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マヨイガのブログ一覧

2024年04月19日 イイね!

好きなバイク( ´∀` )b

さて・・・



褒め言葉です・・・スズ菌。

今回のは好きなバイクというか、こんなのあったんだというか、恐らく大半の方々は知らないバイクかと。私もわりと最近まで知らなかったバイクです。

【SUZUKI GSX1100G】です。

もう既に何それになっているかと、でも、とある超有名な方の(多分元?)愛車だったりと知っている方は知っているバイクなんですよ。
1991年のデビュー、海外輸出専用モデルとして誕生しました。ですので逆輸入以外での国内販売はされていません。
さて、その姿は・・・


なーんか既視感のある形だよね君、なんだったっけな?


ああ・・・お前か。え、誰?、VX800ですよ!。邪メリカンのVツインエンジンをヨーロピアンなスタイルにブチ込む暴挙に出たヤツ。これでもスズ菌初の国内販売オーバー750ですよ!、正直売れませんでしたけど(紹介済)。形はほぼコレやないかーい!w。
スペック
【油冷】(スズ菌の精神!)並列4気筒DOHC16バルブ、排気量1127cc、最高出力100馬力です。


エンジンの前にあるのはラジエーターではなくオイルクーラーです。【油冷】(スズ菌魂!)ですから!。


その心臓の供給元は油冷最終のGSX-R1100、そう、本来なら140~150馬力級のエンジン、つまり今度はスーパースポーツの油冷4気筒エンジンをヨーロピアン?な車体にブチ込む暴挙に出たよ!ということですね。それもVX800の発売からたった1年後にね・・・。馬力は点火やキャブレターの変更で100馬力へ落とされていますが、その分トルクが太くなっているので直進加速は良いそうで、油冷のエンジンフィンが美しいです。


足回りはフロント43Φの正立フォーク、310mmのダブルディスクに対向4ポットのブレーキキャリパー✕2、リヤはフルフローターの1本サスで296mmのシングルディスクに対向2ポットのブレーキキャリパーです。なかなか良いモノを持っていますが、側面画像を見るとわかりますけど、フロントフォークがかなり寝ています。キャスター角が邪メリカンレベルなんです
・・・VX800と同じように、つまりコーナーをヒラリヒラリとは無理です、ホイールもフロントが18インチでリヤが17インチとフロントのほうが大きく直線番長なタイプですね。1100刀もそうでしたが。


駆動伝達はシャフトドライブ、まあ、スズ菌の末尾にGがつくバイクはシャフト装備が多いんですけど、ご多分に漏れずコイツもシャフト採用です。


ハンドルポジションもかなりお高め、寝ているキャスター角といいお前はヨーロピアンなのか邪メリカンなのかどっちつかずなスタイル・・・ああ、その辺はやっぱりVXと同じだよなお前w。
ヒラリヒラリとが難しい理由はそれだけではありません、何せこの子乾燥重量で259kgあります・・・重てぇな!w。装備重量だと280kgを越えるそうです。
上記の通り輸出専用モデルで、日本には逆輸入の形でしか入ってきていません。いったい何台入ったのやら?。
ちなみにカウルやらパニアやらがオプション設定でありまして、フルオプションを装着するとどうなるか・・・


スゴく・・・大陸横断ツアラーですw。
いや、もう最初からコレで売ったほうが良かったんじゃね?、素の状態よりかはまだ常識的なスタイルだと思いますけど。
まあ、この手のバイクは「輸出先では評判がいい!」というのがよくあるお話ですが・・・海外(基本的に欧州向けでした)でも酷評の嵐。
GSX-Rのエンジンを積んでいるのにエンジンが回らないだの、(外人さんでも)重すぎだの、エンジンが回らないからピックアップ(反応)が鈍いだの、ハンドルが高過ぎてオプション無しだと風をモロに喰らって高速はツラいだの、スポーティーなのを期待していたのに乗ったらスポーティーさはどこに置いてきたんだ?だの・・・これ、全部海外(主に欧州)での評価ですよ。そもそも日本では販売していないから評価のしようがないというのもありますけどね。
まあ、VX800はエンジンが邪メリカンのVツインですから、こんなもんだよね~というのが人々の頭にあって、ここまで海外では批判はされていないんですけど、むしろそこそこウケています。1100GはなまじGSX-R1100のエンジンを流用しちゃったのがいけなかったわけです。
正直、海外でもかなりマイナーなバイクなので・・・調べるのキツかったっすw。しかし、エンジンは油冷の1100の4気筒だし価値は高いと思われます。ポジションとかはハンドルを変えるとかすればいいし、海外の改造例では社外のカウルをつけてあるのが多いですね。やりようはあるかなと思います。
いつ頃まで生産していたのか・・・正直わかりませんでした。このバイク、ほぼ同時期(少し後)に兄弟車が出たんですが、エンジンはほぼ同じなんですけど・・・


天然竿立ち養成マシーンことGSF1200、実は近縁の兄弟になります。これ、危ないんだよなぁ・・・色々な意味でw(紹介済)。

さて、中古市場
上記の通り主に欧州向けの輸出専用で日本では正規に販売されていません。当然タマ数はかなり少ないです。1台だけヒットしましたが、お値段89万円、案外高いなw。いや、スズキの大型油冷バイクはかなり高騰していましてね。


特にGS1200SS、油冷の「男のバイク」、今の相場は200万円オーバー程度の良いのは250万円オーバーです・・・コレ、当時はかなりの不人気車だったのになw。












いったいスズ菌は何をしたかったのか?、とりあえずネイキッドが流行りだし大型ネイキッド出したら売れるんじゃね?、でも、欧州向けだからオプションでカウルとかもつけられるようにしとこう。いざ販売したら・・・なまじスーパースポーツのエンジンを使ったものだから、期待値が高まっていざ乗ると重いしモッサリフィーリングだしで、酷評されて歴史の波間に消えた感がありますが、ツアラーとしては(直線は)なかなか速い、長距離は苦にならないバイク、それがGSX1100Gです。

所有・・・イラネ、いやいや、するならばまあ剥ぎ取り系(いわゆるスカチューン)で軽く見せたいかな、足回りパーツはあるみたいですが、肝心のマフラーはあるの?状態。一応KERKERのスリップオンはあるらしいんですが(2本出しです)。


まあ、こういう感じのツアラー性を引き出す改造が一番いいんでしょうけどね。
欧州だと社外品?でカウルが色々あるらしくて。


これはなかなかまとまってるかと、コレならアリだな。あちらの地域限定の純正オプションかも知れませんが。欧州の1100Gのカスタムを調べるとこのカウルをつけたのが結構出てきます。


色違い、他にもカラーは様々あるみたいです。これはマフラーはなんとレムス製だそうで、オーストリアのメーカーで、メインは車用マフラーの会社ですけど。


上記したスカチューン系、かなり極端で原型をとどめていませんけどねw。私ならコレをやりたいかな。
当然、まだ実物は見たことがありません。一度は遭遇してみたいバイクです。



え?、とある超有名人って誰だよですと?。多分驚きますよ。


こちらのビキニカウル付きの1100G、その超有名人が所有している(今はしていたかも)んですがさて誰でしょうか?。


はい、Eさんです。永ちゃんです。YAZAWA様ですよ。
以前、GSX1400で所有と書きましたが訂正します、アレはCMで乗っただけで本当に所有しているのはGSX1100Gなんだそうです、すみません。
なんでも海外に行ったときに、1100Gの広告を見かけてイイネとなり、わざわざ取り寄せてもらったんだそうです。意外な感じですが気に入っていたとか。本人が乗っている画像も出て来ますし、GSX1100Gを検索するとYAZAWA様の文字も一緒に出てきますよ。
このバイク、刺さる人には刺さる何かがあるのかも知れませんね。
Posted at 2024/04/19 17:06:44 | コメント(0) | トラックバック(0)
2024年04月05日 イイね!

好きな車(*^ー゚)


今回は日産から、開発コンセプトはトガった車なんですが、とても丸くて可愛い働き者を。

【NISSAN S-Cargo】
「日産 エスカルゴ」です。

1989年、日産の一連のパイクカー(トガった車)の一員として。


エスカルゴは誕生しました。丸いけどw
スペック
水冷直列4気筒SOHC8バルブ、排気量1487cc、最高出力73馬力です。
車名はフランス語でカタツムリを表す「Escargot(エスカルゴ)」と、貨物→ 「Cargo(カーゴ)」をスペイン語読みとした「カルゴ」を掛けたもので日産による造語です。丸く背の高いシルエットや、大きく飛び出したヘッドランプなど、スタイリングもカタツムリがモチーフとなっています。


よく、ベースはマーチ?と思われがちですが、同時期のVN10パルサーバンなんだそうです。


絶妙な丸さのボンネット、これ実は当時の日産の工場のプレス機械では製作できなかったそうで、なんと職人の手によるハンマーで叩き出しの手作りだったそうです。


そのボンネットを開いた状態、エアクリーナーがクラシカルですね。カタツムリの中にカタツムリが居るw。73馬力と控えめですが、車重は意外と軽くて乾燥で900kg台です。エンジンは上記の通りパルサーと共通です。


サイドビュー、車体はこちらの後方サイドに窓が無いいわゆるパネルバンと。


後方側面に丸い窓がつくタイプを選択可能です。
ルーフ(屋根)については通常のタイプと


キャンバストップ(布の屋根)が選択可能です。キャンバストップの設定があったのは私は知りませんでした。


キャンバストップを閉じた状態、オープンカーに使われる生地と同じだそうです。




運転席とインパネ、非常にシンプルでハンドルは昔のシトロエンの車のような1本バー、どこかフランスを感じさせますね。センターメーターは当時日産ではかなり久々の採用だったとか。


トランスミッションはセンターコラムシフトの3速ATです。


シート類はまさにザ・商用車、飾り気の無いベンチシートで実用的なもの。


リヤゲートを解放した状態、4人定員なのでリヤシートはありますが、あくまで補助席的なものです。畳むとかなり広いラゲッジスペースになります。頭上も高いルーフなので開放的です。最大積載量は300kgまでと充分な実用性。
足回りは当時の商用車、ADバンなどはリヤはリーフリジット(板バネ)でしたが、エスカルゴは同じコンポーネントながらもリアに横置きトーションバースプリングを使ったフルトレーリングアーム式独立懸架を採用、リーフリジッドでは実現できない荷室の超低床化とリヤオーバーハング部の短縮を実現していました。つまり商用車ですが四輪独立懸架の足を与えられていて乗り心地は良好、タイヤもミシュランの商用タイヤが装着されていました。前後ブレーキはフロントはディスク、リヤはドラムのこれまた商用車として手堅いものです。


リヤゲートはこのように上方に開きます。


ゲートを閉じたリヤ、円を描いていたルーフが後方でストンと切り落とされたような形に、商用としての使い勝手も良いそうです。
日本では1989年~1991年の2年間の期間限定販売で、その間で受注して生産する方式でした。新車価格は130万円台で当時の商用車としては高額なほうでしたが、受注は好調で総生産台数は16000台ほど、2年間の期間限定と考えるとかなり好調な販売かと。
商用としての受注がほとんどで、特に花屋さんからの受注が多かったそうです。ルーフが高いから観葉植物などを運ぶのに重宝されたとか。後はお弁当屋さんにも好まれたとか。


海外でも一部地域(主に欧州)で販売されて、好評だったそうです。

さて、中古市場
過走行気味で80万円あたりから、走行距離が少なめのキャンバストップで200万円あたりと価格に幅があります。台数はそれなりにあるほうですが、年式的に程度の良い物の台数は減っていて、価格もじわりじわりと上昇中だそうです。











 





日産がトガったパイクカーとして、そのシリーズで唯一の商用車として開発、丸くて可愛らしい外観ですが、ベースはバリバリの商用車で高いルーフと300kg積める積載量も相まって実用性も高く、使える車でもあった働き者のカタツムリ、それが日産エスカルゴです。まあ、バブル時代だからこそ出せた車ではありますが。
所有するなら?、まずはレストアからですかね。ただ、年々部品は減っているそうなので、確保することからはじめないと。一応エスカルゴを専門で取り扱っているお店もありますが、絶対数は少ないです。
後は自分好みに塗装して。


こんな派手なのもいました。
ダウンサス(バネ)はあるみたいなのでリフレッシュもかねて軽く車高ダウン。


部分的にウッドパネル風な塗装を施した一台、ホイールは鉄チンにムーンディスク装着、やっぱりアメリカンな感じがいいかなと。内装もムーンアイズで取り揃えたい。もともとタイヤのフェンダーは外に出ているので、旧車風ビス止めオーバーフェンダー風も可能、その場合はホイールはワタナベかハヤシレーシングにしても良さげ。マフラー・・・は、ワンオフするしか無いかも?。


開発中のデザインスケッチ、リヤタイヤをフェンダー内に収める案もあったとか、しかし、ほとんどデザインそのままで販売されたのがわかります。
開発側としては、こんな風に使って欲しいという願望もあったそうです。
最近すっかり見なくなったエスカルゴ、久しぶりに遭遇したい車ですね。
Posted at 2024/04/05 17:04:05 | コメント(0) | トラックバック(0)

プロフィール

「スズキS-MALLで購入した刀ステッカー、わりと小さめだったのでカウルのサイドに貼りました。左右ともに悪くないかな~と。」
何シテル?   04/27 15:53
マヨイガです。現在北海道在住、出身(実家)は福岡だったりします。 怖がる事はない。恥ずかしがる事はない。オヂサンと一緒にアブナい世界に行こうね…(嘘です嘘) 追...
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