<次回に備えた個人的な備忘録:1日目>
① ライフプランニング・リタイアメントプランニング:6月11日(日)15:30~17:30
前回試験では初日に遅刻するという大失態を演じているから、あのようなことを二度とやらかさぬよう早めの15時に自宅を出る。小雨の中をテクテク歩き会場のビルまで何事もなく辿り着けたまではよかったものの、公開空地の色が変わっているタイルに片足をのっけてしまった途端つるんと滑った。危うく転倒しそうになったけれども、そこは山歩きで鍛えた足腰(ほんまかいな?)、体勢を立て直し転倒するまでには至らなかった。とは言え“頭を打って救急車で運ばれていたかも”と思うとゾッとする。自転車乗車時だけではなく徒歩でもヘルメットを被っていた方がいいお年頃なのかもしれない。
毎回何某かのトラブルを抱える私、これは私の運命なのか.......?
それとも不合格時の逃げ口上を天が与えてくれているのだろうか(;^ω^)
会場入り前のトラブルに不吉な前兆を感じつつも、指定時刻の5分前、15:10分に着席し時を待つ。何度も受験しているから試験前の説明は聞き飽きているし、待ちの15分は変にプレッシャーを感じるから次回は試験開始5分前に着席するとしよう。
多くの受験者がバイブルとするFPK社の精選過去問題集を最低3周回すとよく言わているが、学習期間を長くとり過ぎた私は6周も回し、加えて過去7回分の過去問題を4周も回した。これだけやると問題をさらっと眺めただけで答えを導き出せるまでになり、意気揚々と臨んだライフプランニング・リタイアメントプランニング試験が定刻に始まった。
1問目(CFP®認定者の倫理原則)、2問目(著作権)、3問目(消費者契約法)、ここまではすらすらと解答できた。設問をチラ見するだけでどのような設問で何を論点にするかがイメージできてしまうから1問1分かからず順調にマークシートを汚してゆく。
しかし早くも4問目でその手が止まる。これまで一度も目にしたことのない問題なのだ(@_@;。
厚労省公表の「令和3年度雇用均等基本調査」に基づく問題で、文中三つの空欄を埋める問題。
わからない! 調査結果のデータが頭に入っていない....
持ち合わせていないデータなので、あれやこれや考えあぐね最後は鉛筆を転がすしかなかった(結果は×)。指定された条件における男性の育児休業取得率が14%にも達しているとは思いも寄らなかった。2つの空欄は正しい選択をしていたけれど、勤務先の状況に照らし合わせ7%を選んでしまった(><))
出だしから大きくタイムロス。文章問題は1問1分ほどのペースで答えられるまでになったのに、4問目に5分ちょい費やしてしまい焦りを生む結果となった。後回しにしておけばその後冷静に対応できただろうに(´;ω;`)ウッ…
6問から9問までの「キャッシュフロー表」と「リタイア後の生活資金に必要な積立額と、定年まで準備した資金の取り崩し可能額」を求める問題は定番問題で、計算自体は難しくないが計算に時間がかかり、ひとつ計算ミスした日には焦りが増幅しパニック状態になるから最後に回すことにする。
その後は定番問題に過去問の類似問題と、「何?これ...。何聞いているの?」と設問内容を理解するのに時間がかかる問題などが入り混じって出題されている。
見るからに金融機関に勤めていそうな受験者グループが試験後にロビーで語り合っていたけれど、ここ数年より応用力が求められる問題構成に出題傾向が変わったように感じた。自信をもって解答できた問題が65%、確信が持てず?を問題用紙に書き込んできた問題が30%、歯が立たずに捨てた問題が5%、概ねこんな解答比率だった。
後半は時間をかけずに答えられる問題が多かったため、出だしの遅れを取り戻し35分余して50問までひととおり解答できたから、時間はかかるものの得点源な6問から9問は心落ち着けてミスなく計算することができた。
自信を持って回答できた分が全問正解とくれば合格ラインは確実に達成できる筈で、?を付けた問題のうち半分正解できていればストレッチ目標は超えられるはず。それにもかかわらず前回同様に手応えが感じられなかったのはどうしてだろう?
模範解答が公開され自己採点して理由が分かった。
?を付けてきた問題で不正解だったのは驚きの3問だけだったのに対して、自信を持って解答した問題なのに5問も不正解だった(T . T) 悔しい!完璧と思えるほどに勉強してきたのに....、答えられるはずの問題から5問も落とすだなんて....
捨て問が3問あったから、50問中不正解が 11問で正解が39問。
過去の合格ラインは26〜32問だから、マークシートへのマークミスが無ければ合格💮は間違いないはず。必達目標とした35問はクリアしたものの、ストレッチ目標に僅かに届かず、チャレンジ目標にはほど遠い結果だった(><)
これも全て自信を持って解答した問題がパーフェクトじゃなかったから。
では何故パーフェクトじゃなかったのか? その原因は明白でやり過ぎた勉強法にあると考える。
CFP資格審査試験はどの課目も時間との勝負。この日の課目を始めた当初は50問答えるのに3時間近くもかかっていた。本番対策として、文章問題では設問は「正しい肢」を選ぶのか「誤った肢」を選ぶのか、どちらを選ぶのかだけを確認し設問は読まずに選択肢だけを読む。計算問題については必要なポイントだけを拾い、関係のないはずのデータや注意事項には目をくれない。過去問を何周も繰り返すことでこんな技が身につき1時間半もあれば50問答えられるようになる。この度の本試験でも出だしで躓いたものの結果として時間に余裕ができたから基本的には間違ってはいなかったんだろうと思う。しかし、不正解だった設問、選択肢、関係ないはずなデータに重要なキーワードが隠されていた問題が結構あった(><)
問題をじっくり読まなくとも解答できるまで、いや、条件反射的に答えられるまでに詰め込んだのが仇となったと判断する。
問題を隅々まで読み下せば時間が足りなくなるし難しいところだ。
これでもかと言うほどにやってきたのに、それでもストレッチ目標が達成できない....
やはり私は+1σの世界で生きる運命を背負った男なのだろうか?
そうだ、傘のビニール袋捨てようとしたら問題が何冊か捨ててあったのにはびっくり!(◎_◎;)
試験中に問題を捨てるのはあることだけど、問題用紙(冊子)まで捨てるだなんて.....
簡単すぎて答え合わせするまでもないから? それとも....
退出可能時間になってから早々に二、三人会場を後にしてたけどあの方々?
Posted at 2023/06/21 20:58:23 | |
自己研鑽 | 日記