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マヨイガのブログ一覧

2022年10月29日 イイね!

タナカさんと(翼なき野郎ども篇)

晩秋です。ふと、秋の海が見たくなり新ルートを開拓してみました。


稲刈りも終わった田舎道を通り。
滝川市内から目標国道451号線へ、雄冬(おふゆ)方面の海を目指す。


道の駅うりゅう(雨竜)へ・・・あれ?


YoYo's(大泉洋&木村洋二アナ)のお出迎えを受ける、顔出し看板かよw。
いや、ちょっと待て~い!、これ道を間違えてるなと気付いて缶コーヒーを飲みながら再びルート検索・・・あ、451号線への分岐点を通り過ぎとるがやw。
雨竜(うりゅう)まで来ちゃダメじゃん!と来た道を引き返す。
来シーズンはこのルートで名寄市を目指すか・・・。
気を取り直して国道451号線へ、ここ・・・なかなかの酷道でした。
道幅狭め、しかも長いこと手入れしてねーだろレベルでバンピーな凸凹道路、ただカーブの連続は楽しい80R、60Rのキツイカーブの連続が楽しい・・・路面が凸凹だけどな。
これが無ければかなり楽しいワインディングロードなのにな、飛ばす気になれず。
日本海側へ、雄冬(おふゆ)町から増毛町・・・ぞうもう・・・じゃねーから!w「ましけ町」な!。
余談、北海道には「毛無(けなし)峠」という髪の毛が不自由な人に対して、ハゲしく追い討ちをかけるが如くな名前の峠もありますよ、小樽方面です(バイクや車でよく遊んでいました)。







増毛町の海、今後、髪の毛が抜けませんように・・・(祈願)。
やはり磯野カ(ピー)オ、いや、磯の香りは良いねぇ。
そのまま海岸線を北上して留萌市へ。


まさに・・・ゴールデンケイプか(カムイじゃないよ)。
黄金岬、留萌市にあります。ここから見る夕日が綺麗なんだとか。



留萌港、港を眺めながら、



ニシン蕎麦をいただく。以前も紹介した道の駅留萌(るもい)にて、以前夏場に行った小平(おびら)のニシン番屋で食べて以来、ニシン蕎麦にハマっていまして。
ニシンの甘露煮がのっているだけのシンプルな蕎麦なんですけどね、留萌の道の駅の前に小さな屋台村がありまして、ハンバーガーやらうどんや蕎麦とかすり身の天ぷらとかニシン親子弁当なども売っているんです。ここのはニシンの甘露煮が大きめで美味しかったな。


お隣のお店のタコ天もいただく、揚げたてで出してくれるので熱々で美味し。

別の日、いよいよシーズンオフへ向けてバイクを整備、チェーンに注油して、しっかりワックスで磨いて。
〆(しめ)のプチツーリング、いや、注油したチェーンの余分な油分を飛ばすという目的もありますが。
南富良野の道の駅へ。


南富良野の道の駅は、今年からすぐ隣にアウトドア用品で有名な、mont-bell(モンベル)のかなり大きなショップがオープンしたんですよ。まあ・・・これにかかる談合や賄賂をやらかして、南富良野の前町長は警察に逮捕されちゃったんですけどねぇ・・・・。
このショップにはレストランが併設されていまして。


ナポリタン(大盛)がメニューにあって、ナポリタンが食べたくなったらたまに行っています。メニューは他にも色々あるんですけどね。
建物の横のオープンテラス側にも小さな食べ物のお店が数件あります、その中に何故か肉屋さんもあって、道産の様々な種類の冷凍のお肉の自販機もあります。店内でハンバーグやステーキを食べることも可能です。
モンベルのライダー用小型テントそのうち買おうかな。

富良野市内の富良野マルシェに帰り道に寄って。


パンプキンスープ(期間限定)で冷えた身体を温める、このスープは美味しかったな。カボチャがベースでオニオンの風味も効いてて、甘いだけじゃないホッとする味でした。



以上を持ちまして、本日バイク屋さんへタナカさんを冬眠のために格納、今シーズンはこれにて終了であります。


翼なき野郎ども(泉谷しげる)

翼は来シーズンまでお休みです。

さて、冬眠中に


Wood Stock(ウッドストック)さんのバックステップキット、後ろへ40mm、上へ40mmステップを上げて後ろへ下げます。
SV650Xはセパハンなのにステップが前方に来すぎているので、多分無印SV650のアップハンドルに合わせたステップ位置なんでしょうね、セパハンにはステップの位置が合って無いんです。もう少し後ろへ下げて、上に上げたいので導入します。ちなみにウッドストックは広島のショップさんです、チューニングなんかもやっていますね。ヨシムラからもステップはありますが高額過ぎるので見送りです(8万円オーバーです。)


A-TECK(エーテック)さんのラジエーターコアガードタイプR、真ん中が細かい網目で、それ以外は広めの網目という変わった雰囲気が良いので、昔のバイクはラジエーターガードは標準でついていましたけどね・・・。本当は黒が良かったんですが、案外国内のマトモなパーツ屋さんにはないんですよ、中華製はアウトオブ眼中なので。



Baby Face(ベビーフェイス)さんのフレームスライダーもやります。転ばぬ先・・・いや、転んだ後の杖ですなw。
以上三点、発注済みです。


本当は・・・リヤサスもろくに収縮しなくて動きが渋くて固すぎだから、交換をしたいなぁ・・・オーリンズか?
Posted at 2022/10/29 22:59:47 | コメント(0) | トラックバック(0) | SV650X | 日記
2022年10月22日 イイね!

好きな車(* ゚∀゚)

最近は国産が多かったので、ここらで外車を。
お国はドイツ、バイエリッシュ モトーレン ウェルケ(BMW)さんからです。

【BMW M1】
はい、BMWのM1行きます。

時は1970年代、BMWには悲願がありました。


あの人とは・・・・シュトゥットガルトのポルシェさんです。

1970年後半、BMWはレースシーンでポルシェに差をつけられて苦戦しており、特に販売に直結する市販ツーリングカーレース市場においてポルシェに勝てる車が必要となり、「BMWモータースポーツ」(つまりM社ですな)を新たに設立、市販車をベースに特殊なチューニングを施したMモデルを開発して、レースシーンにフィードバックしていくという形を取ることにしました。

そこで最初に開発されたのが


歴代BMWのMシリーズの初号機たるM1なのです。

スペックはこちら。
水冷直列6気筒DOHC24バルブ、排気量3453cc、最高出力277馬力です。

さて、BMWさん、M1のレイアウトはMR(ミッドシップ)の2シータークーペで行くよと決めたわけなんですが・・・考えてみたら自社でそんな車を造ったことねーし!と気づいたわけで、ウチはほとんどFRしか造ったことがねーわ!と。
さて困った、自社でやってたらいつ出来るかわからんし、第一MR車を量産するノウハウも設備もウチにはねーわと。しかし、レースでポルシェに勝つためにはこのレイアウトは曲げられない・・・。

そこで、BMWはある車の会社とコンタクトを取りました。


その会社とは?、イタリィのランボルギーニです。
ここなら確かに2シーターMRクーペ開発生産のノウハウはありまくりだし、手慣れているだろうと考えたのかと。
と、いうわけで共同で開発を進めたのですが・・・つまり日抜き独伊二国同盟ですな。
でも実はランボルギーニ社、この当時は経営難に瀕していたんです。1976年より共同開発という形でプロジェクトに着手したんですが、開発期間中でもランボルギーニの経営は悪化の一途をたどり、ランボルギーニに一任していたシャシー関連の開発が大幅に遅れたことからM1の計画は難航、ランボルギーニとの提携を解消せざるを得なくなってしまいました。
しまいには「じゃあ、ウチでランボルギーニさんを買い取りますか?」とBMW側は打診提案をしたのですが、ランボルギーニの下請け会社などの反発が激しくそのお話も無かったことに。

じゃあ・・・どうすんのよこれ!。

そこでドイツのバウア社でシャシーを製造して、イタリアのイタルデザイン社でボディの組み立てとペイントをして、最終的にドイツのBMWでサスペンションやブレーキ関連のパーツを組み上げるという、なんともまあ~独と伊を往復するという二度手間三度手間な、面倒くさ~い方法で生産する事が決定・・・というか、それしか方法が無かったわけなんですが。
実際にはイタリア国内で、更に細かく様々な会社で作業が分担されていたんですけどね、FRPの外装作成装着や、内装製作などもう書くのも面倒くさいレベルです。


そうこうしてようやく、1978年にM1はデビューしたのです。


BMWの車ですが、このウェッジシェイプ(クサビ型)なデザインがイタリア的・・・はい、デザインはイタルデザイン・ジウジアーロが手掛けています、結局生産にも関わることになったわけですが。


シャシー、いわゆる鋼管スペースフレームというヤツです。ランボルギーニやフェラーリがその市販車でよく使っていた手法ですね。底面はフラットに造られており、空力にも大きく貢献しております。このシャシーにFRP製の外装を載せるという手法、これにより車重は1300kg台とかなりの軽量です。




エンジンはスペックのとおり直6のDOHC24バルブNA、これをミッドに搭載、低重心化のために潤滑はドライサンプを採用、これによりオイルパンを薄くすることができ、エンジンの搭載位置を大幅に下げることに成功しています。
当初の予定では、V型12気筒の4.5リッターエンジンを搭載するはずでしたが、この70年代後半はあのオイルショックの時期でもあり、レース(グループ4参戦を予定)ホモロゲーション取得のため市販するとしても、大排気量車では敬遠されてしまうことを恐れ、635CSIから流用した3.5リッターの直6に決定しました。
足回りはレーシングカーさながらの前後に不等長ダブルウィッシュボーン式を採用しております。


内装、案外地味と評されがちですが、レザー張りの内装でイタリア的な華やかさには欠けますが、質実剛健な造りです。

さて、真の開発目的であるレースではどうだったのか?。
参戦目標であった当時のグループ4レースですが、そのホモロゲーション取得のためには「連続する24ヵ月の間に400台を生産した車両」という規定がありました。
ほとんどハンドメイドに近い車であり、しかも生産のためにはドイツ~イタリア間を往復しなければならない効率の悪い生産体制、本来は当初は週に2台と設定されていた生産ペースでしたが、実際には月に3台前後がやっとという有様、このままではレースに出ないまま終わってしまうことに。 
そこで、BMWは一計を案じM1によるワンメイクレースのプロカー・レースを開催、1979年途中から1980年末にかけてフォーミュラ1のサポートレースとして、当時のトップクラスのF1パイロットがドライバーを務め、それなりの成功を収めました。 


こちらがプロカー仕様のM1、ブリスターフェンダーを前後に装着しトレッドを拡大、エンジンもチューニングしてあります。
1980年末、どうにか規定の400台を達成・・・って3年が過ぎてしまいましたが、ワンメイクレースの効果とFIAによる救済処置もあり、M1はホモロゲーションを取得して、1981年からレースへの参戦が許されました。




同年のニュルブルクリンク1000kmレースでは優勝を果たすなど好成績を収めますが、1982年にはM1が属するグループ4レース自体が終了。新たにグループCが設立され、M1は参戦の場を失ってしまったのです。
ちなみにグループ4レース仕様は、NAのままで470馬力、ターボ化されたグループ5レース仕様は、3.2リッターに排気量を下げられていましたが850馬力を叩き出していました。
そもそもレース参戦、ホモロゲーション取得のための車でしたので、実質1981年ぐらいにはその生産を終了、その生産台数は453台、そのうちの54台はレーシングバージョンだったとか。
しかし、460~470台近くと資料により台数のばらつきがあり、諸説が多すぎなんです。

さて、中古市場・・・実質世界で市販されたのは約400台、あると思います?。
探したら日本では1台のみタマがありました、当然価格は応談(ASK)です。
当時の新車販売価格で約2650万円と高価な車でしたので、海外での相場は6000万~7000万円あたりが主流と言われています。走行距離が3000km行っていないM1は一時期1億の一歩手前までオークションでつり上がったことも。最近海外のクラシックカー市場は少し落ち着いたようですがね。













BMWで初のMの文字を冠した市販車、しかし、開発中からパートナーのトラブルに巻き込まれ、それが原因で発表後も非常に効率が悪い生産態勢を強いられ、月産目標を達成することすら困難極まりなく、レースホモロゲーション取得なんて夢のまた夢。
しかし自社でワンメイクレースを開催し人気を延命、その後どうにか連盟の救済措置でホモロゲーションを取得し、参戦後は活躍したんですが、その翌年にはカテゴリー改変の憂き目で結局その後の参戦が出来なくなってしまった悲運の独伊混血児、それがBMW M1です。

所有・・・・㍉、いや、無理だなw。仮にできたとしたら、一切の改造は御法度でしょう、そのコンディションの維持に心血をそそぐべき車かと。
というか、実物をまだ見たことがありません。まずは実物を見てみたい、そしてその直6NA3.5リッターの排気音を聞いてみたい、まずは観賞をするための車じゃないかなと思います。

そう、これは独伊が力を合わせて生み出した芸術作品なのです。
Posted at 2022/10/22 10:40:33 | コメント(0) | トラックバック(0) | 好きな車 | クルマ
2022年10月10日 イイね!

タナカさんと(小麦色の斜面 篇)



木々の葉も色づき、高い山は初冠雪、すっかり晩秋、朝の気温は7度にまで下がる。

また、夕張ワインディング修行コースへ。


夕張の道の駅できのこご飯ときのこ汁セットをいただく、支笏湖方面のきのこキングダム(王国)の味噌汁仕立てとは違って、ややとろみがある醤油仕立てのきのこ汁、これはこれで美味いっ!🔥、美味いっ!🔥。
次はきのこ蕎麦やな。

前回の地獄の卍解!いや万字峠は避けて・・・道端が狭すぎるわ路面は荒れ荒れだわで650じゃきついし。
よって夕張ダム添いのルートで、こちらは道が広く尚且つヘヤピンカーブ連続もあり楽しい。


夕張ダム、大夕張ダムから夕張シューパロダムに変わりましたが相変わらず広いダム湖(日本で2番目に広い)です。
ここ、ひとつの町が沈んでいるんですよ(名前は大夕張町だったとか)。

別の日、いつもの滝川市の道の駅、そこから歩きでも3分ぐらいで行ける神社がありまして。


こちら、江部乙(えべおつ)神社という名前の小さな神社。


屯・田・魂っ!なんかかっこ良い石碑がお出迎え。


本殿にもこんにちはしてお賽銭を。

さて、この江部乙神社のメインイベントは「日本一?ユル~い狛犬」さんに会うこと。


居ました、こちらは口を閉じている「吽形」(うんぎょう)の狛犬さん、まあ・・・丸っこくてユルいっちゃあユルいけど普通かな。

問題はもう一方の口をカッ!と開いた「阿形」(あぎょう)の狛犬さん・・・


なんかユル~っ!www

これは・・・ユルい、狛犬にあるまじきレベルでユルい、狛犬は本来獅子(ライオン)なんですから(そこ!、犬じゃなくて猫じゃん!とか言わない)もう少し精悍さをだなぁ・・・・


なに笑ってんねーん☝️💦

いや、これはもう狛犬じゃなくてゆるキャラだろw。
ちなみにこの阿形吽形の狛犬さんが描かれた御守りがこの神社の社務所で売っています、今度買おうかなw。

また、別の日
たまにはバイクで札幌方面へ、車では高速を使いますけどね、バイクにもETCが欲しい。


国道12号線沿い、江別市にあるこの建物。


江別河川防災ステーション、実はここ川の氾濫が起こったら使用する機材などを地下に備蓄している所なんですが。
中に入ると


デカい船底がお出迎え。
なんだこれはと二階に上がると・・・


これは客室?、右端の上には操舵室が見えます。


外輪がある、右上の四角い部屋が操舵室、はい外輪船の「上川丸」という船です。これは実物大の再現模型なんですけどね。
明治~大正の頃、上川丸は4月から11月の間、石狩から札的内(浦臼、うらうす)間を月に数回就航する定期便で、農作物や日用品などの輸送だけでなく、人々の足としても活躍し、石狩川流域の人々の暮らしを長年支えてきた船なんです。

ん、船の横になんか貼ってあるぞ?


これはッ!Σ(゚Д゚ υ)

はい、この上川丸はゴールデンカムイの作中でも出てきた船なんです。


ほら、この通り。

野田センセ(作者)がわりと最近寄贈してくれたんだそうで(日にちに注目)、ちなみに作者は北海道出身ですよ。
なんかわりと最近ここに寄贈されたと聞いて・・・本当でしたわw。
ちなみにここ、防災センターという物々しい名前なんですが、一階では特産品を売っていたり、二階にはレストランがあったりします、ちょっとした道の駅なんですよ。

さて、札幌市内へ来た真の目的


札幌市内のライコランド札幌へ。


お買い物はこれ、テザーというパーツ。


携帯ホルダーのラムマウントの、携帯を押さえるためのゴムなんですがね、これがね・・・切れやすいの。
今シーズンで3枚ほと切れました!弱すぎんだろオイ!💢。
来シーズンのため4枚ほどストックを購入、いや、テザーは無くても固定自体はされるから無くてもいいんですけどね、やはりあったほうが安心なんですわ。
なんか変わりになりそうな固定具を冬の間に探そうかな、車でホムセン巡りだな。
ライコランドでわりと安価なレザーパンツを発見、冬に買おうかな、レザーパンツの裾あげ方法も教えてもらったし、案外簡単なんですよ実は。


帰宅後、これね、なんだと思う?、これはミキプ(ピー)ーンの苗!
じゃねーよ!w、雪虫の死骸です。
雪が降る前の今の時期、北海道では雪虫というお尻に白い綿毛が生えた虫が大量に飛び交うんです、つまり冬を告げる虫ですね・・・でも、今年雪虫多くね?。

「小麦色の斜面」(Blankey jet city)



秋が来たなと思ったらあっという間に終わる北海道、もうすぐシーズンオフですな・・・。
でも、もう少しだけ続くんじゃ・・・亀仙人か?。
Posted at 2022/10/10 00:01:07 | コメント(1) | トラックバック(0) | SV650X | 日記
2022年10月08日 イイね!

好きなバイク(^ー^)

今回はホンダさんからです。

ホンダの代表的なミニバイク、モンキーとダックスはやりましたが、ホンダミニバイク御三家のうちのコイツはまだでしたので・・・行きます。 

【HONDA GORILLA】
「ホンダ ゴリラ」です。

1978年デビュー


モンキーの兄貴分としてデビュー。モンキーはハンドルを折り畳んで車に積んで、車での移動先で降ろして乗る前提の造りでしたが、このゴリラは簡単に言えばモンキーの遠乗り仕様として開発されています。

スペック
空冷4サイクル単気筒OHC2バルブ、排気量49cc、最高出力 2.6馬力です。

エンジンや足回りは基本的にモンキーと同じですが、トランスミッションはモンキーは自動遠心式(カブと同じヤツね)ミッションも選べていたのに対して、ゴリラは普通のマニュアル4速ミッションのみを装備(クラッチ付きのワンダウンアップ式ですね)、車体の構成もモンキーとそうかわりません。
しかし、9リットルの容量の四角い大型タンクや、モンキーより肉厚のシートが与えられており、まさに長距離移動もこなせるモンキーとして造られているのです。
モンキーは上記の通りレジャー先で車から降ろして、その出先で楽しむコンセプトですが、対してゴリラはそのレジャー先まで自走するというコンセプト、つまり車には積まないよということ。
よって、長距離でも疲れないようにモンキーより楽なポジション、肉厚のシートを備え、また航続距離を稼ぐために50ccバイクとしては大容量な9リットルタンクを装備しています。
そしてその燃費はリッター70km程と言われており、それで9リットルの大容量タンクですから・・・単純計算でもその航続距離は630kmと言われております。
昔、職場でゴリラに通勤で乗っていた人からよく聞いたのは、「俺、前回いつゴリラに給油したっけ?」という惚けた言葉w、普通の通勤だけのレベルなら半年近くは無給油だったとか、むしろ給油を忘れすぎてガス欠したそうでw、プリウスが逆立ちしても勝てませんわなw。
エンジンオイルが漏れて無くなっても走り続けたという伝説を持つカブ系OHCエンジン、丈夫さも折り紙付きですよ。 


あと、モンキーとの違いはリヤキャリアがやや大きく、フロントにも小ぶりですがキャリアが付いていること、そう、小さいですが一応旅仕様なバイクなんです。


1979年には、かつてモンキーにもリミテッドがあったようにメッキがまぶしいゴリラ リミテッドも限定販売されました。モンキーにはゴールドもありましたね。

そして1985年




初のビッグマイナーチェンジ、カブ系のエンジンが新型になり、2.6馬力から3.7馬力へパワーアップ、しかも出力アップを果たしながらなんと燃費がリッター70kmからリッター90kmへアップ。
そもそも、カブ系エンジンは1リッターのガソリンでどれだけの距離が走れるかを競うエコラン競技にもよく使われていましたし、9リッターのタンク容量はマイチェン後も変わっていませんから単純計算で・・・810km!は走れるということに・・・まさに鬼燃費ですな。


1988年の最終モデル、主にカラーの変更、左側ミラーの装着などです。これでゴリラは生産を終了しました・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・





・・・・・・・・・・・・・・・が。





ちなみにこれまでのゴリラ(型式名はA-Z50型になります)は、マニアには搭載バッテリーの電圧にちなんで「6Vモデル」と呼ばれています、そう、モンキーやダックスもそうでしたね。

そして、最初の生産終了から10年後の1998年に


10年の眠りからゴリラが復活!
ダックスもそうでしたが、ゴリラも復活を果たしたのです。モンキーは造り続けられていましたが。
エンジンはそのままですが、馬力は3.1馬力へ、ただし電装系が6Vから12Vに変更されています。

翌年1999年


スプリングコレクションという名前で2度目のメッキゴリラ誕生、3500台の限定です、通常型も環境配慮でブローバイガス還元装置が装着されたり、型式名もこれまでの「A-Z50J」から「BA-AB27」に変更されました(モンキーもね)。
これ以降のゴリラはABゴリラとも呼ばれています。






その後は盗難防止対策などの実施、カラーリング変更などで変化していき。


2007年、これがゴリラの真のファイナルモデル、黒一色のシンプルなカラーにホンダ伝統のウイングマーク入りタンク、2008年からの排気ガス規制への対応もなく、キャブレターのまま2度目の生産終了となりました。

さて、中古市場
安い物で28万円あたり・・・これでも当時の新車価格より高いんですけどね。
30~40万円(ボアアップ済)あたりが主力で、スプリングコレクションの12Vメッキゴリラが60万円、6Vのメッキゴリラ(リミテッド)だとなんと90万円~ASK(応談)のものも・・・暴騰中です。
ABゴリラの未走行車もありましたが・・・やはり価格は応談でしたね、100万円行くかも・・・・。






モンキーの兄貴分として生まれ、モンキーのようにレジャー先まで車に積んでその場所で降ろして楽しむ・・・ではなく、その場所まで自走で行くために生まれた長距離ランナーなモンキー、積載性も強化され、長距離でもお尻に優しいシートを与えられて長旅ができるミニバイク、モンキーの兄貴分だからゴリラというわりと安直なネーミングですが、カブ譲りの頑丈なエンジンと超高燃費で旅の友としても充分使えるミニバイク、それがホンダ ゴリラです。

所有するなら?
そりゃ~モンゴリダックスはイジってナンボの大人のオモチャですから、バリバリとやりたいですね。
エンジンはやはりモンゴリ改パーツの老舗、SP武川さんのパーツで、ボアアップキットで88cc化はお約束です、小型登録で乗りたい。
あとはオイルクーラー、マフラーはカチ上げで、サス延長で車高アゲアゲで前後アルミ10インチホイール化もやりたいな。あ、ボアアップをするならばブレーキ強化は必須ですよ(ノーマルは効きが甘いそうで)。


こんな感じにして乗りたいなぁ。


こんな延長スイングアームでアメリ感なロー&ロングスタイルにもできますぜ。


こういう感じも良いなぁ。

元気(と、現金w)があれば、なんでもできる!
いくぞぉ~!
い~~ちっ!
に~~いっ!
さぁ~~んっ!


(ターボ化)ダア~~~~~~ッ!
(追悼、A猪木・・・👊😭)

モンキーもですが、本当にターボ化している人も居るんだよなぁ・・・・実際パーツもあるし・・・。


さて、近年


まず、モンキーが125ccで復活して・・・そこ、これ結構デカいからゴリラじゃね?言わないw。


そしてつい先月(9/22)、ダックスも125ccで復活しましたね。
ちゃんと鋼板のプレスフレームで・・・これは予想外でしたわ、恐らく爆売れ中のハンカブ125やクロカブ110やモンキー125の増産に注力するだろうと思っていたので、これは早く見てみたいです。

こうなると、じゃあ、ゴリラは?
こうなりますわな、御三家だし。



しかし、現状ではグロム(125)が居ますからねぇ~(水曜)どうでしょう?。
個人的にコイツはゴリラの再来だと思うのですが。5速ミッション装備で何気に走れるミニだそうですが。
でも、まあ、新型ダックスの例もありますから、てか、また何か隠してるでしょ?ホンダさんw。
来年ぐらいかなぁ・・・?、とか書いたらまたダックスみたいにいきなり!ステー・・・じゃねーよ、発表されそうだからここまでにしておきます。



どうせなら、モトラの125もお願いしたい・・・これでキャンプするのも良さげ。

ここをキャンプ地とするっ!。
Posted at 2022/10/08 07:15:27 | コメント(1) | トラックバック(0) | バイク | クルマ

プロフィール

「スズキS-MALLで購入した刀ステッカー、わりと小さめだったのでカウルのサイドに貼りました。左右ともに悪くないかな~と。」
何シテル?   04/27 15:53
マヨイガです。現在北海道在住、出身(実家)は福岡だったりします。 怖がる事はない。恥ずかしがる事はない。オヂサンと一緒にアブナい世界に行こうね…(嘘です嘘) 追...
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