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マヨイガのブログ一覧

2022年06月26日 イイね!

タナカさんと(ビュンビュン♪篇)


♪ビュンビュンビュンビュンビュビュンビュン~

ビュンビュン(外道)


ようやく週末が晴れるようになり。


慣らしを終わらせるためにビュンビュンです。


深川の道の駅の裏側、こんな田舎の風景の中もビュンビュンです。

いや、本当に水冷DOHC高回転型Vツインって楽しい~、エンジンのボダダダダダ・・・感が楽しい~!、ただ、意外と振動はあるほうだと理解、基本設計が1990年代のエンジンですからね、だからこそクセがあって楽しいんですけどね、スムーズ過ぎてもつまらないから。


滝川の道の駅にて、「滝かまぼこ」をいただく。中の野菜、特に特産のタマネギたっぷりで甘味があり美味し!。




麓郷の森の手前、休耕地が菜の花で満開、夏の香りがする。

頼んでいた2018年モデルの純正シートが来ました。


これが。


こうなって。


こうなったわけで。

狙い通りカタナ(モドキ)感が増し増しに・・・本当はシート表皮だけで良かったんですけどね、純正はASSYでしか取り寄せ出来なかったので、表皮屋さんに頼むのも考えたんですけどね、それなら黒単色でも良かったかも。

本日ようやく走行距離が1000kmを突破
そのまま旭川へ行ってバイク屋さんへ、ジクサーの時はスズ菌純正のエクスターオイルを使っていましたが、今回のSVからはオヤッサンのオススメオイルである


SUNOCO(簀・・・違っ!、スノコ)の「赤いきつね」を投入してみました。緑の兄貴・・・いや緑のたぬきは無いそうですが。
走り出すと違いがはっきりと・・・エンジンがもの凄く軽やかに回るぞ!、オイルでこうも変わるのかとビックリしました。今後、愛用します、900忍者の頃に愛用していた


MOTULの300Vも候補でしたけど、オヤッサン曰くSUNOCOは性能の持続力があるよ~とのことなので。
オイルエレメントも交換したので磐石の布陣です。
これで5000回転以上解禁!途中でワイドオープンで強めに鞭を入れてみる・・・


ヒャッハ~!ナ~イトライダ~!
これが・・・650cc、76馬力の実力かぁ~、た~のしぃぃ~!
やはり大型、リッタークラスほどの殺人的な加速は無いですけど充分だな、ボダダダダ・・・からダラララララララ・・・に排気音が変わるのがまた、だけど加速に伴って振動も増し増し・・・手が痺れたぞw。

香り(外道)

ゲーッゲーッゲーッゲゲゲゲゲゲッ!
さて、夏本番!走るよっ!

(カタナの)猿真似乞食の旅はこれからだ。
Posted at 2022/06/26 21:29:42 | コメント(0) | トラックバック(0) | SV650X | 日記
2022年06月25日 イイね!

好きなバイク(*゚ー^)






いきなり!ステ・・・スズ菌っ!w

今回は、生まれた時期がちょ~っと良くなかったせいで、不幸になったとも言える一台を。

【SUZUKI RG250(E)】
「スズキ RG250(E)」です。

1978年のデビュー。
この時代、国内各社(スズ菌も)は先のオイルショックを経て、4サイクルエンジンへと舵を切って開発していた時代。中型クラスもこの波に乗り4サイクル化に邁進しておりました。

そんな世の中でもスズ菌は


空冷2サイクル2気筒のRG250を販売、うむ!、正に【変態の所業】w
スペック
空冷2サイクルリードバルブ並列2気筒、排気量247cc、最高出力 30馬力です。
RGの名前は当時の500ccワークスレーサーであるRG500から来ています。

先代は

GT250で、こちらは最高出力32馬力、そう、RGは30馬力と出力は落ちているんですが、GTは乾燥147kgの車重、それに対してRGは乾燥124kgと大幅なシェイプアップを果たしているのです。
なぜそれが可能になったのか、他社は350~400のフレームやエンジンブロックをそのまま250に流用するのが当然の時代、RGは250専用としてフレームを専用設計、エンジンブロックも新たに250用として小型軽量に専用設計、それにより名前の通りGT的な先代に比べて、キレのある走りを取り戻しています、ダッシュでの勝負だとRGの圧勝だったとか。
ホイールは前後18インチ、フロントブレーキは片押しのシングルディスク、リヤはドラムブレーキを装備、エンジンは中高回転重視の刺激的な吹き上がりで、先代よりスポーツ性を重視したセッティングになっています。トランスミッションもこの時代の250としては珍しい6速を装備。
この頃のスズ菌の中型4サイクルと言えば


GS400などになりますが、これよりも軽く鋭い走りで評価されました。
カタログに書かれていたコピーも「みなぎるスポーツ感」だったそうで。


つまりそれは・・・迸る熱いパトスでみなぎる変態感!


ですよねぇ~w

1980年に


前後ホイールをスズ菌定番の星形キャストホイールにした250Eへ進化、若干重くなったそうですが、更なる魅力度アップで売れ行きも向上するぜぇ~!


待てぇぇ~いっ!

はい・・・その1980年に、ヤらしい所からあの超爆売れマシーンRZ250が出てしまったのです。
2サイクル水冷2気筒、モノクロスリヤサスペンション、35馬力の高出力を引っ提げて・・・空冷2サイクルエンジン、ツインリヤショックのバイク達を一気に過去の遺物にしてしまったのです・・・。
それ以降、当時のバイク雑誌などでもRZとの比較対象・・・いや、生贄にされて最早旧態依然な古臭いバイクという烙印を押しまくられ、当然その販売台数も低迷、それまではそれなりに売れてはいたのに・・・・遂にはその存在すら忘れ去られたような状態になってしまいました。


この・・・泥棒猫っ!

まさに、スズ菌としてはこんな感じだったのではないかと。
生産終了の1982年までは、いわゆる熱いH・Y戦争からも当然蚊帳の外、スズ菌は雌伏の時を過ごしたわけですが。


それはもう・・・【変態】の怨みというものは食い物の怨みより恐ろしいわけで・・・。


1983年に積年の怨みが爆発!、250ccクラスの馬力の上限を決めたほどの45馬力の出力を持つ水冷2サイクル2気筒エンジン、カウル付き外装、超軽量なアルミフレーム、リヤのフルフローターサスペンションなどなど、当時の運輸省に喧嘩売りまくりな(実際認可させるのにかなりの無茶をかましたそうです)装備がてんこ盛りのRG250ガンマで巻き返しました(紹介済)。
そう、RG250(E)は消えそうになりながらもこのガンマに重要なバトンを手渡したのです、「250cc専用設計による軽さは速さ」という重要なバトンをね。

さて、中古市場
はい、この年代のバイクですから、いわゆる「バンボーオヤヂ」共の毒牙にかかっておりまして、販売されているRGも絞りハン、三段シート、集合チャンバー(意味ねーだろw)のいわゆるゾッキー(族)仕様だらけというね。
そういうのでも最低ラインが80万円あたりから、完全ノーマルの美車となりますと、なんと・・・

131万円!(  Д ) ゚ ゚

156万円! ゚ ゚ ( Д  )



ホントこれwwww
70~80'sバイク、暴騰しすぎだろホントに。










各社(スズ菌も含む)が4サイクルへ移行していた中で、2サイクルのスズ菌がその意地で出したスポーティーな2サイクル250cc、初期は評価されましたが、新時代の刺客の手により過去の遺物にされてしまいました。
しかし、250専用設計という思想で軽さという武器を得て、その思想は次のガンマへと受け継がれ花開きました、その重要な役目を果たしたバイク、それがRG250(E)です。
所有するならEがいい(それはギャグで言っているのか?)、いわゆるバンボーオヤヂ仕様は却下!、なんでアメリカンにしちまうのか理解に苦しむw。2サイクルだとコール切りにくいだろうに。
クロスチャンバーに交換、セパハン、バックステップの走りの神器を装着で。


個人的にこれはカッコ良いなと、カフェレーサー風でありながら80年代の峠の走り屋風という感じが良い、サイドカバーをビート工業のアルフィンカバーにしたら更に80年代感が出そう。いわゆるサイレンサーが細くて古風なエンピツチャンバーが素敵すぎます。
実はタマ数的には絶滅危惧種です。手厚い保護が必要なバイクでもあります。

余談、RZ250も、「2サイクルの灯を絶やすな」と生まれたバイクだったりします。やはり80年代は熱い時代でした・・・(オッサンの懐古・・・)
Posted at 2022/06/25 06:54:41 | コメント(0) | トラックバック(0) | バイク | クルマ
2022年06月17日 イイね!

好きな車( *´艸`)


🍝イタリィ!🇮🇹行きます。

久しぶりに黒牛さんから、あ、私は跳ね馬🐎さんと黒牛🐃さんどちらが好き?と問われると・・・黒牛さんの方が好きですね。
子供の頃に運転席に座った水卜さんいやミウラさんとカウンタックが忘れられなくて・・・スーパーカーブーマーですけんw。
昔、とあるショーで座らせてくれたんですよ(跳ね馬さんの512BBにもね)。

と、いうわけでランボ行きます。その中でも結構希少な、V8エンジン搭載のいわゆるベイビーランボです。

【LANBORGHINI JALPA】
「ランボルギーニ ジャルパ」です。

以前ご紹介した


V8エンジンで2by2モデル(後ろに座りたい?なんて物好きな、多分子供でも厳しいレベルですぞ)のランボルギーニ ウラッコ。
一緒に少し触れたその派生の2シーターモデルである




ランボルギーニ シルエット(V8ランボの中で希少性はこれが一番なんですけどね、総生産台数はたったの57台ですから)

この一族でV8ランボとしては三代目にあたるのが


こちらのジャルパになります。
車名はランボルギーニの伝統にのっとり、闘牛用の品種である牛の名前「ジャルパ・カンダキア」(Jalpa Kandachia)が由来です。

何?シルエットとあまり変わらないじゃないかですと?、はい、実際その差異はかなり少なかったりします。
1981年のデビュー、シルエットの後継モデルになります。

スペック 
水冷90度V型8気筒DOHC32バルブ、排気量3485cc、最高出力255馬力です。


ウラッコやシルエットと同じV8エンジンを3.5リッターに排気量アップ、ウェーバーの4キャブによる燃料供給、横置きでミッドに搭載されていて最高出力こそ当時の排気ガス規制との絡みで、255馬力と控えめですが、32.5kg-mの高トルクが与えられています。排気量は上がっていても、馬力的にはシルエットより少し低いんですけどね。
つまり、高回転よる出力馬力よりもトルク重視型のV8エンジン、どこかアメ車的な味付けです。

そもそも、ウラッコに始まったV8ベイビーランボの仮想敵は


同じくV8エンジン搭載のピッコロ(さ~ん!)フェラーリである308GTB(GTS)でした。
しかし、正直販売面でV8ランボは跳ね馬の後塵を浴びまくり。
変な(というか意味がない)リヤシートをつけてみたり、いきなりそれを捨ててやっぱり2シーター化してみたりしたんですが、売れ行きは力石に水・・・いや、焼け石に水な状態。
そこで、さらにスタイルをブラッシュアップし排気量もアップしたのがこのジャルパなのです。


シルエット


ジャルパ・・・一見同じような車に見えますが、実は細部が違いまして。
まず、タイヤサイズ。
シルエットはフロントが195/50VR15、リアが285/40VR15と前後で極端に異なるサイズでした。ジャルパはフロントが205/55VR16、リヤが225/50VR15というわりと一般的なサイズに、それによりリヤのフェンダー回りがジャルパのほうが細いのです。
シルエットよりインチアップされていますが、幅は細いタイヤ&ホイールが装着されているわけです。
リファインを手掛けたのはシルエットと同じ、カロッツェリアであるベルトーネ、デチャッタブルトップの継承を含めシルエットの基本フォルムは守りながら、前後バンパーやフロントスポイラー、エンジンフードやエアインテークの形状などが変更されています、つまりキープコンセプトのまま細部をリファインしたのがジャルパです。


インパネ、四角の中にそれぞれ丸い計器類が一つずつ入るという一風変わったデザイン、これによりかなり直線的な見た目です、どこか80年代の日産的な感じ。
ハンドルには衝突時の被害低減のためにパッドが装着されています。エアバッグはまだ後のお話ですから。
2シーターなので後席はありませんが、一応ウラッコの血筋なので若干のスペースがあり、取り外したルーフをそこへ格納可能です、ただし、このルーフはかなり重たいので、一人での脱着はかなりキツいそうですけど。

1984年に




ジャルパはシリーズ2へマイナーチェンジ、一番の特徴はエンジンフード回りが黒の単色からボディと同色に変更、そしてテールランプが丸型2灯の物に変更されました。
エンジン等には変更はありませんので、スペックは変わらずです。

さて、正直悲運だったシルエットにヤキを入れて・・・もとい、焼き直し、更にマイナーチェンジも敢行して魅力アップで308の牙城を崩せたのか・・・・?。




はい、またしても爆死っ!ww

マイナーチェンジ前は308に行く手を阻まれ、マイナーチェンジ後は・・・


跳ね馬も翌年1985年に328へチェンジしてしまったのです。
328は3.2リッターの排気量で270馬力・・・はい、負けちゃっていますな、当然、こちらのほうが売れました。
つまり、ウラッコ一族はことごとく跳ね馬さん家のピッコロさんに


マカン光殺砲・・・違っ!


魔貫光殺砲されてしまったのです。いや、これ、自爆してますよね・・・

最終的には1988年まで生産されたジャルパの総生産台数は420台(410台説もアリ)、ウラッコが700台ほどでしたのでまあ、売れていませんね。
ちなみにこのジャルパを最後にV8エンジンのランボルギーニは消滅、その後のベイビーランボルギーニであるガヤルドや現行のウラカンはV10エンジンですのでV8にあらず。
V8エンジンモデルの復活は


2018年から生産販売されている現行SUVの、ランボルギーニ ウルスまで無かったのです。ウルスは4リッターのV8エンジンですからね。

さて、中古・・・無いですねぇ、そもそも生産台数が400台ほどと少ないので。80年代に日本でも販売はされていたそうですが、ちなみにお値段は1540万円だったそうで。
海外のオークションにかけられた一台の最終落札価格は・・・960万円、あれ?、意外と適正価格かも。
まあ、不人気の結果なんですけどね。 








ウラッコから続いたV8エンジンランボルギーニの決定版としてデビュー、しかし、ライバルの308の牙城は崩せずまたしても敗退、フェラーリが328を発表すると性能面でも差をつけられてセールスは大爆死。
しかし、この一連のV8小型モデルがあったからこそ、その後のガヤルドやウラカン、そして現行SUVモデルのウルスへ続くベイビーランボルギーニの礎となった車、それがランボルギーニ ジャルパです。
所有・・・は無理だなw、日本でも所有している方は居ますから、機会があればまずは実物を見てみたいです。

尚、2by2で設計された物を無理矢理2シーターにしているので、前後のバランスが良くないから、ミッドシップにしては案外曲がらない車なんだそうです、そう、意外とじゃじゃ馬な性格なんだとか。
Posted at 2022/06/17 23:23:17 | コメント(0) | トラックバック(0) | 好きな車 | クルマ
2022年06月03日 イイね!

好きなバイク(*^-^)

今回は国産、ヤマハから行きます。
ヤマハのバイクの紹介の中で何度か名前は上げていますが、ちゃんと書いていなかったなと。
正直・・・ヤマハのバイクの中ではかなり不遇な子です・・・いや、これを何故造った?なレベルで。

【YAMAHA Diversion 400】
「ヤマハ ディバージョン400」です。

1991年、他社はネイキッドモデルをそれぞれが発表したあたり。
ヤマハとしてもそのビックウェーブに乗り遅れるなと、エンジンから新規に開発したモデルを発表!。


えぇ~・・・どうしてこうなった?w。

スペック
空冷4サイクル並列4気筒DOHC8バルブ、排気量398cc、最高出力42馬力です。

長距離ツーリングに特化した車体、38mmスチールチューブ製ダブルクレードルのフレーム、ハーフリジット式でエンジンをマウントし、必要な剛性と低振動を両立、足回りはフロントが38mmのフォークに320mmシングルディスク+異径2ポットキャリパー、リアは鉄製楕円スイングアームに、リンクレスのモノクロスサス、リヤブレーキは245mmシングルディスク+シングルポットキャリパーという組み合わせ。エンジンは空冷8バルブですが前傾45度のシリンダーブロックを持つ、いわゆるジェネシスエンジンです。XJ系の流用ではなくわざわざ新規に設計したエンジンなんです。また、フロントカウルはフレーム固定で防風性も高いのです。
ここまで見ると気合いが入っているな~と思われますが、でも、ある意味「枯れた技術の集大成」でもあるんですけどね。


リヤ側にはグラブバーも装備、ポジションもパイプハンドルで軽い前傾になるスタイル、柔らかめですがコシのあるお尻に優しいシート、まさに旅人に優しいバイク、画像のセンタースタンドはオプション扱いでしたが。尚、前後のタイヤはあえて乗り心地重視でバイアスタイヤを選択したんだとか。
しかし・・・中型クラスでそれまでカリカリのレーサーレプリカを造っていたヤマハが、何をとち狂って・・・失礼、何を考えてこのディバージョンを造ったのやら。

どうやら、それまでもヤマハのバイクのデザインをいくつか手掛けていて(V-MAXなど)、このディバージョンのデザインも担当した「GKデザイン」社(国内企業ですよ)の暴走・・・らしいです。
今でこそアドベンチャーモデルも多彩で、いわゆる旅向けミドルバイクは沢山ありますが、この時代まだそういうバイクはましてやミドルクラスにはありませんでした。
その未知のコンセプトをヤマハへプレゼンするために、GKデザインはわざわざ自前でカタログを事前に制作の上で、より具体的なイメージを提示してプレゼンに望んだという気合いの入りよう。
つまり、GKデザインがこれほどまでしてこのバイクを作りたかったという気合いの現れだと思います。
その未知のコンセプトで強調されたこと、それは「風と喧嘩しない、風と対話する」つまり「風」、そして「旅」と「美」この三つが強く示されたそうです。



「風」の面、改めてスタイルを見直すと、旅バイクならフルカウルでも良さげですが、このハーフカウルこそが風との対話に重要、防風性の高いアッパーカウルもよく見るとかなり丸みを帯びています、これは投げられたボールの風の流れを参考にしてあり、防風はするんだけど後方に適度な風を流して風を感じる、こういうコンセプトで造られているそうです。
「旅」の面では一見アップライトなパイプハンドルですが、実は案外ポジションは下がっていて適度な前傾姿勢を作るのに一役買っています。軽い前傾ぐらいが長距離は一番疲れませんからね。
そしてシート、これは元オーナー達が口を揃えてこう言います。
「このディバージョンのシートより良いバイクは、高級な外国製ツアラーバイクに乗り換えても無かった」と。
コシのある固さと座面の柔らかさが絶妙で、本当に疲れないそうです。
「美」の面は?、その流れるような(そこ、ヌルヌルのっぺりし過ぎとか言わないw)スタイルと空冷エンジンの持つ美しい冷却フィンとが織り成すマリアージュ・・・う~む、美の巨人。
と、気合い充分!、ゼファー?そんな懐古趣味はアウトオブ眼中!、ウチ(ヤマハ)のネイキッドブームに対する解答はこれだ!とばかりに出したわけですが・・・。

はいっ!大爆死!w。
 
全然売れず、存在すら知らなかった方のほうが多いかも。
まあ、当時は「ネイキッド」がブームだったわけで、正直ディバージョンは「得体の知れない子」扱いでしたし。ヤマハはXJ400みたいなスタイルで来るだろうと思っていたところにおもいっきり肩透かしを喰らったような状態。
ヤマハとしては、性能一辺倒だったこのクラスにゼファーのように新たな風穴を明けたいと思ったのかもしれませんが・・・42馬力って。
いや、性能至上主義では無いとはいえ、下手をすれば規制前4サイクル250より馬力が低い、ゼファーよりも4馬力低いって・・・。
それでいて乾燥車重は178kgって、下手をしたらゼファーより重たいヤツですやん。
正直、そのスペックを見ただけで皆様からパスされたフシがありますな。


翌年1992年には600ccも追加になりました、というかこちらが本命だったそうで、実は開発段階では600ccとして造られていたんだそうです。国内の400ccはボアダウンされた物だったとか。
600ccは57馬力の出力、まあ、妥当なところかなと。
国内仕様である400ccは、中途半端なバイクとみなされ、たった1年ちょいで生産販売中止の憂き目に・・・。
しかし、このエンジンをベースにXJR400が1993年に生まれています。
国内では散々でしたが、600は海外にも輸出され北米や欧州では結構売れています。

その証拠として国外では。


ディバージョン900、排気量は900ccにアップ、駆動方式がチェーンからシャフトドライブに変更されて信頼性もアップ、そう、海外では後継車が造られ続けたのです。
上記の600は1999年まで生産され、少し間をあけてから


2014年にXJ6 Diversionとして名前が復活、本来はネイキッドモデルのXJ6というバイクなんですが、それにハーフカウルを付けたのがディバージョンになりました、欧州メインの輸出車ですよ。

さて、中古市場
400は・・・はいっ!タマが無いっ!、超絶不人気車でしたからね、売れて無ければタマも無いわけで・・・・アパーム!アパーム!タマ持って来~い!。
なんとか1台発見、走行はわからずでしたがキャブ調整済みで25万円、暴騰を続ける90's空冷4発がこのお値段、安くね?。
尚、いわゆる地元の掲示板とかヤフオクで投げ売り&あげますされている事も。
当然、程度はオンボロのレベルですけどね。 

所有・・・ん~、600で、可能なら900なら良いかなと。正直400は非力すぎますから。


こんな風にカウルを外してネイキッド化されている物もあります。これなら400でも悪くないかも。
アフターパーツは・・・あるんですかね?、マフラーすら無さげですが。


ヤマハなりのネイキッドブームに対する解答は、空冷4発のミドルツアラーというそれまでに無い物でしたが、その新しいコンセプトである「風、旅、美」は理解されずに爆死!w、正直時代が少し早すぎたのか市場からはソッポを向かれ約1年で生産終了に、しかし、長旅を強いられる北米や欧州では支持を集めて後継車種まで出ている、そんな本当の旅人達には支持されたバイク、それがヤマハ ディバージョンです。

尚、ディバージョンの形式名なんですが「XJ400S」でして、そう、このディバージョンこそがXJ400とXJR400を繋ぐ空冷4発のミッシングリンクだったのです。 
ディバージョンがあったからこそ、XJR400が生まれたと言っても過言では無いのです。




考えてみると、日本では爆死したけど北米や欧州ではロングセラーになったミドルクラスの旅バイクねぇ・・・。


【変態】のところだとお前か?。


コイツもかな。


カワサ菌は二回もやらかしとるやんけ!w。

そっかぁ、つまりディバージョンとはこの子達の仲間と考えればいいのかなw。





Posted at 2022/06/03 22:55:09 | コメント(0) | トラックバック(0) | バイク | クルマ

プロフィール

「スズキS-MALLで購入した刀ステッカー、わりと小さめだったのでカウルのサイドに貼りました。左右ともに悪くないかな~と。」
何シテル?   04/27 15:53
マヨイガです。現在北海道在住、出身(実家)は福岡だったりします。 怖がる事はない。恥ずかしがる事はない。オヂサンと一緒にアブナい世界に行こうね…(嘘です嘘) 追...
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