年季の入った借家に住んでいる孫たち。そこに鼠が住み着いてしまったんだそうです。聖羅に娘から応援要請が来たのですが、聖羅は「年寄りだから遠出はイヤや」とのこと。遠出が苦痛な今日この頃の私と一緒ですねσ^_^;
致し方なく大家さん経由で駆除業者を手配してもらったそうなのですが、3日間ホテル住まいし借家を空けなきゃいけないんだそうです。
そのホテルから1枚。街の灯りが手ブレていますが、それがまたいい味を出しています。こんな雰囲気で撮れるだなんて最新iPhoneのカメラはすごいです。SEから乗り換えようかな。
この先ひと月はサッカー三昧な日々を過ごす私ですが、その前に後に続いてくださる貴方のために書き残しておきます。
何か参考にしていただける話があればいいんですけど( ^ω^ )
と言うことで後に続かない方には時間の無駄ですから以下はスルー願います🙇♂️
1.事前分析
何ごとにおいてもデータ分析が大切です(^_-)-☆
山歩きの時は、コース定数(総歩行距離、累積標高差)、難易度レベルなどから山選びをしたり背負う装備を決めていますが、これはこのたびのCFP資格審査試験にも通ずるものです。
FP3級→FP2級→AFPとやっとこさ辿り着いた三合目を出発する前に、次なる休憩ポイントを見定めるために難易度を調べてみます。
難易度を見極める一つの指標として合格率があります。
合格率を知ったからと言って合格に近づけるはずもないことは承知しているのですが、ルート設定の目安にはなるでしょう。
難易度の点でCFP資格審査試験とよく比較される宅建の合格率が15%~17%であるのに対して、前回試験の合格率は半分の7.5%でした。(これは私にゃ無理だわ....(´;ω;`)ウッ…)
ただ、これは全6課目を一括で受験した僅か199名の内、合格した精鋭15名の数字なのです(@_@;)
CFP資格審査試験は1課目ずつ受験可能で、AFP会員であるうちは合格したままでいられますから一度の試験で全課目を受けなくとも良いのがCFP資格審査試験の特徴でしょうか。
そこで前回試験の課目毎合格率を調べると(順に、課目名・受験者数・合格者数・合格率)
①金融資産運用設計:3,628名・1,245名・34.3%
②不動産運用設計:2,687名・996名・37.1%
③ライフプランニング・リタイアメントプランニング:2,972名・1,066名・35.9%
④リスクと保険:3,511名・1,221名・34.8%
⑤タックスプランニング:2,982名・1,074名・36.0%
⑥相続・事業承継設計:3,169名・1,262名・39.8%
と一気にハードルが下がることがわかります。
これならなんとかなりそうです。ちなみに、前回のCFP資格審査試験の6課目では合計12,428名が受験し、めでたく全6課目目に合格しゴールテープを切った方は840名、前回の受験者総数に対する合格者輩出率は6.8%とのことです。コツコツやってゆけば合格できるのがCFP資格審査試験で、一発勝負の宅建より難易度が低いと言われる所以なのでしょう。それにしてもFP2級の受験者数の1/10以下の課目受験者数とはなんと不人気なんでしょう...
各課目ごとの合格率を比べますと大きな差はありませんが、数字の順に難しいとの噂です。
中でも特に①の金融が難関らしく苦労する方が多いと聞きます。受験者数が最も多いということも再チャレンジ、再々チャレンジする方が多く難しい課目であることを物語っているのでしょう。
そこで、今回は肩慣らしとして最も難易度が低そうな相続を核に、関連性の強い科目の不動産・タックスにチャレンジし、次回6月に残りの3課目に挑戦してあわよくば6課目コンプリート、9月に1級(難関の学科免除、実技試験のみで合格率が90%以上)を受けて終了となるロードマップを描いたのでした。
ところがどっこい、私には30kgのザックは荷が重かった....
合格率だけ見ればFP2級の合格率より10%程度低いだけですから「4か月あれば3課目でもなんとかなる」と思ったのが大間違い。仕事が忙しかったこともありますが、体力的にも精神的にもきつかった(;^_^A
金融機関や経理部門などで実務経験のある方なら3課目でも全課目でも楽にいけるでしょうが、私のように全く縁のない世界で生きている方は生活に支障が出ずゆとりをもてる2課目受験を個人的には勧めます。
ここまでよくぞ読んでくださいました。お疲れ様でした。
息子が軽井沢帰りに買ってきてくれたこれでもかじりながらお茶で一息入れてください( ^ω^ )
濃厚接触者宣告が下された日の帰り道に手に入れてきた研究用じゃない検査キット。
念のために、いや気休めで陰性を確認して出掛けた2日目までの各科目の事後分析をしておきます。
これは次回に備えた自分メモです。
2.事後分析
①不動産運用設計
文章問題が35問ほど、残る15問は大小おりまぜた計算問題で構成されている。計算問題は理屈を理解すれば難しいことはなく得点源になる。しかし、計算手順が多く僅か1問を解くのに10分、15分かかってしまう。ちょっとでも計算ミスをすると2時間ではたりなくなってしまう。しかも焦りが出て答えられるものも答えられなくなり焦りの悪循環。
そこで、文章問題だけを先にやっつけて(45分ほどで片付けられる)、ゆっくりと計算問題を攻める作戦。文章問題も初めましての問題もあるから、35問の内8割を答えられるとして28問は答えられる勘定になる。そうすれば計算問題で半分の7問が正解できれば安全圏。計算結果が4択の選択肢になかったらその問題に執着せず捨てる。こんな作戦で臨んだ。
いざ幕が開いた結果、初めましての文章問題が予想外に多く感じられたことと、定番の大問題4問の内1問(私の得点源)が新顔に置き換わっていた。これはマズイ。
これまた得点源の事業収支計算を落ち着いて時間かけて計算したはずなのにぴったりの金額が選択肢にない。
それでもボールをゴールポストに当てるところまではできたと思う。
運良くゴールラインをボールが超えてくれたら、試験前から捨てていた「令和4年地価公示結果の概要」と「令和4年版土地白書」から出された2問に救われたかもしれない。
②タックスプランニング
この科目は講師の教え方が上手で実務的な話も織り交ぜられとても分かり易く、試験抜きにして経理的な知識が皆無な私には大いに役立つ知識が得られた。
ただ、試験となると話は別で、私にとってはとっても嫌らしい課目だ。
と言うのも、計算に必要なデータがひとまとめに書かれていないのだ。
問題の出だしの文ににさり気なく書かれていたり、計算とは直接関係のない備考的なところに隠れるように書いてあったり。
文章を斜め読み・拾い読みの癖が身に染みている私にはもっとも不得意な出題パターンなのである。
結果は、隠された地雷を多く踏んでしまったけれど、もしかするとゴールの右上隅に突き刺しネットを揺らせたかもしれない。
と言うのも問題用紙にマークし忘れたのが6問あったので、これを除外して模範解答と照合したのだけれど改めて見直すと恐らくマークシートには正しい選択肢にマーキングしていると思われるから。
③相続・事業承継設計
この科目には絶対的な自信を持っていたのだが、蓋を開けてみると「ん? なにこれ」という問題もいくつかあったのだけれど解けない問題は二、三問だった。にも関わらず手応えが得られなかったのは何故だろう?
本日じっくりと見直したら、問題には「孫Aの民法上の法定相続分は?」とあるのに税法上の相続分で答えている(><) 基本中の基本、しかも「民法上」の記述にマーキングしているのに.....
この手のミスが多かったから手応えがなかったんだろうと思う。
導き出す脳と判別する脳がバラバラに連携せずに働いていたのだろうか?
1時間の休憩時間を挟むとは言え、2課目続けては避けた方が良さそうだ。
1日3課目受ける方は脳みそがパンクしないのだろうか?
以上で、今回試験の反省会は終了です。