
金曜は帰宅後、翌日の車検に向けてバンパーに付着している型を外す必要があり、雨天だったので、商品の購入も兼ねてジョイフルAK屯田の屋内駐車場に。
二週間前に塗りつけたシリコンシーリング。事前のテストでは一週間で硬化していましたが、今回、雨天続きで一週間では硬化せず、さらに二週間待ちましたが、今週も雨が多かったので、果たして硬化しているか不安でした。
案の定、硬化していません…。プラ板を貼ったことにより、内部が空気に触れず、硬化しなかったようです。
型も一度剥がして、再度付けたので、段が出来てしまい、これでは型として失敗です。
残念ながら、バンパー置きとして利用することにします。
一度、薄く塗って硬化させてから骨組みを入れる方が確実と判断。また今度はクリア色で塗りつければ、目立たないので、テープで養生して隠す必要もありません。クリア色は白色に比べやや高めです。
3本のみ購入。施工は車検後の来週に持ち越しです。
翌日の土曜日はGTNET札幌さんにエボXを車検のため出し、そのまま代車で子供の夏休みの課題のため、芸術の森美術館で開催されているブリューゲル展に行きます。
天気は雨ですが、屋内なので支障ありません。ロイズクラシックカーフェスティバルの初日ですが、雨天なので明日に延期です。
GTNET札幌さんに着くと、店内にはスバル・WRX S4が展示されていました。
赤色はあまり見ないだけに新鮮に感じますね。
三菱で言えば、エボXに対するギャランフォルティスRA的な位置付けでしょうか。CVTです。
カーボン調の内装パーツはSTIとあまり大きな違いを感じないですね。サーキット走行しない方がS4を選択するのも分かる気がします。
代車はトヨタ・パッソです。
スポーツグレードのRacyですが、車体が重く感じ、初動で速度が乗るまで時間がかかりますね。
コーナーは重心が高いだけに雨天時の走行はやや恐く、サーキット走行すればノーマルのアルトやミライースの方が案外、良いタイム出るかも知れません…。
コーチャンフォーにて消しゴムを購入。200円ですが沢山入っているのでお得感あります。

絵を描く人にはいいかも知れないですね。
直定規でメモリがなく、エッジ入りのものを探しているのですが、コーチャンフォーにもなく、ネットで探してもありませんでした…。皆さん、三角定規で描いているのでしょうか…。
GTNET札幌さんから常盤方面を抜けて20分程で芸術の森美術館に到着です。
ここに来たのは数年ぶりです。
ブリューゲル展は画家ブリューゲル、一人だけの作品ではなく、約150年続いたブリューゲル一家の初代からひ孫までの作品を網羅した展示でした。
1章から4章までは撮影禁止ですが、5章からはフラッシュを焚かなければ撮影可能です。
僕は一枚の絵に、3~5分ぐらいかけて、じっくり鑑賞するのですが、3グループぐらいの人達から、あの親子がじっくり見過ぎて、見るのが遅くてイライラする等、苦情が聞こえてきました…。
後ろからイライラされながら煽られることも多かったですね。
海外のルーブル美術館のモナ・リザは人が多いため、1枚の絵について鑑賞時間が決められている場合もありますが、そのようなことは稀で、1枚の絵に対する鑑賞時間に決まりなどありません。
また、何も並んで順番に見ていく必要もないのです。閑散としているのですから、追い越していけばいいだけです。
これは車にも言えますね。遅くてイライラして煽るぐらいなら、追い越せばいい話です。
僕は追い越し車線でなければ、そのような車があれば追い抜きますね。
誰かに絵の見方を習ったこともなく、専門書を読んで研究したこともありません。
絵の見方は人それぞれです。
僕の絵の見方は、まず一歩距離を置いて、遠くから絵全体を眺めます。全体像の把握、絵の構成
雰囲気を掴んだら、近づいて仔細に観察します。
画家が絵を描いている情景を構図から、まるで自分がその場所、その時間帯(朝、夕方等)に画家と同じように絵を描いている情景を思い浮かべます。そこには絵にある人々のやり取り、鳥などの動物がいる光景が周囲に広がっていきます。
上手い絵だと、それが動き出して見えることがあります。
今回も1枚、錯覚なのですが、隅にある小さな白い鳥が動き出す光景が感じられました。はっと気づくとそれは絵のままですが、さっきは確かに動いたと錯覚するのです。
これはアニメーターで作画を仕事にしている人にはよくあるのかも知れません。
そんな見方をしていると時間がかかって当然です。さっと流して見ていく人と同じ間隔で合わせられるはずありません。
また、精緻な手の陰影のつけ方などその絵の技法を見て学んだりしているので、なおさら時間がかかるのです。
当時の絵は油絵などで形として残っていますが、現在の絵の多くがCGですから、pixivでどんなに素晴らしい絵があっても、後世には残っていかないんですよね。
この虫の標本の絵にしても、この絵を見ていた男性が、こんなに細かい絵を描けるのは、精神的に異常があるからだ、まともな人間には絶対描けないと言っているのが聞こえました…。
これは画家を侮辱する言葉です。
絵具の筆に付けた色と実物を照らし合わせ、何度も調色を失敗しながら色を近づけて苦労しながら描く画家の光景が浮かんできます。さらに大理石の板の模様を透けて見えるとんぼなどの羽の細かな描写を再現できた時の画家の自信に満ちた喜びも伝わってくるのです。
何故、そんな酷い言葉をぶつけられるのか。何のために美術館にきたのでしょう。
遅いと罵る彼ら彼女ら、こんな絵を描くのは異常者だと言う男性。
彼らは絵を見に来たのではなく、ただ、有名な画家の絵が展示されている美術館に来たのだという事実、それを人に自慢したり、ネット配信する満足感、優越感しかないのでしょう。絵に対する思いなどあるはずもありません。
当時はネットも写真もなく、現地で下書きをして、思い出しながら、或いは想像して描いているのです。この甘味で白く粉を吹いた、瑞々しい葡萄の描写を目の前にして僕は素通りなど出来ないですね。
当時はコミックスのスクリーントーンなんてものはありませんので、手書きの網掛けです。
現在のコミックスの描き方に通じる表現方法がありますね。
僕にとっては息子の夏休みの課題の付添いでしかありませんでしたが、ブリューゲル展は絵を描くうえで有意義な時間だったと思います。CMで放映されているメジャーな絵がこれですね。
僕は道展(北海道の絵のコンテスト)に絵を出すべきだと学生時代、知人達に言われていましたが、それぞれの会派に属さないと入賞は難しいと言われていました。それって、行きたくもない飲み会に参加したり、喫煙室で駄弁ってコネ売らないと早く出世できない社会人と同じで馬鹿らしくない?と思って出さなかったんですよね。
でも、この年になると、道展なんかどうでもよく、自分の描きたい絵を描いて、本当に欲しい人に渡せばいいんじゃないのかと思い、油絵でも水彩でも、いつかまた描いてみたいですね。今は子供の勉強で帰宅したら寝るまで、それでいっぱいいっぱいなので。あと少なくとも5年は無理かな…。
昼食は久々に『定食の店 牛太郎』(札幌市北区北20条西3-1-22 )さんに。
嫁と息子には、絶対にご飯半分で注文するよう伝えました。
息子のチキンカツカレーで、ご飯半分でも、この量…。定食なので横のおかずも付きます。
牛バラおろし定食を注文しましたが、嫁がご飯半分でもお米の量が多いということで、この盛り以上に、嫁の分のお米を食べることに。
これで700円は驚異的です。味も美味しかったですね。小さいポットは味が薄いと感じたら、おろしダレをかけれるようになっています。
帰りは柳月でデザートを。
今回は杏仁豆腐にしました。
柳月は安いのに美味しいので、最近ではシャトレーゼよりも利用機会が多いです。
この器はバンパーのあるパーツの型に利用できそうです…。
そして、本題のロイズクラシックカーフェスティバルです。
2日目は雲が広がりながらも雨が降ることなく、天気は良かったです。
9時に自宅を出て、20分程で到着です。
ちょうど前のクルマが代車と同じトヨタ・パッソで、そのまま警備員に駐車場へ誘導され並んで駐車。
リアのバンパー周りはノーマルに比べ、スポーティーなデザインです。
フロントバンパーの意匠も少し違いますね。フォグがあるのに加え、フェンダー部分が少し角ぽく、幅も広いです。でもホイールは同じぐらいのオフセット…。
開場までまだ30分程あります。
以前、ミルクのソフトクリームを食べたことがありました。ロイズと言えば、チョコです。
せっかくなのでチョコ味で。
一般的なソフトクリームに比べ、それ程気温が高いわけではないのですが、すぐにとけ始めました。
味もミルクの方が僕は好みですね。
10時まで入口が開かないので大勢の方が待っている状況です。
よく行く床屋のお客さんで、このロイズの展示車両を管理している方がいます。
開場前にエンジンを掛けてチェックしています。こういう仕事もいいですね。
初見学ですが、思っていた以上に展示車両が多いです。
あと30分も待つのがもったいないので来場者駐車場を見学です。
クルマ好きなのが良く分かりますね。スポ車も多かったです。
コルベットも停まっていました。
旧車も見られます。
ルノー・ルーテシアはスポーティーで
マフラーも2本出しでリアも良いデザインです。
ただブレーキが物足りないですね。
ホンダ・ビートの大口径ホイール。見た目良いですが、出だしは重いかも…。
この辺りも展示されていそうです。
時々、見かけるエボXです。
1本出しマフラーにDEPOのLEDテールです。
同様に来客駐車場を見学する人達。
皆さん大事に乗っていますね。
開場時間となり、スペシャルカーへの同乗はくじ引きです。
並んだ先着50人中10人が当選します。僕は29番目。ここはぜひ当たって、トヨタ・2000GTに乗りたいところです。
僕のくじを引く番。まだ4人分当たりが残っています。
棒を引いてみると印がなく、外れでした…。
にんじんの袋詰め200円なので買ってみました。
ショップが何店舗か参加しており、その中に石狩市のマルマン・モーターズさんもありました。
以前、アストロプロダクツでペール缶と座椅子になる蓋を買おうとしたところ、ペール缶だけで1,500円近くして、意外と高かったんですよね。300円なら安いかも。
にんじんやプチトマト(100円)も購入してペール缶に入れて運んでいましたが、このままでは移動や写真撮影の邪魔なので、またクルマにぶつけるリスクもあるので、一旦、クルマへ積みに戻るとします。各ブースの見学はそれからですね。
『車検とロイズクラシックカーフェスティバル(2/3)』に続きます。