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今年の走り納めとして小一時間ほど山道を走ってきた。
適度なボディサイズ、タイトなコックピット、高いボディ剛性、敏感すぎるとも言えるアクセルレスポンス、アジリティ溢れるハンドリング、確実に止まるブレーキ。前回一般道では性能出しきれないから楽しめない的なことを書いたけど今回はなんだか全てが愛おしい、笑。
余裕あるスピード域でクルマとじっくり対話、これを楽しませてくれる懐の深さがGT4RSにもしっかりあるのを再確認、良き走り納めになった。

というわけで今年も終わり、みんカラもイマイチ盛り上がりなく自分も己のバックボーンを守るべく無理してアップしてる感がなきにしもあらずなのですが来年もよろしくお願いします。

空冷は知らないけれど996カレラ4S、997ターボS、981ケイマンS、982GT4、982GT4RSとほぼほぼポルシェとつきあえている約20年。
素とS、二駆と四駆、NAとターボ、911とケイマン、ATとMT、GTとRS、ポルシェのすごいとこは911系、ボクスター系のたった二つのスポーツカープラットフォームに数多くの高水準の選択肢を用意してあるところなんだと思う。私みたいな狭いところの重箱の隅突っつきたがりやにはホントたまらないわけ。
で、このポルシェのつまみ食いの結果に正解はないというのが現時点の結論。人生の各ステージで正解は刻々と変わっていく、振り返ってみるとどれもが正解だったように思う。巧みなヒエラルキー設定があるからいつでも憧れはあるけどね。そしてその最大公約数が素の911カレラなんじゃないかなとも思う今日この頃。
ポルシェもこの20年で会社の巨大化、プラットフォームの拡充、EV化、儲かるための緻密なマーケティング戦略、GT系の神格化💦等々大きく変わったけれどハイレベルなモデル数の多さは一貫している。この多くの選択肢から自分のライフスタイルに合ったポルシェを選ぶこと、ヒエラルキーもコスパもリセールも大事だけどこの原点にたちかえった純粋なポルシェ選びができることが最高の贅沢なんだろうなって思う。


乗ってないと色々考えちゃうよね😅

アマプラでグランツーリスモが公開されたので見てみた。普通に面白かった。ストーリーもわかりやすい、、でも深みは全くない。
プレステ、ブラックサバス、エンヤにNSX-R、GT-R、そして992GT3RS、懐かしいキーワードと最新ポルシェ、自分の嗜好をAIが処理して映画としてまとめてくれた感じ。
最近のスポーツカーもリアルさがなにか希薄になってきた気がする、映画もそんな感じになってくのかな。

行ってきました一泊二日弾丸鈴鹿。
唯一参戦した決勝日は快晴。奇しくも秋のF1快晴時とそっくりな気温、若干今回の方が低いのかな？満開の桜とサーキット、とても良かったです。レースも全車のタイム差が僅差になっているのでどこも順位争いが激しくて中だるみが少なくなりました。そして指定席に関しては全エリアにモニターが設置され状況把握がしやすくまあチケット代高騰もある程度は納得、ある程度はね。

ただちょっと気になった点も。
世界的（主にアメリカ）F1人気でF1主催者側は大会フォーマットの全戦統一化をいつになく強化しているみたい、困るのはガラパゴス化してる日本語現地実況の制限。
もう何年もピエール北川さんのスタート盛り上げ実況に慣れてるのに今年はそれが最初なかったのです。フォーメーションラップまでクラブミュージックがズンドンズンドン、おかげでドライバーズパレードでレッドブル四人衆が目の前通ってもほぼ観客が気付かない事態に。スタート直後の赤旗中まで主催者側とスズカサーキット側で交渉してたようでリスタートからようやくいつもの実況に。北川さんも実況止められてたと言ってましたしホントギリギリの折衝だったのでしょう。日本人としてはやはり日本語実況はありがたい！ってつくづく思いました。北海道ニセコが海外客で溢れ、地元民が行きずらくなっているのとなんだか被ります。世界に誇る日本の名所、イベントが世界規格となり日本人が行きづらくなる本末転倒状態、これは更に進むのではないかな〜😢

サーキットをGT4RSで走ってみるとタイムは遅くても超絶高回転型NAエンジンを味わえる。もう8000〜9000回転の音の共振？は何度聴いてもホント堪らない。
そしてそれに集中させてくれる一つの武器がGT4RSのPDK SPORT設定。これは一般道では気恥ずかしいド派手ブリッピングをするのだけどサーキットでは見事なシフトアップダウンを決めてくれる。今回は一切パドルには手を触れなかった、全部オート。996C4S、997turboSのオートでは意図に反するシフトダウンはそれなりにあったのだけどGT4RSではそれがない、自然さのレベルが違う。ハンドルにしがみついてるだけでは操っている感ないだろ？と言われそうだし自分も少なからずそう思っていたのだけどこのハイスペックカーの運転ではハンドル、アクセル、ブレーキに集中できることがどれだけありがたいことか。
更にはカーボンバケット＋６点式シートベルトの身体の完全な固定、レーシングスーツ着用による身の引き締まり感、GT4RSのサーキット親和性は抜群だ。

となっているところに久々のGT4RSオフィシャル動画。

5000回転程度？でのワインディング、音はボーボー、ぼーぼー。コレはコレでもちろん楽しいんけどGT4RS、こんなもんじゃないんだぜ。動画最後の歴代米大統領への謁見はあたかも「はは〜〜、911にはかないません！」的にも見える。あれ、私、ひねくれちゃったのかな😅