です。荷室や燃料タンクの容量が減ることもありません」と彼は言う。
フレーリッヒはまた、全固体電池に対する彼の確信についても述べた。劇的に航続距離を伸ばし、コストを下げる可能性が期待されている全固体電池だが、大量生産が実現するのは2030年代になってからだろうと、彼は考えているという。
「当分の間、製品の99%はリチウムイオンになるだろうとわたしは確信しています。2025年頃になれば試験的に製品化されるかもしれませんが、その頃はまだ、リチウムイオンよりも性能は低くコストは高くなるでしょう。まだ開発には長い時間が必要です」
Posted at 2019/06/29 09:35:07 | |
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BMW | 日記
2019年06月28日
マツダ ロードスターND をリコール アンダーカバーが脱落するおそれ
マツダは6月27日、『ロードスター』(ND型)のアンダーカバーに不具合があるとして国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは2015年5月26日~7月6日に製造された1231台。
アンダーカバーにおいて、ブラケットとの接合治具の管理が不適切なため、接合強度が不足しているものがある。そのため、走行中の大きな振動や融雪剤による腐食で接合部が剥がれて異音が発生し、最悪の場合、ブラケットが脱落して他の交通の妨げとなるおそれがある。
改善措置として、全車両、アンダーカバーを良品と交換する。
不具合および事故は発生していない。海外市場からの情報によりリコールを届け出た。
Posted at 2019/06/28 22:11:46 | |
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リコールなど | 日記
2019年06月28日
新生BMW M1 PHEVの2シーターで600psに
もくじ
ー i8の2倍近いパワー
ー コンバーチブルも視野
ー 0-100km/h加速は3.0秒
i8の2倍近いパワー
BMW Mは41年前のスーパーカー、M1の後継車を開発中だ。ビジョンMネクスト・コンセプトでプレビューされ、9月のフランクフルト・モーターショーでのデビューが予想されている。発売は2020年代初頭になるだろう。
ガソリンと電気のPHEVにより600psを発生すると見られている。i8の2倍近いパワーを発生するこのパワートレインはBMW Mの新しいCEOであるマルクス・フラッシュが主導して開発したものだ。ビジョンMネクストは同社の「ストラテジー・ワン・ネクスト」と呼ばれる、2025年までに25の電動モデルを投入する計画の先鋒となる。
BMWの内部筋によれば、このモデルは300km/h級の最高速度を持ち、次期型i8の発売前に限定販売されるとのことだ。これは両車が基本構造を共有していることを示唆すると見られている。
今回このM専用モデルを投入することにより、アウディ・スポーツのR8やメルセデス-AMG GTに直接対峙することを意味する。1978年から1981年に販売されたM1にも似たややレトロな雰囲気と、ビジョンMネクスト・コンセプトにも見られたような現代的要素が組み合わさったものになるだろう。
コンバーチブルも視野
レーザー切削のグリル、フロントのブレード状のエアロパーツ、OLEDライト、さらにバタフライドアなどが与えられる。またミドにマウントされるエンジンやモーターを冷却するため、大型のダクトがボディ後部に設けられている。
「ビジョンMネクストは、今後のスタイリングについて明確な方針を示しています」とBMWのデザインディレクター、ドマゴイ・デュケは語る。M1の発売前である1972年に登場したBMWターボ・コンセプトにインスパイアされたとのことだ。
コンバーチブル版の追加についてもBMW幹部の間で協議が進められているようだが、AUTOCARが入手した情報では、現時点では何も決定されていないとのことだ。
BMWが以前にM1へのオマージュとなる車両を発表したのは2008年のことであり、それから11年以上が経過している。その間にビジョン・エフィシェント・ダイナミクスが登場したが、これがi8のベースとなった。
0-100km/h加速は3.0秒
ビジョンMネクストの心臓部には新開発の2.0ℓ4気筒ターボエンジンが搭載され、これが今後複数のMモデルに採用されると見られている。このエンジンがドライバーの後方に搭載され、前後1基ずつのBMW製モーターによるアシストを受ける。モード切り替えにより、四輪駆動または後輪駆動の状態で走行することができる。
この計3基のパワートレインにより、システム全体で600psを発生する。また電気のみでの航続距離は100km超になるとのことだ。
現時点では計算上の数値にすぎないが、この新生M1は0-100km/h加速を3.0秒でこなし、最高速度は300km/hに達するという。これは1.5ℓ3気筒ターボと2基のモーターの組み合わせにより367psを発揮する現行i8よりも明らかに速い。
インテリアはドライバーを中心としたデザインが与えられ、ブーストポッドと呼ばれるドラッグスター風のステアリングや独立したディスプレイ、それに指紋センサー付きのスターターボタンが特徴だ。曲面ディスプレイによるメーターパネルや、ヘッドアップディスプレイなども与えられている。
BMW M 新生M1投入でさらなるラインナップ拡大へ
もくじ
ー Mのラインナップを拡大
ー ハードコアモデルを増強へ
ー エンジンをモジュラー化
Mのラインナップを拡大
BMW Mは、Mパフォーマンス・モデルおよびMモデルのふたつのラインでそのラインナップを拡大している。現在M135i xドライブから608psのSUVであるX8までが存在するが、これにM専用車種としてミドエンジンのクーペを追加する。
ビジョンMコンセプトとして公開されたこのクルマは、BMW Mの将来像を示すハイテクなハイブリッドシステムを搭載する。しかし、アウディ・スポーツ、ジャガーSVO、メルセデス-AMG、ポルシェなどに対抗するため、その他のMモデルにも変革が求められている。
BMW Mの幅広い開発戦略によるモデルの再編は、Mディビジョンのフランク・ファン・ミール前CEOや、後継者であるマルクス・フラッシュによって推し進められている。
この先駆けとなるのが、今年すでに発売されているX3 M、X4 M、M8クーペ、M8コンバーチブルの4車種だ。さらに、BMW MはM135i xドライブやX2 M35iなどを追加してラインナップの下支えを図っている。
ハードコアモデルを増強へ
発展途上にあった過去を振り返る形として、ジョルジェット・ジウジアーロによるデザインのM1の後継となるMモデルを限定生産する計画を示している。これはビジョンMコンセプトをベースとし、クーペのみならずコンバーチブルも検討されている。
フラッシュはX3 MおよびX4 Mの発表の場において、「スタンドアローンかつ先代を持たないMモデルへの投資を行っています」と語っている。
これに加え、BMWはハードコアなCSモデルを増強する方針を示しており、2020年にはM2 CSが登場する予定だ。Mモデルのラインナップ拡大の背景には、2014年にランドローバーから移籍し現在研究開発部門を率いているクラウス・フローリッヒがいる。
現在のMモデルの戦略において、1シリーズに400ps級の4気筒エンジンと4WDシステムを組み合わせたモデルが開発中だという。このモデルはアウディRS3、メルセデス-AMG A45、それに近日登場のフォルクスワーゲン・ゴルフRプラスを視野にいれたものだ。
ラインナップ中の上位車種を見ると、これから頂点に立つX8Mは、アウディRS Q8やメルセデス-AMG GLE63、そしてポルシェ・カイエン・ターボを見据えたものだ。
エンジンをモジュラー化
Mパフォーマンス・モデルには今後もスタンダードなBMW製エンジンをチューンしたものが搭載される。しかし、今後のMモデルはメルセデス-AMGと同様にモジュラー化されたドライブライン・ファミリーを用いることになるだろう。
ある情報筋によれば、今後のBMW Mのエンジンは1気筒あたり500ccで共通化され、2.0ℓ4気筒、3.0ℓ直列6気筒、そして4.0ℓV8の3種類が用意されるようだ。新エンジンにすべて共通のアーキテクチャを用いることにより、開発の合理化や規模の経済による効果を大きくすることにつながるという。
ラインナップの中間に位置するモデルとして、M3やM4が2020年に登場予定だ。これらには現行の3.0ℓ直列6気筒を改良して500ps級にしたものが搭載される。MTおよびAT、FRおよび4WDの選択肢が引き続き用意されるとのことだ。
BMWはMパフォーマンスおよびMモデルにガソリンと電気のハイブリッドを搭載することも検討しているようだ。これは公式発表ではないものの、2種類のハイブリッド・パワートレインを開発中との情報がある。
まずはMモデルのサルーンおよびSUV向けのハイパワー版が登場し、ややローパワーなバージョンがMパフォーマンスに追って搭載されるとのことだ。
次世代BMW「M」は600馬力の電動スポーツカー…ヴィジョンMネクスト
BMWグループは6月25日、ドイツ・ミュンヘンで開幕した「#NEXT GEN」において、コンセプトカーのBMW『ヴィジョンMネクスト』(BMW Vision M NEXT)を初公開した。
BMWグループは2018年秋、コンセプトカーの『ヴィジョン iNEXT』を発表した。ヴィジョン iNEXTは、BMWグループが2021年から生産予定の新型EV、『iNEXT』を示唆するコンセプトカーだ。完全自動運転が可能な次世代のEVを提案していた。
ヴィジョン iNEXT に続いて登場したBMW ヴィジョン M ネクストは、BMWの高性能車、「M」の次世代モデルを提案する1台で、BMW Mブランドの電動化された未来を提示する。BMWグループによると、技術が運転の歓びを高めるためにどのように利用できるかを示すコンセプトカーとなり、モビリティの新時代にはインテリジェントな技術がスポーティなドライブを促進し、ステアリングホイールを握る人を究極のドライバーに変えるという。
◆0~100km/h加速は3秒で最高速は300km/h
BMWヴィジョンMネクストのパワートレインは、プラグインハイブリッド(PHV)だ。排気量は公表されていないが、直列4気筒ガソリンエンジンにモーターを組み合わせて、PHVシステム全体で600hpを獲得する。走行状況に応じて、4WDと後輪駆動を切り替える。強力なPHVパワートレインの効果で、0~100km/h加速は3秒で駆け抜ける。最高速は300km/hに到達する。
それでいて、EVモードでは最大100kmをゼロエミッション走行できる。「ブースト+」モードでは、電力によるアシストが強化される。理想的な瞬間が来ると、ドライバーに警告を発して、ブースト+モードを作動させる。
◆手動運転か自動運転かを選択
BMWヴィジョンMネクストでは、ドライバーは「ブースト」モードで自ら運転するか、「イージー」モードで車両に運転を任せるかを選択できる。ブーストモードでは、電動ドライブによって非常にダイナミックで、極めて静かなゼロエミッション走行が可能だ。
イージーモードでは、ドライバーと同乗者に多彩なアクティビティのための空間が提供される。乗員が希望すれば、リラクゼーション、インタラクション、エンターテインメント、コンセントレーションのスペースになる。インテリアは洗練された居心地のいい4輪車のリビングになるという。
◆伝統と新しさが融合したデザイン
BMWヴィジョンMネクストのデザインは、クラシックなBMW『ターボ』と、現代のPHVスポーツカーのBMW『i8』にインスピレーションを得た。くさび形のシルエットやガルウィングドアなど、デザインの要素には未来を見据えた解釈を適用している。フロントエンドとリアエンドは、マットネオンシェードのスリリングオレンジで仕上げられた。シルクマットキャストシルバーメタリック塗装のボディと、鮮やかなコントラストを生み出す。
ヘッドライトは、キドニーグリルよりも高い位置にレイアウトした。ヘッドライトは上下に配置されており、BMWの伝統の4灯ライトのフロントマスクに、新たな解釈を表現する。このヘッドライトには、レーザーワイヤー技術を組み込む。非常にスリムで精密な形のヘッドライトを実現している。
リサイクルされたカーボンファイバー製のサイドスカートは、車を低く見せる効果を発揮する。ホイールはフロントが21インチ、リアが22インチ。リアウィンドウのデザインはBMW『M1』がモチーフだ。スリーピースのルーバーはガラス製とした。
BMWヴィジョンMネクストでは、顔認識技術により、ドライバーが近づくと自動的に車のロックが解除される。ガルウィングドアのタッチセンサーを押すと、ドアが開く。上品でシンプルなインテリアは、ドライバーを中心にした設計だ。単一の型から切り取られたようなデザインが特長で、空調ダクトはほぼ見えないように統合されている。シートは流れるようなデザインとし、体を最適に支持する形状記憶素材を使用した。ヘッドレストは、シートの上に浮かぶように見えるデザインとしている。
PHEV「BMW ヴィジョン M NEXT」デビュー! 未来の「駆け抜ける歓び」を体現
BMW VISION M NEXT
BMW ヴィジョン M NEXT
自動運転化社会におけるドライビングプレジャーとは
BMWは、未来のドライビングプレジャーを提示したPHEVコンセプトスポーツ「ヴィジョン M NEXT」を公開。「ヴィジョン M NEXT」のワールドプレミアは、6月25日から27日かけてドイツ・ミュンヘンのBMW Weltで開催されているBMW Group #NEXTGenで行われた。
この#NEXTGenは、BMWグループが手掛ける様々なモビリティに焦点を当てたBMW独自のイベント。「ヴィジョン M NEXT」のような世界初公開のコンセプトカーやニューモデルだけでなく、EVテクノロジー、デザイン案、自動運転技術、最新コネクティビティ、サービスの分野など、BMWの最新技術が数多く展示されている。
ヴィジョン iNEXTに続き、BMWが提示する自動車社会の未来
BMWグループデザインのシニアバイスプレジデントを務めるアドリアン・ファン・ホーイドンクは、「ヴィジョン M NEXT」について以下のように説明した。
「今回公開した『ヴィジョン M NEXT』はスポーティドライブの未来を提示したモデルです。先に発表した『ヴィジョン iNEXT』では自動運転により車内の運転環境がどのように変化するかを具現化しました。それに対して『ヴィジョン M NEXT』は、最先端技術によりドライビング体験をこれまで以上に純粋で魅力的なものとする方法を示しています」
BMWが掲げる“EASE”と“BOOST”コンセプト
「ヴィジョン iNEXT」と「ヴィジョン M NEXT」は、BMWが掲げる将来に向けたコンセプト“EASE”と“BOOST”を体現したモデルとなる。
“EASE”では、自動運転によりクルマが運転を担当する。この結果、クルマは4つの車輪を持った居住空間となり、パッセンジャーは安心して守られた感覚を得ることができる。休憩やリラクゼーション、会話、車内エンターテインメントまで、“EASE”コンセプトで提供される経験はパッセンジャーのニーズと同じくらい多様となる。
一方“BOOST”は、究極のアクティブドライビング体験を表現。ドライバー自身がステアリングを握り、操る喜びを実感することになる。“EASE”と“BOOST”コンセプトは、自動運転、コネクティビティ、EVを含む、BMWグループの将来を構築する大切な要素となる。デザインはこのコンセプトを視覚的に表現し、基盤となるテクノロジーを含むものとなった。
古典性と現代性を同居させたエクステリア
エクステリアデザインは、BMWが手がける「ヴィジョン ヴィークル」のパフォーマンスの可能性を明確に示している。
デザインプロセスを紐解くと、古典的な4灯式ヘッドライトなどのクラシカルさとEVらしい現代性をひとつのスポーツカーで表現。低く構えた楔形のシルエット、ガルウイングドア、印象的なカラーパターンなど、未来を見据えたデザインを採用した。リヤウィンドウやテールライトのデザインはBMW M1からインスピレーションを得たという。
スポーツカー然としたプロポーションは、明快さを持ちながら控えめな造形で構成されている。 フロントとリヤセクションは、マットネオン仕上げのスリリングオレンジをチョイス。対照的にそれ以外のセクションはシルクマット仕上げのキャストシルバーメタリックが採用された。ホイールはフロントが21インチ、リヤに22インチと前後で異なるサイズを用い、楔形のエクステリアを際立たせている。
ドライバー優先の未来的なコクピット
最新の顔認識技術により、ドライバーが近づくと自動的にロックが解除。ガルウイングドアのタッチセンサーを押すとドアが開き、コクピットが出現する。
上品でシンプルなインテリアは、ドライバー中心の囲まれ感のあるデザインや機能を展開。エアコンの吹き出し口などは視界に入らないようにデザインされた。フロントガラスに投影されるフルサーフェス拡張現実感ヘッドアップディスプレイは、3次元での表示を実現している。
最高速度300km/h、EVのみで100kmの航続距離
パワートレインにはパワーPHEVドライブシステムを搭載。動力はフルEVまたは4気筒ガソリンターボ、駆動は4WDから完全なFRまで自由に選択できる。最大システム出力は441 kW(600 hp)を発揮し、最高速度は300km/h、0-100km/h加速は3秒というパフォーマンスを誇る。また、スイッチを押すだけでパワーアップを可能とする「BOOST +」モードも用意された。
EVのみでの最大走行距離は100km(62マイル)を実現しており、将来的にゼロエミッションゾーンが設定された場合でもほとんどの移動は電力のみでカバーできるとBMWは胸を張る。
M1の名に恥じぬ仕様と言えるかな
BMWが近未来のMモデルを提示するコンセプトモデル「ビジョンMネクスト」を初公開
BMWは6月25~27日にミュンヘンで開催したBMWグループのイベント「♯NEXTGen」において、BMW Mモデルの未来像を示すコンセプトモデル「ビジョンMネクスト」を初披露した。
HVパワートレイン搭載で最高速300km/hをマークするスーパースポーツコンセプト
同社は将来の自動運転を視野に入れながらも、積極的にドライビングを楽しむドライバーに向けて、電動化技術やインテリジェントテクノロジーを取り入れた未来像として、ビジョンMネクストを創造した。
パワーユニットは直列4気筒ターボエンジンにモーターを組み合わせ、システム総合で600ps引き出す。駆動方式は後輪駆動と4WDの切り替えが可能で、3秒の0-100km/h加速タイムと300km/hの最高速をマークする。その一方で、最大100kmのEV航続距離を実現する。ボタン操作で余分な電力を駆動力に加える「ブースト+」モードも設定されている。
スタイリングは、PHEVスポーツモデルの「i8」やクラシックモデルの「BMWターボ」からインスピレーションを得たもので、くさび形のシルエットやガルウイングドア、シルバーとオレンジを組み合わせた独特のカラーリングなど、未来を見据えたデザイン要素の解釈を採用。シャープなラインの前後ライトを含めて未来感あふれるスタイルが特徴となっている。
フロントの21インチホイールはブレーキの冷却効率を追求したマルチスポークデザインを、22インチのリヤホイールは空力効率を最適化するフィンが組み合わされている。リヤウインドウのデザインや、テールライトのエッジ部分にBMWエンブレムをあしらう手法は、かつての「M1」をイメージしている。
インテリアはドライバーがドライビングに集中できるよう、過度の装飾を廃した控えめなデザインが特徴。各種情報をガラス面に表示するメータークラスターと独特な形状のステアリングホイールが近未来のクルマを感じさせる。
インテリジェントテクノロジーとしては、すでに市販化されているインテリジェント・パーソナル・アシスタントはもちろんのこと、登録したドライバーが近づくと自動的にドアのロックが解除される顔認識技術や、フロントガラス全体にAR(拡張現実)感を持たせたヘッドアップディスプレイを採用している。
Posted at 2019/06/28 22:08:01 | |
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