
高速道ではなく、一般道で翌日9時までに到着するため、深夜2時に起きようと18時に寝床に入ったのですが、3時間経っても全く眠れませんでした…。まるで小学生の遠足のようです。
途中で眠くなればどこかで仮眠をとろうと、22時に出発することに。
雨天のため、向こうに着けばクルマは汚れているだろうと、24時間営業のトライアルでバケツとスポンジを購入し、目的地に向かいました。
夕張に向かう田舎道は民家も無ければ、擦れ違うクルマもなく、いるのは鹿やキツネ等。
動物を轢かないようにアップライトで走行し、人の生活の気配のないなか数時間走行していると、窓ガラスに映る自信の姿すらも怖くなってきます。
ゴールデンウィーク中は雨が降り続いたせいでしょうか、不運なことに国道452号線(三笠市桂沢~夕張市鹿島間)が通行止めでした。

2時間かけて戻り遠回りするはめに…。
狩勝峠では夏タイヤといえ、路面は凍結するほどのものではなく、途中で駄目だと思えば折り返せばいいと登ることに。
低地では気温5度だったのですが、山頂3合目でフォルティスに凍結注意の警告が。気温0度。雨も雪に変わりました。しかし、登りから下りまで、1台のクルマとも擦れ違うことがなかったので、制限速度ちょうどでの安全走行。支障なく狩勝峠を超えることができました。
人のいる所はやはり安心感がありますね。

山中の休憩場で寝ていたらクマが出るかも知れませんので…。
燃費は12.2km/ℓ。トマムに行った時はラリーアートでも17km/ℓ出ていました。

途中の道の駅で仮眠をしようにも眠れず、眠くなるまで前進しかありません。
帯広市に朝6時頃に到着し、天候は快晴です。しかし、そこに付くまで雨天だったため、クルマは酷く汚れています。スタンドに寄り、洗車をしましたが、ノズルガンから水が漏れていたため、終わった頃には服も靴もびしょ濡れ。
帯広広尾自動車道は一般道ながら制限速度80kmのため、前後に1台もなくスムーズでした。
十勝スピードウェイの手前の道の駅に7時に付き、オープンまで2時間もあります。眠ろうとしたのですが、爆音を響かせたドリフト用に改造されたシルビア等が煩くて仮眠が取れず、そのまま十勝スピードウェイに。
入口に付くと、既に何台か並んで仲間どうしで話をしています。

並んでいるクルマはシルビア、マークⅡ、180sxといったドリフト車ばかり。
エボやインプ、86、ファミリーカーは1台もありません。
今日はサーキット体験会や86走行会なのに、仲間内の常連の人ばかり。暴走族風のガラの悪そうな人達がこちらを見てエボどうのこうの言っています…。(後でこの理由が分かりました。後述します)とりあえず気にせず目を瞑り眠ろうとしましたが、時折こちらを眺めている人達がいるので気になり眠れず。9時になりオープンし、他のクルマに付いていきます。
入口で入場券千円を支払い、奥の誘導員からボールペンと何かを記名する用紙を渡されました。よく、サーキットで事故を起こした場合に責任を問いませんというものだろうと思ったのですが、ドリフト選手権の申し込み用紙でした。
やはり、自分のクルマが周囲に対し浮いているのに気づき、隅の方に車両を移動。

そこに痛車が1台表れ、誘導員に何かを聞き、他のところへ消えていきました。
20代くらいの誘導員にサーキット体験会はここで良いのか聞くと、ここはドリフト会場で、サーキット体験会は知らないと…。
どうりで、エボやインプが一台もなく、奇異な目で見られていた理由が分かりました。一見さんらしき人がいなかったからです。
ただ、その誘導員に聞き、後ろを向いたとき、ペッと地面に唾を吐いた音が聞こえたのです。驚きましたね。一見真面目そうに見えたこんなのが小生に喧嘩を売っているのかと…。
先ほどの申し込み用紙を配っていたことから、十勝スピードウェイのスタッフであることが分かりますが、こんな態度を客に示していたのでは、新たなサーキット人口は増やすことはできないのではないでしょうか…。残念ですね。
入口に戻り、料金を支払った男性に聞くと、サーキットは正反対の4階建のビルの方だと分かりました。

十勝スピードウェイはジュニアコースとクラブマンコースがあり、今日はジュニアコースでドリフトの選手権があり、サーキット体験会はクラブマンコースだったのです。

サーキット体験会の参加者は、老夫婦や車好きの50代ぐらいの男性、家族連れ、クルマを買ったばかりの大学生等で安心しました。ドリフトの人達は、人種が丸きり異なっていたので…。

参加者が少なかったせいでしょうか。
最初の体験走行終了後から、スケジュールに関係なく、また走行することができました。
小生は連日のバンパー作りで研磨のため腕が筋肉痛のところに、深夜からのドライブです。腕がかなり限界にきていたため、1度だけの走行でやめてしまいましたが、1回目の走行の多くの方が2回目も走行していました。

入場料千円で何度も走れるのは大変お得です。通常25分で5500円ですので。
雑誌『OPTION』やDVDのバックナンバーも無料配布していたので、エボの記事が載った1冊だけ貰ってきました。
体験走行では先導車があるので、無理な運転はできません。ただし、直線コースだけは飛ばすようです。
今回はオイル交換をしない走行ということで、時速200kmまで出してしまうと、急速に油温が上昇し劣化するので180km程度で抑えることにしました。前走行のレガシーよりもラリーアートの加速性能が落ちることはないことを念のため記載しておきます。
またASCも切っています。
速さよりも曲がる際のグリップを確かめることに重点を置いてみました。
まだまだ急な曲がりもいけそうでしたが、これでスリップでもしたら後続車に追突されかねないので、幾分控えています。
また、バンパー改良前に白老カーランドで3週走った際に、油温、水温が限界にきていたのですが、バンパー改良後、それよりも距離の長い十勝スピードウェイでは、油温、水温共に3週でもまだまだ大丈夫でした。油温で85度前後。通常の走行と変わりません。
オイルクーラーの増設なしで、問題を改善できたことになります。これは大きな成果ですね。

白老カーランドはスリップしたら死ぬだろうと思えるところが何か所かあり、正直怖さを感じますが、 十勝スピードウェイはスリップしても安心感があります。

走行については詳しくは動画を見てください。
十勝スピードウェイの帰りに『高橋まんじゅう屋』に寄り、チーズおやきを購入しました。

出来立て熱々はチーズがとろけて、とても美味です。冷めてしまうとチーズの風味が薄らぎ、硬くなるので、熱々がお勧めです。
帰りは、日中なので路面は凍結していないだろうと日勝峠を通りました。
行きに比べて2時間短縮されました。
昼食は夕張の『メイプルタウン』にて、あんかけ焼きそばを注文。

醤油ベースのあんに、黒こしょうが効いて、なかなか良い味です。

帰宅すると午後3時。
明日は小樽水族館で家族サービスですが、右腕が上がらないので運転が心配です。
行きも帰りも、右腕が痛くて、左手で運転していました。
SSTだから可能なのであって、これがMTだったら行けなかったかも知れません。