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マヨイガのブログ一覧

2020年11月22日 イイね!

好きなバイク( ´∀`)


前回、イタリアヤマハの珍車ベルガルダ ヤマハTDR125(R)をご紹介しましたが、似たような成り立ちのバイクがホンダにもあったのです。

というわけで今回はホンダさんの珍車をご紹介。

【HONDA NS125R(NSR125F)】
「ホンダNS125R(NSR125F)」です。

1987年のデビュー、え、何?
近い時期に販売されていた


NS250R


スチールフレームでリヤスイングアームにスタビ付きのネイキッド版NS250F(両方紹介済)

これらならわかる。でも125なんてあったっけですと?。


あったんだなコレが!。

はい、コレ実は「限定販売車」だったのです、だからかなりレアなバイクなんですよ。
スペ~~~ック!
水冷2サイクルピストルリードバルブ単気筒、排気量124cc、最高出力22馬力です。

皆様コレを見たことはありますか?、私はネイキッドのF(後程紹介)は1度だけ、Rはまだ遭遇したことがありません。

どれぐらいレアか?、販売台数は500台限定だったのです。正味1年も販売されていませんからね。


このも~う派手に派手派手だぁ~♪なカラーリングが示していますが、実はこれイタリア国旗がモチーフのカラーです、サイドにおもいっきりイタリアと書いてありますが、日本向けはこのカラーだけですね。
はい、このNS125Rとはイタリア・ホンダで生産されたバイクで、つまり限定販売というよりかホンダ自身による限定輸入車だったのです。
使われているパーツも当然イタリアーンなメーカーの数々で、キャブレターはイタリアと言えばデロルトですね(壊れやすいはさておきw)、サスペンションはマルゾッキ、ホイール&ブレーキはグリメカ、フレームはベルリッキ(スチールのダブルクレードル)、マフラーはソルファー、ラジエーターはイプラ、シリンダーはジラルドーニ、タンクはフォガッチ、チェーンはレジーナ、ヘッドライトなどはパガーニ、タイヤはピレリと・・・イタリアーンパーツてんこ盛りやぁ~!です。
というかホンダNSの名前は付いていますが、実質イタリア製のバイクと言っても過言ではありませんね。
尚、グリメカのブレーキは同じイタリアのブレンポの方が有名ですから馴染みは薄いかもですが、バイクだとハーレーのブレーキとして今も健在ですよ。
販売価格はお高いんでしょ?と思われがちですが、37万円とそこそこ安価に販売されていました。

125ccにしては比較的に大柄な車体ですがその走りは軽快、出力は22馬力でも街中でもエンジンを回しきって楽しめるバイクだそうで、正にイタリアの小型バイクそのものです。
尚、後方サイドに書いてある書き文字は「Adriatico」(アドリアティコ)と書いてあります。イタリア語て「アドリア海」とね・・・うーむ


乗ったら気分はポルコ・ロッソかな。
「カッコいいとはこういうことさ・・・」。
ただし、「破廉恥で怠惰な豚でいる罪」のオマケももれなく付いて来ますがw。

そして約1年後の1989年に


NSR125Fとして再び日本に上陸、構成パーツ類やスペック的には125Rとほぼ同じですが、まず名前がNS125からNSR125に変更、そしてカウルレスのネイキッドモデルとして輸入販売されています。
実は最高速ではカウルが無いのにRより数km/hほど若干速かったりします、なんでだ?、空力では劣るはずだし馬力やトルクもほぼ同じなんですがね?。
恐らくカウルが無いぶんRより若干軽いことと、125Rではスチールだったフレームがアルミダイキャストフレームになっているのが最大の違いで、それらが貢献しているのかなと。

見ての通りカラーリングはしっかり継承されていて派手にイタリア国旗カラーです、Rの時のアッパーカウルの緑色はシートへ移動していますね。後方サイドにはあの書き文字「Adriatico」も健在で、Fでは「Adriatico 2」に進化?していますw。
カウルが無いのでフレームもよく見えますね、そのフレームのブラウン系の色分けがまた良いアクセントになっていて、流石イタリア製センスが良いです。
こちらは1000台が限定輸入されていて、Rよりかは少~しタマ数が多いです。
販売価格はアルミダイキャストフレーム化されているのもあり、同時の250クラス並みの44.5万円とRよりお高くなっています。

尚、イタリア本国や欧州ではカウル付きモデルのNSR125RやSPもあり、そして更に「NSR125 Raiden」もありまして・・・


君は知っているか?雷電・・・!?(大往生)

ほとんど日本では知名度が無いモデルもいくつか存在しています、それらもまたそのうちに。

さて、中古市場。
NS125R・・・まずタマが無ぇ・・・限定500台でしたからねぇ。
1台発見!、走行4000kmほどの極上でお値段異常ニ○リ・・・では無く28万円でした、まあ、納得が行く価格ですね。

NSR125F・・・普通の中古販売ルートでは見つからなかった、いわゆる地元の掲示板あたりで数台ちらほらと発見、価格は交渉次第ですかね?。



小粋なイタリアーンバイクとしてイタリア本国で生産され、ホンダが台数限定でそれぞれを輸入販売、街中を小粋に駆け抜ける小型バイク、それがNS125R(NSR125F)です。
台数的にも少なく人と違う小型バイクに乗りたい貴兄にオススメ・・・。
ただし、部品は絶望的だそうで、イタリア本国にはそれなりにありますが部品代がお高いそうで、国内ではまさに絶望した!になるそうです。
つまり、メンテナンス面ではかなり厳しいという事をお忘れなく、部品取り車両も探した方が無難かと。

乗るならNS125Rかな、このまま磨きあげて乗るか、チャンバーをワンオフしてもらうのも良さげ。
FならVT250F(初代)のビキニカウルを流用して装着してみたいです・・・。


でも、それだと・・・ホンダのあの「名前を言ってはいけないあのバイク」になってしまいそうですが・・・。
ああっ!お辞儀をしますからお許しください!どうかお慈悲を!お慈悲を~!👹💦
(アバダケダブラ~!)w。
Posted at 2020/11/22 08:40:55 | コメント(0) | トラックバック(0) | バイク | クルマ
2020年11月03日 イイね!

音泉宿迷い家( ≧∀≦)ノ

久々に音泉

以前紹介した「アコメタル」


シンガーソングロッカーの「大山まき」さん率いる、メタルやロックやアニソンやら昭和歌謡曲をアコースティック楽器にて幅広くカバーしております。
女性とは思えない声量、パワーボーカル系です、今回はその2でございます。

S.D.I (LOUDNESS)

アコメタルと言えばラウドネス、大山さんがロックの道に入ったのはラウドネスを聞いて影響を受けたからと本人の談。

みかんのうた(SEX MACHINEGUNS)

SEX MACHINEGUNSの影響も受けているとのこと。

ギリギリChop(B'z)

B'zもカバーしていますぞ。

Hot Limit(T.M.Revolution)
 T.M.R.もカバー、幅が広いなぁ。
このホット リミットはかなりアレンジされていますよ。

千本桜(初音ミク)

ボカロ曲(初音ミク)まで・・・(^_^;)、まあ、今ではこの曲は小林幸子(ラスボス)さんも歌っていますけどね。

紅蓮華(LISA)

ああ、しっかり流行りもカバーしてたのねw、でも、個人的にはオリジナルを越えちゃっていると思う、良いぞこれ、声量が本家より段違いに凄い。
個人的にアニソンでカバー希望、
北斗の拳2のTOM☆CATの「TOUGH BOY」をやって欲しいです、絶対大山さんの声なら合うと思う。
なんならクリスタルキングの「愛をとりもどせ」でもいいですよ。

「Aco Metal」

アコメタル名義のカバー曲CDも出したそうです。
昭和歌謡曲まで・・・アリスのチャンピオンとかクリスタルキングの大都会もカバーしています。

尚、アコメタル以外でも個人名義で色々とご活躍ですよ。

ではでは、ごゆるりと( ≧∀≦)

余談、一部の曲では大山さんは座ったまま歌っているんですよね・・・それでこの声量って・・・。
流石声量の爆撃機と呼ばれるだけの事はありますな。
Posted at 2020/11/03 00:17:48 | コメント(1) | トラックバック(0) | 音泉宿迷い家 | 音楽/映画/テレビ
2020年11月01日 イイね!

好きな車(*゚ー゚)


今回はホンダさんからです。
独創的で流麗なスタイルのクーペをご紹介。

【HONDA 1300 Coupe】
「ホンダ1300 クーペ」です。

だいぶ前に紹介したセダンのホンダ1300 99S


1969年デビューのこちらですね。
漫画「SS」で若かりし頃のダイブツさんが乗っていた車、これのスポーティーさを増したモデルで2ドアクーペもあったのです。


これが1300のクーペです、1970年デビュー。
ホンジャマカスペック!(は?)
「強制空冷」4気筒SOHC、排気量1298cc、最高出力95馬力、横置きエンジンのFF駆動式です。
大別するとグレードが2種類ありまして、クーペ7とクーペ9があります。
このスペックはシングルキャブレターの7のものです。9は4連キャブレター装備で馬力は110馬力になります。


内装、ホンダZ(初代)でも採用されていたスポーティーな「フライトコクピット」ですね、メーター類がドライバー側を向く包みこむような配置です。

さて、強制空冷って何?になっているかと、つまりこのホンダ1300は空冷エンジンなんです。
N360もそうでしたが、初期のホンダ車のエンジンは空冷主流だったのです、その理由は・・・後程。
では、強制って何?
DDAC(Duo Dyna Air Cooling system、つまり一体構造2重壁空冷方式)という機構が装備されていまして、外気をフロントグリルから取り込む他に、エンジンには空気の通路を設けてあり、そこにファンで強制的に風を送り冷却するという方式を採用していたのです。つまり、空冷ポルシェの逆方向と思っていただければ、ポルシェはエンジンが後ろにありその一番後ろ側に冷却ファンが付いています。


これがホンダ1300(画像はセダン)のエンジンルームです、エンジンブロックはなんとアルミですよ。
拡大してもラジエーターらしきものは見当たりませんね。
ところで画面左側のエンジンの横になんらかのタンクみたいなものがあるんですが、実はこれオイルタンクなんです。
一度エンジンオイルをこちらへ循環させて冷やし、またエンジンへ送るといういわばオイルクーラーのようなものですね、タンクの外壁には冷却フィンも付いています。
尚、潤滑方式はドライサンプ式を採用・・・ってスズ菌のバイクかなこれ?、ある意味油冷ですやん。

では、何故ホンダは空冷にこだわった(固執したとも言える)のか。
「水冷は加熱された湯を空気で冷やすのだから、エンジンを直接空気で冷やす方が単純合理的で軽量化にもなる」本田宗一郎氏はこういう考えを持っていた人だったのです。
しかし、若手のホンダの技術屋の一部はこの考えに懐疑的だったそうで、宗一郎氏と真っ向から対立、しまいには「あなたは現場の技術者ですか?、それとも創業者(つまり社長)ですか?」と宗一郎氏は技術者達に問い詰められる始末、これが引き金となり宗一郎氏の現場引退に繋がったそうです・・・つまり、ある意味老害化していたのかも。
さて、1300の排気量でしかも空冷エンジンで110馬力を発生、その技術力は世界からも称賛され、当時のトヨタの社長を「ホンダは1300ccの排気量でしかも空冷で100馬力オーバーを達成しているんだぞお前らっ!💢」(当時のトヨタでは100馬力を達成していたのは1800ccのエンジンでした)と激昂させる程でしたが、販売すると・・・色々と酷評も受けるようになりました。 
まず、軽量化(コストダウンも勿論目標)のための空冷エンジンが仇に・・・更に新機軸のDDACがトドメを刺してしまったのです。
まず、空冷だからヒーターの効きが悪い、また温風が油臭いだののクレームが、そして構造がシンプルで宗一郎氏の言う通り軽量化に繋がるはずだった空冷エンジン、それが複雑な機構のDDACのせいで逆に重くなってコストアップしてしまったという本末転倒な状態にw。
確かにエンジンは直4の4連キャブで高回転まで良く回るのですが・・・
【ピーキーすぎてお前にゃ無理だよ!(by金田)】なエンジン特性でしたし。
実はクーペではちょびっとデチューンしてあるんですよこれ(セダンの77は100馬力、99は115馬力でした)、少し出力を絞ってトルクを稼ぐためにね、つまり「街中では扱いにくい車」だったんですね。
さらにさらに重くなったエンジンが扱いにくさに輪をかけてしまった・・・フロントヘビーすぎてさらにFF駆動が輪をかける・・・はい、曲がりにくいいや曲がらない車なんですわコイツ。
FFを知り尽くしている腕のある人ならそれを生かして速く走れたそうですが、まだ当時はFRやRR駆動が主流でしたしね、速く走ろうとするとトルクステアとの戦いを強いられたそうです。
また、空冷であること自体がトラブルの素だったそうで、高速道路や普通に走っているぶんには問題無しでしたが、いざ渋滞にハマってしまうと・・・強制冷却ファンが付いているとはいえ冷却が追い付かずにオーバーヒート気味に、油と水、熱を奪える量は水の方が上ですからねぇ・・・つまり比熱率というやつですね(スズ菌も結局バイクで油冷を止めたのはこれが理由ですよ)。

若い技術者達が宗一郎氏に対して懐疑的になったのは、結局本田宗一郎氏という人はバイクから始まった人だから、車に対してもバイクの理論を当てはめようとしたのではないかなと、そこに若手の皆さんが疑いを持ったということではないかなと思われます。
しかし、この時宗一郎氏に反発して一度はホンダを離れた人が、後にホンダの社長になったりと人生何があるかわからないものですね。


と、言うわけで販売的にはかなり苦戦、1973年には生産中止となり後継車(ホンダ145クーペ、外観はライトが角目2灯に変更)ではエンジンを水冷化し出力も90馬力まで下げられました。

格言:「過ぎたるは及ばざるが如し」

ホンダ1300とはまさにこういう車だったのかなと思います。

さて、中古市場。
不人気車でしたが、昭和の旧車ですから好事家の皆さんには好まれているようで、9が流通の主流で最低で180万円あたりからで(走行10万越えの要レストア)、上は300万円越え~ASK(応談)と幅が広いです。やはり旧車、高め安定といった感じですね。そもそも売れていないからタマが少ないのもありますけど。





N360やライフ(初代)の軽自動車のホンダから、普通乗用車への移行の魁となり、宗一郎氏も「やるならば先行しているトヨタや日産の鼻をあかしてやるぐらいのものを造らんとダメだろ!」と気合い充分、しかし、その理論はバイク発で車では果たして?なものであり、発表の時には世界を驚かせた新機軸も結局は仇となり障害となり、いざ販売してみたらその居住性や走りのほうは酷評で、「偉大なる失敗作」というありがたくない称号まで授かってしまいましたが、後の初代シビックに繋がる基礎を作った車、それがこのホンダ1300クーペです。

所有するなら?、まあ、磨き上げてノーマル維持で行くのが良いでしょうね、まずはレストアをメインで。
冷却系の強化は必須でしょうからオイルタンクを撤去して現在の高効率なオイルクーラーを装着しそこにも冷却ファンを付ければ結構イケるのではないでしょうか?。
となると電気系の強化も必要かな、後は軽く下げてロンシャンあたりの旧車用アルミホイールを装着、サスやショックの脚回りの見直し、可能なら4輪ディスクブレーキ化(ノーマルはリヤはドラムブレーキ)、こんな所でどうかと。

最早貴重な工業遺産、大事に残すべきですね。
Posted at 2020/11/01 00:51:54 | コメント(0) | トラックバック(0) | 好きな車 | クルマ

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「スズキS-MALLで購入した刀ステッカー、わりと小さめだったのでカウルのサイドに貼りました。左右ともに悪くないかな~と。」
何シテル?   04/27 15:53
マヨイガです。現在北海道在住、出身(実家)は福岡だったりします。 怖がる事はない。恥ずかしがる事はない。オヂサンと一緒にアブナい世界に行こうね…(嘘です嘘) 追...
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