・・・・・・ごめん!(何がだ?)。
車でも久しぶりにスズ菌を取り上げたくなったんだ・・・・。
ほ~れ!おじちゃん節分も近いしスズ菌撒いちゃうぞ~!豆まきだよ~!流行性スズ菌の恵方巻だぞ~!Ψ(`∀´)Ψケケケケケケ
はい、私はスズ菌培養の「アンブレラ社」と呼ばれていますが何か?。
培養ハザ~~~~~~ド!
でもね、スズ菌さんったら車では案外真面目なんです、泣く子も嗤う40ん万円とか泣く子も夜泣きに癇の虫な70ん万円とか、庶民の味方でもあります、最近のはデザインも良くなりましたね。
さて、そんな車では真面目なはずのスズ菌さんですが。
遊び心が爆発!暴走族した車もあったんです。遊び心あるなぁ~は今のスペーシア(メタル)ギアのCMですが。
【SUZUKI X-90】
「スズキ エックス・・・」
さて、ここで問題です!、「90」は正しくは(公式では)何と読むか?。
答え(公式名称)は「エックスナインティ」なんですよ。
そこ!「キュウジュウ」とか「キュウマル」(戦車か?)とか「キュウゼロ」とか呼んでいたそこのあなた!、ただちに浜松(メッカ)の方向へ向けて修ちゃんごめんなさいと土下座を捧げるように!。
えっ?、じゃあ私は正式名を知るまではなんと呼んでいたんだよですと?。
エックス・・・・きゅっ・・・きゅ・・・キュウジュ・・・・
冷やし土下座始めました・・・・・・。
というか、大半の方はどんな車だったっけ?知らねーよ!になっていそうなので
これです、これがスズキX-90です。
1995年のデビュー、1993年にプロトタイプが欧州のモーターショーや東京自動車ショー歌で発表・・・あの子をペットにしたくって(今見ると凄い歌詞だな)、どちらかと言えば欧州での反響がかなり大きかったそうで、販売となりました。
ここらでスペック。
水冷直列4気筒SOHC16バルブ、排気量1590cc、最高出力100馬力です。
ベースとなっているのは
こちら、初代エスクードのショートボディ、私はこれも大好きですけどね、ラダーフレームでわりと本格派なクロカン車ですし。
これの角の立っている部分を
無理矢理削ぎ落として丸くして、リヤシートは浜松に投げ捨てて2シーターに、屋根は開口部の大きなTバールーフにしてみましたと。
こんなナリですが、実はジムニーと同じくラダーフレームなんですよコイツ、ただし、エスクードよりも若干車高は下げられていますが。
Tバールーフを外すと見ての通りかなり解放感に溢れています。まあ、Tバーの泣きどころである継ぎ目の腐り(錆び)は発生するみたいですが、MR-2や130のZみたいに。
さて、ショーでの反響は大きかったわけですが(一応東モでも)、鳴り物入りでデビューしたんですが・・・派手に転けました。
そう、スズ菌バイクの最早伝統芸である「販売面で爆死」を車でもやらかしてしまったのですw。
まず、実質生産された期間はたったの2年間(1997年まで)、何がいけなかったのか?、まず、1600ccというクラスのそれも(一応)SUVタイプの車で「2シーター」って・・・
「(ピー)トップが、なかまになりたそうに、こちらをみている!、珍車ワールドで!僕と握手!」
いや、でもこの子は一応リヤシートがある「4シーター」でしたし(子供なら乗れるし、大人一人なら限りなく拘束系SMに近いけど乗れるし)、でも、これも商業的には成功したとは言えませんし。(ピー)トップは1993年の発売でしたがスズ菌さんはコレの売れ行きを見ていなかったのやら?、それでも出すのがスズ菌の心意気だ!(いや、自爆テロとも)。
エスクードは端整なスタイリングでしたが
ん~、いや、悪くない・・・悪くはないんだけど何でしょうかこの寸詰まり感と言うか、後ろから見ると如実にそれが解ります。
もうひとつ言うと・・・何故か漂う「鳥山明」感、Dr'スラ(ピー)プにそのまま「んちゃ!」しても違和感が無さげと言うか、しかし、現実世界ではそうは行きませんからね、リアルワールドでは違和感しか無い車に・・・現実世界でも上手く鳥山ワールドとも融合しているのはハスラーぐらいかなと。
たぶんですが、デザイン段階では「イイぞ~これ!」だったのが、いざ形にしてみたら「どうしてこうなった?」になってしまったのかもですね。
そんな訳で商業的には大爆死、なんか話によると販売登録された台数は1300台ちょっとほどだとか?。
上記した通り1997年には販売終了、実はスズ菌の中ではかなりレアカードオープン!な車なのです。
さて、中古市場ですが。
レア車ですもの~そりゃ高額ですよねぇ~・・・。
泣く子も嗤う38万円(走行10キロオーバー)、泣く子もドンだけぇ~!60万円(走行8万キロほど)、泣く子わ゙い゙ね゙がぁ゙~!👹💢77万円(これも走行8万キロほど)、泣く子・・・もう止めて!X-90のライフはゼロよ~!
レア、レア車って・・・何かね?(北の国から92'の菅原文太で)
はい、レア車ですがいい値段でしょう?、余裕の価格だ。レアさが違いますよ(涙)。
エスクードベースでカプチーノを造ろう!➡反響は大きいぞこれは行けるぞ➡けど、流石にSUVとしても中途半端だしスタイル寸詰まっているしこれなら皆さん価格も大差無いエスクードを買うよね?➡どうしてこうなった?
こういう流れになってしまった生まれの不幸を呪うがいい・・・それがスズキX-90かと。
でもね、擁護しますけどエスクード譲りのタフなラダーフレームのシャシー、5MTも選べるトランスミッション、寸詰まりとは言え唯一無二なその個性的なスタイル、正直程度の良いのがあれば冬の脚として欲しいです。
イジるなら?リフトアップしてあげるとなかなか決まりますよ。車高を上げて乗りたいです。