shiro4のブログ一覧

春に向けてドタバタしてきて発信一辺倒気味ですけどご容赦ください。みん友4ringsさんご指摘の992GT3リアバンパー延長、これにはハッとさせられました。どのメーカーもここ数年空力への取組は凄まじく、元々空力が苦手の911にはツライところ。RSRはこの空力問題の解決のためもあってかRRをMRに切り替えるという英断も数年前に下しています。さすがにそんな荒療治はできないGT3にどんな対処を？

今回はリアディフューザーに的を絞って。後輪以降の空気の跳ね上げ、これが肝です。


でも911のようなRRだとリアエンジンが邪魔して空気を跳ね上げることができないのです。それでもディフューザーを付けるという涙ぐましい努力をした結果、下擦り事象が頻発して取り外す人もいたとか。（これはかの911R）


それを尻目にMRの718GT4/spyderはサイレンサーを変形させて大きく空気を跳ね上げるようにした、開発陣ニンマリでしょう。


で、992GT3。後端ギリギリまでディフューザーをおいてより大きな空気の跳ね上げを狙ってる。当然バンパー後端の延長が跳ね上げをより大きなものへ。


いや〜細かいところまで攻めてますねGT3。ショールームで見てるだけで至高のひとときを過ごせそうです。

さて今回はまさに賛否両論のGT3の外装篇。私はポルシェが提供するモノは基本全て前向きに受け取ってしまうよう洗脳されているので💦今回の樹脂多用、ブタ鼻？、無理矢理感の強いスワンネックリアウイング、全て無問題、軽快なはずのGT3のリアビューが随分重々しくなってしまったな〜というネガ印象はありますが、ま、いいかレベル。そもそも992自体がそうですからね。

デザインは現役レーサーRSRのコンセプトをかなり意識しています、ゴテゴテしていないこのウーパールーパーのような近未来感は嫌いじゃありません(^^)


フロントの黒樹脂の多さは確かに気になるところですが、リアルカーボンが飛び石で削れてくのも精神的によくない💦　ここはカーボンラッピングかな？でも他の樹脂との整合性を保つには高い技術力と手間がかかりそう。私はブタ鼻は不思議と気にならないんですよね〜。


リアビューは整流フィン多用で凹凸激しくかなりゴツイです。眺めるのが楽しそう。
エンジンフードにさりげなく4.0の刻印が、、、、その気持ちわかります、笑。


スワンネック採用に関しては重くなったリアイメージを少しでも軽く、というデザイン部門からの要求もあったのではないかなと考えます。リアLEDライトの重心の高さから今迄通りのウィングデザインだと巨尻、腰高が強調されてしまう。見慣れたからいいです、笑。

というわけで全4回の私的GT3評、お金があるなら欲しいです。でもGT4の倍以上の価格、20、21インチの巨デカタイヤに巨デカブレーキ、ってことを考えるとサーキットで走る敷居はかなり高くて悶々としちゃいそう。その意味ではGT入門系のGT4はホントいい塩梅でバランスされていると思います、それでもタイヤデカイけどね。

結論、サーキット行かないでTPを愛でる、991.2でも可、笑。

久々にGT4に乗って感じるのはコックピットに座った時の安心感。2011年991登場時からの流れですからもう10年、安心感は古臭さの裏返しでもあります💦　992となってゴージャスさも纏いながら一気に時代の先端へ、でも走りのGT3にここまでいるか？車格は確実に上がっているのでOPも多様化（まだよく見てませんが）、ここは購入層からは歓迎されそうですね。

GT3の内装で議論になるのは大きなまな板状DISPと幅広センターコンソールでしょうか。


巨大DISPには賛成です。サーキットでトラックプレシジョンアプリを使用した際、このDISPにラップ情報が大写しになるのは有用、情報は簡潔かつ見易さが重要。


電気シェーバーから古典的デザインのシフトノブに変更したことで一番良かったことは992で目立っていたピアノブラックの面積が縮小されたこと💦　この画像では気になっていた不要な幅広感はあまり感じません。ということで私は走りのGT3と快適ゴージャス内装のミスマッチは十分許容できるしむしろ歓迎という結論、高いけど（そればっか）。

で、最後はGT3から搭載の新機軸シフトアップインジケーター。

メーターリングの両サイドでインジケーターが上昇し、、、、


蒼くなったらシフトアップ！！　これは見やすいと思うな〜。でもここまでブルーをフューチャーしちゃうとシャークブルーを選ぶしかなくなっちゃうのでは？💦💦

そんなわけで今回も原点要素が見当たらない、、今日はこんなところで。

格好のネタである992 GT3、ブログ一編で終わらせちゃうのはもったいない！ってことで思いつくままに992 GT3。多分今回のGT3の進化で一番大きいところってフロントサスの変更だと思ってます。素992でフロントトレッドが拡大したからこそできた非常に大きな変化、これ以上の変化ったらあとはミッドシップ化くらいじゃないだろうか。
フロントサスのダブルウィッシュボーン化。古典的F1をプラモデルでよく造った身としては馴染み深いサスペンション型式。


992 GT3 フロント下からの見上げ図。まさにF1。


これは997かな。RRのポルシェは元々フロントサスには重きを置いてなかったとか。確かにシンプル。
これで走りがどう変わるなんてコメントは全くできませんが、911の歴史の中でも変更上位になるものだと思います。「718GT4は991GT3のフロントサスがそのまま移植された。」という文言に狂喜乱舞したものですがそのサスペンションは完全に過去のモノへ追いやられたということですね💦

そして足回りといえばもう一つ。

前後ブレーキキャリパーの位置です。ズレちゃってるの？っていうくらい仰角がついてる。低重心のためにやってるなら凄いな。

今日はこんなところで。

ようやく992GT3が正式発表。長期間のティーザーでちょいと疲れ気味。今のポルシェがGT3を造ったらこうなるっ！そのままの体で登場したという感じですね。素直にカッコイイと思えるし手元にあったら幸せなんだろうな〜って思います。ただ992の元々持つ高級感と汗臭いラップタイム削りを一緒くたにするのはちょっと欲張り過ぎなのかな。でも私も含めてそんな乗用車を求めているのも確か、快適に速く、やはりポルシェは凄い。


ここからは私見。今までGT3といえば「上質できめ細やかな機械音」というイメージだったのですが992GT3、やや低く粗い、そう、我が718GT4を若干想起させるもの。お、大発見！と思って991.2GT3を見てみると最初はおんなじ、汗。でも同じ全開エリアを聴き比べてみるとやはり991.2GT3の方が「硬質できめ細やか」なんですよね。992GT3はGPF装着、オフィシャル見解ではその影響のない素晴らしいエギゾーストサウンドとのことですが私は影響アリと睨んでます。

今日は992GT3発表ネタでみんカラも賑わいそうですが、これなら皆さんと被らないでしょう。そしてまた「shiro4＝音キ○ガイ」と印象付けてしまいそうですがそうでもないんですよ💦