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マヨイガのブログ一覧

2018年02月10日 イイね!

好きなバイクヽ(*´▽)ノ♪


はい、MBX、ガンマ、RZとスポーツフィフティを取り上げてきたこのシリーズのトリをやりますよ。

【イズム】のスポーツフィフティは、やはり【イズム】で溢れかえっていましたw。

【Kawasaki AR50】
「カワサキ AR50」です。



1981年デビュー、実はこの1980~1984あたりって、国産バイクの黄金期なんですよ。そんな黄金期にAR50は産声を上げました。
実はAR50はカワサキ初の2スト50ccバイク、そう、初の原チャリです。デカい排気量ばかり作っていた川崎重工長大な会社ですからねw。
スペックはこちら。
【空冷】(いきなりイズム炸裂w)2サイクルピストンリードバルブ単気筒、排気量49cc、最高出力は7.2馬力です。


【空冷】エンジンかい!!wwww、だから車名が「A(I)R50」なのか!!(違っ!!w)
他社のスポーツフィフティが全て水冷エンジンだったのに対して流石の【カワサキイズム】(同義語:頑な)発動!!ww、因みにカワサキが水冷の2スト50エンジンを出すのは、この2つ後のKSRまで待たなければならないのです。この次のKS-1までは同じエンジンでしたからね。
しかし、その空冷のおかげでその重量は最も軽く83kgでした、そりゃラジエターや冷却液が無いですからねぇw。
因みにRZで90kg、ガンマ50が86kgです。
フロントはディスク、リヤサスは実はカワサキ市販車初のユニトラック(1本サス)、ユニトラック採用はこのARが最初でした。
つまり【空冷】エンジン以外は他社に引けを取らない装備だったのです。
実際、その軽さのおかげで下りならガンマやMBXを喰えると言われていましたが、登りは・・・熱が、熱ダレを起こすそうで。
また、イマイチ放熱が上手くいっていなかったので他にも色々と問題が、うん、これでこそ【イズム】、完調で壊れないカワサキなんてカワサキじゃないやい!!w、特にこの時代のはね。
今のは(多分)大丈夫(個人の感想です)かと。
私自身Ninja(GPZ900R、8型逆車)やゼファー(400のⅡ型)オーナーでしたが、走らなくなるような故障はありませんでしたし。
尚、最高速度は80kmは軽く越えたそうです・・・だからこれ原付バイク・・・(-""-;)。
んで、当然ARも運輸省に睨まれ、1982年の60km制限に巻き込まれるわけですが。
1983年にAR50Ⅱとしてマイナーチェンジ


キャブを14Φに、ミッションは6速を5速に、馬力に関しては4.6馬力までダウンしたのです。
あら、意外とホンダ並に真面目だったのねカワサキさんw、【イズム】はどうしたんだ【イズム】は!!。
スタイルは初期のZ400FX風から、GPz(いわゆる空冷小文字z)系の流麗?な(いや、まだまだ武骨だろ)スタイルになり、ビキニカウル付きになりましたが、当然売れませんでした、ただでさえ初期でもカマキリだのカメムシだの販売面でA(I)R(空気)だの言われて売れなかったのに追い討ち炸裂(いや、自爆か)。
流石に懲りたのか、翌1984年にはキャブを元に戻し、馬力を7.2馬力に回復させた


AR50Sへ更にマイナーチェンジ、リミッターは他社と同じく電気リミッターである回転数で通電をカットする方式へ
はい、行きますよ。

【そんなもん、切るためにあるんやで】

しかし、何故かARは社外CDIの販売が無かったそうで、ですからカットの方法は初期型のCDI移植が最も手っとり早い方法だったとか?。まあ、売れて無かったし・・・。
実質、1988年までは生産され、AR80(こちらは10馬力)の方は1991年まで販売されていたそうです。
尚、東南アジア地域では現地で2000年まで生産されていたとか。

さて、中古市場・・・まずタマが無いっ!!ww 、まあ、売れて無かったし(大事な事なので二度書きました!!w)。
唯一見つけた1台が21万円(多分Sかな)、パーツだのは結構出てくるんですがね。


カワサキ初の50cc2ストは、とても気合いが入っていたのですが何故か肝心な所が【空冷】(まだ言うかww)で、更にレギュレーターが焼けるだのギア抜けしやすいだの(Sでやっと対策)ダメじゃん!!wwwwなバイクでしたが、その走りは他社に引けを取らない(下り坂ならね)、それがカワサキAR50です。
初期のFXスタイルの車体に、Sのエンジンを載せて乗りたいなぁ。セパハン&バックステップと勿論「切るためにあるんやで」を施してね。



さて、4回に渡って紹介した黄金の80'sスポーツフィフティーズ、いかがでしたか?。
やはり80年代バイクはどの排気量でも熱いっすね。

今後は国産バイクは中古は暴騰の一途(先日Z750FX初期型で520万円を見つけましたぜ(^_^;))、新車も新規制の対応で400が80万円近く(Super fourね)、リッターは200万円近くと外車とかわらない価格になります(いや、なっていますかw)。
あ、カワサキ「Ninja H2 SX」(ツアラーのNinja H2ね)は200万円だそうです、3月発売。
今後はお金持ちにしか乗れない贅沢品になりますねぇ。

今の免許保有状態のままで、80年代に還りたい・・・(T^T)。
Posted at 2018/02/10 18:55:48 | コメント(0) | トラックバック(0) | バイク

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