らいくん、聖羅の定位置に珍しいじゃん( ^ω^ )
なんか欲しいのあるの?
東京で仕入れてきた駅弁美味しそうでしょ♪
あっ! 分かった!! お魚さんでしょ。でもおとうちゃんの晩御飯だからあげないよ〜だww
以上、出張から帰宅しての話です。
さて、立山紀行もその3まで来てしまいました。ここで終わるかなぁ? 無理だなσ^_^;
不要な荷物を宿に預け7時半に出発します。
前日はザクザクで歩きにくかったですが、朝方は冷えたのでしょうね。
すっかり固まった雪原はアイゼンの歯がよく利いて歩きやすかったです。
一の越を先ずは目指しますが、この辺まではそう急なところはないのに身体がちょっと熱くなってきてしまいました。
上半身はメリノウールの中厚手にTシャツ、それとモンベルのアルパインジャケット
下半身もメリノウールの中厚手に同じくモンベルのアルパインパンツ
メリノウールの中厚手は3、4度もあると私には不向きなのかも知れません。
面倒だけれど、この先の急登に備えてジャケットを脱いじゃうかTシャツを脱いじゃいましょうか。
そうだ! このジャケットとパンツにはベンチレーションが付いてたんだ!
山の師匠兼専属ガイドさんの勧めでベンチレーション付きジャケットとパンツを選んだのですが、これって凄いですね♪
もうビッくらポン、優れものです。こんなに快適になるもんでしょうか⁉︎
熱さを感じればオープンにして、冷やっとしてきたらクローズすれば快適を維持できるんですから。
ありがとうございます。山の師匠‼︎
老いては子に従え、初級者は師匠に従え! ((^_−)−☆
わかるでしょうか?
雪崩の跡があちこちに見えます。こちらは雄山側ですから影響はありませんが、これから向かう浄土山側が不安です。
どうしてかと言うとシュプールが沢山残ってるからです!(◎_◎;)
登山相談所で山岳救助隊の方からアドバイスされたんです。
「上をスキーヤーが滑っていたら気を付けてね。奴ら雪面を切って雪崩を引き起こすことがあるから。」
「やつら」って.....山岳救助隊の方は快く思っていないんでしょうね( ^ω^ )
そういや、血の池横の斜面でハイマツに突っ込んでしまい抜け出せずに往生してる人がいたっけ。仲間がハイマツに分け入って助けているのが見えたけれど、愛する雷鳥の住処を破壊しないでよね😤
雪崩のきっかけ作ったり、国立公園の環境に悪さしたりを目にすることが多いからの「やつら」発言なのかもしれませんね( ^ω^ )
幸いにもスキーヤーはスキーを担いで登ってる時間帯ですから雪崩が起きそうな場所にはスキーヤーはおらず無事に通過し、最後のジジイ虐め坂をヒーヒー言いながら登り切って一の越に到着しました。宿を出て一時間ちょっとしか経っていませんがここで中休憩します。
私の山歩きには欠かせないホットココア( ^ω^ )
立山の水で沸かしたお湯でいただきます。
燕岳はあそこかな? だとしたら燕山荘はどこだ?
槍までよく見えるねえ\(^ω^)/
なんて高倍率レンズが付いたカメラのファインダー覗いていたら息子に隠し撮りされていましたσ^_^;
山に行くならワイドレンズでしょ!と仰る方もおいでですが、こんな時のための高倍率レンズです。重たいのが難ですけど。
中休憩を終え浄土山を目指して山小屋の横を滑落しないよう注意して通過します。
100mほど進んだでしょうか?
まだまだ冬毛の女の子を発見!
幸先いいですねえ\(^ω^)/
浄土山は雪解けが早く繁殖期のお見合いの場で集まって来るんだとか。なんかで読みました。
更に進むと大分夏毛に変わった男の子が見合い相手を探しているようです。
目を皿にして見合い相手を探しましたがハイマツの中にいらっしゃるのか、男の子もハイマツに潜っていってしまいましたので先へ進みます。
この急坂を登り切り右手に進めば浄土山山頂(ここからは見えません)で左に進めば
龍王岳。面白そうですねえ。登れそうだったら登ってみよう( ^ω^ )
と数歩進むと、あれ?登れない......(><)
気温が上昇したのか? 日当たりのせいか急坂がザクザク雪質になっていてズルズルとなかなか進めないのです。私のアイゼンでは歯が立ちません。
息子は12本爪の本物アイゼンですから滑り落ちることなく登って行きましたので、10本爪でも軽アイゼンのカテゴリーに入る私のアイゼンでは無理そうです。山頂は諦めました。雪から顔を出している岩に腰を下ろし雷鳥さんがやって来るのを待つことにします( ^ω^ )
待つ間に剣岳を写真に収めようとファインダーを覗くと前回の縦走ルートがよく分かります。
バリエーションルートに雪が付いているようで「お前たちが通ったルートはここだよ」と教えてくれています。
赤ラインが別山南峰と北方経由の通常ルートで黄ラインが私たち親子がショートカットしたルートです。前回はガスっていて下の方が見えませんでしたから恐怖心は沸きませんでしたが、こうやって見ると無謀だったかなとちょっと反省σ^_^; でも危険なルートでしたけれど楽しかったからヨシとしますww
前回を振り返ったり雷鳥さんがやって来るのを待っていると単独行のお姉さんがふーふー言いながら登ってきました。立山が好きで年に何度かやって来ると言う岐阜のお姉さんでしたが、日帰りとは恐れ入りましいた。
「今日はツボ足で行けますかねえ」と話しかけられたので、私の状況を返したところツボ足で登ってみるとのこと。
アイゼン持ってるのならやめとけばいいのにと思ったら、案の定直ぐに引き返してきてアイゼンを装着していました( ^ω^ )
息子がなかなか戻ってこないことに心配になったこともあり、お姉さんに付いてゆこうと時間差で岐阜のお姉さんの後を追います。お姉さんは直登、私はジグザグに登ってズル滑りを抑えます。ほぼ同時に登り終えたところで、遠くに息子が見えたので手信号で合図をしておいてお姉さんにくっ付いて展望の良さそうなところへ移動します( ^ω^ )
遠くに見えるは白山でしょうか?
こっちは富山平野に富山湾かな? 霞んでよく分からんけど。
富山湾から白山に穂高連邦から後立山まで充分に堪能できましたのでここらで下山しましょう。
ジグザグで登って来た急坂はズルっとゆく前にと、
赤線で囲った凹みなんの跡かわかりますか?
オケツの跡ですww
童心にかえってオケツで一気に滑り下った跡です。滑り終えたところで登って来た中年夫婦に笑われてしまいましたww
奥さんが「楽しそう」って仰るから「お二人のために跡をつけて固めておきましたからよく滑りますよ。帰りにどうぞ( ^ω^ )」と答えその場を後にしましたとさ。
あぁーあ、やっぱりその3で終えられなかった.....σ^_^;