
土日ではエボの夏装備装填が完了しないと思われたので金曜日に休みを取りました。
翌日はコクピットジェット(エクシード)さんにてアライメント調整があるので、できれば届いたばかりのワイトレと夏用ホイールを付けた状態でアライメント調整したいと考えていました。
一週間前から天気予報をチェックし、晴れを確認して休みを取ったのですが、この時期にこれだけの雪が降るのは35年ぶりとか・・・。
DIYの失敗続き、サイドエアロ破損、株為替損失・・・今年は行動すべきでないと分かっていながらも、天気まで35年ぶりの脅威をぶつけてきましたが、天に唾棄し、こんなことで負けません。
ここ2週間露出していた乾燥路面がわずか1日でジャッキアップ不可に近い状態ですが、夏装備に向けてDIY開始です。
中古でエボXを購入時、前後に2cm幅のワイトレが付いていました。
ハブリングが付属しておらず、前所有者はハブリングなしで取り付けていた恐れがあり、低速時で平坦な路面を走行しても、妙な揺らぎのようなものがあったので、危険だと撤去していました。
スイフトバネで車高が下がっていた頃はツライチでなくても気にはならなかったのですが、純正オプションのアイバッハにしたところ、リアは2.5cmから4.0cmに車高アップし、フロントに至っては2.5cmから6.0cmに大幅にアップ・・・。
失われた美観をどこかで補いたいと思ったのでしょう。
ツライチに近づけたく、過去の写真を確認すると20mm幅でも大丈夫そうです。
インナーカバーの擦りもありませんでしたので。
先週はまだ平和でした。こんな悲劇が起ころうとは思いもしませんでした・・・。
ビル足交換のため北海道三菱東店さんに。
横のクリーンカーのエボが気になり覗いてみました。
やはり最近値上がり傾向ですね。
タナベのこのホイール好きなんですよね。
綺麗なSST初代です。
アライメント調整を待つ1週間は制限速度以下で急発進しないように、ここまで鈍足運転のエボなど札幌ではなかったのではというぐらいの走りを心掛けました。
KSPのワイトレ購入のため、最初にオートバックス札幌北47条店さんに行きました。
他のメーカーのワイトレはありましたがKSP製はなく、ホイール担当者に聞いたところ、取り寄せが必要とのことでした。そこでスーパーオートバックスに行くことを伝えても、その店舗に在庫があるか電話確認する様子もなく、そのまま行くことに。これではユーザーも離れていきますね・・・。
一方でスーパーオートバックス札幌は、やたら対応が良く、在庫はありませんでしたがスーパーとノーマルではこんなにも態度が違うのですね・・・。
結局、札幌での店頭入手は不可と分かり、素直にネット注文。3日程で到着しました。
届いた箱を見るとREALと記載されています。
以前、ゲーム機『3DO REAL』を持っていましたが、ほとんどセガサターン等他の機種でも遊べるゲームばかりで手放してしまいました(写真はネットから拝借)。
高級感がありますね。
他の郵便物ではホワイトクロスが届いていました。これで洗車5年間は大丈夫です。
休みを取った1日目の作業の話に戻ります。
ジャッキアップ部分を除雪し、吹雪の中での作業です。
ワイトレ装着は
整備手帳に纏めました。
装着完了、ここまでは問題ありませんでした・・・。
20mmちょうどですね。
路面が凍結していますが、無謀にも夏タイヤを装着しようとしました。
まず星を描く順序で半締めし、ここから規定トルクまで締めていこうとしたときです。
どれも手応えがなく、いくらでも回るのです・・・。
あまりにもおかしいと感じました。
もしかしてボルトが折れたのではと、ホイールを取り外すと各ボルトに何かの金属片が・・・。
最初は袋ナットが削れたのではと思いました。でもそうではなかったのです。
削れたのは純正OPのBBSホイールでした・・・。
各ナットホールが削れています。
今まで毎年2回ホイール交換してきましたが、こんなことは初めてです。
しかもよりによってBBSでなんて。
何度取り付けても寄ってしまうのです。
ワイトレにハブリングがあり、ナットホールがセンターに収まらない状態で締め付けると、クリアランスがないので、ズレた状態で動かずに締まってしまいホイールが削れたのだと分かりました。
一方で純正のエンケイホイールは一発で何も問題なく締まるのです・・・。
スバルのオプションのBBSにはスチールブッシュが別に組み込まれているので、今回のようなケースでもスチールブッシュを交換するだけで済みますが、エボX用のBBSは一体なので、削れたらそれまで。雪も降りやみそうもなく、ワイトレだけ加えて、冬タイヤのエンケイホイールで明日のアライメント調整に行くしかありません。
ここで落胆してやめておけば良かったのですが、小生は失敗してもそれを覆そうと、さらに深みにはまってしまいます・・・。
他の作業を開始しました。リアディフューザーのステーの1本が異様に錆塗れになっていました。

金ブラシとサンドペーパーで錆を落としました。

錆止め塗料を塗って乾くまで他の作業です。
サイドエアロの補修に入りました。この日は入るべきではなかったですね・・・。
先週FRPパテを盛ったところを削りに入ります。
この研磨する道具が重宝しています。
耐水ペーパーで微調整です。
ここまでは良かったのです。
ここでホルツのパテを使用して、どうしてもFRPだけではホールができるので、それを埋める必要があります。説明書は15分で硬化と記載されています。
ところが30分経過しても、1時間経過しても、あいかわらず硬化せずベタベタしています。
硬化剤を入れたはずなのに何故・・・氷点下だと硬化しないのではと思っていました。
ためしにFRP用の硬化剤を筆で塗っていきます。
硬化剤の酸味ある臭いが垂れこみますが、30分経過しても柔らかいまま。
FRPの硬化剤はFRPにしか効果がないようです。
そして気づきました。
道具箱の奥から、このパテ用の正しい硬化剤が出てきました・・・。
タオルで硬化しないパテを拭うと、なぜか先週、施したFRPパテまで全部取れてしまいました。
やけになってプラサフを拭きましたが、そんなもので傷穴が埋まるはずもありません。
正しい硬化剤で作ったパテを埋めて翌日の作業とします。

この時点でもう夜7時・・・不毛な1日でした。
翌日の朝9時にコクピットJETさん(札幌市東区伏古7条5丁目4-15)でのアライメント調整です。
前回、コクピットJETさんをブログで記載した際に、小生のブログを見て来られたという方が結構多かったとの話を聞き、嬉しく思います。
実はみん友の初代番長さんも伺ったそうなのですが、入れ違いだったようです・・・。
先週、ビル足を交換した際に、ハンドルのセンターが右に5°程ズレていました。
測定してもらったところ・・・。
運転席側のキャンバーが規定値をオーバーしており、ハンドルのセンターがズレるのも当然です。前回、夏タイヤでアライメント調整せず1週間経過した際に、タイヤの片減りが惨かったのですが、今回冬タイヤで柔軟性があるためか、片減りはありませんでした。慎重な運転を心掛けたのもあったと思います。
そして、あることが判明。サスペンションの上側のボルトでキャンバーを調整する仕組みとなっているらしく、本来左右とも内側に印が向くようになっているとのことです。
ところが先日、ディラーで取付けられていたのはボルトの印が内内ではなく、内外になっていました。
コクピットJETさんにて、そういう仕様なのか三菱さんに確認してくれました。
どうやら取付け方向はマニュアル化されておらず、ディラーでは内内でも内外でも関係なく取り付けているとのことです・・・。
帰宅し、マニュアルを確認してみると確かに指定はないですね・・・。
このままでは調整ができないので内内に変更してもらうことに。
キャンバーボルトを見せてもらいました。

この瘤で角度を調整する仕組みとのことです。
ハンドルも無事センターに戻りました。もしかしたら、またステアリングボスを外さなくてはと思っていたのでひと安心です。
費用は勘違いしていました。アライメント測定4回分が31,320円になるのではなくて、3,240円という驚異的な安さです。ちゃんと文面を読むべきですね。
これに入会しない手はありません。調整費用も他の店舗に比べて、かなり安いですね。
来春に費用がかからないのでアライメント測定しようと思います。
帰宅し、まずBBSのナットホールにナットが嵌らないので、ヤスリで削り、ようやく全て嵌りました。まだ平座面ですから先が多少削れても面で押えるので大丈夫でしょう・・・。
それでもなかなかホイールがセンターで嵌りません。
一度、おかしなクセが付いたら嵌めるのは困難です。
ワイトレのボルトでもBBSホイールが削れていきます。
ホイールにも削りかすが・・・。
このようにナットが嵌っても他のがセンターから外れてしまうのです。
星を描くように3個を半止で固定し、他のを嵌めたら、先に固定した3個を緩めて再度嵌め、残り2個を緩めて、再度締める。これを延々2時間繰り返し、ようやく最後の1個でセンターがきてくれました。
一度嵌ってしまえば、後はナットホールの変形部分もナットの側面に押されて馴染んで、次回以降は順調に取付けできるようになると考えています。
もう夕方です。
パテを削ります。
ここまでは大丈夫でした・・・。
薄付けパテで仕上げと思ったのですが、硬化剤不要なのに1時間経っても硬化する気配がありません・・・。
FRPにノーマルのプライマーを吹いてはいけないですね。FRP用でないと。
写真では分かりにくいですが、表面がボコボコしはじめました。
でも今日中に取付けたいので強行手段に。車体色を吹き付けます。
ここで気づきました。この塗料、パール成分が入っていると・・・。
乾いたかなと触れたところ、下地のプライマーが出てきてしまいました・・・気温が低いと硬化が遅く、
さらにホコリを取ろうと、布で拭いた際にうっかり塗装面に・・・。
最後はかなり見るも無残な有様です。FRPでの補強は済んでいるので、塗装だけの問題です。
夏場の暑い時に塗装面は補修することにします。
もう夕方です。残りの削れていないBBSホイールも慎重に取付け、他の夏装備への換装を急ぎます。
まずワイパー交換です。
サスへの追加ノックスドール施工。
今回は全体的に万遍なく吹き付けました。
ブレーキ導風板の設置。
やはり風切音がかなりしますね。
リップの交換です。
まず冬用を外します。
続いて、フロントリップは角が鋭利なので、底を打ちつけると、バンパーの塗装をえぐることが判明していましたので対策を。
エプトシーラントを貼り、塗装へのダメージを抑えることにします。
取付けは意外と簡単です。
サイドエアロとウイングを付けた時点で夜8時です・・・。
2日目は大変でした。
真っ暗で泥が挟まった状態でサイドエアロのカナードを付けたので、明日洗浄して付けなおします。
2日目完了、疲れました。
3日目本日へと続きます。