さて、花粉症の季節皆様いかがお過ごしでしょうか?。
私ですか?、出生地の近くに「若杉」という名の山がありまして・・・それこそ杉花粉で産湯に浸かりな状態でしたからお陰様で(たぶん)杉花粉に対してはATフィールド(コラコラ)レベルの耐性があるみたいです。
ただし、ススキ科植物系の花粉には紙装甲レベルで弱いみたいで秋には🎵薄紅色の鼻水き・・・たないなを垂れ流して弱体化するんですけど。
ああ、だからカワサキ党とほざきつつもスズ菌にドップリと罹患するんだな私は。
と、いうわけで今回はスズ菌行きます(強引)。
【SUZUKI GS400E】
えっ?、ジスフォー?、以前やりましたやん。
これだよね?。
まあ現在は「湘(ピー)爆走族手芸のえっちゃん仕様」にされてとんでもなく価格が暴騰していたり。まあ、これは色が普通ならば実はわりと渋い仕様だったりしますが。ノーマルのカラーでこの仕様に近づけたい。
こ~んな天をつく絞りハンや三段シートなバンボーオヤヂ仕様の方が中古では高額だったりするバイク・・・うん、ダサっ!。
因みにEは星形アルミキャストホイールになった後期型ですね。
何で今更、とうとうボツリヌス菌とか炭疽菌とかが脳に到達してボケたのか私?。
さあ、思い出して・・・初代と同じくGS400Eの名を冠して1990年代に400ネイキッド市場に(無謀に)挑んだこの子の事を・・・。
今回のジスフォーはスズキGS400E(GK54A)の事です。
形式名の「GK54A」を入れないと検索で出て来ないというねw。
1991年、西風(車漫画のあのお方じゃなくてカワサ菌ゼファーですな)が切り開いたネイキッド市場に突如として参入、また随分と懐かしい名前を出してきたなと当時は思ったものです。
ではスペック
空冷並列2気筒DOHC4バルブ、排気量399cc、最高出力39馬力です。
スペックの通り、エンジンは若干のパワーアップを果たしていますがほぼ先代ジスフォーのままだったりします。
ハッキリ言うと・・・その頃の空冷4発主流の90年代ネイキッドブーム時代になんで今更空冷パラツインのジスフォーをスズ菌は出すのよ?状態、市場の目もそんな感じで冷ややかな物でした。
はい、勿論日本国内では販売面でド(ピー)フ大爆死91'していますダメだこりゃ!、最早スズ菌の癖です、一人で縛って一人で蝋燭垂らして一人で楽しくSMです。
あのさ・・・スズ菌さんまさか・・・さぁ。
「ザリの夢よもう一度!2気筒で4気筒達を喰ってやるぜ!」とかまた思ったのではあるまいな?、もしそうだったとしたら「お前の頭はハッ(ピー)セットかよ?」と疑っちゃうレベルだよ本当に。
まあ、実際の所は「普通に乗れて普通に走れる比較的安価で普通なバイクも、ネイキッド流行りの今なら許されるんじゃね?」というのがスズ菌の真意だったようですが・・・・。
なあ?スズ菌さん普通かなこれ?ww、そんな普通なバイクにこんなカラーを用意しちゃう所がスズ菌ww。
この色が似合うのは農・協・牛・乳!でお馴染みの
故「かつてプリンスと呼ばれたアーティスト」さんぐらいでは?。まあ、もうひとつの爆死バイク、日本初のオーバー750解禁のアレにもこの色はありましたけどね。
1993年にはあっさり国内では消滅していまいました。
しかし、非力とはいえ良く回るツインエンジン、スチール製ですが角形断面のフレーム、モノサスの現代的なリヤサスなどと相まって走りは軽快、下りならなかなかのパフォーマンスを見せてくれるそうです、脚を見直せばかなりのコーナリングマシンに豹変するとか。
勿論、旅バイクとしても優秀、その証拠として
欧州では1989年からGS500Eとして販売、テールカウルの形状が400とは少し違います。なんだよ日本国内でもこの形、このカラーで400を出せば売れたんじゃないの?。
あちらは1日で走る距離が日本より長いですし、つまりツアラーとしての素性が良いからウケたんだと思われます。
更に追加されたモデルで
GS500F、隼みたいな顔のカウル付きモデルも販売、かなり売れたそうです。
良いなコレ、インジェクション化して今の日本で安価に(60万ぐらいで)売れば売れそうですけどね。
とまあ、日本では散々でしたが、海外特に欧州では1989年から2011年ぐらいまで販売され続けたロングセラーバイクだったりします。欧州では日本のバイクに求められるのはひたすら実用性ですから、その部分では信頼されていた証ですね。
さて、中古市場
まずタマが無い・・・・超不人気車故に探すのに苦労しました。
初代が100万オーバーの狂乱麗舞な価格で販売される中ポツンと1台を発見、後期パープルカラーで走行11000キロでお値段乗りだし30万円・・・まあ!お買得価格の狂乱麗舞だわっ!。
ただし、カラーリングはパープルレインだがな(^_^;)。
初代が持て囃されるなか、質実剛健な(兎に角エンジンの丈夫さには定評がある)実用的バイク、しかし日本では時代が存在を許さなくて実力を正しく評価されなかった不遇な一面を持つバイク、それがこのスズキGS400E(GK54A)かと。
所有するならGSX-Rのホイール流用でフロントダブルディスク化、マフラーはヨシムラ・・・あるんですかね?。ハンドルはもう少し下げるかセパハン装着、ステップをもう少し後退させたいかな、可能ならぼくセカイモンですの四次元ポケット(ネット販売)にお願いして欧州の500のテールカウル装着・・・いや、ならばもういっそGS500Eを取り寄せ購入した方が早いかも?免許はあるし。
色は黒!、黒しかないでしょなかなかタマが無いですけど、えっ?紫?。
紫ならいっそこんな格好で乗りましょうか・・・(≧▽≦)
余談、このパープルレインでのプリンスのこのバイク、実はハーレーではなくホンダのホーク系統(CM400T)なんだそうです。それにアメリカ製のカウルを着けた物です。
Posted at 2019/04/11 15:56:29 | |
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