
水曜日の仕事帰りの駐車場で、エボのエンジンスイッチを入れても、ACCでナビ等の電装は付くものの、セルの回る音がせず、エンジンが起動しません。
ありがちな、ミッションがパーキンングに嵌っていないのではとガチャガチャやって確認したり、ブレーキングだけでなく、アクセルを半分又はベタ踏みして、エンジンスイッチを入れてもダメでした。
エボXを購入して、まだ半月しか経っていません・・・。
特に、ライトをつけっぱなしにした等、バッテリーの電力をむやみに消費するようなことはしていません。今までのフィルティスRAとの違いは車幅が5cm広くなったので、自宅の駐車場でエンジンを切って、降車後、リモコンでドアミラーを畳んでいるぐらいです。
気温が下がると、バッテリーの電圧が下がりますので(化学変化が起きにくくなるので)、バッテリーの弱りが顕著に表れたのかも知れません。
あるいはオルタネーターが逝ってしまったのではとも。
職場に戻り、エボの購入先であるGTNETさんに電話をしましたが、ほとんど小生の確認した事項をやってみてくださいとのことでした。
念のため、電話を一旦きって、再度確認してもやはりダメでしたが、先ほどまで、音がしなかったキシュルルルル・・・という、セルが回るにしては弱い音が聞こえます。それでも、やはりエンジンは始動しません。
職場の同僚の自宅が近所でしたので、インプSTI(涙目)にてブースターケーブルを持参して駆けつけてくれました。
まず、エボXのバッテリー+端子に接続し、STIのバッテリー+端子に接続します。
次に、STIのバッテリー-端子端子から、エボXのボディアースに接続するのですが、エンジンスイッチを入れてもダメでした。
これは翌朝に気づいたのですが、アースに取ったところが、トランクのダンパーのところに接続しており、ここは塗装されていたため、アースが取れなかったことが分かりました。
シルバーですと、素地かどうか暗闇では分からなかったためです。
話は戻りますが、同僚達が集まってきて、バッテリーはマイナス端子同士接続しなければならないと言い始めたのですが、小生は今まで、マイナスはボディーに繋ぐものと思っていました。
バッテリーからは水素ガスが発生しますので、マイナス端子に接続した際に火花が生じ、それが引火して、爆発する恐れがあるからです。
しかし、エボXのバッテリーは、漏れた水素が車内に溜まらないように、チューブが接続されています。どうか水素が漏れていませんようにと、まるで爆弾に繋ぐ思いで、マイナス端子に接続しました。
案の定、火花は飛びましたが、水素に引火することなく、無事に繋ぐことができました。二度と、こんなことはやりたくないですね(職場の方々は、心配で集まってくれたので、それは間違いだよとは言いませんでしたが・・・)。
エボXのエンジンスイッチを入れたところ、無事、エンジンがかかりました。
これで原因はバッテリー、オルタネーターに特定できます。
夜間、ライトを付けての走行はバッテリーが充電されないので、そのまま帰宅し、3時間程、ライトを消してアイドリングしました。
翌日木曜の朝、やはりアイドリングでの充電は無理のようです。
昨晩と同じようにエンジンがかかりません。
勤務時間も迫ってきたことから、慌てて、嫁の錆びたママさん自転車で職場へ直行。勤務前から汗をかいて眩暈がしています。帰宅も自転車でへばっていましたが、父のクルマで再度、ケーブル接続。
今度は昨晩のような失敗をしません。
と思っていました・・・。
エンジンルームの+ケーブルを接続する端子のカバーが固くてなかなか外れません。
(作業は深夜でしたが、写真は昼間確認のため撮り直ししています)

最後は割れてもかまわないと力任せにやって外れましたが、指を損傷。

今度は火花が飛ぶことなく、安全にエンジン側のマイナスアースに接続して、エンジンが稼働しました。

今度は、夜12時までライトを付けて走り続けました。
そして、帰宅し、エンジンを停止したのち、再度、エンジンを始動。
これで大丈夫だろうと、翌日金曜日の朝です。
また、エンジンがかかりません・・・。
やはり、夜間ライトを付けて走行しても、バッテリーにさほど充電されないことが分かりました。
再び、雨の降りが激しいなか、ママさん自転車で仕事場へ。
片道4kmですが、緩やかな坂が多く、なかなか厳しい道のりです。
仕事の帰りに、その自転車の後輪の空気が完全になくなり、パンクだと分かりました。

自転車が曲がる際、パンクのため、ズリっとすべり、小生はそのまま、暗い畑の中に放り出され泥塗れに・・・。
まだ自宅まで距離があります。
とりあえず一時凌ぎで、自転車に空気を入れて家に付かなければなりません。見えてきたイオンで、空気入れを購入。
ところが、空気入れが動かないように留めてあるプラスチックバンドが外れません・・・。30分ぐらい、プラスチックバンドを噛みきっていました・・・。
店先で空気入れに噛み付いているヘンな人です。
後から考えれば、イオンにある百円ショップでハサミを買えばよかったと思います。
冷静さが必要ですね・・・。

色々、踏んだり蹴ったりです。
職場では車通勤ではなく、自転車や徒歩での通勤をエコのため薦めていますが、ズボンのクリーニングが千円近くかかるのを考えると、費用もかかり、小生にはエコは無理です・・・。

そして、エボが動かなくなって4日目の土曜日。ようやく作業ができる休日です。
バッテリーを外しにかかります。

フォルティスと同じように外し方を後で、整備手帳に記載します。注意する点は水素の排気チューブぐらいです。
外したバッテリーです。純正ではなく、ACDelcoです。

ACDelcoは、バッテリーのなかでも安いですが、小生なら買わないバッテリーですね・・・。
2012年5月8日補充電済と記載されていますので、このバッテリー自体はそれより古いということになります。
また、整備手帳では2012年7月7日の取り付けです。
2009年8月の登録車ですので、約3年でこのACDelcoに交換していることになります。

小生は心配性なのでバッテリーは車検毎に交換するべきと考えていますが、このバッテリー補充電
されてから2年半経過しています。このサイズのバッテリーは2年か4万km走行までが補償対象ですので、補償期間が切れていることになります。
ただ補償期間が切れたら使えないのかとなると、そういうわけでもありません。
エンジン稼働に必要となる電圧12V以上確保されているかとなります。
そこで整備手帳をチェックしてみました。
納車前に、車検が切れていたので、GTNETさんで点検をしているはずです。

分かりました。車検の点検項目にバッテリーとケーブルの繋ぎのチェックはありますが、バッテリーの電圧チェックまではしていないのです。
バッテリーがどんなに弱っていても、チェック項目に入っていないので、点検されていなかったと言えます。安い車検はそれ相当のチェックしかしないので、後はユーザーの責任となります。
つまり、購入前、購入後に、ユーザーがバッテリーの使用年月、電圧チェックをしないのが悪いということなのでしょう・・・。
車検は何のためにあるのかと思います。中途半端な点検しかチェックしない車検なら欧州みたいに5年に一度か、或いは無くてもいいのではと。それでなければクルマが走行するために万全なチェック項目が欲しいですね。
木曜日にヤフオクで購入した新品バッテリーは月曜日に届きます。
パナソニックのカオスバッテリーでノーマルかライトのタイプを購入したかったのですが、寒冷地仕様のS65D26Lタイプは、プリウスに使用されている重い、この1タイプしかありませんでした。

他の製品を調べている暇もなく、落札し、休日中に交換がしたいため、即、送料込で入金したのですが、翌日、送料の消費税が振り込まれておらず残金不足ですと・・・。商品説明の送料は消費税抜きでした・・・。交換は月曜日以降にお預けです。
となりますと、今あるバッテリーの充電が必要になります。
エンジン稼働時、オルタネーター故障のランプは付いていませんでしたが、念には念を入れて、測定器を購入しようと思います。
また、新しいバッテリーが入った後は定期的にバッテリーの電圧チェックも必要ですね。
外したバッテリーに充電しようと、実家にあった写真の装置を借りましたが、充電には使用できませんでした・・・。車のスターターには使用できるようですので暫く、借りて積むことにします。この装置はバッテリーから電気を取り、家庭用電化製品の電源にするための装置で、コンプレッサーも使用できるようです。

今後のため、充電器を1台購入しなくてはと思います。
バッテリーはスタンドに自転車で持ち込み、密閉型は急速充電できないとのことから、終わりしだい連絡を貰う予定です。明日の午前中までかかるかも知れません。
TEINの車高調には説明書も車高調レンチも付いておらず、車高調整できない状態でしたが、ネットで購入したレンチが届きました。小生の地域では冬場は純正より車高を上げないとアンダーパネルを割ってしまいます。TEINでさほど上がらなければ、他の足に変えて、アルミのアンダーパネルですね。