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しばらく見ていなかった991 ターボスパイフォト。
今となってはゆっくりゆっくり登場してほしい気分。
発表は早ければ3月のジュネーブかな？
だとすると私が乗り出す頃には旧モデル(T_T)
とはいえ気になります！


フロントデイライトは「吊り目」のようです。
991 GT3 RSRのフロント処理は見事だったのでやはりターボも期待です。
願わくば目の離れを意識させないデザインを。


見えそうで見えない、じれったいですね。
マフラー形状はこれで確定か。　ターボホイール通常版はこれ？


エンジンフードのスリットはエイリアンの背骨のよう。

偽装はなかなかとってくれないですね、さすが大物。
カッコよくなってほしいやらほしくないやら複雑な気分です。

今回勢いのせいもあって最終的に991C4購入寸前まで至ったわけですが、なぜやめたか。
ここを整理しておこうかなと思います。
（決して991C4を否定する意図はないです。）

996C4Sの延長にあると思っている991C４は未だに
私の使用法にはベストマッチと考えています。
なのになぜ？がテーマ。

まずはデザイン。（私は見た目から入ります！）

991はとにかくスムーズ、ただ911の最大の特徴の一つであるルーフの下がり角がさらに
緩やかに。
ここは新時代への解釈として評価されると思いますが、ホントに愛着のあった996C4Sの
イメージを少しでも引きずりたいと考える私の希望には最終的に合わず。

さらに光るガーニッシュの過剰とも思える宣伝広告は、逆に考えれば991基準車の完成度が高すぎてそれ以外の外見上のアピールポイントがないんじゃないか？とも思ったわけです。

あとはデザイン上も明らかに20インチデフォとなっている991に19インチを履かせるのは最後までひっかかった点ですね。

続いて動力性能面。
これは正直乗ってみれば絶対問題なしと確信しています。
ただ流行りのダウンサイジング思想にしっかり乗っちゃっているのにはやや抵抗が。
MAX4.0L！まで拡大できるフラット6はいずれまた排気量アップするのではないかと。
パワーは3.8L、エコは3.4Lという棲み分け？→3.4Lを選択するのもなんだかな〜と。

そしてホイール内スカスカのブレーキサイズ、レッドキャリパーでもまだまだ余裕あるわけですから今後のブレーキの大型化は必至と考えます、ここも気にした点です。

つまり最新の991は今後10年近く、出現してくるであろう強敵と戦うために相当な伸び代と余力をもって開発されており、本当の991の実力はまだまだこんなもんじゃない！
と考えてしまったわけなんです。

加えて「オプション比率の高まり」も気になった点。以前にも述べたことがあるのですが、インテリアがオプションだらけなのは仕方ないとして、クルマの根幹である「走り」部分がオプションだらけになるのはいかがなものかと。
同じC4を名乗っておきながら走りが全然違う、これは考えものだと思うんですよね。

とまあこんなわけで
「突き抜けた感のありすぎるデザイン」
「最新でも今後のアップデートは明らか」
「オプション付け放題というわけにはいかない」
この3点が今回991C4を見送った要因ということになりますね。

そして最後にこれも以前から言っておりますが、今秋発表予想の911の50周年記念モデル。
この詳細を知ることなしでの発注にはかなり躊躇したということも付け加えておきます。
（恐らく納車時期と発表時期が同時？）

これはあくまでも他車、諸々の背景を意識したもので、いざ991C4が目の前にあれば大満足で乗り回すのは間違いないところ、打算だけで理想のクルマ選びは成立しないということは今回自分がまざまざと経験しました。

991の内装は高級感、質感高く座った時の満足度そして高揚感は言い表せないほど。

でもそれはあくまでもデモカーの話であって自分仕様ではないというところが悩ましい。
内装はとにかく毎日見るところ、重視ポイントです。


今回上陸したカレラ4デモカーはスポーツシートプラス選択にてレザーはシートのみ。
私が考えていた仕様でした。
パネルのレザーの有無は言われれば気づくか？という程度で自分としては許容範囲。
でも一つだけひっかかったことが。

実はそれだけで最低50万以上はかかってくるレザーインテリアを選択しなければドア内張りのラインがアルミ色とならない！ということです。



レザーインテリアを選ばないと、この黄色楕円の部分が•••。



こうなっちゃうんです。とにかくレザーパッケージを選択しないとボディ同色オプションも選べないし、アルミパッケージも選べない。
レザーパッケージでなければこの部位は必ずインテリアカラーと同色になるわけです。



この写真は黄色で強調されていますが、フロントをぐるっと囲むアルミの効果は
ぜひとも欲しかった点。
でもそれにこだわるなら高額レザーの選択が必須、まったくもって苦しいところです。

ポルシェのオプション設定部門担当？もしかして性格に難あり？

991 カレラ4(S)に関してはイメージカラーの関係か、
ネット徘徊していてもなかなか車体色「白」の画像が
見当たりません。
北海道にやってきたのも予想通り「白」以外。

収穫は少ないですが、991＋「白」はエレガントという言葉がピッタリですね。


全てがスムーズで隙のないサイドビュー。
ルーフの下がり具合もマイルドでまさに911の近未来的解釈の具現化。
気になるは「S」の大型ブレーキすら20インチホイールの隙間を埋められていないこと。


私の大好きな「雪とポルシェ」その１
お顔は相変わらずファニー、この角度だとやや気になっていた「目の離れ」も気にならず。
996C4Sであったフロントの差別化がないのはやや寂しい。


「雪とポルシェ」その２
この絵は私にとっては完璧。減点なし！

軽さといい現車C4Sからは極めてスムーズに移行できるのは間違いなし。
意地悪くいえばそれが予想できちゃうってことですか。

明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

新年早々寝耳に水のお話。
なんと唐突に991 カレラ(S)(カブリオレ）の値上げ。
素モデルのPDK価格は30万値上げの1220万円へ。

一昨年のカイエンの時もそうでしたが、あっさりあげちゃいますね〜。
1月や2月にこれをやられると○○年モデル価格発表！にも安心できないということ、同じ○○年でも上半期と下半期で価格が違う。
とりあえずカレラ4は据え置きのようですけど直にあがるのは必至か。
オプション仕分けに加え、価格改定リスクの発生。
これを無理して買うということは相当に「M」の気質がないと厳しいですね•••。

さてさてどうなることやら。