前回の続きです。
今回もイタリーはボローニャの熱いメーカーさんですよ。
【Ducati 900 Super sport】
ドゥカティ900SS(エッセエッセ)…前回と同じですやん!!になるかと。
確かに同じですが、今回のは2型、いわゆる「パンタ系」エンジンの方です。
エンジンは前の900SS(ベベル)の854ccから、排気量を拡大して904ccになった空冷デスモドロミック90度V型2気筒エンジンを搭載。馬力は80psほど。
書いたようにそれまではベベルギアでバルブを駆動していたのですが、この型からはコグドベルト(コグベルトとも)でバルブを駆動する、いわゆるパンタ系エンジンに変更になりました。
これの前に750パゾとか750パンタF1があり、そのエンジン技術を踏襲。
まあ、これ、当然ベベルギア駆動の方が機構としては複雑なわけですから、一部では「コストダウン」とも言われていますけど。
このエッセエッセ(やはりイタ車はこう書きたいw)も、街乗り&ワインディングでの気持ちよさ重視な、そういう狙いのバイクです。
いたずらに最高出力を上げるのでは無く、その加速の過程の気持ちよさや、軽い車体や使い切れるパワーで楽しむという味付け。
じゃあ、乗りやすいのか?というと、いや、むしろかなり乗りにくいバイク。ハンドルの切れ角は異常に少ない、ポジションはかなり攻撃的でキツい前傾を常に強いられる(画像参照)という。
峠でコーナーの奥までスィ~っと突っ込んでな、クリッピングを過ぎたら即ガッとアクセルを開けるのがコイツの乗り方なんだよ!!と、とあるオーナーさん談。
私はコレのオーナーさんに対しては、ラテンで熱い人が多いイメージですw。
私がニンジャに乗っていた時、とあるクラブに居たんですが。周囲にコレに乗ってる人が複数居まして。跨がった事なら数回あります。
跨がった瞬間に「はい!!ニンジャいじる金があるならドゥカティ買え!!w」とか言われたり。ま~、ムチャクチャでしたねと閑話休題。
走る事に関しては慣れが必要なバイクですが、整備に関しては結構考慮されています。タンクが前にガバッと開くので、キャブ調整が簡単だったり、バッテリー着脱も楽だったり、ハーフカウルならプラグ交換も楽チン。これは国産も見習えなポイントかと。
今、中古市場で50万ぐらいで買えますね。
やっぱりいいなと。定番のテルミニョーニマフラーは必須かな?。爆音になりますけど。
Posted at 2014/06/01 15:10:49 | |
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