• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

とみ~☆かいらのブログ一覧

2023年10月08日 イイね!

【車】ホンダ・フィット HOME

2001年に初代がデビューした時には高い合理性・経済性、そして商品性でコンパクトカーのジャンルに革命を巻き起こしたフィットも早4代目、現行型は先代がいわゆる従来のシビック需要を狙ってかなり若々しいコンセプトだったことの反動か、おっとりとした万人向けのコンセプトに転換が図られている。

最も、本来この車は2019年秋発売予定だったところ、この時期に発生したホンダ車一連のパーキングブレーキの欠陥により発売が数か月遅れており、その間にヴィッツから生まれ変わったヤリスがコンパクトカーの世界に旋風を巻き起こしたことと、N-BOXやフリードと需要の共食いを起こしていることと合わせて先代までと比べるとやや影が薄いモデルとなっている。

***
とはいえ、このフィットが現在のホンダの屋台骨であることに変わりはない。
ヴェゼルもこの車のシャーシから派出しているのだ。

というわけで、乗り味はヴェゼルとあんまり変わらない。

今回のフィットは基本的にシティコミューターとしての資質を重視しているので、きびきびと走るというよりは、軽くて優しい方の乗り味が特徴である。

ただ、今回乗っているのはICEのグレードであるけれども、今回のフィットは全車に1.5リッターエンジンが奢られていることもあり、ベースとなるパワー自体が結構ある。

その上でモーター走行のトルクは力強くても不規則にエンジンが稼働してときどき感覚の乖離を強く感じるe:HEVと比べると、走行フィールはさすがに従来の人間の感覚とマッチしていて、こっちの方が速いようにも感じる。

***
インテリアもザ・ペーシックを極めたもので、華美なデザインではないがカジュアルで雰囲気は良い。

快適装備も一通り揃っていて何一つ不自由する事は無いが、高級車のように甲斐甲斐しく車がユーザーのお世話をしてくれることはない。

しかし唯一例外もひとつあって、近年の自動車のADAS装備の充実ぶりには目を見張るものがあり、この車もホンダセンシングの機能はほぼフル装備なので、車自体はベーシックの極みなのにレベル2自動運転には対応してるわ、360度車が安全を見守っていることをメーター内で誇示しているわ、ステアリングスイッチはかつての高級車より賑やかだわで、ここだけはずいぶんと時代の進歩を感じるのである。

全車速追従クルコンは特に停車が意外とスムーズで面白かった。
これオートマと組み合わせるとほんと楽なんですよね。田舎の何もない道とか。

ただ、通常の追従走行は相変わらず直前の車しか見ていない初心者運転なのは変わらず。
この辺りはそもそも実際「前しか見ていない」ことが最大の原因なので、レベル3以上の自動運転に対応する(=全方位監視が行える)ようにならないと、抜本的な改善は難しいか。
車間距離を大きめにとる設定とすることである程度その辺りの違和感は抑えられる。

これでだいたい200万円くらいのお車なんですけれども、足りないものは何もないし、走りも活発なので足としては最高の車だと思うんですけど、同じコンパクトでもヤリスの方がよく売れ、身内でもN-BOXに食われている辺り、やっぱりみんなもっと派手な車の方がいいのかなって。

***
ところで、この車に限らないんですけど最近の車のハイビームアシストは頭いいですね。

体感ハイビームが使える状況下の9割近い範囲をカバーできてる気がします。

それでいて先行車・対向車はしっかり認識するので、大変よろしい。

10年前にアテンザで試した時は他車への反応は今と同等程度でも、路肩の反射材や街灯なんかの光も車と誤認するらしくて、ハイビーム使用率はいいとこ5割ってとこでしたけれども、確実に進化しています。
Posted at 2023/10/08 21:22:32 | コメント(0) | トラックバック(0) | インプレッション | 日記
2023年10月08日 イイね!

コーディング

どうやら最近のドイツ車はBCM(BMWで言うところのiDrive)は全車共通のユニットを載せ、プログラム内のフラグ管理で様々な機能を付加したり、或いは制限をしているらしい。

みんながコーディングとか言ってるヤツ。

国産車でもユーザーカスタマイズ機能として装備の挙動をいじったりすることはできたりするけど、こちらプログラム自体を書き換えてしまうようなので、本来はユーザー向けの機能ではなく公式にはそんなサービスは対応していないことになっているらしい。

ところで、最近車に乗り降りしていて、最近の車は乗り降りがしにくいんだなぁとぼんやり思っていたのだけど、よく考えてみたらQ45に付いていたオートドライビングポジションシステムのような機能は普通の車には無い。

あのハンドルが跳ね上がり、シートが後退してさあどうぞ!と迎え入れて(見送って)くれる感はまさにニッポンの高級車のホスピタリティという感じで、視覚的には大変満足できるものなのだが、実用上も結構意味あったのだな。

じゃあこの手の装備は日本車特有のおもてなし装備で、外車には無いのかと言われると、最近はSクラスにはあるらしいし、例えばM5には電動ステアリングもパワーシートもあるので、やろうと思えば機能を付加することも可能である。

でもカタログにはそんな機能が付いているとは一切書いてないし、さすがに展示車しか見ていないといってもこれくらいは付いていれば分かるけど、そんなものがあったという記憶は無いのでたぶん無いんだと思う。

ところがコーディングを活用すればカタログ上では無いはずのその機能を付加できるらしいのだ(イージーエントリーシート)。

ただこのイージーエントリー機能、コーディングにより使用可能になるということは当然メーカー純正の機能となるのだが、なのに「どの車に標準装備なのか」という情報は一切出てこず(最新の7シリーズとかのカタログを見ても書いてない)、コーディングします・しました!という記事しか出てこないという、今のところ存在が完全に封印されている隠し機能状態になっている。

iDriveが付くようになったBMWは色んな意味で電子制御が複雑に入り組み、車への考え方も徐々に日本車みたいになっており、M5にしてもあらゆる部分が自動だとか電動となり、そこらじゅうにイルミネーションが付いていたりと在りし日の日本車状態なのに、こういう如何にも分かりやすい機能を対応しないのは外車らしいというか。

でも、仕様上は可能ということはどこかにイージーエントリーが最初から有効のモデルもあるはずなんだけど、これ付いてる車あるの?

###
BMWのサイト見てたらやっとイージーエントリーに関する記述を見つけた。

7シリーズとかでは機能しているらしい。

でも車種ではなくiDriveの機能として紹介されていたので、もしかしたらコーディングまでしなくてもiDriveの設定画面辿って行ったら普通に設定画面出てきたりして。
Posted at 2023/10/08 19:07:51 | コメント(0) | 日記 | 日記

プロフィール

「[整備] #M5 オイル補充(61130km) https://minkara.carview.co.jp/userid/135138/car/3507547/8391771/note.aspx
何シテル?   10/07 15:43
http://twitter.com/tommy_kaira

ハイタッチ!drive

みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2023/10 >>

1234567
89 1011121314
15161718 19 2021
22 23 2425262728
293031    

リンク・クリップ

カメムシに襲われました(゚o゚;; 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2024/04/14 20:23:03
特装仕様?~ベンコラ仕様・GZG50型センチュリー~ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2016/06/11 17:44:33
MAXWIN HUD-621WiFiミラーリングヘッドアップディスプレイ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2016/04/16 18:43:13

愛車一覧

BMW M5 BMW M5
買っちった。
マツダ アテンザセダン マツダ アテンザセダン
ディーゼルでMTの車に乗りたいと言い続けて幾年月。 ディーゼル冬の時代を乗り越えてよう ...
ホンダ CR-V ホンダ CR-V
.
トヨタ カローラフィールダー トヨタ カローラフィールダー
.
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation