• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+
イイね!
2014年05月01日

セナ没後20年。

セナ没後20年。 アイルトンセナが亡くなって早20年。
モータースポーツ愛好者としてこれほど衝撃的な出来事はありませんでした。レース録画中継中速報で死亡した旨のテロップが流れた時は全身脱力。嘘だろ〜と何度も呟き頭が真っ白になっていったのを覚えています。
普段から大袈裟なセナのことだからこの絵のように出てくるだろうと思っていたのですが現実は厳しかった。
生きていれば54歳、今のF1界に何を思うか。

せっかくのみんカラですからセナ使用マシンを私ならではの枝葉ネタで振り返ろうかと。

まずは言わずとしれたMP4/4。サイドポンツーンから生える左右のツノは前半戦に存在、鈴鹿では既にツノなしでした。この年私は完全にプロスト派(^^) セナの十八番、先行逃げ切りって面白くなかったんです。モナコリタイア後の耳栓外しはかっこよかったよな〜。


MP4/5。NA元年、シートの後ろのエアインテークが新鮮でした。音も激変したはずなのにこの頃は音に全く関心なくスルーネタ。HONDAをあからさまに口撃するプロストに嫌気がさしてセナ派に鞍替え。


MP4/5B。セナがヴィルヌーブの27を背負った年。バットマンディフューザー、プラモで作ってにやけていました。新人アレジとの開幕戦バトルには興奮しましたね〜。


MP4/6。ながーい冬期休暇をとったセナ、そして開幕寸前に完成したフェラーリコピーと揶揄されるこのマシンにさっと乗り込みぶっつけ本番の開幕戦を快走したのには痺れたっ!


開幕数戦を前年度改良マシンで乗り切ろうとしたのが大誤算、ウイリアムズにコテンパンにされました。苦し紛れに登場させたこのMP4/7、ハイノーズ、アクティブサス共に決定打とはならずV12は恐竜のごとく時代遅れに。鈴鹿であっさりリタイア、頭抱えました。


HONDAが去ったあとわがままいい放題で渋々乗ったMP4/8。プロ=契約社会ということを見せつけられました。ハッキネン、シューマッハといった若い力の台頭前夜、円熟の境地と言われたこの年既に時代の歯車がセナを置いてけぼりに進みつつあったのかもしれません。


そして人生最期のマシンFW16。ロスマンズの高貴なイメージは彼にピッタリと思っていたのですが••。モータースポーツはあくまで"スポーツ"、陳腐なドラマ仕立てにするなよ、という意見もありますが彼はドラマチックな人でありました。

と長々と書いてみましたがこれら全ては20年たっても鮮明に頭に焼き付いていること、単に頭の引出しからブログにコピペしただけ。人の心に生き続けるとはまさにこのこと、あそこで時を止めたままあのままの姿で様々な人の心で生き続けるセナ、彼らしいといえばらしい運命だったのかもしれません。
ともあれ没後20年、色々な媒体に取り上げられ皆が思い出してくれるのは嬉しいことです。

おまけ

今回見つけた面白画像、ハイノーズをテストするセナ。ティレルのアンへドラルウイングに感化されたんですね。当時はネットもなくテスト情報なんてきわめて限定的。今なら絶対に見落とすわけないこんな写真も表にはあまりでてきていませんでした。20年の時を経て早速私のセナ引出しに収納です(^^)
ブログ一覧 | モータースポーツ | 日記
Posted at 2014/05/01 12:00:00

イイね!0件



タグ

今、あなたにおすすめ

ブログ人気記事

東京スカパラダイスオーケストラ - ...
kazoo zzさん

仲良し家族で・・・昼間から飲みすぎ ...
pikamatsuさん

ムーミン ワールドから
RPやまちゃんさん

ミーハーな私
ターボ2018さん

GGOC_Fes2026 ヴェゼル ...
かずポン@VEZELさん

夏休みは自己申告、吹けば飛ぶような ...
superblueさん

この記事へのコメント

2014年5月1日 20:22
アイルトンが亡くなった夜、あまりの衝撃で首都高に走りに出たのを覚えています。通常ならばすっ飛んで行く車達が列をなしてスロー走行をしていたのが印象的でした。皆さん喪に服していた、と勝手に解釈しております。

私もその列に加わってゆっくり流してから降りました。セナでも事故に遭う訳だから、素人の自分なんて明日死んでもおかしくない、そう感じました。

事故の際に真後ろを走っていたシュー。彼は何を見て、何を感じたんでしょうね?その衝撃を乗り越えて走り続けたシューマッハは本当に偉大だと思っているのですが。
コメントへの返答
2014年5月2日 0:32
皆さんそれぞれの5/1があるのですね。

クラッシュはレースの隠し味で派手なクラッシュであればあるほど盛り上がっていたのですが、この事故以来ちょっと見方が変わりました。ドライバーがすぐ出てこないと背筋が冷たくなります。

シューマッハの感情は想像することすらできません、そしてこれからも聞けないのかもしれません••。
2014年5月1日 20:25
もう20年も前の出来事だったんですね・・・
フジテレビの生放送を観ながら泣いてました〜

なにせ1994年の4月、岡山県の山の中にあるTIサーキット英田で初開催されたパシフィックGP(シーズン2戦目)は年休を取って観戦に行ってて、PPのセナはオープニングラップの1コーナーでハッキネンに絡まれていきなりのリタイアでがっかりしたのでした。
宿泊施設や道路事情から、観戦券付きのパッケージツアーに限定されてて3日間大阪のホテルからのバスでサーキットまで往復したんですよ・・・(笑)

その次戦が運命のサンマリノGPだったんですから(T_T)
コメントへの返答
2014年5月2日 0:39
私は放心、泣くことすら忘れてました。

そうですか、英田に行かれていたのですか。青のセナを見れたのは今となってはとても貴重な経験ですね。当時はなぜ英田でF1?と不思議に思っていました。

FW16では完走ゼロ。彼はシェイクダウン試走だけで「このクルマ、嫌い!」と言っていたそうです。
2014年5月1日 23:45
伝説のセナ足  

ホンダのエンジン設計者の方から 改めて聞きましたが

YOU TUBEにも かなりありますね  参考になります 特にNSX-Rのセナ足 (笑)
コメントへの返答
2014年5月2日 0:42
YouTubeはホントに思い出に浸るにはいいツールですよね。私もなんだかんだで頻繁にセナのレース、運転は見ているような気がします。

セナとNSX、お似合いでした!
2014年5月2日 0:50
この日、友人達と温泉に泊まってたんですよ。ゴールデンウィークの真っ最中。
マッサージチェアでいい気分になっているときにこの訃報。いい気分から真っ逆さまに落ちました。
古舘伊知郎が盛り上げていた頃のF1。音速の貴公子に始まる外連味たっぷりのキャッチフレーズ。いろんなものがこのときに終わって止まったままのような気がします。
コメントへの返答
2014年5月2日 1:05
これまた「私の5.1」やはり皆さん覚えているものですね。
妖怪通せんぼジジイとか荒法師マンセルとか壊し屋チェザリスとかまあ色々ありました、良くも悪くもF1バブル、そしてセナの事故でバブルははじけたわけです。
2014年5月2日 1:24
直後にイギリスのCar magazineがLast weekend of the campionって全編モノクロの追悼特集をしてるんですけど、今読んでもぐっときます。

記録は塗り替えられる為にあるとわかっていても、彼のPPのレコードだけは破られて欲しく無かったなと思ったのは僕だけでしょうか...
コメントへの返答
2014年5月2日 13:04
それは読んでみたいですね。セナも若かりし頃はイギリスに渡って修行を積み、トールマン、ロータス、マクラーレン、ウイリアムズとイギリスチームのみを渡り歩いたわけですからイギリスでの彼に対する思い入れもかなりのものがあるのではないでしょうか。

彼のPPは突き抜けていますし、1Lapの濃さが現代F1とは比較になりません。あの時代の予選方式に戻ってほしいと心底思います。もちろんシューマッハを否定するわけではないのですが、PPといえばセナですよ。
2014年5月2日 21:22
偉大ですねー^_^

しかし、ホンダのF1車両、なつかしい!これが私のクルマ好きの原点です!
コメントへの返答
2014年5月2日 21:59
昨日フジのメモリアル座談会を見ましたがやはり彼は突き抜けたヒトだったようですね。偉人です!

やはり絵に書けるようなシンプルさ、それでいて各年個性的なマシンなんですよね。
今のF1マシンは複雑な上に印象に残らない、MP4/22だか25だか言われても全く思い浮かびません!
2014年5月25日 17:06
初コメ失礼いたします!
私も事故があった時は大学生で、今でもあの時の衝撃は忘れません。
セナに憧れ、カートやったりしましたが…
0.01秒縮める難しさを肌で感じさせられました。

高校生の時に、セナのサイン入りヘルメットが発売され買えばよかったと今、後悔してます。

古舘さんの「音速の貴公子アイルトンセナ」のフレーズが大好きです(笑)
コメントへの返答
2014年5月25日 18:09
ようこそ、です(^^)
私にとっても人生の一大事と言ってもいいぐらいの出来事でした。そして忘れる事ができません。

音速の貴公子ははまってましたね、ロスマンズカラーのレーシングスーツはその象徴となると思っていたのですが•••。

プロフィール

「@TTCs さん 映える角度をわかってらっしゃいますね、笑。」
何シテル?   01/22 17:32
shiro4です。愛車トラブルからブログスタート、水冷4駆系911にどっぷりはまり、2台の911を堪能。順風満帆に思えるも訳あってポルシェ浪人生活突入。2年のイ...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/8 >>

     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      

リンク・クリップ

サーキット用ホイールにTPMSコピー 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/12/13 07:55:59
初の菅生サーキット ボクスターMT【車載動画有】 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/06/15 17:25:09
SUGOコース攻略の検証 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/06/14 21:01:04

愛車一覧

ポルシェ 718 ケイマン ポルシェ 718 ケイマン
2022モデル。前車718GT4で現代GT系の高次元バランス力の虜に。そこに最新GT3エ ...
メルセデスAMG Eクラス ステーションワゴン メルセデスAMG Eクラス ステーションワゴン
2017モデル。ポルシェに舞い戻り、お次はベンツ。V8ビターボの圧倒的パワー、車重をもの ...
ポルシェ 718 ケイマン ポルシェ 718 ケイマン
2020モデル。718CaymanGT4初期ロット。ポルシェ歴16年にして初GT、初RH ...
ポルシェ ケイマン ポルシェ ケイマン
2013モデル。色々な状況が絡みあい突如舞い戻ったポルシェワールド。自分の中では前車で完 ...
ヘルプ利用規約サイトマップ

あなたの愛車、今いくら?

複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!

あなたの愛車、今いくら?
メーカー
モデル
年式
走行距離(km)
© LY Corporation