• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

にゃんこおっさんのブログ一覧

2023年09月23日 イイね!

好天を呼ぶ女、荒天を招く男、その交点に立つ老人の記録 その2

好天を呼ぶ女、荒天を招く男、その交点に立つ老人の記録 その2Y男よ、まだ本調子じゃないじいじに「その2はまだ?」って酷じゃないかい(T . T)
いっぱいいっぱいなのに.....
でも療養中世話になったから頑張ってみるよ^^;


山小屋の朝は早い。
大部屋は団体向けなのか六畳個室を当てがわれたにゃんこ一家は、3時起床の4時出発の計画としていた。
3時前に目覚め、寝起きの一服がてら天候チェックに外へ出ると、それはそれは見事な満点の星空が出迎えてくれた。
7月末の日間賀島では沢山の夏の星に感動したが、ここ立山には比べものにならないほど多くの輝き✨が待ってくれていた。
一眼レフを持参しなかったのが心残りだが、これまでの立山で一番の星空だった。一の越から見渡す北アルプスは漆黒の闇の中、稜線が辛うじて識別できる程度の暗闇だからいっそう輝きが増しているのだろう。天の川も明瞭に見渡すことができる。好天女の大勝利!
部屋に戻り準備を整え予定通り4時に再度外へ出ると......!(◎_◎;)
あれほど満点の星空だったのに僅か1時間の間に一の越はガスの中。
しかもミストのような霧雨が横から降っている(><)
荒天男が盛り返してきたのか?
様子を見たりレインウェアを着込んだり、なんだかんだで40分遅れの4時40分に登山開始。満点の星空の下で雄山の天辺まで登るはずだったのに残念至極である。
悪天候に備えしっかり準備してきたけれど、天辺の状況によっては下山するつもりで登山開始。

ヘッドライトの灯りを頼りに登り切った雄山。お嫁ちゃん、よく頑張った!
ガスガスの中、しばし様子を見ていると

オレンジに染まるご来光は拝めなかったけれど、ガス越しにお日様が顔を出してくれた。
反対側は

いつの間にやらこのような美しい姿\(^o^)/


荒天男を追いやった荒天女のお嫁ちゃんありがとう♪

初の3000m級はどうですか? 燕岳では軽い高山病の症状が出たお嫁ちゃんだったそうだけれど、立山では症状なし。その代わりじいじが軽い頭痛。今になって思えば、前夜の寒気といい既に悪いウィルスに感染していたのか?
雄山で待つこと小一時間。

これから向かうルートのガスがかなり切れてきたし、

山歩きにはちょうどの気温、風も弱いしさぁ先へ進もう!

次なる目的地は立山連峰最高峰の大汝山。岩場のアップダウンを繰り返すこと20分ほど。

雄山より12m背高の大汝山に到着。この間のルートは好きなルートなのに、今回も誰もルート写真撮ってないってどう言うことよ?

大汝山の付け根にある「菫小屋」じゃなかった、大汝休憩所が開いていたので初めて中で休憩させてもらった(25日に小屋じまいって言ってたかな?)。

映画とはなんか違うような気がしたけど、小屋内はスタジオセットでの撮影なのかな?
息子夫婦は、一の越山荘でいただいてきた弁当で朝食。じいじは食欲がなかったので餅をストーブで焼いてもらっていただいた。
朝食を済ませ、次なるポイント2999mの富士ノ折立に向かう。

室堂平側。こうやって時々雲がかかるけれど、室堂平を眼下に歩けるのは最高だ!
前回の縦走の時は何も見えなかったから嬉しい!

大汝休憩所から20分ほどで富士ノ折立に到着。

天辺だけガスの中で登っても眺望はのぞめそうもなく、天辺を踏むのは諦めこんな岩場の急坂を下る。

下り切って振り返った富士ノ折立。なんだよガスが切れたじゃないか😤

Y男、そこを滑り降りたいのかい?

内蔵助カール側にはまだ雪渓が残っている。

さて、この先、真砂岳、別山、剱御前小舎から室堂乗越をへて雷鳥坂キャンプ場に下りる計画にしていたけれど、スタート時間が遅くなり、雄山と大汝で時間を費やし過ぎて帰りの足に間に合わないかもしれない。
体調も今ひとつだし、エスケープルートとしていた大走りルートで下ることにする。
息子たちは分岐ポイントから10分ほどの真砂岳まで登るというが、

私は息子たちと別れ一足先に独り下山を開始する。

どうせ途中で追いつかれるだろうし。
大走りコースと言うから、私には無理としても走って下れることを想像していたけれど、そんなことはトレランの方でも無理だろう。
雷鳥坂より傾斜は緩やかのような気がするけれど、ガラガラ、ザレザレが入り混じり歩きにくいのなんのって(><)
山地図にはコースの谷側に大走谷と記載があるから、人が駆け下るのではなく岩が駆け下るから大走りと名付けられたのだろう。人さまが駆け下るだなんて、あぁ〜勘違い(^◇^;)


息子たちも苦労して下って居るのかなかなか追いついて来ず、三度目の中休憩で漸く上に姿が見えた。
お嫁ちゃんの疲れ切った表情。
この歩きにくい下りだから無理も無い。話しを聴いてみるとやはり実際に大変な下りだったそうだ。
でも、辛い思いをしても数日経てば辛さを忘れ、再びやって来たくなるのが山の不思議なところでもあり魅力でもある。
立山連峰を半周だけれど2回目のアルプス登山で縦走できたんだから、私たちが登るようなところなら何処へでも付いて来れるんじゃないかな。
これでお嫁ちゃんも立派な山女(^o^) おめでとう♪


中央の岩の沢に下る右手の尾根筋を無事に降りきり雷鳥沢キャンプ場に到着。
今度二人でテント泊に訪ねてみたら? テントから顔を出して見上げる星空なんて最高じゃない。
もっとも大荷物持ってこの坂を登るのは大変だろうけれど。

最後の試練の階段登り。若い方はタッタッタとリズミカルに登ってゆくのに、じいじと来たら5段登ってはひと休み、この繰り返し(^◇^;)
やっとの思いでみくりが池温泉に辿り着き、温泉で汗を流し美味しいラーメンをいただいて帰路に着く。

その前に毎度の山バッジ。

みくりが池を後にする頃は山々を覆い隠しつある。
この2日間をみているとやはり好天女のパワーが勝っていたのだろう😃



エスケープルートに変更してよかった。そうでないと予定の普通列車に間に合わず特急しなのに乗れなくなるところだった。
(グリーンしか空いていなかった理由。団体さんが普通指定3輌をほぼ占拠。ひと月前でも空いていないわけだ(><))

次回はどこの山にしようかね?

こちらの親子のように継続しよう。
このお父さんのようにがんばる!





2023年09月22日 イイね!

好天を呼ぶ女、荒天を招く男、その交点に立つ老人の記録 その1

好天を呼ぶ女、荒天を招く男、その交点に立つ老人の記録 その1タンスの中から行ってらっしゃい(^^)/~~~
きららの見送りを受けて親子珍道中の始まり始まり♪

延期していた立山、2ヶ月遅れの山旅が始まりました。
これまで何度となく立山山紀行が登場していますので事細かな記録は割愛し、ここは写真中心で記録し振り返りは記憶力勝負とします。
なお、この度の山旅には一眼カメラを持参しませんでしたのでスマートフォンの写真のみです。


平日だからか、特急しなの1号はガラガラで3割ほどしか埋まっていない状態。なのに...。土曜日とは言え帰りのしなのは一月前と言うのに普通指定は満席で、グリーンしか取れなかったのは何故だろう?
松本で大糸線の普通列車に乗り換え、

荒天男の力が勝っているのか山々を覆い尽くす厚い雲に不安を感じつつ降り立ったいつもの駅。

扇沢駅行きのバスもガラガラだったけれど、3人連れだからタクシーを選択。

ナビタイムでは8000円ほどとされいたが、近道を走ってくれたのか7000円ちょいで済んだのには驚いた。

黒部ダム竣工60周年という節目の年に改めてあの難工事に思いを馳せ

トローリーバスから代替りした電気バスで破砕帯をあっという間に抜ける...。
準備運動を兼ね、初の立山黒部アルペンルートに足を踏み入れたお嫁ちゃんを連れて展望デッキに昇る。

涸沢では水を提供できないほどの水不足だから自分で担いでこいと案内されているけれど、北アルプス全般に水不足なのだろう。観光放水は行われているけれどダム湖の水位が異様に低い。降雪量が少なかった?大雨のニュース続きの2023年だけれど水源の山々には降らなかったのだろうか?
慰霊碑に手を合わせた後はレストハウスで手を合わせる。いただきます🙏


お嫁ちゃんとじいじは定番のダムカレー、息子はお腹に優しく蕎麦をいただく。

もしもし、そこのお二人さん覗きたい気持ちは分かるけれど落ちるぞ!(◎_◎;)
確か186mの高さ.......
黒部ダムを後にしケーブルカー、ロープウェイ、トローリーバスを乗り継いて降り立った室堂ターミナル。

空高く雲はかかっているけれど、まずは好天女に軍配が上がる👏
ここが立山連邦を見渡せる室堂平。自然の音を感じている最中のお嫁ちゃん、一面の草もみじには1週間は早かったけれどご感想は?(^o^)
北アルプス2座目、燕岳とはまた違った美しさでしょ^_−☆

いつもはみくりが池(御厨)の畔に建つみくりが池温泉に宿泊するのだけれど、今日は

鞍部に立つ山小屋に一泊するから、さぁ室堂・立山の美しさを目に焼き付けながら先へ進むとしよう。

チングルマはすっかりおじいちゃん、葉も赤くなってきたねぇ。

ナナカマドは色づき始めたけれどこれからだな。

一の越までの登山道は室堂平を含めよく整備されているけれど、どうも登山靴とは相性が悪いのか石畳の登山道がとっても歩きにくい。

途中で追い抜いて行った団体さん、だいぶバラけてるけれどもうあんな先まで行ってる!(◎_◎;) この時間だと一緒に泊まるんだろうな。
さぁ、団体さんに負けずにもうひと頑張り!

いつもは小休憩させて貰う一の越山荘に計画通り15時半に到着する。標高2700mの地に建つ山小屋が今宵の宿だ。

雲はかかっているけれど、これはこれで雲海に浮かぶ島々のようで美しい。
右端のおばさまに山々の名を聞かれ、あれが笠ヶ岳、目立つとんがりが槍ヶ岳、燕岳はあれでその右に続くのが表銀座と答えたけれど、表銀座の峰々はもうひと峰奥だったことが後で判明。おばさまごめんなさい。
チェックインし、夕食まで小一時間あるから浄土山方面へ散歩に出る。

お盆に荒天を呼ぶ息子が、風雨により登頂を断念した槍ヶ岳もくっきり顔を出している。
雷鳥に会えるかと思っての散歩だったけれど、雷鳥には逢えなかった(><)

夕飯時が近付き戻る途中に、雷鳥の代わりにホシガラスが遊びに来てくれたからヨシとしよう(^。^)

山小屋では一般的な17時から晩御飯だが、日の入り時間に間に合うよう急いでいただいていると懐かしい訛言葉が聞こえてくる。山形からの団体だった(^。^)
こんなところで故郷の登山客に出逢えるとは思いも及ばなかった。
雲が多く半ば諦めていたけれど、

南側の低い雲は切れてきたものの、西側にはまだ雲が多く残っている。

宿泊客が赤らむのをまだかまだかと待っている。

雷鳥沢キャンプ場方面がオレンジに染まっている。

一の越からだと浄土山の影になって陽の入は拝めないけれど、みくりが池温泉からとは違った趣のある夕景。
振り返れば雄山山頂のアーベントロート。

明日は好天女の本領発揮の予感がする\(^o^)/

明日は3時起き、19時半には布団に潜り込んだ。
ただ、分厚い布団を2枚かけても寒い😨
何故だ.......


プロフィール

「疲れた」
何シテル?   08/18 14:38
にゃんこおっさんです。 購入した車のアクセサリーについて検索していてここのSNSに辿り着きました。 参考になる情報が盛り沢山ですので参加することにしまし...

ハイタッチ!drive

みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2024/5 >>

   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 

ブログカテゴリー

リンク・クリップ

スキー行ってますよ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2022/01/26 20:17:31
CHECK ANTI-POLLUTION SYSTEM とロワーアーム交換の話 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2021/08/30 19:28:27
 GWの工作 まだあった。 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2021/02/18 19:36:14

愛車一覧

ルノー ルーテシア ルノー・スポール ルノー ルーテシア ルノー・スポール
初めての外国車 初めての2ペダル車 初めてのターボ車 初めての横滑り防止機能付き車 初 ...
その他 ペンタックス その他 ペンタックス
<試行> 写真は車と同じように好きな世界です。 運転と同じように乏しい撮影技術ですので ...
日産 プリメーラワゴン 日産 プリメーラワゴン
ペット用ケージを乗せるために買い替えたステーションワゴンタイプ。 まる13年も我が家の足 ...
日産 プリメーラ 日産 プリメーラ
硬めの足回りが気に入っていた車。 真面目に作られたいい車でした。 ヨーロッパを意識した足 ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation