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2019年06月27日 イイね!

コンペティションはどのくらい硬いのかね

コンペティションはどのくらい硬いのかね実車 BMW M8コンペティション 新型8シリーズに、Mのフラッグシップ 内装/価格

0-100km/h加速、3.2秒

BMWは、Mのフラッグシップ・モデルとなるM8を日本で公開し、受注を開始した。ここでは、内覧会場に展示された「M8コンペティション」の実車を写真をご紹介しよう。

サーキットでの本格的な走行までもが想定されたこのM8、搭載されるエンジンは4395ccのV8 Mツインパワー・ターボエンジンとなり、最高出力600ps、最大トルク76.5kg-mを発揮。コンペティション・モデルではピークパワーが625psに達する。

このパワーを路面に伝える駆動系は、8速Mステップトロニック・トランスミッションとインテリジェント4輪駆動システム「M xドライブ」の組み合わせとなる。M8ならではのチューニングとして、M xドライブはDSCの介入が極端な状況のみに限定されているという。

600psオーバーのパワーを受け止めるブレーキには、新にM専用インテグレーテッド・ブレーキ・システムを採用。制動力の確保とともに約2kgの軽量化が図られ、快適性を重視したコンフォートと、素早い反応を重視したスポーツモードの設定を用意。モードにより減速時のペダルの踏み込み量が変更可能となっている。これまでもMには、エンジン・レスポンス、サスペンションなどの特性が設定可能となっていたが、これにブレーキの設定変更機能が加わったというわけだ。

また、Mモード・ボタンが追加され、全ての運転支援システムが有効になる「ROAD」と、任意に設定した情報に基づき前車接近警告、衝突回避・被害軽減ブレーキを除くブレーキやステアリングシステムへの介入を無効にできる「SPORT」モードが設定可能となっている。

ダブルバーのキドニーグリルやレザーを多用したインテリアなどMの象徴的なディテールが与えられるM8だが、「コンペティション」ではさらに、ハイグロス・ブラックのキドニーグリル、リアスポイラーなどの装備の他、前述のMモード・ボタンに、運転支援システムの快適性能と安全性に関するすべての機能が無効になる「TRACK」モードが設定可能となっている。

M8の日本価格(消費税10%込)は下記の通りとなっている。納車は12月以降を予定している。

BMW M8:2230万円
BMW M8コンペティション:2433万円

全長×全幅×全高:4867×1907×1362mm
ホイールベース:2827mm
車両重量:1885kg
エンジン:4395ccV8ターボ
最高出力:625ps/6000rpm
最大トルク:76.5kg-m/1800-5800rpm


0-100km/h 3.2秒! 最強のBMW登場。625psの威力はハンパない!──新型BMW M8 日本上陸

2019年6月25日、ビー・エム・ダブリューの日本法人は、ハイパフォーマンス・クーペ「M8」の日本仕様を販売開始した。

M8は、8シリーズ・クーペをもとに、BMW M社がチューニングを施したハイパフォーマンス・モデルだ。

ボディは全長:4867mm、全幅:1907mm、全高:1362mm、そしてホイールベース:2827mmだ。カーボン・ファイバー製パーツを多数装着し、車両重量は2tを切る1960kgに抑えられている。

インテリアは、Mモデル専用のレザー・ステアリングやセレクター・レバー(Mのロゴ付き)、シート、メーターパネル(フルデジタル)などが特徴だ。そして、インテリア・トリムにはカーボン・ファイバーが随所にあしらわれる。

レーシーな雰囲気を高めたインテリアであるものの、実用性はもとの8シリーズ・クーペと遜色ない。リア・シートやラゲッジルーム(トランクリッドは電動開閉式)の広さもほぼおなじである。

搭載するエンジンは4.4リッターV型8気筒Mツインパワー・ターボだ。最高出力は600ps/6000rpm、最大トルクは750Nm/1800~5600rpmを発揮する。トランスミッションは8速Mステップトロニックだ。

よりハイパワーを望むのであれば「コンペティション」グレードを選べばよい。専用チューニングが施されたエンジンは、最高出力プラス25psの625ps/6000rpm(最大トルクはおなじ)を誇る。静止状態から100km/hまでの加速に要する時間はわずか3.2秒だ。なお、コンペティション専用装備とし、ブラックのキドニー・グリルや、ドア・ミラーなどが備わる。

駆動方式は電子制御式4輪駆動システム「M xDrive」のみ。このM xDriveは現行「M5」にも搭載されている。とくにM8では、ダイナミック・スタビリティ・コントロール(DSC)の介入が極力おこなわれないような設定になっているそうだ。

また、M xDriveはM5とおなじく、「4WD」モードのほか、ほぼ後輪駆動状態の「4WD スポーツ」モード、そして完全な後輪駆動になる「2WD」モードが選べる。

新しいブレーキ・システムも搭載された。「M専用インテグレーテッド・ブレーキ・システム」は、アクセル全開時の高負荷条件下でも優れた安定性を実現するという。

また、減速度を任意で調整出来る点も新しい。快適性を重視した「コンフォート」モードと、素早い反応を重視した「スポーツ」モードを設定した。それぞれのモードによって、車両を減速させるのに必要なブレーキ・ペダルの踏み込み量が異なるとのこと。

新型M8の価格は2230万円。さらにハイパワーなエンジンを搭載するコンペティションは2433万円だ。なお、納車は2019年12月以降である。


625psを誇る「BMW M8 Competition」デビュー! 圧倒的存在感を放つ“M”のフラッグシップ

BMW M8 / M8 Competition
BMW“M”モデルの頂点に立つフラッグシップ

BMWジャパンは、優雅なスタイリングとピュアスポーツカーの力強さを融合した新たなBMW Mのフラッグシップ「M8」「M8 Competition」の受注を開始した。12月以降に順次納車をスタートする。

新型BMW M8は、“M”社が開発した4.4リッターV8ツインターボを採用。M8は最高出力600ps、最大トルク750Nmを計上し、さらなるパフォーマンスを求めるユーザーに向けた「M8 Competition」は最大トルクが「M8」と同じながらも、最高出力は625psにまで高められている。

4輪駆動システムM xDriveにはドライブロジック付き8速ステップトロニック・トランスミッション経由で動力を伝え、0 – 100km/h加速は3.2秒と発表された。

ピュアスポーツとラグジュアリーの融合したスタイル

全長4867×全幅1907×全高1362mmの堂々たる体躯をもちながら、低重心かつ伸びやかなシルエットに幅広デザインの前後横パネルの組み合わせにより、繊細かつラグジュアリーなキャラクターを演出。同時にMモデルの象徴たるダブルバーキドニーグリルや、エアブリーザーに装備されたMギルなどがMのピュアスポーツイメージをアピールする。

最高出力625psを誇る4.4リッターV8ツインターボを採用

新型BMW M8に搭載されたV8ツインターボは、アクセル操作に鋭く反応してドライバーの意思に応える。2基のターボチャージャーへ排気ガスを供給するエキゾーストマニフォールドは、クロスバンク型を採用して素早いレスポンスを実現。燃焼室に燃料を供給するダイレクトインジェクションシステムの最高噴射圧力は350barまで高められ、より高効率な燃焼が可能になっている。

サーキット走行を考慮し、オイル供給ではオイルパンのフロント側に小型のオイルチャンバーを搭載。横方向および前後方向に高い負荷がかかる状況下でも、必要に応じて小型チャンバーからオイル供給を追加する吸引システムを採用した。

アグレッシブなデザインと優雅さを融合したインテリア

インテリアは、モータースポーツ由来のアグレッシブなデザインと、ラグジュアリーな優雅さを兼ね備えてフラッグシップに相応しい室内空間を演出。Mレザーステアリングホイールには赤色のMボタンを備え、センター・コンソールのスタート/ストップ・ボタンと新デザインのセレクターレバーにはMのロゴを刻むほか、Mモデルカラーのステッチを施している。

スポーティな印象を高めるカーボンファイバー製インテリアトリムを採用、さらに新開発のスポーツシートは立体的にデザインされ、両脇のサイドボルスターや肩まわりの形状がドライバーを快適に包み込む。ヘッドレストには“M”のロゴがデザインされた照明付きモデル・バッジを装備する。

M専用のインテグレーテッド・ブレーキ・システムを初採用

新型M8で初採用されたM専用インテグレーテッド・ブレーキ・システムは、アクセル全開時の高負荷条件下において高い安定性を実現するために生まれた。ブレーキの作動/ブレーキブースター/ブレーキ制御の各機能をコンパクトに統合し、さらに非バキューム式のブレーキブースターの採用によって約2kgの重量を削減している。

ブレーキ圧は電動アクチュエーターによって生成され、より素早く正確な制御が可能となる。さらに、インテグレーテッド・ブレーキ・システムによって、ドライバーは任意に車両の減速度を調整可能となり、あらゆる状況でドライバーが思い描くペダルフィーリングを実現する。

また、より快適性を重視したCOMFORTモードと、素早い反応を重視したSPORTモードの2種類のモードを設け、ブレーキペダルの踏み込み量を変更することが可能。ウェット路面や、横方向の加速度が大きい、ブレーキ温度が高い、といった状況下でも、ブレーキペダルの感覚を一定に保ち、常に正確な制動力の制御を可能としている。

【車両本体価格(消費税10%込)】

BMW M8:2230万円

BMW M8 Competition:2433万円

【SPECIFICATIONS】

BMW M8 Competition

ボディサイズ:全長4867 全幅1907 全高1362mm

ホイールベース:2827mm

トレッド:前1627 後1632mm

車両重量:1885kg

エンジン:V型8気筒DOHCツインターボ

総排気量:4395cc

最高出力:460kW(625hp)/6000rpm

最大トルク:750Nm/1800 – 5800rpm

トランスミッション:8速AT

駆動方式:AWD

ステアリング形式:電動パワーステアリング

サスペンション形式:前ダブルウィッシュボーン 後5リンク

ブレーキ:前後ベンチレーテッドディスク

タイヤサイズ(リム幅):前275/35ZR20(9.5J) 後285/35ZR20(10.5J)

最高速度:250km/h(Mドライバーズ パッケージ:305km/h)

0 – 100km/h加速:3.2秒

CO2排出量(Euro 6d – TEMP):242-238g/km

燃料消費率(EU):15.3 – 15.2km/L

【問い合わせ】

BMW カスタマー・インタラクション・センター

TEL 0120-269-437



0-100km/h加速は3.2秒!最強のV型8気筒ツインパワーターボエンジンを搭載したBMWのラグジュアリークーペ「M8」

BMW Mの新しいフラッグシップ・モデルとして、レーシング・テクノロジーを駆使した高性能モデル新型BMW M8(エム・エイト)が受注を開始。12月以降に順次納車を開始すると発表した。

新型BMW M8は、BMW M社が開発した最も力強いV型8気筒Mツインパワー・ターボ・エンジンを搭載。

ドライブロジック付き8速Mステップトロニック・トランスミッションおよび後輪駆動を重視した4輪駆動システムM xDriveを組合せ、高性能エンジンの性能を最も効率的に引き出し路面に伝達することが可能なレーシング・モデルとなっている。

最高出力460kW(625PS)/6,000rpm、最大トルク750Nm/1,800 -5,800rpmを実現すると共に、0-100km/h加速は、3.2秒を達成している。

全長4,867mm、全幅1,907mm、の存在感あるボディは、低重心かつ伸びやかなシルエットをまとい、フロント・サイド・パネルに幅広なデザインを採用することで、ボディに光の反射による美しい帯を生み出し、究極を求めた高性能モデルであると同時に、繊細かつ優雅なラグジュアリー・モデルとしての個性を演出している。

そして、ダブル・バー・キドニー・グリルや、ボディ側面のエア・ブリーザーに装備されたMギルなど、BMW Mモデルの象徴的な装備を採用している。

そして、BMW Mモデルの特徴でもある、エンジン・レスポンス、ステアリング、サスペンション特性をドライバーが任意に設定変更できる機能に、新たにブレーキ・システム設定の変更が追加された。

また、同じく新システムとして、センター・コンソールに「M MODE(Mモード)」ボタンが追加された。これにより、メーター・パネル、ヘッドアップ・ディスプレイの表示方法や、運転支援システムの介入レベルを「ROAD(ロード)」「SPORT(スポーツ)」いずれかのモードに変更することが可能となった。

「ROAD」は基本設定として全ての運転支援システムが有効になり、「SPORT」はドライバーが任意に設定した情報に基づいて、前車接近警告および衝突回避・被害軽減ブレーキを除く全てのブレーキやステアリング・システムへの介入を無効にすることが可能となっている。

なお新型BMW M8には、3年間の主要メインテナンス無償提供、タイヤ/キーの破損や紛失の際の費用サポート等が含まれる「BMWサービス・インクルーシブ・プラス」が全車に付帯されている。

この「BMWサービス・インクルーシブ・プラス」は、2016年よりBMW全モデルに標準装備された新しいメインテナンス・パッケージであり、顧客に対してより安心なドライブを提供している。

BMW Mモデルに初めて採用されたM専用インテグレーテッド・ブレーキ・システム

新型BMW M8で初めて採用されたM専用インテグレーテッド・ブレーキ・システムは、アクセル全開時の高負荷条件下でも優れた安定性を実現するように開発された。

これは、ブレーキの作動、ブレーキ・ブースター、ブレーキ制御の各機能をコンパクトに統合すると共に、非バキューム式のブレーキ・ブースターを採用することで、約2kgの重量削減を実現している。

ブレーキ圧は電動アクチュエーターによって生成され、より素早く正確な制御が可能となっている。さらに、インテグレーテッド・ブレーキ・システムによって、ドライバーは任意に車両の減速度を調整することが可能となり、あらゆる状況でドライバーが思い描くペダル・フィーリングを実現することができる。

そして、より快適性を重視した「COMFORT」モードと、素早い反応を重視した「SPORT」モードの2種類のペダル・モードの設定があり、車両を減速させるのに必要なブレーキ・ペダルの踏み込み量を変更することが可能となっている。

そのため、濡れている路面や、横方向の加速度が大きい、ブレーキ温度が高い、といった状況下でも、ブレーキ・ペダルの感覚を一定に保ち、常に正確な制動力の制御が可能となっている。

新型BMW M8に搭載されたV型8気筒エンジンは、BMW M社が培ってきた最先端の技術を余すことなく採用し、アクセル・ペダルの微細な操作にも鋭く反応し、ドライバーの意思に敏感に呼応する高性能エンジン。

2基のターボチャージャーへ排気ガスを供給するエグゾースト・マニフォールドは、クロスバンク型を採用することで、最大限に排気エネルギーを活用しながら素早いレスポンスを可能とし、また、燃焼室に燃料を供給するダイレクト・インジェクション・システムの最高噴射圧力を350barまで高めることで、極めて微細な霧状の燃料噴射を実現し、より高効率な燃焼を可能としている。

オイル供給には、高いレベルでのサーキット走行を考慮して、オイル・パンのフロント側に小型のオイル・チャンバーを搭載し、極度の横方向および前後方向の負荷がかかる状況下でも、必要に応じて小型チャンバーから追加でオイル供給を可能にする吸引システムを採用している。

新型BMW M8 Competitionは、よりアグレッシブなスポーツ走行を想定したモデルであり、エンジンからデザインまで、特別なセットアップが施されている。

Competitionモデル専用に開発されたV型8気筒エンジンは、車両構造部との接続部をより強固にする、極めて硬い専用のエンジン・マウントを採用し、より直接的な動力伝達が可能となっており、最高出力は625ps(460kW)/ 6,000rpmを発生する。

デザイン面では、ハイグロス・ブラックのキドニー・グリルとモデル・バッチ、ドア・ミラー、リア・スポイラーが装備され、よりアグレッシブなデザインとなっている。

そして、新型BMW M8で初めて採用されたMモード・ボタンでは、通常モデルの「ROAD(ロード)」「SPORT(スポーツ)」に加えて、運転支援システムの快適性と安全性に関する全ての機能が無効になる「TRACK(トラック)」モードが装備されている。

BMW M社が開発したインテリジェント4輪駆動システムBMW M xDrive

BMW M5で初めて導入されたインテリジェント4輪駆動システムM xDriveは、高性能エンジンから発生したトルクをフロントとリヤに無段階かつ可変的に振り分け、さらに、アクティブMディファレンシャルの搭載により、2つのリヤ・ホイール間のトルクを最適化し振り分ける。

これにより、安定した路面でのスポーツ走行から、路面状況が変化する環境下での走行まで、必要に応じてトラクションを最適化し、俊敏性、走行安定性を大幅に向上させる。特に新型BMW M8では、ダイミック・スタビリティ・コントロール(DSC)の介入は極端な状況のみに限定されており、エンジンから発生するエネルギーを、推進力としてほぼ無駄なく利用可能となっている。

M xDriveは、後輪駆動重視しており、リヤ・ホイールに優先的に駆動力を振り分け、車両が安定性を保つために必要なタイミングを見極めて、フロント・ホイールに駆動力を供給。

ドライバーは必要に応じてフロント・アクスルとリヤ・アクスルの間の駆動力配分を設定することも可能で、初期設定の「4WD」モード、ほぼ後輪駆動に近い「4WD SPORT」モード、DSCをオフにし完全な後輪駆動走行となる「2WD」モードが用意されている。

新型BMW M8のインテリアは、モーター・スポーツ由来のアグレッシブなデザインと、ラグジュアリーな優雅さを兼ね備え、BMW M社の新たなフラッグシップ・モデルに相応しい室内空間を実現。

Mモデルらしさの象徴として、Mレザー・ステアリング・ホイールに装備された赤色のMボタンとセンター・コンソールの赤色のスタート/ストップ・ボタンをはじめ、新デザインのセレクター・レバーにはMのロゴが刻まれ、Mモデル・カラーのステッチが施されている。

また、カーボン・ファイバー製インテリア・トリムにより、高性能スポーツ・モデルの個性を際立たせている。

新開発のスポーツ・シートは、立体的にデザインされ、両脇のサイド・ボルスターや肩回りは大きくせり出す形状を採用することで、ドライバーを快適に包み込むデザインとなっている。ヘッドレストには、「M」のロゴがデザインされた照明付きモデル・バッジが装備されている。

主な車両諸元(ヨーロッパ仕様値)

BMW M8
全長4,867mm、全幅1,907 mm、全高1,362mm、ホイールベース2,827mm、車両重量1,885kg、車両総重量1,960kg、排気量4,395cc、V型8気筒ガソリン・エンジン、最高出力600PS(441kW)/6,000 rpm、最大トルク750Nm/1,800-5,600rpm。

BMW M8 Competition
全長4,867mm、全幅1,907 mm、全高1,362mm、ホイールベース2,827mm、車両重量1,885kg、車両総重量1,960kg、排気量4,395cc、V型8気筒ガソリン・エンジン、最高出力625PS(460kW)/6,000 rpm、最大トルク750Nm/1,800-5,800rpm。

関連情報:https://www.bmw.co.jp/ja/index.html

構成/編集部


BMW M のフラッグシップ新型M8が積むV8ツインターボエンジン、625psのS63B44型

BMW M社の新しいフラッグシップモデルとして新型M8がデビューした。4.4ℓのV8ツインターボエンジンは、M8が600ps、M8 Competitionでは625psというハイパワーを誇る。その4.4ℓ90度V8ツインターボの技術を見ていこう。

S63B44型

 BMWの新型M8が搭載する4.4ℓV型8気筒は、吸排気を逆にしてバンク間に2基のツインスクロールを置いて過給する方式を採る。バンク内に排気し、ターボチャージャーを収めることで、タービンまでの距離を短くできること、全体の配管取り回しがコンパクトにできること、いちばん熱を持つデバイスを冷えやすい頂上に置くことなどがメリットとして考えられる。V8エンジンは、N63型とそれをベースにBMW M社が開発したS63型がある。
 直近までのBMWのエンジンはボアピッチを91mmに揃えたモジュラー設計だったが、始点を1990年まで遡るこのV8エンジンはボアピッチが98mmと長めにとってある。その理由はおそらく5.0ℓ級までV8エンジンでカバーするメルセデスのエンジンラインアップを睨んででのことだったのだろう。それゆえ、BMWエンジンをしては唯一、90.0mm以上のビッグボアだったが(S62やN62のボアは94.0mmのボア径だった)、現行のN63/S63は89.0mmと80mm台に収まっている。燃料の最大噴射圧は350bar。もちろん筒内燃料直接噴射(DI)だ。M8搭載のS63では、サーキット走行を考慮して、オイルパンのフロント側に小型のオイルチャンバーをを搭載し、極度の横方向および前後方向の負荷のかかる状況下でも必要に応じて小型チャンバーから追加でオイル供給を可能にする吸引システムを採用している。
 M8 Competitionが搭載するS63型はさらにチューンの度合いが上がり、最高出力625ps/6000rpmを発生する。


エンジン形式:90度V型8気筒DOHCターボ
エンジン型式:S63B44
排気量:4395cc
ボア×ストローク:89.0mm×88.3mm
圧縮比:10.0
最高出力:600ps(441kW)/6000rpm
最大トルク:750Nm/1800-5600rpm
給気方式:ターボチャージャー
カム配置:DOHC
ブロック材:アルミ合金
吸気弁/排気弁:2/2
バルブ駆動方式:ロッカーアーム
燃料噴射方式:DI
VVT/VVL:In-Ex/◯


N63B44型

シリンダー配列 V型8気筒
排気量 4395cc
内径×行程 88.0mm×88.3mm
圧縮比 10.0
最高出力 530ps(390kW)/5500rpm
最大トルク 750Nm/1800-4600rpm
給気方式 ターボチャージャー
カム配置 DOHC
ブロック材 アルミ合金
吸気弁/排気弁数 2/2
バルブ駆動方式 ロッカーアーム
燃料噴射方式 DI
VVT/VVL In-Ex/×



最高出力625ps、BMW M8 新型を日本市場に投入 価格2230万円より

ビー・エム・ダブリュー(BMWジャパン)は、高性能モデル「Mシリーズ」のフラッグシップ新型『M8』の受注を6月25日より開始、12月以降に順次納車を行う。

パワートレインは、BMW M社が手がけた直噴4.4リットルV型8気筒ツインターボエンジンを搭載する。2基のターボチャージャーへ排気ガスを供給するエグゾーストマニホールドはクロスバンク型を採用することで、最大限に排気エネルギーを活用しながら素早いレスポンスを実現。ドライブロジック付き8速Mステップトロニックトランスミッションおよび後輪駆動を重視した四輪駆動システムM xDriveを組合せ、高性能エンジンのパフォーマンスを効率的に引き出し路面に伝達する。最高出力は600ps/6000rpm、最大トルク750Nm/1800-5800rpmを発揮。よりアグレッシブなスポーツ走行を想定した『M8コンペティション』は最高出力を625psに高め、0-100km/h加速は3.2秒を達成する。

足回りでは、アクセル全開時の高負荷条件下でも優れた安定性を実現するM専用インテグレーテッドブレーキシステムを初採用する。ブレーキの作動、ブレーキブースター、ブレーキ制御の各機能をコンパクトに統合するとともに、非バキューム式のブレーキブースターを採用することで、約2kgの重量削減を実現。ブレーキ圧は電動アクチュエーターによって生成され、より素早く正確な制御が可能となっている。さらに減速度を任意に調整でき、あらゆる状況でドライバーが思い描くペダルフィーリングを実現する。

さらに、新システムとして、センターコンソールに「Mモード」ボタンを追加。メーターパネル、ヘッドアップディスプレイの表示方法、運転支援システムの介入レベルを「ロード」「スポーツ」の各モードに変更できる。ロードは基本設定としてすべての運転支援システムが有効になり、スポーツはドライバーが任意に設定した情報に基づいて、前車接近警告および衝突回避・被害軽減ブレーキを除く全てのブレーキやステアリングシステムへの介入を無効にできる。

エクステリアでは、フロントサイドパネルに幅広なデザインを採用することで、ボディに光の反射による美しい帯を生み出し、高性能モデルであることをアピールすると同時に、繊細かつ優雅なラグジュアリーモデルとしての個性を演出。そして、ダブルバーキドニーグリルや、ボディ側面のエアブリーザーに装備されたMギルなど、BMW Mモデルの象徴的な装備を採用する。「M8コンペティション」ではさらにハイグロスブラックのキドニーグリルとモデルバッチ、ドアミラー、リアスポイラーを装備し、よりアグレッシブなデザインとなっている。

インテリアは、アグレッシブなデザインとラグジュアリーな優雅さを兼ね備え、Mモデルの新たなフラッグシップに相応しい室内空間を実現している。MレザーステアリングホイールのMボタン、センターコンソールのスタート/ストップボタンには赤色を配し、新デザインのセレクターレバーには「M」のロゴを刻む。新開発のスポーツシートは、立体的にデザインされ、両脇のサイドボルスターや肩回りは大きくせり出す形状を採用することで、ドライバーを快適に包み込むデザインとなっている。

価格はM8が2230万円、M8コンペティションが2433万円。


BMW Mの新たなフラッグシップモデル、M8を発表! 625psのツインターボに4WDを組み合わせる

2019年6月25日、BMWジャパンはBMW M社の新しいフラッグシップモデルとして、レーシングテクノロジーを駆使した高性能モデル、M8の受注を開始すると発表した。

美しいクーペにピュアスポーツの力強さを融合した圧倒的な存在感
M8は、BMW M社の新たなフラッグシップモデルだ。8シリーズ・クーペをベースに、BMW M社が開発したV型8気筒Mツインパワー・ターボエンジンを搭載し、ドライブロジック付き8速MステップトロニックATと後輪駆動を重視した4輪駆動システムのM xDrive を組み合わせ、高性能エンジンのパフォーマンスを最も効率的に引き出し路面に伝達することが可能なレーシングモデルだ。

全長4867×全幅1907mmの存在感あるボディは低重心かつ伸びやかなシルエットをまとい、フロント・サイドパネルに幅広なデザインを採用することで、ボディに光の反射による美しい帯を生み出し、究極を求めた高性能モデルであると同時に、繊細かつ優雅なラグジュアリーモデルとしての個性を演出している。

そしてダブルバー・キドニーグリルやボディ側面のエアブリーザーに装備されたMギルなど、BMW Mモデルの象徴的な装備を採用している。

インテリアも、モータースポーツ由来のアグレッシブなデザインとラグジュアリーな優雅さを兼ね備え、BMW M社のフラッグシップモデルにふさわしい室内空間を実現している。

M8に搭載されたV型8気筒エンジンは、BMW M社が培ってきた最先端の技術を余すことなく投入し、アクセルペダルの繊細な操作にも鋭く反応し、ドライバーの意思に敏感に呼応する高性能エンジンだ。

最高出力は441kW(600ps)/6000rpm、最大トルクは750Nm/1800-5800rpmを実現するとともに、0-100km/h加速は3.2秒(ヨーロッパ仕様のCompetitionモデル)を達成している。

また、M5で初めて導入されたインテリジェント4WDシステムのM xDriveは、高性能エンジンから発生したトルクを前後に無段階かつ可変的に振り分け、さらにアクティブMディファレンシャルの搭載により、2つのリアホイール間のトルクを最適化して振り分ける。

M8には、よりアグレッシブなスポーツ走行を想定したモデルのM8 Competitionも設定された。専用に開発されたV8エンジンの最高出力は625ps(460kW)にまで引き上げられている。エクステリアではハイグロスブラックのキドニーグリル、モデルバッジ、ドアミラー、リアスポイラーが装備され、よりアグレッシブなデザインとなっている。

車両価格(10%税込)は、M8が2230万円、M8 Competitionが2433万円。ハンドル位置は、いずれも左右とも選べる。納車は2018年12月以降に順次開始される予定だ。

BMW M8 主要諸元
●全長×全幅×全高:4867×1907×1362mm
●ホイールベース:2827mm
●重量:1885kg
●エンジン種類:V8 DOHCツインターボ
●排気量:4395cc
●最高出力:441kW<600ps>/6000rpm
●最大トルク:750Nm<76.5kgm>/1800-5800rpm
●WLTCモード燃費:未発表
●トランスミッション:8速AT
●税込み価格:2230万円(税10%)



BMW、新たなる「M」のフラッグシップ「M8」発表 625馬力の怪力クーペ

 BMW日本法人は6月26日、超高性能モデル「M8」を発表し、受注を開始しました。最上級クーペ「8シリーズ」をベースにした、「M」モデルのフラッグシップとなる新型車です。12月以降の納車を予定し、価格(10%税込)は2230万円~2433万円。

 搭載する4.4リッターV型8気筒ツインパワーターボエンジンは最高600馬力、最大750Nmを発揮。さらに性能を高めた「Competition」モデルは最高出力を625馬力に高めており、0~100キロ加速は3.2秒を達成しています。これに、後輪駆動を重視した4輪駆動システム「M xDrive」を組み合わせます。

 初採用の「M専用インテグレーテッド・ブレーキ・システム」はブレーキ圧を電動アクチュエーターで生成。素早く正確な制御と、任意に車両の減速度を調整することが可能になっているとのことです。コクピットのセンターコンソールには運転モードを切り替える「Mモード」ボタンが追加され、「SPORT」では前車接近警告と衝突回避・被害軽減ブレーキを除く全てのブレーキやステアリング・システムへの介入を無効に設定できます。

 エクステリアは、Mモデルのアグレッシブさに、ベースとなる8シリーズ クーペの優美なラインを兼ね備えたデザイン。ボディーサイズは4867(全長)×1907(全幅)×1362(全高)ミリです。



ラグジュアリーと高性能の融合! 600馬力オーバーのハイパワークーペ「BMW M8」登場

 獰猛さと上品を兼ね備えたハイパフォーマンスクーペ

 ビー・エム・ダブリューは、最上級クーペの8シリーズをベースに、高性能モデルやレーシングカーの開発を担うBMW M社が手がけたBMW M8の日本国内での受注をスタートしたことを発表。ユーザーへは12月以降に順次納車を開始していくという。メーカー希望小売価格(10%税込み)は、ベースモデルのM8が2230万円、よりハイパフォーマンスなM8コンペティションが2433万円となる。

 最上級クーペに相応しい高級感などはそのままに、Mモデルの証となる専用アイテムをプラス。ダブルバーキドニーグリルや、ボディ側面、フロントフェンダーに備わるエアブリーザーに装着されたMギルなどによって、スポーティさがグッと高まっている。

 今回のM8から、Mモデルに初めて採用されたのがM専用インテグレーテッド・ブレーキ・システムだ。アクセル全開時の高負荷条件下でも、安定して優れた制動力を確保するというもの。ブレーキの作動/ブレーキブースター/ブレーキ制御の各機能をコンパクトに統合。非バキューム式のブレーキブースターと採用したことで、約2kgの軽量化を実現した。

 ブレーキ圧は電動アクチュエーターによって生成されるため、より素早く正確な制御が可能となっている。また、ブレーキの減速度はドライバーが任意に調整することができ、ドライバーの好みに合わせて細かなセッティングをすることができる点にも注目だ。それ以外にも、快適性重視の「コンフォート」と素早い反応重視の「スポーツ」というふたつの制御モードが用意されており、ブレーキの踏み込み量も変更することが可能。どのような状況下においても、ペダルの感覚を一定に保って確実なブレーキ操作が行える。

 搭載する4.4L V8ツインターボエンジンは、ベースモデルが600馬力(441kW)/6000rpm、最大トルク750N・m/1800-5600rpmを発揮。M8コンペティションでは625馬力(460kW)/6000rpm、最大トルク750N・m/1800-5800rpmとなる。サーキット走行を想定し、オイルパンのフロント側には小型のオイルチャンバーを装備。高い横G発生時にオイルが偏ってしまっても、小型チャンバーからオイルを追加供給できるという。

 600馬力オーバーの高出力を確実に路面へ伝えるため、BMW M5で初採用したインテリジェント4輪駆動システム「M xDrive」を搭載。エンジントルクを前後へ無断階かつ可変的に配分し、さらにアクティブMディファレンシャルによって後輪トルクの左右配分を最適化。これにより安定したトラクション性能を発揮する。M5同様に、4WDモード、より後輪駆動に近い4WD SPORTモード、DSCをオフにした際に選択可能となる、2WDモードを備えている。

 また、Mモデルはエンジンレスポンス、ステアリング、サスペンション特性をドライバーの好みに合わせて任意で設定できるが、M8では新たにブレーキシステムの設定が追加された。加えてセンターコンソールにはM MODEボタンを追加。これにより、メーターやヘッドアップディスプレイの表示方法や運転支援システムの介入レベルをROAD、SPORTのいずれかのモードへ変更可能になった。ROADは基本的なシステムはすべて作動し、SPORTはドライバーの任意設定が行える。

 インテリアはMモデルのフラッグシップに相応しい、高級感とスポーティを融合した仕立てに。Mレザーステアリングには赤色のMボタンを装備。ベース車はクリスタルのシフトレバーは、M8ではMのロゴが刻まれている。また、カーボンファイバー製のインテリアトリムに加えて新開発のスポーツシートを採用。ヘッドレストにはMのロゴがデザインされた照明付きバッジが備わっている。



BMW Mシリーズのフラッグシップ「M8」登場

BMWジャパンは、2019年6月25日にBMW M社のレーシング・テクノロジーを駆使し、サーキット走行と公道での走りを両立する新たなフラッグシップ高性能モデルの新型「M8」の受注を開始したと発表した。デリバリーは12月以降に順次開始される。

V型8気筒Mツインパワー・ターボエンジン

新型M8は、BMW M社が開発した最もハイパワーのV型8気筒Mツインパワー・ターボエンジンを搭載し、ドライブロジック付き8速Mステップトロニック・トランスミッション、後輪駆動を重視した4輪駆動システムM xDriveを組合せ、高性能エンジンの性能を効率的に引き出し路面に伝達することできるレーシング・モデルだ。

V型8気筒のMツインパワー・ターボエンジンは、Vバンク内に2個のツインスクロールターボを搭載し、各気筒の排気マニホールドをクロス配置して最高のターボ・レスポンスを実現。直噴システムの燃圧は350バールに高められている。

最高出力625ps/6000rpm、最大トルク750Nm/1800-5800rpmを発生し、0-100km/h加速は、3.2秒という圧倒的な動力性能を備えている。またサーキット走行のために強大な前後G、左右Gがかかっても安定してオイル供給ができるように複数のオイル・スカベンジポンプと、小型オイルチャンバーからオイルを供給できるセミドライサンプ式を採用しているのもMエンジンの特長だ。

インテリジェント4輪駆動システム「BMW M xDrive」

M5モデルで初めて導入されたインテリジェント4輪駆動システム「M xDrive」は、高性能エンジンから発生したトルクをフロントとリヤに無段階かつ連続可変に振り分け、さらに、アクティブMデファレンシャルの搭載により、左右のリヤホイール間のトルクを最適化し振り分けることができるシステムだ。

これにより、ドライ路面でのスポーツ走行から、路面状況が変化する環境下での走行まで、必要に応じてトラクションを最適化し、俊敏性、走行安定性を大幅に向上させることができる。

特に新型M8では、ダイミック・スタビリティ・コントロール(DSC)の介入は極端な状況のみに限定されており、エンジンから発生する駆動力を無駄なく利用可能となっている。M xDriveは後輪駆動を重視しており、リヤホイールに優先的に駆動力を振り分け、車両が安定性を保つために必要なタイミングを見極めて、フロントホイールに駆動力を供給する。ドライバーは必要に応じてフロント・アクスルとリヤ・アクスルの間の駆動力配分を設定することも可能で、初期設定の「4WD」モード、ほぼ後輪駆動に近い「4WD SPORT」モード、そしてDSCをオフにした完全な後輪駆動走行となる「2WD」モードから選択することができる。

BMW Mモデルの特長の一つ、ドライバーが任意に特性を設定変更できる機能は、エンジン・レスポンス、ステアリング、サスペンション特性以外に新たにブレーキ・システムの設定も変更できるようになっている。



また新システムとして、センター・コンソールに「Mモード」ボタンが追加された。このボタンで、メーター・パネル、ヘッドアップ・ディスプレイの表示方法や、運転支援システムの介入レベルを「ROAD(ロード)」「SPORT(スポーツ)」いずれかのモードに変更できる。

「ROAD」は基本設定として全ての運転支援システムが有効になり、「SPORT」はドライバーが任意に運転支援システムを設定でき、前車接近警告および衝突回避・被害軽減ブレーキを除く全てのブレーキやステアリング・システムへの電子制御システムへの介入を無効にすることができる。

インテグレーテッドブレーキシステム

新型BMW M8で初めて採用されたのがM専用の「インテグレーテッド・ブレーキ・システム」だ。アクセル全開時の高負荷条件下でも優れた安定性を実現するように開発されたブレーキ・システムだ。ブレーキの作動、ブレーキブースター、ブレーキ制御の各機能が統合され、非バキューム式の電子制御ブレーキブースターを採用することで、約2kgの重量削減を実現している。

ブレーキ圧は電動アクチュエーターによって生成され、より素早く正確な制御が可能。さらに、ドライバーは任意に車両の減速度を調整することが可能で、あらゆる状況でドライバーの意思に忠実なペダル・フィーリングを実現することができる。

また、より快適性を重視した「COMFORT」モードと、素早い反応を重視した「SPORT」モードの2種類のペダル・モードの設定があり、車両を減速させるのに必要なブレーキ・ペダルの踏み込み量を変更することが可能だ。そのため、濡れている路面や、横方向の加速度が大きい、ブレーキ温度が高い、といった状況下でも、ブレーキ・ペダルの感覚を一定に保ち、常に正確な制動力の制御が実現している。

M8 コンペティション・モデル

なお、よりサーキット走行を重視した「M8 コンペティション」は、よりアグレッシブなスポーツ走行を想定したモデルで、エンジンからエクステリア装備まで、特別にチューニングされている。コンペティション・モデル専用に開発されたV型8気筒エンジンは、極めて硬い専用のエンジン・マウントを採用し、よりダイレクトに動力伝達が実現している。

デザイン面では、ハイグロス・ブラックのキドニーグリルとモデル・バッチ、ドアミラー、リヤスポイラーが装備され、よりアグレッシブなデザインとなっている。そして、新型M8で初めて採用されたMモード・ボタンでは、通常モデルの「ROAD(ロード)」、「SPORT(スポーツ)」に加えて、運転支援システムの快適性と安全性に関する全ての機能が無効になる「TRACK(トラック)」モードが装備されている。

主な車両諸元(ヨーロッパ仕様値)


BMW M8
全長4867mm、全幅1907 mm、全高1362mm、ホイールベース2827mm
車両重量1885kg、車両総重量1960kg
排気量4395cc、V型8気筒ガソリン・エンジン
最高出力600ps(441kW)/6000rpm、最大トルク750Nm/1800-5600rpm
ハンドル:右/左

BMW M8 Competition
全長4867mm、全幅1907 mm、全高1362mm、ホイールベース2827mm
車両重量1885kg、車両総重量1960kg
排気量4395cc、V型8気筒ガソリン・エンジン
最高出力625ps(460kW)/6000 rpm、最大トルク750Nm/1800-5800rpm
ハンドル:右/左
【価格】

BMW M8:2230万円(10%税込み)
BMW M8 Competition:2433万円(10%税込み)



新型BMW 8シリーズのトップパフォーマンスモデル「BMW M8」の国内受注がスタート!

6月25日、ビー・エム・ダブリューはBMW Mモデルの新フラッグシップとなる「M8」の受注を開始した。車両価格は「M8」が2230万円、「M8コンペティション」が2433万円(いずれも消費税10%込み)で、納車は12月以降となる見通しだ。

0-100km/h加速3.2秒を誇るBMW Mモデルの新フラッグシップ

 搭載される4.4LV型8気筒ツインターボエンジンは、600ps/6000rpmと750Nm/1800-5800rpmを発揮。ドライブロジック付き8速AT(Mステップトロニック)と、後輪駆動を重視した四輪駆動システム「M xDrive」を組み合わせ、車重1885kgのボディを停止からわずか3.2秒で100km/hに到達させる加速性能が与えられた。


 BMW Mモデルの特徴でもある、エンジンレスポンス、ステアリング、サスペンション特性をドライバーが任意に設定変更できる機能に、新たにブレーキシステム設定の変更が可能となった。また、同じく新システムとして、センターコンソールに「Mモード」ボタンが追加された。

 これにより、メーターパネルやヘッドアップディスプレイの表示方法や、運転支援システムの介入レベルを「ロード」「スポーツ」いずれかのモードに変更することが可能となった。「ロード」は基本設定としてすべての運転支援システムが有効になり、「スポーツ」はドライバーが任意に設定した情報に基づいて、前車接近警告および衝突回避・被害軽減ブレーキを除くすべてのブレーキやステアリングシステムへの介入を無効にすることが可能となっている。

 エクステリアは、ダブルバー・キドニーグリルやボディ側面のエアブリーザーに装備されたMギルなど、BMW Mモデルの象徴的な装備を採用。

 インテリアは、Mモデルらしさの象徴としてMレザー・ステアリングホイールに装備された赤色のMボタンとセンターコンソールの赤色のスタート/ストップボタンをはじめ、新デザインのセレクターレバーにはMのロゴが刻まれ、Mモデル・カラーのステッチが施されている。デコレーションパネルはカーボンファイバー製だ。


 新開発のスポーツシートは立体的にデザインされ、両脇のサイドボルスターや肩回りは大きくせり出す形状を採用することで、ドライバーを快適に包み込むデザインとなっている。ヘッドレストには「M」のロゴがデザインされた照明付きモデルバッジがあしらわれている。


 よりアグレッシブなスポーツ走行を想定したモデルとして設定された「M8コンペティション」は、よりアグレッシブなスポーツ走行を想定したモデルで、エンジンからデザインまで特別なセットアップが施されている。専用に開発されたV型8気筒エンジンは、車両構造部との接続部をより強固にする、極めて硬い専用のエンジン・マウントを採用。より直接的な動力伝達が可能となっており、最高出力は625ps/6000rpmを引き出す。最大トルクは標準のM8と同じだ。


 M8コンペティションには、ハイグロスブラックのキドニー・グリルとモデル・バッチ、ドアミラー、リアスポイラーが装備され、よりアグレッシブなルックスを実現。新型M8で初めて採用されたMモード・ボタンでは、通常モデルの「ロード」「スポーツ」に加えて、運転支援システムの快適性と安全性に関するすべての機能が無効になる「トラック」モードが装備されている。
Posted at 2019/06/27 21:47:05 | コメント(0) | トラックバック(0) | BMW | 日記
2019年06月27日 イイね!

立ち位置としてGT3とGT4って遠いようで近いから難しいよね

立ち位置としてGT3とGT4って遠いようで近いから難しいよねBMW、次期型GT3を新型M4にスイッチか? 2022年投入に向け「最終検討の段階」

 BMWモータースポーツ代表を務めるイェンス・マルカルトは、現在のGT3カーである『BMW M6 GT3』に続く次期モデルの候補として「2022年登場予定の次期型M4にスイッチする可能性が高い」ことを示唆。FIAとの協議で次のGT3レギュレーションに、4ドアモデルを含む共通プラットフォームの使用を承認するよう働きかけているという。

「現時点で、我々は(次のサイクルとなる)GT3レギュレーションの最初のドラフト版を手にしている。それらには明らかに必要な改善が盛り込まれている」と、欧州メディアの取材に応えたマルカルト。

「これは2022年からの施行が予定されているもので、我々もその内容を精査している最中だ。現行の6シリーズはもう使用できないし、個人的に(GTE車両のベースとなった)M8は少し大きすぎると思う。そのため、次のGT3カーは少しコンパクトなサイズになると考えている」

「最終的な決定はまだ先になるが、おそらく次期型M4のサイズが非常にフィットするし、そのセグメントに近いモデルが選ばれることになるだろう」

 BMWは次期GT3レギュレーションの策定に向け、FIAに対し「生産車で4ドアモデルを含むプラットフォームを使用可能にする」ことを提唱している。これにより、M4やその派生モデルの利用とホモロゲーション登録が可能になる。

 次期型4シリーズのセグメントで、BMWは最新のCLAR(クラスター・アーキテクチャー)を使用することが確定しており、このモジュラープラットフォームはG20型の現行3シリーズを筆頭に、5シリーズ、カーボンシェルの7シリーズ、そして旗艦クーペ&4ドアグランクーペが登場間近の8シリーズ、そして新型Z4と兄弟車のトヨタ・GRスープラやいくつかのXモデル(SAV)にも使用されている。

 BMWとしては、将来的にこのCLARを含め2~3のプラットフォームで全モデルラインアップをカバーすることを目指しており、必然的に4ドアを含むシャシーをGT3規定モデルにも使用する必要が出てくる。

 マルカルトは、先日にスイス・ジュネーブで開かれたFIAのテクニカル・ワーキング・グループの会合で、そうした規定変更の草案がまとめられ、最初のドラフト版に盛り込まれていることを認めた。
「2022年は、我々がまさにカスタマーに向け車両提供を始めたい時期でもある」と続けたマルカルト。

「我々は現在コンセプト策定の最終段階にあり、新型GT3マシンのすべての領域が規定の構想と相反することがないか、FIAと協議しながら物事を進めているところだ。過去のモデルで経験したように、開発段階でそうした問題に遭遇することを避けたいからね」

「当時の規則では、我々のプラットフォームが4ドアモデルを含めた実に多くのレンジで共有されているため、GT3ホモロゲーションの承認を得ることができなかったんだ。いずれにせよ、そうしたモジュラープラットフォームを認める必要があると思う。それらを承認しなければ、いずれグリッドに並ぶGT3の車種は限られたものになるだろう」

 マルカルトは、まだ次期GT3モデルがコンセプトワークの段階であり、基礎研究を進めて実際にクルマを走らせるには「とても長い道のりがある」と語りつつ、2019年の終わりか2020年初頭には「なんらかの車両を4輪の状態で走らせたい」との展望も示している。

 また、GT3のエントリー規格として機能するGT4に関しても、アウディやメルセデス、アストンマーティンのようにGT3と同一車種を採用するのではなく、あくまで「別々のモデルとして展開すべきだ」との持論を語り、現在のM4 GT4は最新のGT3が登場する頃には別のモデルに置き換えられるだろう、との見通しを示した。

「そのように展開したいブランドもあるだろうが“GT3のようなGT4”を作らないように注意する必要がある。それはコストの高騰を招く危険があるからだ」とマルカルト。

「誰もが知るように、現在のGT3価格は上昇の一途をたどっている。私自身はGT4がもっと身近な価格であるべきと考えているので、GT3とのリンクは避けたい。次のモデルもM4に関連するかもしれないが、M2を使う可能性だってある。それらのパワートレインはとても似ているわけだからね」
Posted at 2019/06/27 21:31:32 | コメント(0) | トラックバック(0) | BMW | 日記
2019年06月26日 イイね!

今のホンダでコレをやってくれる事は無いと思うけど、こういう例を出してくれるのは一つの「答」になるのかな

今のホンダでコレをやってくれる事は無いと思うけど、こういう例を出してくれるのは一つの「答」になるのかなホンダUKが謎の「超ワイド&ハイ」なシビック タイプRを制作!

なんじゃこりゃあ! 英国ホンダが謎のシビック タイプRを制作した。まぁとにかくド迫力。大きく張り出したフェンダーもスゴイが、車高が上がっているのが意味不明すぎてスゴイ。ラリーレイド用プロトタイプマシンのようにも見えるが、いったいこいつの正体は?

 シビック タイプRの開発と生産を請け負っている英国ホンダが、突如として強烈なタイプRを仕立ててきた。

 とにかく写真をご覧いただきたい。

 全幅2mを超えたと思われるほどワイド化されたフェンダー、そして引き上げられた車高……突然変異のこのモンスターは、いったい何者なのか?

 実はこれ、「SMMT」というイギリスの自動車メーカーと販売業者で構成する組織が毎年ジャーナリスト向けに開催している試乗イベントに、ホンダUKから出展されたもの。

「シビック タイプRの新たな可能性を示すプロトタイプ」とのことで、見たとおりラリーレイド参戦マシンをイメージしているという。

 ボディや足まわりのほかにも、ECUや吸排気系に手が入れられ、インタークーラーも追加され、最高出力はノーマルの320psから400psへ、最大トルクは400Nmから500Nmへ引き上げられている。

 市販および競技への参戦予定はアナウンスされていないが、多少のエクストラを払ってでも手に入れたいと思う人は少なくないはずだ。

 限定車でもかまわないから、売ってくれませんかねぇ。



全天候型タイプRっていうのも面白いかもな
Posted at 2019/06/26 22:08:36 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自動車業界あれこれ | 日記
2019年06月26日 イイね!

拘りを持ち続ける事の重要度

ポルシェGT部門 「電動化の計画なし」 ガソリン・エンジンの純粋さ尊重

もくじ

ー レーシングカーがすべて電動化されない限り
ー 異なる目的のために異なるクルマを提供する

レーシングカーがすべて電動化されない限り

ポルシェのGT3などの開発を請け負うGT部門には電動化モデルを開発する計画はないという。同部門の責任者を務めるアンドレアス・プロイニンガーが明らかにした。

プロイニンガーは、電動化について「現時点でわれわれが考えていることはない」と語った。ポルシェの主力ラインナップには、間もなく電気自動車のタイカンと、911のハイブリッドが加わる。

しかし、GTモデルは今後もすべて純粋なガソリン・エンジンのみを搭載し、電気によるアシスタントも採用しないと、プロイニンガーは言う。

「標準モデルのスポーツカー・ラインには、そういう方向性を検討する案はあります。しかしGTモデルにはありません。ただ、もし、われわれが突然、すべてのレーシングカーを電動化する決定を下すとしたら、GTモデルも電動化する理由にはなります」

「なぜなら、われわれがサーキットで使うクルマと、ナンバープレートを付けて公道用として販売するクルマの間には、必ず関連性がなければならないからです」とプロイニンガーは語った。

「その理由はまず、ホモロゲーションのためですが、それだけではありません。われわれのクルマはレーシングカーと公道走行用スポーツカーで、同じDNAと同じプラットフォームを共有していなければならないのです。そうでないと、ひとびとの信用を失ってしまうでしょう」

「(ポルシェのクルマを)3本の柱に集中させるということは、非常に正しいとわたしは思います。すなわち、ハイブリッド、完全な電気自動車、そしてハードコアな典型的スポーツカーという3つです。フェリー・ポルシェはかつて、地球上で最後のクルマはスポーツカーになるだろうと言いました。その通りだとわたしも確信しています」

異なる目的のために異なるクルマを提供する

プロイニンガーはまた、ポルシェの幹部達は、GT部門がブランドの顧客のみならず、エンスージアストのためにスポーティなクルマを作るという会社のイメージを保つために、どれほど重要かということを、「よくわかっている」と主張する。

「幸いなことに、わが社の幹部達は、ポルシェの純粋性としてのGTプロジェクトを支持してくれています。ある意味では、常に911がそうでした」

「またその一方で、ポルシェはデジタル化や電動モビリティのような分野にも注力しています。両部門は常に交流を続けていますが、すべてを1つに集中させるべきだとは、わたしは思いません」

さらにプロイニンガーは付け加えた。「お客様にわれわれのクルマを購入していただき、そのクルマで大いに楽しんでいただくためには、異なる目的のために異なるクルマを、われわれは持たなければなりません。これからもそうするべきです」
Posted at 2019/06/26 21:53:03 | コメント(0) | トラックバック(0) | ポルシェ | 日記
2019年06月26日 イイね!

グランクーペのMとか設定されるんかな?

グランクーペのMとか設定されるんかな?BMW 8シリーズ 新型に「グランクーペ」、初の4ドアクーペ発表

BMWは6月19日、『8シリーズ グランクーペ』(BMW 8 Series Gran Coupe)を欧州で発表した。

8シリーズ グランクーペは、『4シリーズ グランクーペ』、『6シリーズ グランクーペ』に続くBMWの第3のグランクーペだ。4ドアクーペボディが特長になる。また、8シリーズ グランクーペは、新型『8シリーズ』の派生モデルに位置付けられる。2ドアクーペ、カブリオレ、4ドアクーペと、新型8シリーズのラインナップが拡大した。8シリーズに4ドアクーペが設定されるのは、初めてとなる。

◆優雅な4ドアクーペデザイン

8シリーズ グランクーペは、BMWの最新デザイン言語を導入しつつ、優雅な4ドアクーペをデザインすることに重点が置かれた。8シリーズ グランクーペのボディサイズは、全長5082mm、全幅1932mm、全高1407mm、ホイールベース3023mm。新型8シリーズの2ドアクーペに対して231mm長く、30mmワイド、61mm背が高い。ホイールベースは201mm長い。

ホイールベースの延長分は、室内空間の拡大に充当された。とくに、後席足元のスペースと、ショルダールームが広がった。大きなドア開口部により、乗降性にも配慮する。またすべての座席で、新型8シリーズで最大の頭上空間を備えている。スポーツシートと「Vernasca」レザートリム、アンビエント照明、インストルメントパネルとドア部分のフルレザートリムが採用される。

◆フルデジタルコクピット採用

8シリーズ グランクーペには、「BMW オペレーティングシステム 7.0」を導入した。これは、ドライバーに必要な情報を適切なタイミングで伝えることをコンセプトにした表示&操作システムだ。10.25インチのコントロールディスプレイと、12.3インチのフルデジタルメーターパネルを、それぞれカスタマイズすることを可能にしている。

コントロールディスプレイは、タッチ操作に対応して、より使いすく最適化されたメニュー表示により、さまざまな機能や設定にアクセスしやすくした。状況に応じて変化するコンテンツも装備されており、スポーツ走行時などに、コーナリングの際の横方向加速力を表示させることも可能だ。ステアリングホイールのボタン、センターコンソールの「iDrive」コントローラー、タッチ操作に対応したディスプレイ、音声コントロールやジェスチャーコントロールを採用する。ドライバーが最も操作しやすい方法で、必要な情報や設定にストレスなくアクセスできることを目指した。

12.3インチのディスプレイを備えたフルデジタルメーターパネルは、速度と回転数を表示する左右のメーターの間のディスプレイ中央に、ナビゲーションマップの一部などを表示することができる。改良されたヘッドアップディスプレイは、より視認性が向上し、ドライバーは運転に集中しながら、必要な情報を受け取ることが可能だ。

◆トップグレードは最大出力530hp

トップグレードの「M850i xDrive グランクーペ」には、新開発の直噴4.4リットルV型8気筒ガソリンツインターボエンジンを搭載する。Mパフォーマンスのツインパワーターボテクノロジーを導入しており、力強い出力特性を実現する。ターボチャージャー、直噴システム、熱シールドおよび冷却システム、イグニッション、エンジンエレクトロニクスなど、各所に改良が施された。フラップ制御式スポーツエキゾーストシステムが、官能的なサウンドを発するという。

この新エンジンは、重量を変えることなく、先代エンジンと比べ出力を68hp向上させ、最大出力530hp/5500~6000rpmを獲得する。最大トルクは76.5kgm/1800~4600rpmで、幅広い回転域で最大トルクを得られる特性とした。0~100km/h加速は3.9秒、最高速は250km/h(リミッター作動)の性能を備えている。

改良された8速スポーツAT「ステップトロニック」は、ギア比の幅を拡張するとともに、制御システムを最適化した。これにより、走行状況に応じたシフトタイミングがより正確かつ俊敏になり、効率性や快適性が向上しているという。さらに、マニュアル操作によるシフトチェンジ用に、ステアリングホイールにはパドルスイッチが標準装備されている。

また、前後の駆動トルクを素早く正確に、かつ無段階に可変配分するBMWのインテリジェント4輪駆動システム「BMW xDrive」も大幅に改良した。後輪駆動を重視して調整された駆動力配分とし、ダイナミックな走行状況下でも最適なトラクションと走行安定性を追求する。さらに、リアアクスルに電子制御式ディファレンシャルロックを標準装備した。電気的なロック作用により、コーナーの内側と外側のリアホイールの差動を制限することで、とくにコーナーから脱出するときのダイナミックな加速を可能にしている。


「BMW 8シリーズ グランクーペ」発表! スタイルと実用性を両立した美しき4ドアクーペ

BMW 8 Series Gran Coupe
BMW 8シリーズ グランクーペ

クーペの外観に大人4名がくつろげる広々とした室内

BMW8シリーズ・ファミリーに、4ドアスポーツ「8シリーズ グランクーペ」が加わった。低く構えたスポーティな外観をもちながら、広々とした後部座席を備える完全新開発のボディが与えられている。最高の運動性能を実現すべく設計されたパワートレインとシャシーにより、ラグジュアリーセグメントにおいて際立ってユニークな存在となることは間違いない。

スポーツドライビングを得意とする運動性能に加え、グランツーリスモとしての快適なロングドライブもこなす高いユーティリティ性を確保。このセグメントでは2ドアクーペから派生した唯一のモデルであり、先に登場した「8シリーズ クーペ/コンバーチブル」同様、耐久レースに投入されている「M8 GTE」と平行して開発された。

ボディ構造、パワートレイン、シャシーは、最大限の性能を発揮するように設計。低重心など最適化された重量バランスを確保したほか、アルミやマグネシウム、炭素繊維強化プラスチック(CFRP)の積極的な採用によって軽量化も実現。空力的にも非常に洗練されたパッケージが与えられている。

リヤの居住性確保を目的にホイールベースを201mm拡大

クーペ比でホイールベースが201mm拡大されたことにより、伸びやかで躍動的なフォルムをもつのが特徴。リヤシートはレッグスペース、ショルダースペース、ヘッドスペースともに大幅に拡大している。

室内はフロントシートだけでなく、リヤシートでもスポーツカーらしい雰囲気を味わうことができる。スポーツシート、ヴェルナスカレザートリム、パドルシフト付きステアリングホイール、アンビエントライト、インストルメントパネルとドアショルダー用のフルレザートリムを標準で装備する。

ヘッドレスト一体型のセパレートリヤシート

リヤシートはヘッドレスト一体型のセパレート仕様となっており、センター部はあくまでもエマージェンシー用となる。また、「8シリーズ グランクーペ」専用装備としてパノラミックガラスルーフも用意。ルーフのガラス面積は1.5平方メートルを誇り、フロントガラスからリヤウインドウまで連続したクリアな領域を実現している。

ゴルフバッグ3個を搭載できるトランク容量

トランクはオートクロージャーに加えて、ハンズフリーでの開閉も可能。容量は440リットルを確保しており、ゴルフバッグ3個を収容することができる。40:20:40分割可倒するリヤシートを備えているため、フレキシブルにラゲッジスペースを活用することも可能だ。

3種類のガソリンと1種類のディーゼルをラインナップ

ラインナップはデビュー時点で、ガソリンが3車種、ディーゼルが1車種の展開となる。

「840i グランクーペ」は最高出力250kW(340hp)、最大トルク500Nmを発揮する3.0リッター直6ガソリンターボを搭載。0–100 km/h加速が5.2秒、Co2排出量は170-168g/km。

「840i xDrive グランクーペ」は840iと同じスペックのエンジンを搭載した4輪駆動仕様で、0–100 km/h加速が4.9秒、Co2排出量は179-176g/kmとなる。

「M850i xDrive グランクーペ」は、最高出力390kW(530hp)、最大トルク750Nmを発揮する4.4リッターV8ガソリンツインターボを搭載する4輪駆動仕様。シリーズ最高の運動性能となる0–100 km/h加速3.9秒を誇り、Co2排出量は229-226g/kmを計上する。

「840d xDrive グランクーペ」は、最高出力235kW(320hp)、最大トルク680Nmを発揮する3.0リッター直6ディーゼルターボを搭載。0–100 km/h加速が5.1秒、Co2排出量は166-162g/km。すべてのモデルに8速ステップトロニック トランスミッションが組み合わせられる。

「BMW Group #NEXTGen」において世界初公開

「8シリーズ グランクーペ」は、6月25日から27日にかけてドイツ・ミュンヘンのBMW Weltで開催されるイベント「BMW Group #NEXTGen」において世界初公開する予定。9月から「840i グランクーペ」「840i xDrive グランクーペ」「M850i xDrive グランクーペ」「840d xDrive グランクーペ」の4モデルでの展開がスタートする。


ホイールベース201mm延長の余裕

クーペ/カブリオレが登場した8シリーズに、早くも4ドアクーペとなる8シリーズグランクーペが追加された。

 8シリーズはラグジュアリークーペ&カブリオレとして高評価を得ている一方で、低重心や優れた前後バランスなどを利してレーシングカーとしてもWECなどの耐久レースに参戦している。その8シリーズにグランクーペと呼ばれる4ドアクーペが追加された。

 クーペ/カブリオレのホイールベースを201mm延長し、独立した2つの後席を用意することで4人が快適に移動できるサルーンとした。全長は231mm伸び、全幅は30mm拡大し、全高は61mm高められ、ボディサイズは全長5082mm、全幅1932mm、全高1407mm、ホイールベースは3023mmとなった。車重は同じM850iで較べるとクーペから105kg増の2070kgとなった。スタイリングやセグメントでいうとメルセデス・ベンツCLSやA7のライバルとなるだろう。

 荷室容量は440ℓとじゅうぶんなサイズ。40:20:40の分割可倒式を採用している。大型のリアゲートは電動で作動する。

 グレードはクーペと同様のラインナップで、M850i xDriveグランクーペ(4.4ℓV8ツインターボ)、840i グランクーペ、840i xDriveグランクーペ(ともに3.0ℓ直6ターボ)、840d xDriveグランクーペ(3.0ℓ直6ディーゼルターボ)の4種類。

 グランクーペの登場で過去に6シリーズでラインナップされていたモデルバリエーションが揃いつつあるが、過去にあった6シリーズ最後のモデル、6シリーズグランツーリスモも8シリーズグランツーリスモとなって生まれ変わるかは不明だ。

SPECIFICATIONS
BMW M850i xDriveグランクーペ
■ボディサイズ:全長5082×全幅1932×全高1407mm ホイールベース:3023mm
■車両重量:2070kg
■エンジン:V型8気筒DOHCツインターボ 総排気量:4395cc 最高出力:390kW(530㎰)/5500~6000rpm 最大トルク:750Nm(76.5kgm)/1800~4600rpm
■トランスミッション:8速AT
■駆動方式:AWD
■サスペンション形式:Ⓕダブルウイッシュボーン Ⓡマルチリンク
■ブレーキ:Ⓕ&Ⓡベンチレーテッドディスク
■タイヤサイズ(リム幅):Ⓕ245/35R20(8J) Ⓡ275/30R20(9J)
■パフォーマンス 最高速度:250km/h(リミッター作動) 0→100km/h加速:3.9秒 燃料消費率(JC08モード):10.0~9.9km/ℓ CO2排出量:229~226g/km
Posted at 2019/06/26 21:50:48 | コメント(0) | トラックバック(0) | BMW | 日記

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