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とみ~☆かいらのブログ一覧

2020年06月06日 イイね!

BBちゃん

人気車だったのになぜ凋落? トヨタ bBが陥ったワナ
https://bestcarweb.jp/feature/column/159126


bBは初代も2代目も若向けの車として企画された、それは間違いないのだが、初代が成功作となった理由としては、実際には幅広い年齢層に受け入れられ、むしろ中高年代のユーザーの割合が高かったからとされている。

初代がそういう風に幅広く受け入れられたのは、クリーンでボクシーなデザインが良かったと言われているけれども、どういうわけだか2代目はそれを良しとしなかったのか、若者向けを強調するために中高年代には敢えて嫌われるコンセプト・デザインに走った感じがある。
それが最大の失策でしょうね。

若者向けという言葉はある意味女性向け並みに解釈が難しく、カスタムベースだとかマイルドヤンキーだとか色んな言葉や理由をひねり出してはいるものの、ある程度物事に対する定見も定まり、悪く言えば価値観に多様性が無くなる世代ではなく、感受性が強く価値観が多様な層に対して正解を見つけ出すというのは並大抵のことではない。

また、自動車という製品の特異なところに、「中高年のみが買うの車は成り立つが、若年層のみが買う車は存在しない」という点である。

「若者がよく買う車」自体は当然存在するが、「若者だけ」はあり得ず、どんなに若者に売れる車も必ず相当数の中高年も買っていくのが自動車。

そういう意味では「自動車」というものに皆が何を期待しているかというのはある程度共通していると見ていいし、つまり中高年を切り捨てるっていうのは事実上若者も切り捨てるのと同義でもある。そうでなくても最大の需要層を切り捨てにかかったのだから、最初から失敗が約束されていたような形でもある。

トヨタって何故かそういう「嫌なら買わなくていいです」っていう「引き算の勝負」を掛けることがあるけど。

そもそも初代bBは自動車のエンジニアリングに対する実験素材的な部分も大きく、そういう意味で自由に作れた車であるとも言われるので、「普通の車」「大ヒット作の後継」として出発することを強いられた、或いは「若者向けの車」という自動車業界永遠の幻想に囚われた2代目は、「自動車業界のダメなところ」の縮図みたいなものかもしれん。
Posted at 2020/06/06 05:58:21 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自動車コラム | 日記
2020年05月25日 イイね!

The Power of Dreams

https://taku2-4885.hatenablog.com/entry/2020/05/24/121938

今のマツダ3には「パワー(速さ)」という自動車最大の「色気」が欠けてるので良いニュースになるといいなぁ。

最も先代も「マツダスピード」が出ると言われたまま何事もなくモデルチェンジまで至ったことを忘れてはいけませんけど。

兎にも角にもレクサスもそうだが、ジャパニーズプレミアムは何故か「パワー」をブランド力と考えない、或いは意図的に忌避しているから弱い。

いくらデザインが良くても車は美術品ではないので、眺めているときの見目麗しさというのは、あくまでも持たざる者が抱く羨望であって、ドイツ勢がハイブリッドだのEVだの言いながらも、一方ではV8やV12のツインターボも当たり前のようにカタログに残しているように、持つべき者からすればあくまでパワーこそ力なのだ。

結局ディーゼルゲートくらいまでのマツダが上り調子だったのは、ディーゼルのトルクという「パワー」があったからで、見た目は客寄せの要素でしかない。

逆を言えば、ディーゼルという「武器」が使えなくなったマツダがなんだかんだ言われながらも下り調子なのは、ディーゼル以外に「武器」が無いからに他ならない。

カッコいい車の足が遅かったときの失望はね、最初からそんなの期待してなかった時の比ではないのよ。
(逆の場合はそれだけでお客さんが買っていくこともある)
Posted at 2020/05/25 20:29:20 | コメント(1) | トラックバック(0) | 自動車コラム | 日記
2020年05月21日 イイね!

ボンゴ

超名門商用車マツダ ボンゴ終了 89年続いた商用車独自開発からなぜ「いま」撤退?
https://bestcarweb.jp/news/153726


商用車の開発は乗用車とは違ったノウハウが必要なので、それはそれで開発に金のかかる存在であるとは意外に認識されていない。
(むしろ乗用車の内装を剥ぎ取ってお手軽に作れるとすら思われている)

最小限の体積に最大限の荷室と法規を詰め込まなければならない。
荷室は単に容積が大きいだけではなく、規定のサイズの荷物が間違いなく載らなければならない。
乗用車と違ってナンバーの違いは今も人権の違いでもあるので、おいそれと大型化も出来ない。

そういう意味では基本設計が40年前のボンゴというのは、化石であるが故に逆に存在が最適化された存在になっていて、新開発しようにも今のボンゴのユーティリティを今のマツダの体力では実現する力が無い。それだけのことなのだ。

ボンゴは現代的なユーティリティを持つワンボックスカーの開祖的な存在で、一時期はクラスの代名詞にもなるほどの存在だったけれども、恐らくそのボンゴを作ったノウハウも今のマツダには無い。
(そもそもボンゴの歴史自体、マツダの経営に振り回されて山あり谷ありで、素直にモデルチェンジまで至ったことが一度もない)

今よりも狭くなるか大きくなるかならば出来ないこともないだろうが、それなら最近仲のいいトヨタから狭くなるならタウンエースを、大きくなるなら(すでに貰っているが)ハイエースを貰えばいいし、その方が効率がいい。

そもそも、最小の中に最大を詰め込まなければならないという意味では軽自動車は商用車と似通っているが、軽自動車すら自前で作れないんだから、今も意外と体力無いよ。マツダ。
Posted at 2020/05/21 01:17:44 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自動車コラム | 日記
2020年05月21日 イイね!

ダイソンさんの憂鬱

https://japanese.engadget.com/jp-2020-05-17-ev-965km.html

電気自動車って、その成り立ち的に家電メーカーやIT企業のような企業が己が強みを武器に殴り込んできて、業界の勢力図が一変するんじゃないか、なんて推測があったけれども、実際はこういう異業種参入が大企業でも尽く失敗してる辺り、自動車をやるのは本業の片手間では無理っぽいぬ。

逆にテスラのように、ベンチャーとしてほぼそれ一本で突き進んできた会社の方が残ってるっていう。

まあテスラが今をもってマトモな会社かという点はまず置いといて。

結局、自動車の成り立ちは元々は金持ちのお遊びから発展していった文化・産業であり、或いは究極のマスプロダクションとして発展していった世界であるので、兎にも角にも湯水のようにカネがかかる。

真っ当な経営感覚を持った「優秀な」人間であるほど、形になるまでの途方も無い出費と手間の前に尻込みしてしまうだろうし、逆にイーロン・マスクみたいな詐欺師一歩手前のラッパ吹きほど自分の思うように邁進するという意味で向いているのかもしれん。

或いは日本の黎明期の自動車産業や中国みたいに徹底的に業界を保護・指導し、強引にでも成り立たせるか。

そもそも、自動車の新型車をガチで開発すると1台辺りの開発費が数百億円とかいう世界であるんだけれども、ダイソンの旦那が自腹で出したという資金にしても、車そのものの開発費としては結構なものだが、「新規参入」としてそれに付随する技術や販路等の開発・開拓まで含めればヘタすれば投資が一桁足りないとしか言いようがないし、仮に車自体は物になっていたとしても、会社としてやっていけるようになるまでテスラみたいな「博打経営」に耐えられるような感覚があるとも思えない。

そんなわけで、自動車産業って一旦成立すればその裾野の広さなどから強大な産業となるものの、色んな意味で魍魎跋扈する不思議な世界なのである。
Posted at 2020/05/21 00:42:25 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自動車コラム | 日記
2020年05月14日 イイね!

オタクなので早口で語ろう

なぜ消滅続出?? 日本車が何度も挑戦し何度も挫折した「小さな高級車」たち 4選
https://bestcarweb.jp/feature/column/151175

何度か触れているけれども、「小さな高級車」というカテゴリーはイメージに反して所詮は「オタクの乗り物」なのだ。

理由は単純で、日本では明確な身分制度が存在しないので、この手の車の需要自体が存在しない。

高級車は大きく、豪華で、綺羅びやかでなければならない。
それは日本に限らず万国共通の認識である。

所詮小さなボディに大きなエンジン・最高裁先端の装備などというのは理詰めを好むオタクの発想である。

大きいのが辛いからダウンサイジングで・・・となったら、誰でも遠慮なく軽自動車に乗れ、そしてそれで後ろ指指されることが無いのが日本なのだ。

恐らく「小さな高級車」の原型はイギリス車だと思うが、逆に何故イギリスにこういう車が存在するか、となると、それはイギリスの市場性的に、メーカーごとに明確な「序列」が存在し、またその「序列」に従ってユーザーとなる人間の身分・属性が明確に分かれているからとなる。

だから、イギリスではいくらカネを持っていてもロールスロイスとかに「庶民」は「乗れない」し、その逆も然りなのだ。

代表格であるバンデンプラス・プリンセスなんかも、ベースは大衆車ではあるけれども、上流階級の人間が乗るために設えを変え、ブランドを変え登場しているのであり、決して「庶民」のプチ贅沢のために作られた車ではない。

近年で言っても、アストンマーチンのシグネットは中身はトヨタで値段も「普通の」アストンマーチンより遥かに安価だったが、決して庶民に売る気は無かった車なのである。

それにこれはイギリス独自のガラパゴス文化であるとも言える。

同じヨーロッパでもイギリス以外では小型高級車の需要は基本的に低く、かつてのルノー5のバカラが「小さいのに豪華である」と話題になる程度には需要が無い。

だから、需要が無いところに無理やり突っ込んでいっても、そこに客が居るわけがないのである。

***
そもそも、「小さな高級車」というカテゴリーが日本で定着しないのは、ホンダのインテグラが一介の小僧車で終わった時点で最早明白だろう。
Posted at 2020/05/14 18:56:12 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自動車コラム | 日記

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