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正岡貞雄のブログ一覧

2020年01月20日 イイね!

それからの中谷明彦が動き出した!?

それからの中谷明彦が動き出した!? 〜それはドローン操縦者への叱声だったが〜

FaceBook の1月17日付けで眼球治療中の中谷明彦君が元気になって動き出したぞ……思わずそう叫んでそのメッセージに飛びつき、一読する。

《操縦者がこの理論を知っていたらドローン突入は避けられたはずです。》
投稿日: 2020年1月17日 TEXT: 中谷明彦 PHOTO: WEB CARTOP

【同じボンネットの穴でも役割はクルマによってさまざま】レーシングドライバーが解説するダクトの意味とは・・・ただその一文の見出しで、そんなことも知らないでドローンを操縦して、正面からの接近映像を撮ろうとした結果がこれなんだよ! と、シニカルに叱声しているが。 



 てっきり、北京でのアクシデントのことに言及しているのかな、と身構えたが、どうやら『Web Cartop』に連載中のレーシングカーメカニズムで、ちょうどドローンを吸い寄せてしまうボンネットの穴についての考察だった。ひとまず読んでみて欲しい。
☆   ☆    ☆    ☆

●ランエボとインプの「穴」の役割は異なる
 三菱のランエボ(ランサー・エボリューション)やスバル車(インプレッサ・WRX)など高性能を標榜するモデルの多くにはボンネットフードに穴が開けられている場合が多い。最新モデルの日産GT-Rニスモ2020モデルではボンネットフードの穴に加え、フロントフェンダーにも穴が開けられた。これらの「穴」が意味するのは一体何なのかを解説しよう。

 一言に穴と表現しても実際にはその形状はさまざまだ。そしてその役割も形状や設置場所によって異なっている。大きくわけると「空気を入れる穴」と「空気を出す穴」に区分できる。前出ランエボとスバル車で見るとランエボは空気を出す穴で、この場合は「エアアウトレット」と表現する。一方、スバル車の場合は「空気を取り入れる穴」で「エアインレット」と表現されるものだ。
だが市販車の場合、ことはそれほど単純ではない。一つはボンネットフードに穴を開けることでボンネットフードの剛性不足が生じ、補強をしなければならない。その結果ボンネットフードが重くなり運動性能に悪影響を与えてしまう。



 またボンネットフードに補強を加えることでボンネットの変形が抑制され、歩行者が衝突した場合などに頭部損傷のリスクが高まってしまう。さらに雨などがエンジンルームにダイレクトに進入してしまうためエンジンや補機類の腐食など耐久性面にも問題が生じ易くなってしまうのだ。
 冬季など外気温度が低い時はエンジンルームから排出された高温の空気がフロントガラスに当たり、ガラスを曇らせて視界を遮ってしまうこともある。そのためにさまざまな対策が必要になってくる。

 アクシデントに見舞われ、施療中の彼がこんなに冷静な執筆をするものだろうか。首を捻ってしまった。
そこで、さらに「Webcartop」を深掘りしてみると、同じ日に「試乗記」として中谷君のTEXT「ディーゼル車と気づかないほどの加速フィールや静粛性! メルセデス・ベンツGLE400dに非の打ち所ナシ」まで掲載されている。それで得心がいった。これは年初、北京に旅立つ前に入稿したものだ、と。



中谷君が北京より帰国してから電話をもらったのは、前週の日曜日、わたしが『みんカラ』入稿をアップし終えた15分後の17時20分だった。そうだ、同じ日曜日なら差し支えないだろう。19日の19時30分、中谷君をコールした。すぐに繋がった。
「ご免、状況を窺っていたので、お見舞いに行かなくて‥‥‥」
「いえ、いえ。ご心配をかけして」
「で、どうなの? F BにWEB Cartopで暗にドローン操縦者を叱るレポートを載せていたけど」
「あ、あれは出かける前にあげた連載物なので」
「そうか、えらく冷静な書き方なんで、そうだろうと思っていたけど、病院の方は?」
「あ、新妻先生のクリニックです。ほら、黒澤さんの『新ドライビング・メカニズム』に登場する先生‥‥調べてもらったら、まだ眼球にレンズの破片が残っているみたいで、あと2、3週間はかかるようです」



 そうか、安心するのは早過ぎたようだ。元気宣言はもっと先か。
近くお見舞いに伺うことを約束して、電話は終わった。ちょうどN H Kの新しい大河ドラマ『麒麟がくる』のオープニング・シーンがT Vモニターに大写しされたところだった。頃合いを見計らって、浅草・蔵前橋に。お見舞い品は何がいいのかな。

2020年01月12日 イイね!

中谷明彦「眼球負傷」ニュースの衝撃

中谷明彦「眼球負傷」ニュースの衝撃〜北京サーキット撮影取材で思い出したこと〜

 正月七草も終わってやっとお屠蘇気分も抜けたのに、また三連休だ。もっともこの期間は走りの好きなカーガイ野郎には、幕張の『東京オートサロン2020』が待っていたから、3連休は大歓迎に違いない。

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*ラスベガスにいたはずのTOYOTA豊田章男社長が東京オートサロンでのGRヤリスのワールドプレミアにサプライズ登場。彼がどれほど「走り」を大事にしているのか窺える瞬間だった! 

 そんな浮かれた気分を吹き飛ばすように「中谷明彦、中国北京サーキットで右目を負傷!」というニュースが、1月9日の夜に流れた。

——レーサー中谷明彦さん右目大けがで「眼球破裂懸念」ドローンがフロントガラス突き破り顔面激突、と。(YAHOO!ニュース・中日スポーツ)

 もしこのニュースを知らないでいたら、その時の衝撃の度合いはどれほど大きかったことだろう。幸いというべきか、そのアクシデントを、中谷くん自身の「F Bページ」への書き込みを、1分後の時間差でキャッチしていたのでおおよその状況は把握していたのだ。彼は中国北京に向かう時に、まずF Bの通信欄で「業務連絡」と断ってから「各位 1月6日から9日まで中国北京に出張いたします。通信環境から連絡とりにくい場合があります。ご了承の程よろしくお願いします」とメッセージし、次に1月9日の午後1時に自身のフェイスブックで、こう明かしていた。

「業務連絡 各位 現在北京出張中ですが、昨日サーキット走行取材撮影中に撮影用ドローンが墜落し車のフロントグラスを突き破って顔面に激突するという事故が発生しました。私は右顔面と右目に大怪我を負い、現在飛行機の減圧により眼球破裂が懸念されるため予定していた本日の帰国にドクターストップがかかりました。

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「え!!」絶句状態が30秒も続いたろうか。その間、私と同じように「業務連絡」をキャッチしたFBフレンズの書き込みがガンガン入っていく。「大丈夫か! 眼球破裂とは只事ではない! みんなが同じ想いだった。問い合わせることが不能な北京での出来事‥‥‥ただ次の連絡を待つ。これしかなかった。

 1日が経って、やっと第2信が書き込まれた。
「各位 昨日お知らせした状況について、多くの皆様から励ましと応援のメッセージをいただき大変ありがたくお礼申し上げます。本日再検査の結果フライト許可が降りました。無事帰国しましたら皆様にご報告させていただきます。中谷昭彦」

 ああ、よかった。みんなも同じ想い。あっという間にコメント欄への書き込みが膨れ上がっていく。帰国してからの連絡を、やっぱり待つほかなかった。その間、北京での走行撮影というフレーズから、中国最大の自動車ネットメディアが筑波サーキットを占有し、中谷君を中心にガンさんや桂伸一君が動員された新車テスト&バトルのことを思い出し、確認してみることにいた。 

   ☆    ☆    ☆

2016年03月01日

『ベストモータリング』筑波で復活!?

中谷君と『第5回ベストモータリング同窓会』を東京で開催する件で、日程の調整をしなければならないのに、中谷君がスエーデンや北京に行ったままで、なかなか連絡がとれない。やっと帰国してくれたと思ったら、実は中国最大の自動車ネットメディアが筑波サーキットで新車テストをやることになって、当分バタバタして時間がとれそうもないという。その辺の様子を中谷君のFBメッセージが短く的確に伝えているので、参考までにコピーしてみると……。

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「毎月北京で活動していた中国最大の自動車ネットメディア・易車網が筑波サーキットに来襲! シビックタイプRとルノー・メガーヌ・トロフィーRSなど注目の車種7台でタイムアタックしました! アタッカーは僕とガンさん、コボちゃん。カートップ誌とのコラボ企画として両メディアでレポートします!」

 ドライバーにガンさんとコボちゃんにお願いし、こちらでの具体的なフォローは『CARトップ』が引き受けてくれた、ロケの日時は2月29日、すっぽり貸し切りだという。それならば、ガンさんのOKをとって、3者会議をそこでお願いしようか、と話がまとまった。
(中略)
 29日の関東地方は午後からの天候悪化が予報されていた。
 ロケの終わる頃に筑波入りする腹つもりで、正午ジャストに練馬の自宅を出たのに、午後1時15分には筑波のパッドックに通じるトンネルをくぐっていた。ピットには中国チームの大型バスが横付けされ、コースの方では間違いなく撮影隊らしいグループが右往左往しているのが、見て取れる。

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 ゲスト用のパーキングスペースにプログレを駐(と)める。隣の富士山ナンバーの白いメルセデスは間違いなくガンさんのマイカーだ。と、近づいてくる見慣れた顔。1997年2月号から「ベストモータリング」の編集長を託した山本亨君じゃないか。そうか、彼も紆余曲折があっていまでは『CARトップ』WEBの責任者に落ち着いていたと報告を受けていたが、この中国プロジェクトの「日本ロケ」を取り仕切っていたとは、面白い巡り合わせである。
(中略)
中谷君が中国側の通訳を連れてきた。このあと、社長を紹介したいという。何か、わたしに話があるようだった。肝心のこちらからの打ち合わせ事項はすでに、前夜の電話で確認済みであったから問題はない。

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 午後の部が始まる。色々と顔見知りが挨拶にやってきてくれる。この空気、まるでベスモのロケである。もし、バトルがあるのなら、ぜひスタートのライト ON、ゴールフィニッシュの旗振りを買って出るところだった。キビキビと流れを取り仕切っている山本君。こんな日がやってくるとは……。

 中谷君がマイクを握って、午前中にタイムアタックした2台、メガーヌとタイプRに寄り添っているガンさん、コボちゃんのインプレッションを聞き出すことから始まった午後の筑波サーキット。降り注ぐ初春の柔らかい日差し。幸い、天候は崩れないままだった。なにかが、こみ上げてくる。

中国からの随行のカメラマンがしきりにカメラで狙っていた。その独特のポーズに大拍手。

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 さてそろそろ、と挨拶をしかけたところへ、今回の北京からの筑波遠征を企画した『易車網』の社長が見えて名刺交換。そうなれば出来上がったばかりの『PORSCHE 偏愛グラフィティ』をがんさんと中谷君のサイン入りで差し上げるのが礼儀だろう。そこからまた新しい「ドラマ」が生まれるならば、ああ、クルマ人生、たのしからずや、である。

☆    ☆    ☆
 恐らく今回の北京出張も、あの時の『易車網』のオーダーだろうから、その対応に心配はないはずだが、と思いを巡らしていると、3連休の中日になって、やっと中谷塾の塾長から、帰国後の「業務報告」が掲載された。

「ご心配をおかけしました。無事帰国し、昨日いつもお世話になっている新妻先生のクリニックで診察を受けました。視力低下や合併症の恐れはありますが、失明など最悪の事態にはならないですみました。撮影時に付けていたレイバンが眼球を圧迫しましたが、割れることなくガラス片を全面に受けてくれたことで両眼とも守ってくれていたようです。レイバンのタフさに先生も驚いていました」

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 心配なのは、むしろこれからのことだが、中谷君もこれまで様々な試練に直面し、きっちりと克服してきた大事な人材である。快癒の報を待っていよう。

《追記》当ブログをアップした15分後、中谷君からTELが入り、元気な声を聴くことができた。反響の大きさ、激励のメール等に驚き感謝していました。 なお、今回の取材は『易車網』との仕事ではなかったそうです、念のため。

 ●その中谷君の大事にしている著書の一つに『PORSCHE 911 ドライビングバイブル』という電子書籍があり、運がよければ3000円の電子マネーをゲットできるチャンスが用意されている。締め切りが1月16日までとあるから、時間の余裕はないが、ぜひ挑戦されたし。黒澤さんの『新ドライビングメカニズム』も同様にゲットできる『ConTenDo』の嬉しいプレゼント。
こちらからどうぞクリックを!

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Posted at 2020/01/12 17:04:51 | コメント(8) | トラックバック(0) | ベストモータリング | 日記
2019年12月31日 イイね!

“『思い出BLOG』の宝石②”突然沸騰の意味を追う

“『思い出BLOG』の宝石②”突然沸騰の意味を追う〜8年半前の「あの頃」がまだ生きている歓びを伝えたい〜


 2019年も残された日があと5日になった12月26日の朝は、ルーティンの「みんカラBLOG」マイページのチェックからはじまった。
 
まず上段にセットされている「PVレポート」から。 
 クリックして眼を剥いた。前日(25日)の来訪者数を報せるピンクの横棒がピーンと伸びている。
「1638」
このところ、すっかり更新するエネルギーを失っている、その申し訳ない状態から見れば、4桁の数字は「え!? どうしたの? 何があったの?」と、驚いてしまう。
新しく更新した翌日、たとえば12月でいえば、3日の「887」は《「南天の朱い実」と「白いテスラモデル3」の関係》である。テスラモデル3の登場は、結構イケる、ナマの題材のつもりだったから、それを2倍近くも超える理由は何だろう。正直、見当がつかなかった。

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 ま、そんなことより、いま手をつけはじめている「みんカラ BLOG」の続き、テスラで箱根のガンさん邸へ向かう原稿を早く仕上げた方がいいのではないか。こう、己れを叱ったものだ。そのせいもあって、「1638」ものカウント数を集めたテーマが何だったか、深く詮索しようともしなかった。

 ところがその翌日(つまり12月27日)の「PVレポート」をチェックしてみて、今度は息を嚥(の)んでしまった。また4桁の訪問者数がカウントされていて、そのトップが前日に続いて2011年07月08日掲載の《『思い出BLOG』の宝石② 中谷明彦君のこと》だった。



う〜ん。ちょっとわからない。「みんカラ」のSPECIAL BLOGを引き受けて直ぐのことだし、ベストモータリングが休刊する『ファイナルバトル』をFSWで催すというので、とりあえず田辺靖彦君に連れて行ってもらったのだが、そこへ中谷明彦、大井貴之の両君もせっかく駆けつけてくれたのに、その時のロケのあまりにも味気ない制作態度に疑問を持ってしまった。その帰りに中谷君とお茶を飲みながら、読者からに目線を喪失していたね、といった話をしたものだが、それを中谷君がかれのBLOGで《最後のロケを見に行ったけど、帰りに正岡さんが「こんなベスモなら無くなって当然。毎月見てくれていた読者に申し訳なかった」と言われたのが象徴的だったね。》と明らかにしたのが、妙に話題になってしまったのを覚えている。

 そんなことが、今になって話題になってしまったのかな。腑に落ちない。おまけに、わたしのi-phone専用のメール・アカウントに、これまで交流のない、記憶のないネームの方から「フォロー」を求めるメールがしきりと届きはじめているし、本拠の、「みんカラ」の方にも「イイね!」の来客が俄かに増加しており、そして嬉しいことにそのお客さんが、さらに同系列の新しいページに「イイね!」という意思を伝えてくれている。それが一気に5〜10項目も連鎖しているのだ。

 さて、どうしたものか。そこでこちらから調査に乗り出すことにした。「イイね!」の中から、こちらからメッセージを送って、今の状況を伝えた、なぜ「イイね!」と意思を伝えていただけたのか。問い合わせることにした。そして選んだのが12月26 日の朝に『思い出BLOG』で「イイね!」してくれ、それを機に直近の項目にまでアクセスしてくれた「ELAN」さんへ白羽の矢を立てる。こんな内容で「メッセージ」を送ることにした。

件名は「お伺いします」とし、以下のような本文を送らせていただいたのである。
     ☆  ☆ ☆

ELANさま

突然ですが、ちょっとお邪魔させてください。その昔、「ベストモータリング」を主宰していました正岡です。
実は12月27日(つまり、今日ですが)、わたしの『みんカラBLOG」を開き、PVレポート欄をチェックしましたところ、異変がありました。


いつもなら、最近ではせいぜい500〜800程度に落ち着いているアクセス数が、その日(つまり12月26日分)は一気に倍増し、1638をカウントしているのです。

そこでさらに1638をクリックしてみますとその詳細が出て来ます。418。『思い出BLOG』の宝石②中谷明彦君のこと・・・それに集中していました。その後、それに関連した項目が続き、特別に新しいテーマでもないし、おや? 何があったのかな、と首を捻っているところです。

そこで該当日に「イイね!」をチェックいただいた中からELANさんを選ばせていただき、どんな経過でわたしの「みんカラ」を選び、その「中谷君のこと」に直接アクセスいただけたのか、お伺いさせていただいたわけです。経歴を拝見しましたところ「北九州市」にお住まいのご様子。わたしも18歳まで北九州八幡東区にいましたし、その親近感から、ちょっとお願いしてみようかな、というわけでした。

勝手ながら、参考までに、中谷君ご指名の経緯を知りたくて、メッセージ欄を利用してお伺いさせていただきました。よろしくお願いします。

東京の歳末の空は、晴れていますが、風の鳴る音が聴こえます。良いお年をお迎えください。

     ☆    ☆ ☆

送信したのが午前11時27分。3時間が経って、「ELAN」さんから返信があった。

「ご指名ありがとうございます。
只今日帰り出張中のため、後ほど改めて返信差し上げたいと存じます。
                          エランより」

 そして、7時間30分後、「中谷さんの件」とタイトルして、メッセージが届いた。社会人としてのかなりの経験を積んだことが察せられる、配慮の効いたレスポンス。こうした交流、ベストモータリング同窓会と相通じる空気に嬉しくなる。
   
☆     ☆     ☆    

お待たせ致しました。

簡単に申し上げますと、多くのフォロワーを抱えている『みんカラ』ユーザーの「クラゴン」さんが正岡さまのブログ記事を下記で引用されたからです。

「モータージャーナリストのドライビング判定」

「モータージャーナリストのドライビング判定の続き」

彼はみんカラセレクトで、クルマ業界有名人ブログとして紹介されています。
「クルマ業界有名人ブログ」

 正岡さまもSpecialBlogとしてみんカラより紹介されているのと同じように、クラゴンさんも影響力をお持ちと存じます。
クラゴンさんはドラテク教室を開催されていますが、辛口レビューでも有名です。
その彼が正岡さんや中谷さんを尊敬しているという内容の記事でした。



私もベストモータリングのファンであり、黒沢元治さんや中谷明彦さんのファンです。
そういった人間にとって、正岡さまの記事は関心が高いですし、イイネされた方も多いのではないかと思われます。良い意味で、正岡さまの記事を読んだ人が多かったのではないでしょうか。

ちなみに、私も幼い頃に八幡東区の桃園に住んでいました。
亡き父が新日鉄八幡(いまは日本製鉄ですが)工場に勤務しており、その社宅で育ちました。(中略)

個人的にですが、数年前より走行会主催をしてきました。
峠や高速道路での危険運転を防ぎ、モータースポーツの裾野を広げることを目的としております。
今後もモータースポーツの発展と理解を広げるべく、活動して参りたいと思います。今後ともよろしくお願い申し上げます。

           ☆   ☆   ☆

やっと、コトの核心に近づけたようだ。早速、教わったクラゴンさんのU R Lを開かせていただいた。おお、なんと好ましい、走り屋魂の熱い空気に満ちた「みんカラ」ページ。それにびっくり、「クラゴン」さんは「ベストモータリング同窓会」のメンバーじゃないか。それも相当に早い時期に入会いただいている。



 なるほど、そうだったのか。お会いしてないのが不思議なくらいだ。それにしてもフォロー数が249、フォロワー数にいたっては1864か。自らを「趣味はドライビング鍛錬、特技はドライビング指南クラゴン親方です」とはっきり言い切る背景も理解できた。

 その「クラゴン親方」が「ジャーナリストのドライビング判定」について所論を展開しいていて、その中で中谷君のことに、こう触れていた。

――ハッキリと言うと、スポーツ的な車種の性能を引き出すだけのスキルがない人がけっこういらっしゃるように見受けられます。
スポーツモデルをサーキットに持ち込んだら、そこで見るのは限界の性能と言ってもいいでしょう。

で、そのインプレをする人は、果たしてクルマの評価を正しくできるだけの腕があるのか。クルマの評価を正しくするなら、それだけのドライビングスキルがあるかどうか、という評価をされるのもまた必然です。
 
もう懐かしいけど、ベストモータリングは良し悪しがわかったじゃないですか。その結果として広報車チューンなんて事件もあったりしたけど、それはつまりキッチリと評価していたということでしょう。



尊敬する中谷さんは、「読者に正しく伝えられなくなった」という理由で、ベスモを降りたと記憶しています。と思ったら初代編集長の正岡さんのブログがありました。

そうそう。映像のイメージはともかく、中谷さんはマジで熱いクルマ好きですから。オレもドライビングに対する理論的な考え方は、中谷さんの影響を強く受けています。

ベスモがすごかったのもそうだけど、本当にすごいのは、あれだけのメンバーを束ねて毎月映像を出していた正岡さんだと思う。

クルマは進化して、伝える手段も進化して、伝える質が退化しているというのは、クラゴン部屋というクルマ好きが集まる現場にいる親方として、けっこう心配になるところです。

☆    ☆ ☆

ELANさんの誘導で、ともかく発火点まで辿り着くことができたが、その考察と引用が長くなった。





 ともかく「クラゴン」親方がいかにスポーツマインドに満ちた「カーガイ」であるかもわかった。己れのスキルを高めるためにニュルブルックリンクにまで遠征し、耐久レースに出ているのも、胸が締めつけられほど理解できた。
もう少し時間をかけて、「クラゴン」親方を中心に広がっているものを見極めてから、さらに筆を進めたい。

ああ、もう直ぐ除夜の鐘を撞く時間。皆さん、どうぞ佳いお年を。








Posted at 2019/12/31 23:07:24 | コメント(9) | トラックバック(0) | 還暦+白秋期の23歳 | 日記
2019年12月17日 イイね!

2020年次RJCカーオブザイヤー速報グラフィティ

2020年次RJCカーオブザイヤー速報グラフィティ〜12月16日、日産・三菱連合軍「K CAR」授賞までの私的記録〜

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*デイズ/eKワゴン&Kクロスでイヤーカーに選ばれた日産・三菱の連合軍


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*カーオブザイヤー インポート部門最優秀賞のBMW3シリーズ

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*テクノロジーイヤー最優秀賞の日産プロパイロット2.0(スカイライン ハイブリッド)

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*カーオブザイヤー特別賞は急速充電規格「CHAdeMO」が選ばれた

 2020年次のRJCカーオブザイヤーの第1次選考会は11月1日、いつもの青山大学隣接の「アイビーホール青学会館」ではなく、芝の「日本自動車会館」に変更されていた。地下鉄大江戸線「大門」駅から徒歩4分という案内だったが、方角が掴み難く、少々迷子になってしまった。それでも初めて芝大神宮に参詣できたから、「よし」としよう。

「どうぞ、今年次はセダン系に御加護がありますように」と、本気だったせいもあって、手を合わせ、1000円札を1枚、賽銭箱に納めさせていただいた。

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 S U Vも軽自動車も恐ろしく進化を遂げたのはいいが、きっと時代の波は変わってくるはずだ。やっぱりクルマの正道を貫くセダンに、いまこそ力点を置いて欲しい。

 さて、その願いは通じただろうか。開票が進むと、さすがにインポート部門ではBMWの3シリーズが、いわば予選トップという形ですんなり選ばれた。が、国産車部門となると、HONDAのインサイト、TOYOTAのレクサスUX、スープラ、そしてカローラ/カローラツーリングワゴンまでが6ベストの枠から弾き出されてしまった。日産のスカイラインは5位、 MAZDAのM3は6位というテイたらくであった。なんとも情けない。ま、スカイラインは、日産が「テクノロジー」 部門を狙っている空気があって、そちらに力点をおいた同僚会員が多かったようだ。細かい内容は別掲の写真から参照いただきたい。

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 開票終了後、真っ直ぐ、T O Y O T A広報の責任者に声をかける。
「11月12日の《ツインリンクもてぎ》でのテスト走行と投票会に行く際に、できればカローラをお借りできますか?」
 例年、この「もてぎ行き」に行く時に誰とどの車で行くか、に拘(こだわ)ってきた。走り心を燃え立たせるために35GT -Rを指名したり、去年は18年間連れ添ってくれたプログレとのラストランを楽しんだり、と。

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 しばらく間を置いてTOYOTA広報から返事があった。いま、カローラの広報車の台数が少なく、全部、スケジュールが埋まっています、と。この時期、恐らくそうだろうな。加えて、替わりにこれは?という提案も、残念ながらなかった。
 
 翌日、HONDA広報に電話を入れる。インサイトが残念ながら6ベストから外れ、ツインリンクで走れないのが残念だから、モテギとの往復になんとか借り出せないだろうか、と。
 HONDAのレスポンスは明快だった。インサイトはすでにスケジュールが取れないが、FITのセダン版「GRACE」はいかが?と。 HONDAセンシング付きでハイブリットだし、7段DTCの切れ味もぜひ試めして欲しいという。

 こちらに否応があるはずはない。モテギに行く日の午前10時に、ご指名の5ナンバー、コンパクトセダンをピックアップに伺うことを約束する。

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 11月11日午後2時5分前。約束の時間が近づいたので、わたしのマンションの駐車場に降りていくと、すでにRJC前会長の飯塚昭三さんが、駐車してあるブリリアントスポーティブルー・メタリックと呼ばれるグレイスのそばに立って、柔らかい笑顔でわたしを迎えてくれる。

 かつての富士フレッシュマン時代の盟友も、RJCの会長職から解放されてからというもの、どこにいくにもご一緒しようと約束ができていた。ホテルも同室と決まっていた。

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 飯塚さんにステアリングを預け、外環道から、常磐道へ。5時までにホテルに着けばいい。水戸I Cの手前、120kmほどを走ったところで、友部SAに立ち寄る。正面にスターバックス。ここまで頑張ってくれた飯塚さんに、カプチーノをご馳走しよう。そこで飯塚さんが今回の「特別賞」強く推したいという『急速充電規格=CHAdeMO』(チャデモ)について、一歩踏み込んだ説明を聴かせてもらうことにした。    

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(この私的記録、次回更新へ。しかし選考結果は速報性が求められるので、一挙にグラフィティとして紹介したい)




●RJCのホームページで《第29回=2020年次 RJCカーオブザイヤー最終報》がアップされたので、ぜひこちらへどうぞ。力の入った内容です。
Posted at 2019/12/17 22:28:45 | コメント(6) | トラックバック(0) | 還暦+白秋期の23歳 | 日記
2019年12月15日 イイね!

『テスラ疾走』はガンさん邸訪問までお預けか!

『テスラ疾走』はガンさん邸訪問までお預けか!

〜はじめに《第2回ベスモ同窓会》ありき〜


 



 4ドアセダンのテスラ モデル3 は3タイプあって、CMOさんがオーダーして1年目にやっと手元に届いたのは、その最強バージョンの「パフォーマンス」だという。
 動力系は前後に二つのモーターを装置するAWDである。出力は明示されていないのはこれまでのテスラ同様だが、時速100kmに持っていくまでの加速は3.4秒と伝えられるから、これはとんでもない快速の持ち主だ。巷間、You Tubeで流れている動画には、モデル3がフェラーリを軽々とぶっちぎるシーンもあるくらいだ。

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 そんなコックピットにはステアリングと15インチの大モニターしかついていない、このシンプル極まりないE V車を、いきなり試乗ドライブできるほど、もうわたしは若くないし、I Tと関わる手続きの煩わしさに少々、うんざりしている。
ともかく約束のランチをとりながらCMOさんからテスラの説明をしてもらうことにした。

 CMOさんから鎌倉パスタは食べ過ぎちゃうから、できたら別のところを、とNOサインが伝えられた時から、サンライフ練馬の2Fにあるレストラン「月の風」に案内しようと、決めていた。
 近くの古くからの和菓子屋さんが経営する、イベリコ豚の網焼きが評判の明るいお店である。

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 ステアリングを握っているCMOさんにサンライフ練馬の脇をひと周りしてもらってから、最寄りのスーパーマケットの駐車場にテスラを導いた。

サンライフ練馬に向かいながらのCMOさんとの会話。
「黒澤さんや中谷君がきてくれて、第2回目のベスモ同窓会をやった時に初めて会ったんだっけ?」
「そうです。すべてがそこから始まったのです。2013年10月の20日まで覚えているほどです」
「そうだ、その時、CMOさんがみんカラにアップしたそのベスモ同窓会のレポート、文章もいいけど写真の撮り方、仕上がりの質、プロかと思った」
「ありがとうございます。その後のベスモ同窓会編の単行本《PORSCHE 偏愛グラフィティ》まで撮らせていただきました」
「そうでした。まあ、そんなご縁の始まりをなんとなく思い出して、その時の会場のレストランもいいかな、と」
「嬉しいです」

 因みに、CMOさんの「みんカラ」ページには、その触れ合いの発端となった第2回ベスモ同窓会の模様が、こう記録されている。その文章と写真は、いま読み返しても、生き生きと臨場感にあふれているのでぜひご一読あれ。
ベスモ同窓会 in TOKYO(こちらをクリックください)

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*6年前、4月に中山サーキットでの最1回集会のあと、今度は東京でとサンライフ練馬で第2回目が。ベストモータリング同窓会は第5回目まで会を重ねている。


 折からランチタイムということで『月の風』はすでに、いくつかのママ友グループが、美術館と向き合う南側の席は埋まっていたが、幸い東側の公園側のひと席に座る。
メニューを見て、やっぱりパスタ類はパスして、狙い通りのイベリコ豚網焼きでいくことで意見が一致。焼き上がるのに10分ほどかかるという。一息ついたところで、こちらから質問。

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「見た感じ、今度のテスラ、随分とコンパクトにまとめているけど、全幅は1850cm内に収まっているでしょう?」
「そうです。わかりますか? これで立体駐車場でも利用できます」
「インポーター各社のセールスも、それで随分、苦労しているから。いくら日本市場に合わせて車幅をその線にしてくれ、と強く本社に要請しても、なかなか訊いてもらえないと、嘆いているもの。ま、そこに気づいているVOLVOジャパンは本社を口説き落としてS60、V60はバッチリ1850できているもの。テスラがいかに日本市場を大事にしているか、その証拠だね」

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「その柔軟さは、彼らの車づくりのいろんなところで驚くほど発揮されています。今日はその辺を味わってくださいよ」
「自動運転技術のレベルは、まだ3(註:限定した地域=条件でシステムが全運転を担うが、継続が難しい場合は人が対応)に行ってないんだよね」
「運転支援ですから、レベル2(註:システムが前後・左右の両方を制御)。カメラはいっぱいついていますよ」
「なるほど。ほとんどの運転操作はあのでかいディスプレイで賄うのだね」
「ま、やってみてくださいよ。結構、これまでにない世界がありますよ」
「だろうね」

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 ちょうどそこへ焼き上がったイベリコ豚の網焼きが運ばれてきた。揚げられた、、ポテトと卵スープに白いご飯。手軽なランチ値段から言って、そんなに上質なイベリコ豚のものを期待していたわけではないが、程よく網焼きされ、脂のまわったその焦げ痕に縁取られたその肉は、うん?と思わず声を上げたほど、口の中で柔らかく、ふんわりと広がっていく。
「いいですね」
 短い言葉だが、CMOさんも料理の味に賛同する。

 気分の良いランチを平らげたところで、再びテスラ談義。ただ、こちらは少々、時間を気にしていた。

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「L I N Eで断っていたように、3時からマンションの子供たちを集めてXmasツリーの飾り付けをする約束があって、せっかくの機会を用意してもらったので関越自動車道を川越まで一走りできるつもりだったけど、今日はちょっと無理みたい。マフラーもついてないスポーツセダン。その滑らかな快足ぶり。今日はナビシートの試乗で十分です。この後、そのあたりを一回りして、運転は次の機会に譲ります」
「了解です」
快くCMOさんは首肯してくれる。

 そこで切り出した。12月末の箱根・黒澤邸の餅つき大会に一緒しないか、できればその時のテスラとじっくり語り合えたら嬉しいのだが、と。もちろんCMOさんに異論はなかった。ただ餅つき大会の日によっては他の約束とぶつかるかもしれない、と。

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*今年もお邪魔します! 杵をつくガンさん。受け手は翼君。

 わかった。今夜にもガンさんに日程を確かめてから連絡しましょう。それが叶えば、「テスラ疾走」に対応できる準備を、こちらも用意しなくては。
 
サンライフ練馬から駐車場へ向かう。黄金色に輝く銀杏並木を抜けるこちらの足取りも、かなり弾んでいたのではないか。
 翌日、早速、黒澤さんの携帯電話に、様子伺いのアプローチをする。アジアンルマンの結果(3位で走っていながら最終周にガス欠)を悔しがっていた。そして餅つきの日程はいつも通りの設定だという。お待ちしています、と言ってくれてガンさんの電話は切れた。

 その日の夕方、LINEで餅つき大会の日取りを連絡。と、残念、その日は先約がありますゆえ今回は参加できません、とガックリくる返信。仕方がないか、と諦めかけたところで、その2時間後、訂正、その日は都合つけます、調整中です、と嬉しいLINE。
 目を閉じて、つい先日逢ったばかりのテスラモデル3の白い肢体が、のびのびと東名高速から小田原厚木道路、そして箱根路を疾走するのを、すでにシミュレーションしはじめている。

 懲りない「還暦+白秋期の23歳」である。   (以下、次回更新へ)

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Posted at 2019/12/15 02:56:02 | コメント(4) | トラックバック(0) | 還暦+白秋期の23歳 | 日記
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「パドレスに連敗し、地区首位の座から転落したドジャース。とにかくベンチの空気もよくない、しかし第3戦は山本由伸が先発する。午前5時にアラームをセットして朝を迎えた。翔平の表情も重い。1打席ごとに祈る気持ちが強くなる。7-2として最終回、登板した松井の高めの球を捉えた!間違いないぞ!」
何シテル?   08/25 13:01
1959年、講談社入社。週刊現代創刊メンバーのひとり。1974年、総合誌「月刊現代」編集長就任。1977年、当時の講談社の方針によりジョイント・ベンチャー開...
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